犬走りは、いらない。住宅事情から考えると不要。
マイホームや外構を検討している方なら、一度は聞いたことがある「犬走り」
犬走りとは、一般的に家の周りにある土間のことを指します。
- うちには必要?
- いらないのかな?
こんな疑問に対して、外構の専門家である庭ファンの意見と基準について紹介します。
もし、するなら砂利敷きで十分だと私は思ってます。
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
はじめまして、庭ファン(@niwafan1128)と申します。
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犬走りってなに?どこにあるの?
住宅などの建築物の隣にある細い道を犬走りと言います。
特に建築基準法で決められた規定はありません。
諸説ありますが、「犬が通れるくらいの細い道」という説もあり。
一般的には、土の部分よりも一段高く作り、給湯器やエアコンの室外機の待機場所に使われることも。
結論、犬走りはいらない!やるなら砂利敷きで十分。
犬走りがいるか、いらないかと言われたら、個人的にはいらないと思っています。
わざわざ費用を掛けてまで設置しなくてもいいかなというのが私の意見。
理由は、最近の日本の家のつくりが犬走りがいらない構造になっているからです。
日本の家の歴史から考えると犬走りがあったほうがよかった
昔、日本家屋は「雨どい」がなく、雨水は垂れ流しでした。
垂れ流した雨水が地面に着水し、外壁に水汚れ、泥汚れが付いていたのです。
そうすると、建物の基礎部分を腐らせてしまい、家が脆くなってきます。
そうならない為に、犬走り(たたきとも呼ばれる)を作って建物を守っていました。
近年では犬走りは不要、化石になってしまっています。
今の日本の家はどうでしょう?
実は、犬走りって「化石化」しています。
ご自宅や友人の家を想像してください。
直近、10年~最近で新築の建物に犬走りはありますか?
新興住宅街で犬走りのある家はほぼゼロ。
例外として、和風建築で雰囲気を出すために犬走りをつくることはあります。
ですが、おしゃれやデザインのために付けるということで、泥汚れを防ぐためのものではありません。
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わたしが思う、犬走りの目的別の最適解
では、犬走りを付ける目的はなんでしょうか?
まず、「犬走りはいりません」と先ほどお話しましたが、泥跳ねがゼロではありません。
どうしても泥跳ねが気になるという方は砂利で十分です。
砂利を置くことで水が吸収され、水たまりができず跳ね返りがしにくくなります。
また、家の裏に行くのに「泥だらけになるのが嫌!」と言う方もいらっしゃるでしょう。
その場合も、砂利で十分対応できます。
砂利のメリットはこちら。
- 泥防止
- 防犯
- コストが安い
- 雑草対策
建物の周辺が生活導線に入っているという方にはコンクリートをおすすめしています。
例えば、
- 自転車を停めるのに毎日通る
- 裏庭からゴミを出し入れするために通る
これらは、砂利では歩きづらく、水撥ねも気になります。
コンクリートと言っても駐車場のようにするのではなく、厚み8cmほどで薄めに施工しても問題ありません。
コンクリートで薄く施工するメリットはこちら。
- コストを抑えられる
- 耐用年数はほぼ永年
犬走りは、直接的にシロアリ予防効果はない
シロアリ防止のために犬走りを作るという方がいらっしゃいます。
ですが、犬走りは直接的にシロアリの予防効果はありません。
シロアリはコンクリートを削って進むと言われますが、コンクリートがあるからと安心してシロアリチェックをしないことも。
直接的に建物の耐用年数を延ばすという効果はあまり期待できません。
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もし、私が犬走りを作るなら屋根先から+30cm
それでも犬走りを作るという方は、屋根先から+30cmの寸法を推奨。
一般社会法人の木を活かす建築推進協議会というところから、木造建築物の耐久性向上のポイントという冊子が発刊されています。
その冊子の中で、雨水の跳ね返り試験結果が公表されており、記載されていたデータがこちら。
犬走りが不要な場合。
- 基礎高さが45cm以上
- 2階建てでも60cm以上の軒
泥跳ね、水撥ね回避のために犬走りを作る必要はありません。
もし軒が短い場合は、屋根先から+30cmの犬走りを付ければだいたいカバーできるでしょう。
ほぼ軒がないという家の場合でも、基礎の高さが45cm以下ということは考えにくいです。
そうなると、犬走りは+30cmするだけで雨水の跳ね返りがずいぶん少なくなります。
犬走り以外で跳ね返りを注意しないといけないポイント
ウッドデッキやタイルデッキの上でも跳ね返りはあります。
泥汚れは跳ね返りにくいですが、ウッドデッキ、タイルデッキを付けることで地面が高くなり、外壁が濡れやすくなるというリスクがあります。
こういった場合は、屋根を付けるなどの対策が必要。
とはいえ、ウッドデッキは南側に付けることが多いもの。
南側は陽当りが良いので、ずっとジメジメしていることはありません。
そこまで水撥ねを気にしなくてもいいかなと思います。
建物の耐久性を心配して設置するなら、同じ予算でも外壁塗装の定期点検の方が有効的!
建物の耐久性を考えて犬走りを設置する方もいらっしゃいますが、これよりも定期外壁塗装をした方が、耐久年数を延ばすことができます。
ハウスメーカー、工務店によっては、建物の定期健診が用意されていることも。
有料でも、定期検診を受けた方が建物の耐久年数を延ばすポイントですよ!
犬走りってなに?必要・不要論のまとめ
犬走りの基礎知識は理解できましたか?
犬走りは家の周りにある通路のことを指します。
今の日本家屋の構造をみると、犬走りは不要というのが個人的な考えです。
あなたの家に本当に必要なのか、今一度考えてみましょう!
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