玄関ポーチがダサくなる理由は「分業」だから
玄関ポーチがダサい家って多い気がします…! 手抜きなのか、何も考えられていないのか? せっかく新築戸建てなのに、玄関まわりがダサいなんて残念すぎますよね。でもハウスメーカーさんも自身なさそう…。誰に相談したらいいの!?
せっかくのマイホームなのに玄関から外、ポーチがダサい、野暮ったいお家ってよく目にしませんか。惜しいですよね。
「玄関ポーチのつくり方」なんて、どこでも教わりません。だから気づかないうちに失敗しちゃうんです。
でも、この記事を読めば大丈夫です!
業界歴15年、いろんな現場を経験してきました!
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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悪しき習慣が多くのポーチを台無しにしてきた…!
ポーチがいまいちな理由のひとつが「ポーチの担当があいまい」だということなんです。
業界の悪しき習慣ですね。玄関ポーチは、建物と外構に挟まれたエリアで、担当する業者が違うため、使い勝手やデザインなど別々に考えられてしまうんです。
業者が互いに配慮し、連携しないと「家」と「庭」をつなぐ大切なスペースがイメージとかみあわず、めちゃくちゃになってしまいます。
- 建物の玄関までは、ハウスメーカーさんが実施
- 建物の外、玄関ポーチから道路までは外構業者さんが担当
ハウスメーカーさんの担当は玄関までのため、外は考慮されませんし、実際できません。
一方、外構業者さんの担当は、完成した玄関ポーチから道路までの間となります。
すでに出来上がっている玄関ポーチを、外構業者さんにおしゃれに使いやすく改善してもらうなどとお願いするのは、無理な相談というものです。
だから、以下のような人ほど、外構計画は早めに立てていただくほうがいいです!
- お金をかけたくない人
- 狭小地に家を建てる予定の人
玄関ポーチは、建物の位置と玄関の向きが決まってしまうと変更ができません。
- 玄関ポーチについてあまり考えたことがない
- 時間的な余裕があまりない
- そもそも外構にまわす予算がほとんどない
上記のような人こそ、玄関ポーチについてすぐに考えていただきたいです。
玄関ポーチの考え方、4つの法則を紹介します
「予算がないけれど、安くておしゃれな玄関ポーチにしたい」という方多いと思います。
- 外構づくりに後悔したくない
- かけられる予算があまりない
こんな人ほど、早めに時間をかけて考えてもらいたいです。
- 玄関ポーチに必要なサイズ
- 玄関ポーチに適切な素材
- 玄関ポーチの目隠し
- 玄関ポーチに置くとよい、おすすめアイテム
お手元にお家の図面を用意していただいて、この記事の文面と照らし合わせながら読むことをおすすめします。
ぜひ提案されている内容と比較し、見極め・品定めしながら見てください。
前提として「家の顔」と呼ばれる玄関ドアは、もう古い
よく使われる営業トーク「玄関ドアは家の顔」という考え方は、実はもう古いです。
基本的に玄関ドアの原価は高く、1本20~30万円はします。
機能的な部分を満たしていれば、「家の顔」という部分は気にしなくても大丈夫です。
1. 玄関ポーチに必要なサイズ
玄関ポーチは、家族全員が毎日使う重要な場所です。
しかし玄関として、必要最低限な機能を満たしていない家も多いのが実情。外構屋として警告を込めて話したいと思います。
私が考える最低限のサイズは、ドアの幅を基準として以下の通りです。
- 横幅(W):ドアの幅+60cm(人ひとり分程度)=150cm
- 奥行(D):90cm以上
上記くらいの広さがあれば、傘をたたむときに雨に濡れずにすむし、ちょっとしたものを置けるスペースも生まれます。
もちろん広ければ広いほど、使い勝手はさらにアップします。
自転車やベビーカーを置くのはもちろん、趣味の道具の収納だって可能です。
ただ実際には予算や敷地面積の都合で、広い玄関ポーチをつくれないほうが多いと思います。リビングやパントリーなどが優先的に広くされるので、ついポーチは狭くなってしまいがちですね。
後付けできるのは、LIXILさんのテラスSCという商品になります。
実際に後付けのテラスを付けるほうが、安くすむこともありますよ。
2. 玄関ポーチの素材
玄関ポーチの床に必要な3つの条件をクリアできる床材はタイルのみです。
- 汚れない
- 濡れても滑りにくい
- 摩耗に強く耐久性が高い
玄関ポーチは屋外から靴で入るため、どうしても汚れやすいところです。
雨の日は水滴や泥がついた靴や傘があるため、さらに滑りやすくもなります。
タイルは、耐久性や滑りにくさなどの充分な機能を持っています。さらに付け加えるなら、美しさもおすすめポイントのひとつです。
黒いタイルは乾いた後、泥特有の白っぽい靴あとが目立ちやすくなります。
同じ汚れでも、ベージュやオフホワイト系なら目立ちません。
また目地の色については、完全に好みでいいです。
ちなみに私はタイル本体の色より、ちょっと明るめの同系色をよく選びます。薄い方が玄関は明るくなるからです。
目地の色は、それぞれのライフスタイルや好みで選んでまったく問題ありません。
モルタル仕上げをすすめない理由は2つあります。
- 期待するほど安くならない
- 経年劣化が大きい(色ムラやひび割れ、汚れ)
黒が流行し「モルタル仕上げにすれば安くなるかも」と思われる方も多くいます。しかし、期待するほど安くはなりません。
タイルの見積もりと比べても誤差の範囲程度です。価格面だけで考えると、効果的ではありません。
またモルタルは経年劣化するうちに、汚れやひび割れ・色ムラが起こりやすく、油じみがにじむこともあります。
劣化し色褪せていく様子が好きな人以外、モルタル仕上げのポーチはおすすめできません。
3. 玄関ポーチの目隠し
玄関ドアは、開口部で最も開閉頻度が高い部分です。
窓と違い、カーテンや網戸も取り付けできず、断熱もしにくいところです。
また開ければ家の中が見えてしまうため、ドアの開閉が道路面に向いている場合は目隠しが必要です。
玄関ポーチが道路に向いている場合、玄関ドアの開口面を道路面に垂直になる角度で取り付けます。
上記のようにすれば、玄関ドアの開閉が道路正面にならないため、家の中は見えません。
目隠しが不要、玄関ドアも機能を優先、見栄えを気にしなくてよくなります。
浮いたお金で、玄関ポーチのタイルやポストをおしゃれなものにするほうが、有意義だと思います。
また、どうしてもドアを横向きにできない場合は、家のへこんだ奥まった場所へ位置を変えるのも効果的です。
ドア位置を変えると、お隣さんと玄関先が鉢合わせするケースもあるかもしれません。
お互いの玄関が見えてしまう場合には、目隠しフェンスを使って設計するのがベストですね。
4. 玄関ポーチに設置するアイテム5つ
基本的に玄関ポーチは、ものを置かないのがおすすめです。
風水で運気が下がるからと気にする方もいますね。
スッキリと整えられた玄関に、必要なものを厳選してアクセントとして少しだけ置く。置かれたものがより一層引き立つ方法です。
おすすめの厳選すべきオプションを5つ紹介します。
- 屋外防水コンセント
- 手すり
- 宅配ボックス
- 鉢植えの植栽
- 二口蛇口付きの立水栓
1. 屋外の防水コンセント
お庭や駐車場で、洗車やDIYする工具を使うことがあると思います。
防水コンセントを屋外に用意してあると、いざというときにさっとプラグを挿せて使え、便利です。
よくある防水コンセントに1,000~2,000円ほどプラスするだけで、よりオシャレなものにできます。
防水コンセントは玄関前より、裏手の目立たない場所に設置したほうが周囲がスッキリとスタイリッシュにまとまりますよ。
2. 手すり
「今は、いらない」かもしれません。でも手すりがあるほうが、便利な場合って意外と多いです。
安全のために設置した「いかにも手すり」という野暮ったさがない、洗練された商品が出てきました。
とくにLIXILさんのアーキレールは、スタイリッシュでおすすめです。
ただし、色が黒いため夏場の日の当たる場所に設置してあると、触れないくらい熱くなり注意が必要です。
3. 宅配ボックス
いつも私がオススメしているのが宅配ボックスです。
宅配ボックスとして活躍しますが、一時的な荷物置きとしても使えます。
玄関ドアを開けるためにカバンから鍵を取り出すとき、荷物を一時的に宅配ボックスの上に置けて便利です。
宅配ボックスは後付けの置き型タイプなら、ポンと玄関に置くだけで設置は完了します。工事の必要はありません。
4. 鉢植えの植栽
植栽の手入れが大変という理由で、樹を植える方も減りました。しかしお家にまったく緑がないと景観が寂しくなります。
そこでおすすめなのが、鉢植えの植栽を置くことです。
地植えすると成長が早すぎて、管理が大変なオリーブやシマトネリコも鉢植えなら、成長がゆっくりになります。
樹高が大きくなりすぎないため、脚立を持ち出して剪定をしなくてもいいです。また鉢を回転させて、まんべんなく日光に当てることもできます。
鉢植えならお好きな場所へ移動もできて、おすすめですよ。
5. 二口蛇口つきの立水栓
二口蛇口なら、片方にホースをつないだままにしておけます。使うたびにホースを蛇口につなぐ手間が省けるため便利です。
蛇口が玄関前にあると、つないだままのホースが雑然として、見た目が気になるかもしれません。屋外コンセントと同じように、設置は建物の角や裏側に隠す方がいいですね。
二口蛇口つきの立水栓、一口蛇口との価格差はあまりないです。どうせつけるなら、最初から二口付きの蛇口をおすすめします。
玄関ポーチと建物は密接に関係するので早めの相談を
建物の雰囲気に合った玄関ポーチをつくるには、早めにプロの外構業者さんに相談することをおすすめします。
道路に面している部分や建物の位置によって、最適な玄関ポーチの形状は変わるからです。
ハウスメーカーさんは玄関ポーチ配慮を考えるのは、得意でない場合が多いでしょう。だから外構のプロに力を借りてフォローしてもらうのも、一つの方法です。
どのような外構業者さんにお願いすればいいのか、わからない場合はこちらからお住まいに近くの業者さんを探すのが便利ですよ。
私に連絡をいただくより早く、お近くの優秀な営業や設計担当者をご紹介もできます。
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