家の周りをコンクリートで囲うのってどう?
家の周りをコンクリートで囲おうと思ったけど、いざ調べてみると「暑くなる」とか「高い」とか、ネガティブな意見やデメリットばかり出てくる…。余計なトラブルが起きたら嫌だし、やめたほうが良いのかな?実際に試した人はいないの?
お家の周りって、地味に気になるポイントですよね。
砂利や石を敷くお家もあれば、コンクリートを敷くお家もあります。
どちらを選んでも間違いではないので、お好みで選んでいただければ大丈夫です!
ただ、コンクリートにする場合は、コンクリートならではのデメリットがあることも事実。
「こんなはずでは」を防ぐためには、事前に賢く対策しておくことが大切です!
そこでこの記事では、
を紹介します!
業界歴16年!我が家もコンクリートで囲った
はじめまして、庭ファンと申します。
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家の周りをコンクリートにするデメリット
家の周りをコンクリートにするデメリットは、以下の4つがあります。(体験談
- 照り返しが強くて暑くなる
- 経年劣化でひび割れ、汚れは覚悟しないといけない
- 無機質で温かみのない雰囲気になる
- 施工費用や撤去費用が高い
1.照り返しが強くて暑くなる
まず照り返しが強くなるのは、致し方ないですが残念なポイントです。
照り返しとは、日光が地面やコンクリートなどに反射することですね。
照り返しが強ければ、それだけ体感温度も上昇しやすくなります。
実際、家の周りに作った駐車場を全面コンクリートにして後悔している方もいました。
既存の駐車場に加えて、さらに3台分をコンクリートで作りました。費用がかなり高額だったうえ、照り返しもひどくてこんなにスペースが必要だったのか今さら疑問に思っています。アスファルトや芝など、もう少し安価な素材にしても良かったかもしれません。(女性・43歳/愛知県愛西市)
この方のように、家の周りに必要以上のコンクリートを使うと照り返しの影響も大きくなりやすいもの。
実はコンクリートには蓄熱性があり、日が暮れてからも熱くなります。
これはいくらプロが外構をデザインしても、勝てない物理の法則です。
「コンクリートを減らせば解決!」ではない…
ただ難しいのが、だからといって自分の家だけ芝生にすれば解決できる問題でもないんですよね。
家の前の道路からも熱気が来ちゃうからです。
だから、自宅からコンクリートをなくす=照り返しの影響が抑えられる、ではないんです。
それに、最近の夏は暑すぎる!
なので、コンクリート以外の素材にしてもたぶんそれほど体感温度は変わりません。
だから照り返しを避けるなら、外構でコンクリートの量を少なくすることに加えてお家の中の対策も必須!
- 内窓・二重窓
- カーテン
- シェード
- ひさし
- よしず
- オーニング・テラス屋根
といったものを使って、日光そのものを遮る必要があります。
さらに、高性能なエアコンを付けることも効果的ですね。
2.経年劣化によるひび割れ、汚れは覚悟して
コンクリートは、工事をしてから10年ほど経つとひび割れや汚れが出てきます。
丈夫な素材ではありますが、多少のメンテナンスは必要です。
こちらの方は、ほったらかしにしていたコンクリートが予想以上に汚れて驚いたとのこと!
もともと土だった場所にコンクリートを敷いて、駐車スペースを作りました。「一面コンクリートにすると割れる」と聞いて間にレンガを入れたのですが、隙間から雑草がけっこう生えてきて困っています。あと意外と汚れやタイヤの跡が目立ってしまっています。最初はキレイだったのですが、月日が経つにつれ、黒ずんできました。(男性・37歳/千葉県南房総市)
ちょっと専門的なお話になりますが、コンクリートの表面には小さな気泡があります。
雨ざらしのコンクリートでは、その気泡に雨水や霜などが入りこみます。
入りこんだ水分は凍って膨張し、いずれは破裂するんです。
そうするとコンクリートの表面がガサガサになってしまいます。
そしてガサガサになったコンクリートに雨や霜が降ると、チリやほこりも蓄積します。
雨や霜は蒸発しますがチリやほこりは残るので、コンクリートが汚れるんです。
コンクリートの汚れを防ぐには、カーポートをつけていただくのが一番の対策ですね。
ただ、割れやカケはどうしても防げません。
これはもう、こういうものだと覚悟していただくほかないです…。
コンクリートのメンテナンス方法
「コンクリートはメンテナンスが必要」と聞いて、ちょっと面倒だと感じる方もいると思いますが大丈夫!
ホームセンターさんで売っているデッキブラシで、ササっとこするだけで十分です。
3.無機質で温かみのない雰囲気になる
お家の雰囲気に合いづらいのも、大きなデメリットですね…。
コンクリートだけでは、どうしても無機質になりがち。
なので単体で使うのではなく、
- 周辺の緑
- ブロックの色
- 外壁の色
などを工夫すれば、冷たい印象を抑えやすくはなります。
4.施工費用や撤去費用が高い
コスト面も大きなデメリットですね。
コンクリートの設置費用の相場は、1平米1万円~1万2,000円ほど。
2台分の駐車場(約30平米)では、コンクリートの費用は約30~36万円になる計算です。
駐車場ではなく純粋に家の周りをコンクリートにするなら、1平米8,000円で対応できるケースもあります。
車が乗らない分コンクリートを薄くするので、ちょっと安くできるんです。
また、撤去費用も高くなりやすい傾向にありますね。
ただ私は、この撤去費用についてはそれほど心配する必要はないと考えています。
そもそもコンクリートは撤去しない前提で付けるものです。
多少の劣化はしますが未来永劫使えるので、撤去費用を払う機会がない人も多いです。
家の周りをコンクリートにするメリット
デメリットばかりを紹介してきましたが、家の周りをコンクリートにすることにはメリットもありますよ。
大きく、以下の5つですね。
- 耐久性に優れている
- 照り返しで部屋が明るくなる(特に冬場)
- 雑草が生えづらい
- 外壁の汚れ防止になる
- デザインが自由自在
一度敷けばほったらかしでOKですし、冬場は照り返しが室内を明るくしてくれます。
雑草もほとんど生えてこず、端っこにたまーに生えてくるぐらいです。
また、雨が地面の砂や土に落ちて跳ね返り、外壁を汚す……なんてこともありません。
しかもスタンプコンクリートを始め、表面に模様を付けてデザインできるものも!
なので、「家の周りをコンクリートにするのは絶対ダメ!」ではないんです。
コンクリートならではのデメリットを軽減する方法は?
そして、家の周りをコンクリートにするデメリットのうち以下の4つは、工夫次第で気にならなくなります。
- 照り返し
- ひび割れ
- 無機質すぎる見た目
- 費用
照り返し:シェードや人工芝で対策
照り返しが気になる場合、シェードや人工芝を設置することで対策できます。
たったこれだけで照り返しはだいぶ抑えられます!
物理的に日光を遮る分、お部屋はちょっと暗くなります。
が、それは照明を付ければ済むことです!
エアコン代は安くできますし、冬場は部屋が明るくなる点も魅力的。
ただしコンクリートを敷く部分が広い場合は、対策しきれない場合もあります。
こちらのお家のように、特によく歩く部分だけコンクリートにすると良いかもしれません。
ひび割れ:目地や補修材で対策
ひび割れはどうしても発生すると言いましたが、予防策はあります。
もし敷こうとするコンクリートが
- 面積が10平米未満
- 縦横どちらかが3m以上
という場合は、先に目地(=割れ)を入れておくんです。
コンクリートって、多少ですが冬に縮んで夏に膨張します。
伸び縮みするのは0.5~1mm程度ですが、その力が変に加わるとひび割れの原因に。
なので、こうした目地を入れて膨張対策をします。
ただ、切れ目を入れても使い始めてからひび割れてくることはあります。
そこで活躍するのが、コンクリートの補修材。
私は、セメダインさんの「コンクリメント」を愛用しています。
とはいえ、「補修したなー」というのは後から見てわかるようになってしまうのでそこは微妙ですね。
なので、補修材頼みもあまり良くないかなとは思います。
無機質すぎる見た目:デザインや植物でカバー
無機質さが気になるなら、コンクリートを敷く部分のデザインを工夫したり、植木鉢を置いたりすると良いですよ。
たとえばこちらのお家、見てください。
シンプルなコンクリートや石材しか使っていないのに、そんな感じが全然ありませんよね。
特に、アーチを設けたことでおしゃれな空気が漂う例になっていると思います。
ただしデザインは凝りすぎると費用がさらに高くなることも……。
外構は、床に凝るより屋根・壁(塀やフェンス)を作ると見え方がぐっと変わります。
予算があまりない場合は、コンクリートのデザインではなく屋根や壁の追加を検討してみてください。
また、こちらのお家のように植栽を取り入れる方法もあります。
植栽は彩りを加えつつ、お家を美しく見せてくれる効果も期待できます。
コストも比較的抑えやすいので、予算に余裕がなくても取り入れやすいですよ。
植栽があれば、コンクリートが無機質に見えることはありません!
ちなみにおすすめのシンボルツリーについては、以下の記事で紹介しています!
≫おすすめしたいシンボルツリーランキングTOP23【おしゃれさで選ぶ】
ただやっぱり植物なので、メンテナンスの手間はかかりますね。
水やりしたり、落ちた葉っぱを掃除したり、剪定したり…。
対策としてはお手入れの手間が少ない種類を選ぶか、フェイクツリーを置くか。
詳しくは以下の記事でも紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください!
≫葉が落ちない木で1年中放置OKの木&お手入れ不要のシンボルツリー5選
費用:他の舗装材や新素材コンクリートを使う
特にコンクリートへのこだわりがなく、ただ単に家の周りを囲いたいだけなら、別の舗装材を使う方法もあります。
たとえば、「オワコン」です。
オワコンは「造粒ポーラスコンクリート」という、特殊な素材のコンクリートです。
紙おむつなどに使われている高分子ポリマーとコンクリート、接着剤で作られています。
コンクリートに比べて手軽に敷けることもあり、費用もコンクリートの半額ほどで済みます!
ただし、見た目がコンクリートとは少し違ったり、駐車場に使う場合は厚みが必要になったりするという点だけは注意。
なので、オワコンは
- ただ単に雑草対策がしたい
- 車が乗らない場所を舗装する
- とにかく費用を安くしたい
- とりあえず家の周りがコンクリートっぽくなればOK
という方であれば、取り入れる価値があると思います!
オワコンについては、以下の記事で解説しています。
≫新素材コンクリート「オワコン」が安くて優秀!進化コンクリートを知らずに発注しないで
家の周りにコンクリートを敷くか迷ったら?
これまでお伝えしてきたように、家の周りをコンクリートで囲うことにはメリットもデメリットもあります。
ですからメリットとデメリットを比較して「欲しい!」と思ったら敷いていただく、というのがベストです。
ただ、それでも迷う!という方もいると思います。
その場合はまず、自分たちの考えが以下のどちらに近いか考えてみてください。
- 本当にコンクリートしか採用したくない
- とりあえず家の周りを囲えれば良い
もし②であれば、先ほど紹介したオワコンも検討してみていただきたいです。
①であれば、デメリットの対策をどのようにするかも考えてみてください!
解説したように、コンクリートを敷く場合のデメリットは対策すれば軽減できます。
さらに費用面で言えば、業者さん選びもポイントになります。
一言で外構業者さんといっても、コンクリート工事の得意・不得意があります。
費用を抑えたいなら、コンクリートの知識や経験が豊富な業者さんに依頼するのが大切!
日頃からコンクリートを取り扱っている分、安く対応してくれるケースもあるんです。
ちなみに我が家はコンクリートだらけ
参考までに庭ファンの家の周りは、ほぼほぼコンクリートです。
こちら、実際の我が家の様子です!
緑を植えているところは、畑とプランターぐらいですね。
ただ、お隣は畑で、家の裏は山。
目の前は街路樹があり、周囲に緑はいっぱいあるんです。
なので我が家の敷地には緑はありませんが、そういう他人様の土地の緑を勝手に楽しませていただいています。
ぶっちゃけ、こういった考え方もありかなと思ってます。
家の周りをコンクリートにするデメリットは対策できる!
家の周りをコンクリートにするデメリットとメリット、対策などを解説しました。
何度もお伝えしてきたように、家の周りにコンクリートを敷くことにはデメリットもメリットもあります。
そして、デメリットの大半はきちんと対策すれば軽減できるものです。
ただしどの点をデメリットだと感じるかは、家庭によって違うと思います。
デメリットごとに対策は異なるので、優良業者さんに相談しながら検討を進めていただきたいです。
優良業者さんを見つけるためには、相見積もりを取ることが重要です。
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