ハウスメーカーの外構の見積もりを手にした人
「え??300万円?なにこれ、桁の間違い?駐車場を作って、フェンスを立てるだけなのにこんなに高いの?なんでそんなに高くなるの?しかも、再来週までに結論を出さないといけないとか言われるし、どうしたら良いの??そんな予算準備してないし、、、カーテンもまだ買ってない!タスケテ!!」
←ハウスメーカーの見積もりはそもそも高額になる構造です。
エクステリアを卸売り販売している外構のプロです
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
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外構工事を請け負う、仕組みの問題です。
ハウスメーカーさんの外構の見積もりが恐ろしく高くなるのは仕組みの問題。ビジネスモデル・構造の問題です。
実は、ハウスメーカーは外構工事を自社ではしません。(一部しているところがありますが・・・レアケースです)
蓋を開けてみると下請けに外注という形で出して、上がってきた見積額に対して、15%〜20%現場管理料として利益を乗せて、見積もりに内包されています。
「ハウスメーカーはハコ(建物)を作れば儲かる」
なぜ、ハウスメーカーはハウスメーカーなのか。
一番儲かる場所つまり家・ハコの建築に特化に投資して、ハウスメーカーになったんです。
なので、建物以外の場所は業界的に専門外で、外構は外注になることが多いです。
ノウハウが薄い、手間がかかる”外構”は外注
構造はこちらの表のようになっています。
外構工事は、建物の建築とは違う工具を使ったり、重い石をどけるために重機が必要になるなど、ハウスメーカーから見ると手間がとてもかかります。
とはいえ、お庭がないと生活できないので、協力工事会社へ下請け・外注に出すことで対応してきました。
そうすると結果的に、ハウスメーカーの車内にノウハウが社内にたまりにくく、より収益性の高い建物により資本を投下・集中するようになります。
このような構図が外注化に拍車をかけ、現在の「ハウスメーカーの外交工事代は高い」というような構図が出来上がっています。
外注になると管理費として手数料が加算される
もちろん、外注になると売り上げをそのまま業者に渡すわけにはいかないので、現場管理手数料としてハウスメーカーの見積もりの中に手数料が加算されます。
だから、ハウスメーカーの外構の見積もりは高くなる傾向にあります。
でも、ハウスメーカーだから保証がしっかりしてる!
と、反論される方がいると思いますが残念ながら違います。
結局、外構の不具合があった場合は、本体のハウスメーカーの担当者が対応するわけではなく、外注先の外構業者の担当者が来ます。
なぜなら、ハウスメーカー側にはノウハウが薄く、また自社で対応した内容/作業ではないからです。
なので、外構は外構専門業者に相談する方が安くて安心なのです。
そうすると完全に同じ作業内容でも、ハウスメーカーの利益がのっていないので、10%%〜20%引きの価格でも同じ工事サービスを受けることができるのです。
あと予算の面ではなく、対応面ですがハウスメーカーの担当の方は、建物本体の設計についてもちろん詳しいですが、家の外となると途端に知識が薄くなるひとが多いです。
もし、いま、マイホームの打ち合わせ中の人がこの記事を見てくださっているなら、担当営業の方のテンションや知識をよく見といて下さいね。
駐車場のスペースにどれぐらい寸法が必要なのか、アプローチで使う素材には何が適しているのか。提案してもらえない担当さんであれば、外構工事は頼まない方がベターです。
結局、ハウスメーカーに外構頼むのはダメなの?
とはいえ、
「「え?結局、ハウスメーカーに外構頼むのはダメなの?」」
と疑問に思ったあなたもネットで調べてみるといろいろウワサされてるからですよね。
そんなことはありません、ちゃんと設計やプランの提案をしてもらえるハウスメーカーさんであれば問題ありません。
その見極めが大事なんです。
ハウスメーカーに外構工事を頼むメリット
ハウスメーカーさんに外構を一式で頼むメリットとしては
- 銀行のローンも外構工事を含んで組むことができる。
- 建物と外構と調和したちゃんとしたプランを考えてもらえる。
- 引き渡しのタイミングで外構工事もすべて終わっている。
ことですね。
ちゃんとハウスメーカーの営業の方が、外構の設計から建物の設計までを旗振りをしてくれて指揮を取ってくれる場合。
とても満足な住環境を提供してくれるはずです。
その分、どうしてもコストが高くなりますが、ハウスメーカーが実施する安心感と設計力は違います。
無敵です。
外構工事が比較的得意なハウスメーカーさんは?
じゃぁ、どこのハウスメーカーが外構が得意なの?
とおっしゃることがあると思います。
わたしは、外構資材やエクステリア商品の卸販売をしている商社に勤めているのでそのあたりはよーーーくわかります。
各社のホームページを見ればわかるのですが、下記2社が日本国内では外構に力入れている業者さんとプロからも言われてます。
▼積水ハウス
https://www.sekisuihouse.co.jp/
積水ハウスは自然との調和を一番に提唱したハウスメーカーさんです。
自然と語り合う庭づくりのための新しい庭木提案「5本の樹」。
“3本は鳥のために、2本は蝶のために”という思いを込めて、昔から馴染みの深い日本の原種や自生種、在来種にこだわり、積水ハウスが全国の地域の気候に合わせて厳選しています。
▼「5本の樹」計画特設ページ
https://www.sekisuihouse.co.jp/exterior/kw02/
へーベルハウスさんは建物のスペック・性能を提唱したメーカーさんでスタンスがちょっと違いますね。
▼住友林業
https://sfc.jp/ie/
通称「スミリンさん」、名前の通り緑化事業や木材のプロフェッショナルです。カタログを取り寄せるとわかりますが、実例写真は家の中からのアングルではなくてお庭が写るアングルの写真や必ず木質や植栽が入ってます。
自他ともに外構を得意としているハウスメーカーさんです。
地場の工務店さんレベルで外構に力入れているところはなかなか少ないのではないかなと思います。(そういうところは外構専業にされているところがほとんどですね)
もし、すでに別のハウスメーカーさんで契約を進めている場合、上記2社じゃなかったら諦めないといけないわけじゃないです。
外構工事を良し悪しは、外注かどうかがポイント
「「じゃぁ、今相談している・相談しようとしているハウスメーカーさんはどうなの?」」
はい、ここまで言っておくと心配ですよね。
外構工事を良し悪しは、外注かどうかがポイントです。
率直に、外注先・協力業者かどうか聞いてみてください。
外注の場合は、ハウスメーカーに紹介料として成約工事金額の8%〜15%などを紹介料として払っている可能性が高いです。(私の取引先もそういったハウスメーカーの下請け専門業者も多数います、専門でできるぐらい仕事があるんですよね。)
あまりリアルな数字を言うと干されるかもしれないのでぼやかして書きますが、、、
外注かどうか心配な場合は、外構業者さんは自社の社員かグループ会社かどうかチェックしてください。
打ち合わせにきた人の名刺は、その会社の肩書きを借りて営業しているので違う場合があるので信用しないで下さい。
見てほしいポイントは、打ち合わせに来た車両に名前が書いてあったり、作業着に社名が刺繍されている名称です。
そこ見てください。すぐメモしてください。
そのあと、WEBで調べていけばWEBサイトがでてきますので、資本関係などの協力体制が分かると思います。
あとからで良いのでハウスメーカーの営業の方に、業者さんの事を聞いてください。
「この前来られた外構の人って外注業者さんですよね?」
↓
「いえ、提携業者ですよ」(外注って言葉が出てきた・・・)
↓
「でも、シャツに別の会社名が刺繍されてましたよ」
↓
「・・・。(バレた。。。)」
みたいな会話にならないと良いのですが、往々にしてあります。
ということは自社施工でないことが確定なので、ハウスメーカーさんに外構工事を依頼せずに、自分で外構業者さんを見つけるのも良いと思います。
ハウスメーカーさんは、家を建てることを得意としていて、さらにそこが一番収益が上がるポイントです。(なので、家の単価が上がる提案は喜んで営業担当さんはやりますよ)
建物には注力しノウハウは溜まりますが、外構工事は得意分野ではないので外注の協力業者さんにお願いして、自社にはノウハウたまっていないことが多いです。
知識に明るくない営業担当なら外構工事を別に相談する価値はありますね。
でも、
\あなたはラッキーです/
ちゃんと下調べしているので、心配ありません!
こういった営業網をうまくかわすことで、上手に外構に費用をあてて賢くお買い物ができます。
注文先を変更するだけはなくて、プランや採用商品を工夫することで、満足度をそのままに外構費用を削減することもできます。
こちらのブログでも紹介していますので合わせてご覧ください。
≫新築外構を100万円に抑える!3つの思考法を伝授!【コストカット】
≫外構工事を安くする7つのコツ【エクステリアのプロが教えます!】
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
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