駐車場が4台分ほしい!そのコンクリート費用とは?
お庭に4台分の駐車場を作りたいけど、コンクリートの費用が高くなりそうで心配です。アスファルトのほうが安いですか? あれ、そもそも4台分に必要な広さってどのくらい? その場合の施工方法、コストを抑える方法を知りたいです!
駐車場4台分ともなると、使うコンクリートの量だけでなかなか高くなりそう。
それでも、コンクリートを選ぶお家が多いのは、使い勝手もコスパもいいからです。
今回は
- 駐車場4台分のコンクリート費用
- アスファルトにすれば安くはなるが…
- コスト削減のためにやってはいけないこと
について解説します。
コンクリートが高いと悩まれている方は、ぜひご覧ください。
外構一筋16年!駐車場4台のコンクリート費用を解説
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駐車場4台分をコンクリートにする費用の実例
車があるお家なら、駐車場は必須です。ただし、駐車場4台分となるとコンクリートの量もなかなかかさみます。外構工事のなかで最もコストのかかる工事の1つですね。
お客様の見積もりを私が精査するときには、真っ先にチェックします。
4台分の駐車場に必要な広さ
駐車場4台分の広さは、50~60平米が必要です。
各車種1台分に必要な面積の目安はこちら
- 軽自動車:幅2.5m✕奥行き4.2m
- 普通車:幅2.7m✕奥行き5.5m
- ミニバン:幅2.7✕奥行き6m
基本的に、普通車サイズ2.7m✕5.5m≒15平米で検討すると使い勝手のいい広さになります。
なので、15平米✕4台分≒60平米という計算ですね。
ハッチバック式のミニバンの場合、奥行きを6mにすれば車を動かさずに荷物の出し入れができるのでめちゃくちゃ使いやすいです。
足元がコンクリートなら土と違って荷物が汚れません。
4台分の駐車場をコンクリートにする費用相場
現実的に駐車場4台分のコンクリートが必要なエリアが、大都会というのは考えにくいですよね。おそらく敷設地域は地方。それなら、コンクリートの費用も割安ですね。
東京の一等地や大阪の市内だと、コンクリート費用はめっちゃ高くなりますが、今回の見積もりは標準的な相場で算出しています。
- 60平米の相場:合計58.1万円
- 1平米当たり9,683円(税抜き・諸経費別)
コンクリート工事の費用の相場を知るなら、以下の記事がおすすめですよ。
ちなみにコンクリートの上にカーポートや駐輪場を作るなら、さらにお値段が上乗せされます。
もっというと、駐車場のまわりは広めにコンクリートを敷いたほうが使いやすいです。
駐車場4台分をアスファルトにすると安くはなる
コンクリートの代わりとして、アスファルトを敷く手段もあります。
道路にアスファルトが使われているのは、コンクリートより安いからです。
なので、駐車場4台分にアスファルトを採用すればコンクリートより安くなります。
とはいえ、補修が必要なのでランニングコストは高くなります。
費用相場とメリット・デメリットを解説するので、コンクリートと比較してください。
4台分の駐車場をアスファルトにする費用相場
駐車場4台分をアスファルトで敷いた場合の費用を算出しました。
60平米の相場:合計37.9万円→1平米当たり6,316円
【内訳】
- アスファルト:3,500円/平米✕60平米=21万円
- 転圧、砕石敷き込み:1,000円/平米✕60平米=6万円
- 土の鋤取り、残土処分:800円/平米✕60平米=4.8万円
- 型枠:600円/平米✕60平米=3.6万円
- 水盛遣り方(一律):1.5万円
- 重機回送費(一律):2万円
コンクリートが60万円だったので、20万円以上安くなります。
ただし、耐久性はコンクリートより低いです。
駐車場4台分をアスファルトにするメリット
アスファルトは安いですが、コンクリートと比べて耐久性が低い、見た目が「道路」っぽいなどの弱点もあります。
- 初期費用が安い
- 表面がザラザラしていて滑りにくい
- 透水性があるので水はけが良い
- 養生期間が短いので1日たてば駐車できる
コンクリートよりも初期費用が20万円安く済むからお財布に優しいですね。
ザラザラした表面で滑りにくかったり水はけがいいのもポイントです。
駐車場4台分をアスファルトにするデメリット
ただし、コンクリートよりも弱点は多いです。
アスファルトのデメリットはこちら
- ひび割れやへこみが起きやすい
- 補修回数が増えるのでランニングコストが高くなる
- 道路と間違えられて侵入されることも
アスファルトは耐久性が低いぶん、車重がかかる部分にひび割れやへこみが生じやすくなります。
結果的に、補修や改修が増えるので後々の費用がかさみます。
また、アスファルトだと道路と見分けが付かないので、すれ違いのときに使われる可能性もあります…。
アスファルトについては、こちらの記事で解説しています。
≫アスファルトの方が安いのに!なぜ自宅の駐車場はコンクリートばかり?
広い駐車場のコスト削減でやってはいけないこと
「駐車場4台分のコンクリート費用が高すぎる!なんとか安くしたい!」と思って、安易に他の手段を採用すると後悔することに…。
失敗事例を知って後悔しない駐車場を作ってください。
砂利敷きの駐車場はひどいことになる
駐車場を砂利敷きにすれば、確かに安いです。
ただ、砂利がとにかく跳ねます…。
特にタイヤが通るところばかり、どんどん砂利は薄くなります。
ベビーカーは砂利が引っかかって動かしづらく、ヒールだと歩きにくいので地味にストレスです。
砂利の下に防草シートを敷いていないと、雑草が生えたり土ぼこりが舞うこともあります。
使い勝手が悪いので私はおすすめしません。
砕石敷きについては、以下の記事もあわせてご覧ください。
≫コスパは最強!でも、砕石敷きはやめとけ!費用を抑える駐車場の作り方
コンクリートや下地の砕石の厚さを薄くする
コンクリートや砕石の層を薄くすると、耐久性が落ちてひび割れが起こりやすくなります。
通常のコンクリートでは、コンクリートと砕石の厚みを10cmずつ取ります。
それを、薄くして8cmずつに減らしたとしても、ほんのちょっと材料費が安くなるだけです。
ちょっと安くなっても、ひび割れリスクが高まるので得策とはいえません。
さらに、下地の砕石が薄く転圧が不十分だと地盤沈下の原因にもなります。
コンクリートにひびや割れが出ても駐車はできますが、リスクを覚悟の上で選んでください。
DIYで駐車場4台分を工事して費用を安くできるか
DIYで駐車場4台分のコンクリート敷きは、難易度が高いのでおすすめしません。
雨水を流すために2%の勾配をつけたり、土の鋤取りも残土の処理も、生コン車を呼んでコンクリートを流すのも、ひとりでは難しく大変な作業です。
広い面積にコンクリートを敷くのって、お祭りさわぎで個人的には好きなんですけど、時間もかなりかかります。
休日に週1日稼働するとして、3ヶ月くらいかかるので推奨はしません。
駐車場のコンクリート費用を削減する方法
「コンクリートは高い!…でもやっぱり欲しい!なんとかならない?」という方に向けてコストを抑える方法を紹介します。
ただやはり、ケチらず全面土間コンクリートにするのが一番使い勝手がよく満足度も高いです。
庭ファンは、他の外構費用を削減してでもコンクリートにお金をかけることをおすすめします。
極力コンクリートの面積を減らす
コンクリートの面積を減らす方法を紹介します。
まずは、駐車場の両端を25cmずつ減らす方法です。
普段歩かない場所である駐車場の両端は土のままにしても、それほど生活に影響は出ません。
雨水を流す対策としても有効です。
カーポートの設置を検討されている場合、事前にカーポートの柱部分を空けておけば、コンクリートに穴を開ける「はつり工事」が発生しにくくなります。
また、画像のように車の後ろ1m分のコンクリートを省いて土か芝にします。
車の後ろ側はあまり歩かない場所なので、土間コンを減らしても影響が少ないです。
縦列駐車であれば、後ろ側の1台分のコンクリートを減らします。
ただ、コスト削減効果としては、面積が減ったぶんの10%安くなるくらいです。
コンクリートを減らすと、雑草や土ぼこり、泥汚れのリスクが増えます。
価格とデメリットを天秤にかけても…私はすべて土間コンがおすすめなんですよね。
タイヤが乗らない部分に砂利を敷くのはNG
「コンクリートの面積を減らすために、タイヤが乗らない部分を砂利にする」という方法がありますが、庭ファン的にはNGです。
車が乗らない部分に砂利を敷けば広い面積を削減できますが、かなり砂利が飛び散るんです…。
土間コンの上に砂利が乗って、車で踏んだり歩くたびにジャリジャリして気持ち悪くなります。
砂利でコンクリートが痛むし、砂利を敷いたところから雑草も生えてきます…。
全面コンクリートにしたほうが使い勝手がいいので「部分的に砂利を敷く」のはコスパが悪いです。
実際に後悔の声も多く、結局全面コンクリートにリフォームしなおすケースも多いです。
コンクリート平板と使いわける
コスト削減のために、コンクリート平板を使う方法です。
コンクリート平板は、ホームセンターで1平米当たり5千~6千円で販売されています。
ただし、使っていくうちにデコボコしてくるので、タイヤの乗る轍(わだち)部分だけ土間コンクリートにしてそれ以外をコンクリート平板にするのはアリかと思います。
人工芝をピンポイントで使う
駐車場では、人工芝を目地に使うくらいがいいです。
天然芝は、駐車場には不向きです。
車やカーポートの下では日陰になるので枯れてしまい、タイヤが乗る部分では芝生の芽がつぶれてしまいます。
一方、日当たりがいいと雑草が生えたり芝生が伸びるので手入れが必要です。
コンクリートのすぐ近くで草刈り機は使えないので、手作業するしかなく超面倒くさいんですよ…。
人工芝を敷く場合、手入れは不要ですがタイヤが乗る場所は芝生の毛が寝てしまうので、見た目が美しくありません。
なので、アクセントとして土間コンの目地に人工芝を使うぐらいがおすすめです。
駐車の使用頻度によって施工方法をわける
駐車の頻度によって舗装方法を変えるのも良い手です。
使用頻度が高いところは全面土間コンクリート、使用頻度が低いところは砂利にすればコストを抑えられます。
よくあるパターンが、普段は土間コンに自分の車を停めておくけれど、来客時には自分の車を砂利部分に移動して、お客さんに土間コンに停めてもらうケースです。
また、来客用だけ轍部分をコンクリートにするものアリ。
画像のように、タイルっぽく装飾して隙間を人工芝で埋めれば、お庭のアクセントにもなり来客時には駐車場になるので、ハイブリッドでコスパの良い使い方ができます。
まとめ:駐車場4台分のコンクリートを設置する費用
以上、このブログでお話してきたまとめです。
駐車場4台分60平米の費用は、
- コンクリート:約60万円
- アスファルト:約40万円
です!
アスファルトにすれば安くはなりますが、ひび割れ・へこみが起きやすかったり、見た目が道路のため間違えられて侵入されるという話も聞きます…。
耐久性や耐用年数の長さ、見た目などを考慮して私は土間コンクリート推しです。
コスト削減なら土間コンより、他の外構工事を工夫して費用を抑えたほうが効果的です。
砂利敷きにする、轍だけ土間コンにするくらいなら「全部土間コン」がベターですね。
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