【徹底解説】インターロッキングってなに?
おしゃれな外構によく採用されているインターロッキング。
インターロッキングとはインターロッキングブロックの略で、ブロックを地面に敷き詰めた舗装のこと。
- 商業施設
- 公共施設
- 歩道など
こういった場所でよく見られます。
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よくインターロッキング用の商材を手配したりしていました。
街中を歩く時は職業柄、下を向いて歩いていましたねw
それでは、本題の「インターロッキング」についての解説です!
そもそも、インターロッキングとは?
まず、インターロッキングの歴史から解説していきます。
自動車の普及に伴い、1950年代に西ドイツで開発された舗装方法です。
それまでは石畳が主流でした。
日本に入ってきたのは1970年代に入ってからと意外と最近です。
外装材としては50年ちょっとなので歴史としては浅いです。
ですが、インターロッキングには災害に強いというメリットが!
インターロッキングはどうやってできてるの?
次に、固定されているように思うのですがインターロッキングの施工法について紹介です。
インターロッキングの施工方法
まず、施工予定部分の土を10~15cmほど掘ります。
そして、下地と呼ばれる地面を作るために慣らします。
- 石があれば除けて
- 砕石を敷き
- 地面が沈みこまないように加工
これは一般家庭でも、歩道の道路工事でも全く同じ方法をとりますよ。
さらにここから、沈み込みがないように転圧機で踏み固めます。
基礎に当たるこの作業が、インターロッキングを施工するうえで最も重要!
ここがしっかりできていれば、沈み込むこともなくガタつきも出ません。
基礎がしっかりできたら、クッション材となる砂を敷き詰めます。
このクッション材も転圧機で踏み固め、ようやく工程ひと段落。
最後にブロックが登場しますが、ブロックも1つ1つ丁寧に置いていきます。
しっかり基礎を作り、クッション材も踏み固め、やっとブロックを置ける状態になるんですよ!
インターロッキングにするメリット
そして、床をインターロッキングにすることでメリットがたくさんあります。
- 土間コンにはない暖かさ
- 色褪せなし
- 踏み心地も優しい
- 1個からでも補修が可能
- 隙間、ブロックからの透水
- 放熱、水害対策に有利
実は、1個からでも補修が可能
インターロッキングは1個舗装が可能なのが嬉しいところ。
万が一破損しても、1個だけ外してまた新しいブロックをはめられます。
大きな補修工事になると道路を止めたり、仮設歩道を作ったりと大変。
ですが、1個外してはめなおすだけなので、メンテナンス性に優れています。
インターロッキングは、水害対策にも有利
インターロッキングは、コンクリートとは違ってブロック同士の間に隙間があります。
ブロック自体も透水性のものがあるので、雨が降っても水たまりが出来にくいというメリットが!
また、広い面積を施工することで、水害に有利になります。
ある一定以上の面積を施工する場合は、土間やアスファルトではなく、インターロッキングのような透水性のある施工を義務付けている地方自治体もあるんですよ。
インターロッキングにするデメリット
しかしながら、インターロッキングのデメリットもあります。
- 表面に凹凸がある
- 円やカーブのデザインが不得意
- 駐車場などの広い面積では技術が必要
インターロッキングはコンクリートのように表面がツルツルしていません。
車いすや歩行に問題はありませんが、凹凸が気になるという方には向いていません。
インターロッキングは、円やカーブのデザインが不得意
また、カーブや円に当たるレンガをすべて手作業で加工しなければならないため、不得意なデザインがあります。
カーブのあるデザインは手間もお金もかかるのです。
駐車場などの広い面積では技術が必要
意外と、地面を平坦に仕上げることは難しいんです。
駐車場などの広い面積では技術が必要なんですよ。
駐車場をインターロッキングでDIYされる方は、かなりハードルが高くなります。
インターロッキングの費用と相場
ここで紹介するのは、アプローチ向けの歩行用の価格です。
駐車場用のインターロッキングは、車が乗る重量を耐える為に+20%ほどの価格を目安に算出してください。
ユニソンさんは、中部地方をメインとされている業者さん。
その他のエリアでは手に入りにくい商品が一部あります。
というのも、レンガ・ブロックは地産地消の商品。
遠方になるほど運搬料などがかかり、輸送中に割れ欠けのリスクもあります。
レンガやブロックを遠方に運ぶのは、コストもリスクもかかり、あまりメリットがありません。
できれば地元のメーカーの商品を使うことをオススメします。
高級グレード:セーフティベガス透水の価格
セーフティベガス透水は、インターロッキングでよく出ている商品です。
その名の通り、透水性のあるブロックで、水が地面に吸水されます。
10㎡以上のアプローチを施工した場合、価格は1平米あたり約1.2万~1.4万円。
中級グレード:カッシアの価格
中級グレードになると、カッシアと言う商品が有名です。
価格は1平米あたり1.0万~1.2万円。
商品代金が工事費の30~40%を占め、残りが下地の工事費や土工事の値段になります。
どのグレードにしても工事費は下がりませんので、アプローチに使うにはグレードの良い商品にした方が仕上がりも綺麗で満足度も高くなりますよ!
中級グレード:ラダムの価格
価格は1平米あたり0.9万~1.1万円。
先ほどのカッシアに比べると商品代が安くなります。
それぞれ安くなったからといって、商品の強度が極端に変わることはありません。
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インターロッキング、実は「DIY向き」なんです
個人的に土間コンと比べると、インターロッキングはDIY向きだと思っています。
土間コンクリートは固まると修正が利きません。
それに比べ、インターロッキングはブロックを敷き詰めていきます。
やり直しや補修も後日でもできるので安心設計。
また、腰から下の作業になるので、作業もしやすいんですよ。
必要な工具も少ないですし、危険な工具も使いません。
インターロッキングのデザインを楽しむ工夫
インターロッキングは、どういうふうに組み合わせても正解です!
一応、セオリーとする貼り方はこちら。
- ブリック
- フィッシュボーン
- ストレート
- ランダム
同じブリックでも2色を貼る、1色ずつ貼るなど、オリジナルなデザインが可能。
貼り方を変えても、使用するブロックの数は同じです。
シュミレーションが難しいですが、折り紙などで似たような色を貼ってみてテストをすることもできますし、エクセルのセルを利用してデザインを考えることもできます。
インターロッキングの施工例
こちらはユニソンさんの2019年の入賞作品です。
施工例を見るなら、コンテストの受賞作品を参考にしましょう!
ユニソンさんはブロックをメインでされているので、アプローチで使うインターロッキング以外にも様々なブロックを掲載されています。
インターロッキングの基礎知識【まとめ】
この記事では、あなたがいつも踏んでいるインターロッキングの基礎知識を7つ紹介しました。
インターロッキングは水害対策にも有利です。
どういった商品を選んだらいいのかは、外構専業者に相談してみましょう!
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