この記事では「フェンスの独立基礎」について解説しています。
こんなお悩みはありませんか?
- フェンスの独立基礎はどれぐらいのサイズを使ったらいいの?
- フェンスの高さはどこまで大丈夫?
- どこで買ったらいいの?
- 何円ぐらいするの?
もちろん独立基礎のフェンスを設置する場合、メーカーが設定している基準があります。
ただ、敷地の中で邪魔になったり通路が潰れてしまったりというお声をたくさんいただきます。
今回、私が実際に工事で使用している基礎石の実例をあげながらお話していきます。
この記事を見ればこれらが解決!
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フェンスの設置方法は2種類
フェンスの設置方法は大きく分けて2つ。
- ブロックに設置
- 独立基礎に設置
ブロックの上にフェンスの柱を指して設置するか、地面に基礎を作って設置する方法です。
基礎は、コンクリートで練っても大丈夫なのですが、結構な質量があって大変。
ですから、あらかじめ固められているコンクリートを使って設置するのが一般的です。
公共工事でもコンクリートの二次製品が利用されています。
月に何十件も外構工事を行う業者ではない、街の外構屋さんはホームセンターで購入しています。
実際に私がいつも利用しているロイヤルホームでもプロ向けの資材を販売しており、束石は屋外で販売されています。
13センチ角の小ぶりなものから18cm角の束石も。
長さは35~45cm、もしくは50センチの束石が多いです。
またプロ向けの資材屋さんでは在庫も多く揃えられていることも多いです。
例えば、束石が11個必要なのに店頭に9個しかない!ということもよくありますから、サイズ意外や種類違いにならない為にも品揃え豊富な店舗を選びましょう。
必要なサイズ、数があらかじめわかっている場合は、施工日よりも前にお店で購入しておくことをおすすめします。
独立基礎のサイズ使い分け基準
フェンスの基礎にどのサイズを使えばいいのか、私見を述べさせてもらいたいと思います。
どの様な基準で考えたらいいのかわからないというご質問は日々たくさんいただきます。
正直、
- 現場の状況
- 地面の堅さ
- フェンスの長さ
- 建物の位置
- 風の当たり具合など
いろんな観点から総合的な判断が必要にはなりますが、「こんな考え方がありますよ」という庭ファン基準でお話しさせてください。
基礎石はフェンスを差し込む穴があり、長方形の形をしています。
長さは約45cm。
下にぐり石を敷き、穴に柱を差し込んでモルタルで固定します。
割れや欠けがある場合でも、基礎石自体は地面に埋め込みますし、モルタルで表面を固めるので気にする必要はありません。
通風性のあるフェンスの場合
通風性のあるフェンスを設置する場合は、18~20cm角の基礎石を設置します。
メッシュフェンスなど、通風性、透過性のあるフェンスは風の影響を受けにくいので、基礎のサイズはそこまで大きくなくても強度を保てます。
目隠し性のあるフェンスの場合
目隠し性のあるフェンスになると風の影響を受けやすくなるので、23~25cm角の基礎石を使用。
基礎石の重量約34kg+モルタル+周辺に埋め込まれたコンクリートで固められるので、風を受けた際の重量も保てるでしょう。
柔らか地面/2.2m超えの場合
柔らかい地面に設置する場合や、高さ2.2mを超えるフェンスを設置する場合は、30cm角以上の基礎石を使用します。
地面が柔らかいというのは、
- スコップが簡単に入る
- もともと畑
- もともと植栽が生えていた
こういった環境の場所をいいます。
基礎石のサイズの基準をもとに、
- 現場の状況
- 風当り
- 目隠し具合など
考慮をして基礎石の判断をします。
独立フェンスの基礎石の価格
基礎石は意外とたくさん使います。
メーター数、柱の本数が多くなるほど基礎石も必要です。
価格は18~20cm角、長さ45cmの基礎石が878円(税込み)
23~25cm角、長さ45cmの基礎石が1,419円(税込み)
この大きさを普段からよく使用します。
30cm角、長さ45cmの基礎石が1,969円(税込み)
30cm角の基礎石を使う時は、畑に設置するなど特殊な条件のときのみで普段はあまり使用しません。
もしお手元にフェンスの見積書がある場合、見積書よりも半値以下だと感じるかもしませんが、実際には、
- 基礎石の購入
- 運搬
- 掘り込みなど
手間が別途かかっていることをご理解ください。
外構業者さんに依頼する場合、1つの基礎に付き3,000~4,000円ほどかかるのが相場でしょう。
大きくなるほど残土処分なども含まれますので、価格は高くなります。
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独立基礎で設置できる最大の高さは2.2m
独立基礎のフェンスの高さは、庭ファンの基準では2.2mが最大です。
実際、商品としては3mまでありますが、2.2m以下に抑えるようにしています。
2.2mというのは、ブロック塀の高さを参考にしています。
ブロック塀は建築基準法で11段まで積んでいいとなっていますので、フェンスも同じ高さまでというのが個人的な高さの見解です。
2.2m以下にする理由
理由の1つとして、2.2m以上の高さを設置して問題が解決できるのか?というところがあります。
まず、フェンスの高さが高くなれば金額が上がります。
例えば、お隣さんからの2階からの目線を隠したいのであれば、テラス+不透明パネルで対応できます。
フェンスではなく窓につける面格子で解決する場合も。
どうしてもフェンスにこだわる理由がないのであれば、他の選択肢や家の中の対策をしましょう。
騒音を防ぎたいのであればフェンスではなく内窓を設置するのがいいですし、シャッターで解決できます。
なにで目隠しをするのかで費用は大きく変わりますので、視野を広げて検討してくださいね。
【簡単】目隠しフェンス高さの決め方を伝授!【失敗しない】でフェンスの高さについて詳しく解説しています。
独立基礎にしてフェンスの強度は?
ブロックに設置する場合と、独立基礎に設置する場合のフェンスの強度の違いは?という質問をいただきますが、どちらも強度に変わりはありません。
強度は、フェンスの柱に依存します。
ブロックに設置するフェンスの柱と、独立基礎に設置するフェンスの柱は別物です。
独立基礎に設置するフェンスの柱は太く、耐えられる強度に設計されています。
目隠しフェンスの場合は風の影響を受けやすいので、下だけ通風性のあるフェンスにするなど工夫をすることもできます。
DIYでフェンスを作るなら独立基礎
DIYでする場合は、ブロックよりも独立基礎の方が良いでしょう。
というのも、ブロックを詰むのは大変ですし資材も必要になります。
まっすぐブロックを詰むって難しいんです。
独立フェンスであれば、残土や残材も少なく済むので手軽にDIYできます。
基礎石の運搬などは重くて苦労しますが、ブロックよりも設置はラク。
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フェンスの”独立基礎石”ってどれくらいの大きさが必要?高さや価格も合わせて解説!【まとめ】
実際に私が使用している基礎石の使い分けを”庭ファン基準”で解説させていただきました。
フェンスは高ければいいというものではありません。
そもそもフェンス以外の選択肢もあるということを理解したうえで検討しましょう。
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