外構の失敗事例8選!また出たこのクレーム!被害額も大公開【悲惨】
一度被害が出ると、○十万円単位でお金が出ていくことも珍しくない、外構工事。
この記事は、他人の不幸を味わうためではありません。
「他人の失敗は、明日の我が身」
- 笑えない実例
- 原因
- 対策
これらを紹介していきます!
よりリアルさを感じていただきたいので、被害金額も公開!
クレームや、失敗は誰も得しません。
- お客様側に責任がある場合
- 業者側にも責任がある場合
- どちらにも責任がない場合
どちらかが注意して回避できるものもあるんですよ!
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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今日は、外構の失敗事例を実体験をベースにお話します!
(若干、、、特定されてしまわないようにフェイクを入れてます)
「商品だけ」では、完成しない罠がある
実は、「商品だけでは商品が完成しない」罠の商品があります。
実例をあげると、こちら。
左上のカーポートは、ポリカーポートのような透明のモノではなく、折板という屋根材を使っています。
この折板を別で手配しないといけないという罠!
右上のガーデンルームは、骨組みとは別にガラスを手配しなければなりません。
こうして、「別手配」で注文して、組み合わせて初めて商品が出来上がる罠があります。
原因
この罠の原因は、単純に手配漏れ。
当たり前に入っていないというのが慣習です。
もちろん、カタログには注意書きがありますが、一部のモデルは含まれていたりと、ややこしい…。
セットで注文することもできますが、初めて取り扱う方や、不慣れな方には意味不明でしょう。
対策
手配漏れをなくす対策として、今、注文しているもので「商品として完成しますか?」と購入先やショップに問い合わせましょう。
被害額
今回、被害額としては0円。
ですが、DIYをしていた際に資材が足りないことに気付くと、休日が一日無駄になります。
DIYを諦めても業者はやってくれない
DIYを諦めても、業者さんはやってくれません。
「さぁ!DIYをやろう!」とやってみたものの、「自分にはちょっと無理…。」となることもあるでしょう。
「商品はあるので取付だけやってほしい!」という相談は、業者としては結構な確率で断ります。
理由は、材料分はすでに手配されているので、材料分の利益がなく工事代の手間だけになってしまうから。
そうすると、こんな問題が起きます。
- 身入りが少なくなる
- 材料が本当に揃っているのかわからない
- 取付できるのか保証が出来ない
原因
今回の原因は、「思っていた工具が足りなかった」「思いのほか加工・取り付けが難しかった」というのがあげられます。
エクステリア工事は、
- 高い場所での作業
- 特殊な工具
これらが必要な場合があります。
- まっすぐ切る
- まっすぐ穴を開ける
対策
木工などで練習してから取り付けるのがベスト。
ですが、取扱説明書を事前に入手して熟読するのも良いですよ。
被害額
通常の工事代はもちろんかかりますが、+3~4万円ほどかかることも多いです。
DIYが難しかったうえに、業者さんを探して探して探して頼み込んで…。
業者さんとしても、、現地調査をしていないし適切な商品なのかもわからず不確定要素が多い…。
仕事に不安が残ってしまいます。
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駐輪場所が必要だったけど・・・
駐輪場が必要だったけども、作っていなかったという失敗事例。
いざ住み始めると駐輪場が無くて不便という問題が起きます。
こういった場合、「提案してくれなかったのが悪い」とクレームになることも…。
「駐輪場が必要」と言われない限り、あえて駐輪場を作らないこともあるのです。
駐輪場は意外とスペースが必要で、あるorないでプランの自由度が大きく変わります。
原因
原因は、計画の段階でよく漏れてしまうこと。
家族構成が変わるのも原因の一つ。
決めるポイントは、「自転車で移動する文化がその土地にあるのか」です。
例えば、同じ町内で2丁目から5丁目に引っ越すぐらいであれば特に問題はありません。
対策
対策として、自転車の所有台数をリサーチしましょう!
プランを設計する際に、Googleのストリートビューで土地の様子を見ることもできます。
最寄りの駅の、駐輪場のサイズによって、推測することも可能。
被害額
駐輪スペースを増設するにあたって、3台用のスペースを増設するのに20万円ほどかかります。
駐輪スペースに屋根を取り付けるだけならもっと安く済むのですが…。
- 塀を壊す
- 土間の敷きなおし
こういった作業をしたので割高になりました。
「水道」を使いたい、けどコレジャナイ
外構の業者さんに「水道を使いたい」と要望を出して、付けてもらったのが「コレジャナイ」という事例。
今回は、
- 水道を使いたい
- 安く仕上げてほしい
この2つのオーダーを叶えるために「散水栓を付けた」のです。
散水栓は、商品代が安いだけでなく、給排水工事が少し安くなります。
- 立水栓
- ガーデンシンク
こういった選択肢もありますが、これらは排水経路を設ける必要があります。
散水栓は排水経路を設ける必要がなく、自然排水で対応。
対策
- 散水栓
- 立水栓
- ガーデンシンク
これらもぜひ知っておいてください!
価格はこちら
散水栓 | 3~4万円 | 取付・吸水排水込み |
立水栓 | 10~15万円 | 排水を敷く場合 |
ガーデンシンク | 20~30万円 | – |
「水道を使いたい」というオーダーに対して、これだけ価格の差があるのです。
被害金額
この現場の場合、もともと散水栓がついていました。
- 立水栓に交換
- 排水は設けない
- 自然透水・自然排水
散水栓から立水栓へ変更する工事は3万円。
プラス、別途、手配した商品代。
もともとついていた散水栓は破棄…。
猫よけにフェンスは無意味だった
猫よけのために、敷地をフェンスで囲ってほしいというオーダーをいただいたことがあります。
- 門扉やフェンスなどで隙間を少なく
- ペットガードタイプのカーゲートを設置
- 猫対策スプレーなど用意
これらの対策をしたのですが、塀を乗り越えたりして天然芝の上に糞害が…。
原因
猫は隙間があれば入ってきます。
対策として考えられるのはこれら。
- 猫が登れない高さのフェンス
- フェンスの隙間を少なく
と言っても、これといって「具体的に効果があった!」という経験がありません…。
被害額
被害額は8万円。
猫対策用のカーゲートの設置で商品代が8万円ほどかかります。
工事費は、通常のカーゲート設置と変わりません。
オシャレ!割れるコンクリート
「コンクリートをオシャレにしてほしい」というオーダーで設置した事例。
写真のようなデザインのコンクリートがあります。
通常、コンクリートは約3mおきに目地という切れ目を入れます。
切れ目は、伸縮などの割れを防止するために必要。
カーブの目地も入れられます。
原因
コンクリートの表面はかなり強い素材。
ですが、弱点として鋭角になっている部分や端部が、平面に比べて弱い性質があります。
例えば、デザインを入れることで鋭角、端部が多くなると、
- ヒビ
- 割れ
- 欠け
これのリスクが高くなります。
対策
駐車場でデザインを入れる場合は、極力、壁際にしましょう。
車重がかからないところに入れるべき!
被害額
90度未満の鋭角にすると、割れる可能性があります。
花壇にも、畑にも使えぬ「大量の土」
「土の処分にもお金がかかります。花壇や菜園に使う方もいますよ。」と業者さんに言われることもあります。
そこで、「じゃあ、残しておいてください。」と軽く返答すると大失敗。
原因
土壌にもよりますが、土と残土は別物。
工事で掘った土は、花壇などの土に転用することがかなり難しいのです。
というのも、残土にはこういったものが入っています。
- 小石
- 泥
- コンクリートガラなど
これらをふるいにかけて小石などを除き、また栄養のある土に変えようと思うと、肥料や腐葉土などを入れる必要があります。
土壌の改良はかなり大変なので、花壇には花壇用の土を新しく買った方が安く済むことが多いです。
対策
工事などで出た残土と、土は別物!
これをよく覚えておいてください。
土の運搬も処分も本当に大変です。
特にゴミで出せるわけではありませんので、出た残土は工事のタイミングで処分してもらいましょう。
花壇用の土を買った方が、植物の出来も良くなりますよ。
被害額
通常の残土処分2万円+別日対応2万円=4万円
今回の事例では別日に対応することになったので、残土処分費用にプラス2万円の料金が発生しました。
元から残土処分をお願いして置けば、プラスの2万円はかかりません。
残土の使い道はかなり限られます!
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物置を設置中に隣家から邪魔
物置を設置中に、「そんなところに物を置かないで!」というストップが入った事例があります。
原因
自分の敷地なのに、なぜ隣家からストップがかかるのか…。
実は「隣地境界からスペースを確保しなければいけない」という法律があります。
条例によって、隣地境界からの距離は0.5m、1m、1.5mと変わります。
民法第234条:「境界線付近の建設の制限」
こういった条項もあり、敷地ギリギリに建物を置くことはできません。
ですが!!
民法第236条:「境界付近の建設に関する慣習」
- その地域の慣習があれば、敷地境界の50cm以下に建ててもいい
- 隣家の了承を得られれば問題がない
こういった記載があります。
物置が建物にあたるのか?
対策
お隣さんには、事前に説明が必要です。
法律上でも、口頭でOKをもらっていれば大丈夫となっています。
民法第236条:境界付近の建設に関する慣習で、隣家も隣地境界50cm以内に物置を設置していれば慣習があるといえるとあります。
被害額
今回、作業をストップしたので、後日再工事になりました。
1日目の作業がストップし、2日目に本作業。
工事費用は2回分。
サイズが大きくなったので、被害金額も大きくはなかったですが、10万、20万円の被害になっていた可能性も。
被害額は大きくても、お隣さんは負担してくれないでしょう。
- 業者さん
- お隣さん
- お客さん
誰が悪いというわけでもないのに、被害額をお客さんが「はい、払います。」ともなりません…。
外構の失敗事例8選!また出たこのクレーム!【まとめ】
外構で実際にあったクレームを8つ紹介しました。
今回紹介した判断、事例が正解というわけではありません。
判断に迷う場合などがあれば、庭ファンまで相談をいただけると可能な範囲で対応策や相談先などを紹介させていただきます。
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本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
庭ファンが業者さんを紹介するのページの最後に、お得なフォローアップキャンペーンについて紹介しています。
カンタンな条件を満たしていただければ、私が、「価格のチェック」&「プランの精査」をいたします。
外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
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最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!