隣家へ雪/雨の隣家への流れ込み込みが心配な人
「カーポートをつけようと思っているんだけど、駐車場はそんなに広くないから隣地境界線のギリギリに建てたい。でもギリギリに建てると隣地に雨水とか雪とかおちないかな?正直、ちょっとウルサイ人だから、考慮しておかないとあとから言われてもややこしいし、事前対策をしておきたい。どうしたらいいかな?」
←屋根の傾きが逆の前下がりのカーポートはいかがでしょうか?
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敷地をいっぱいいっぱいに有効活用したいので、カーポートを設置するときは敷地境界ギリギリに柱をたてるのが普通です。
そういったときに、隣地へ雨や雪が流れてしまう心配があれば逆購買のカーポートを選択するのもアリです。
「逆勾配?」と思う方が多いと思うのですが、片流れのカーポートの場合、屋根先につれて高くなるのが通常です。
ですが、敷地状況にとってはそうなっては困る場合もあります。
そんなとき用に勾配が逆のカーポートがあるんです。
そして、先日こんなツイートをしました。
https://twitter.com/spring_bd/statuses/1162471050237497344
イレギュラーな形な「前下がりカーポート」を選ぶ必要がある場合
✅ カーポート屋根に降った雨や雪を隣地へ跳ね返り・流れ込みを防ぐ
✅ 敷地や駐車スペースに合わせて屋根の傾斜を道路方向にする場合
✅カーポートの屋根の照り返しをお隣様へ行かないようにするとき
少し高くても利便性優先😎
逆勾配にする必要性やメリットについてツイートを深掘りしながらご紹介したいと思います。
カーポートの屋根の傾きを考える
一般的な「片流れカーポート」は、柱から屋根先に向かって屋根が高くなるタイプです。
一番販売量が多くお値打ち価格で販売されています。
そして今回ご紹介するのが、イレギュラーな形な「前下がりカーポート」です。
前上がりカーポートに比べ少し金額が上がりますが、さまざまな実は選択にはいくつかの理由とメリットがあります。
隣家へのトラブルを防止するための前下がりカーポート
カーポートで雨除け・積雪をバリアするのですが、その雨がカーポートの屋根の傾斜により隣地へ跳ね返り・流れ込んでしまう場合があります。
それを防ぐために逆勾配(柱から屋根先へ下がる)タイプを選択する場合があります。
一番よく採用する解決策としては「柱の位置を反対側にして前上がりのカーポートを設置する」なのですが、排水溝や車の動線などでどうしても出来ないときは、前下がりカーポートの出番です。
駐車動線を確保するための前下がりカーポート
道路と並行して駐車スペースがある場合、道路側にはどうしても柱が立てれません。建物側にカーポートの柱を立てることが多いのですが、前上がりタイプの場合どうしても屋根先が高くなります。そうなると道路側に向かって高くなるタイプでは雨が吹き込みやすくなり・・・カーポートを立てた意味があまりなくなってしまいます。ここで前下がりカーポートの出番です。敷地や駐車スペースに合わせた屋根の傾斜を選択することができます。
日光の照り返しを防ぐための前下がりカーポート
カーポートのポリカーボネート屋根材はツルツルで時には、太陽光を反射してしまうことがあります。
意図せずお隣様へ日光を反射してしまう・・・ということもあります。
こういう場合もカーポートの柱位置を反対にして設置することで反射向きを調整することが出来ますが、排水溝や動線確保のなかなかその通りに行かない場合もあります。
そういう時にも前下がりのカーポートです。
さらに照り返りはマット系の屋根材を使うことで軽減することが出来ますので、屋根材の選択の一つの切り口としてご考慮いただければと思います。
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