カーポートを目隠しとして使う!
カーポートを購入予定ですが、お隣さんと接している壁面に目隠しも欲しいなと思っています。ウワサによると、カーポートで目隠しを兼ねる方法があるんですか? 一石二鳥で、コストも抑えられたら最高です。おすすめの方法を教えてください。
生活には目隠しが必要。そしてカーポートも必要。
このようなお悩みはありませんか?
- 近隣からの視線を遮りたい
- 車やバイクなどを外から見えにくくして、盗難リスクを減らしたい
- 雨や雪、強い日差しから愛車を守りたい
- 家の外観を美しく見せるデザインのひと工夫が欲しい
- 目隠しの施工を専門業者に依頼せず、DIYできる商品を探したい
この記事では、
- カーポートの目隠しの方法、5選
- 業者に頼むのが最適だ。DIYでも、実は簡単。
- 設置で後悔しない/失敗しやすいポイント
を解説します。
カーポートを目隠しにしたい人も、カーポートで目隠しをしたい人も、どちらにも役立つ記事です。
元・エクステリア商社マン!カーポートの目隠しもお任せ
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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カーポートに目隠しを設置する方法5つ
カーポートに目隠しをする方法5つと、あわせて「サイドパネルを後付けする際のポイント」も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1.カーポートの目隠しに、純正サイドパネルを付ける
まずはカーポートの目隠しとして「メーカー純正品のサイドパネル」の設置をおすすめします。
メーカー純正品であればデザインが美しく、強度もあり保証もしっかりしています。
車1台分の長さの施工費用の相場は以下の通り。
- 高さ1mで約9.8万円
- 高さ2mで約15.1万円
DIYで取り付ければ、工事費の約4万円を削減できます。
サイドパネルを後付けする際のポイント
サイドパネルは、カーポートを施工した業者さんに取り付けを依頼すると安心です。
同じ業者さんにリフォームを依頼すれば、サイドパネルを取り付けた後もカーポートの保証を続けられます。これを他の業者さんにお願いすると保証の継続は難しいです。
DIYする場合も、同じ業者さんに商品の手配をお願いするのがいいですよ。
取り付けたカーポートのサイズ・色などすべて把握しているため、ぴったりなサイドパネルをすすめてもらえます。
現場の状況もよくわかっているので、雨樋の回避など注意すべきことについて的確に対応してもらえ、トラブルも少ないです。
2.カーポートの目隠しに、自作でサイドパネルを付ける
自作で小さなサイドパネルを付けてカーポートの目隠しにするケースです。
アルミの角材を転用してもよいですが、イレクターパイプやG-FUNアルミパイプはカスタムしやすいのでおすすめです。
いろんなパーツが揃っているので、自分の好きなサイズに設置できますよ。
強度が高く、シンプルなフォルムでDIYを楽しめます。
車1台分の長さの費用の相場です。
- 高さ1mで約5.1万円
- 高さ2mで約7.2万円
カーポートの両側にサイドパネルを施工する場合は、上記の費用の2倍になります。
もちろん、自作の施工に対してメーカー保証はありませんから、何かあっても自己責任になります。
3.カーポートの目隠しに、フェンスを作る
サイドパネルではなく、カーポートに隣接する敷地境界ブロック上にフェンスを施工する発想。これももちろんカーポートの目隠しになります。
フェンスは目隠し効果も高く、カーポートとよく調和します。
既存ブロック利用時の費用の相場です。
- 1台分の長さ、高さ1mで約8.4万円
- 1台分の長さ、高さ2mで約17.7万円
お値段は高さ2mの場合18万円ほど。ちょいとお高めですが、スッキリした見た目でカーポートとの相性もいいです。
4.カーポートの目隠しに、シェードを付ける
次はカーポートの柱や屋根のフレームを手がかりに目隠しのシェードを付ける方法です。
取り付けも簡単で、日よけにもなりコスト面では最も安い。
両面テープで付けるフックでも十分固定できますし。
目隠しシェードの費用相場は以下の通り。
- 1台分の長さ、高さ1mで1万円以内
- 1台分の長さ、高さ2mでも2万円以内
ただし強風のときに飛ばされないよう、こまめに取り外すとか、巻き取る装置を設置するなど工夫が必要です。
5.正面の目隠しには、シャッターがベスト。
家や庭を正面からまるっと隠すには、シャッターを施工するのがベストです。
他の目隠し方法にはない、防犯性の高さが売りですね。
ただ、人や車の出入りする機構が必要なため、シャッターはお値段が超お高めです。
カーポートの目隠しとしてシャッターのリフォームに興味がある方は、こちらの記事をあわせてお読みください!
≫ガレージを安く建てる方法は最安方法5選【価格相場とコスト削減】
カーポートの屋根を目隠しに応用する戦法
カーポートの屋根は、お隣さんの2階や道路からの視線、マンション・アパートなど高い位置からの目線を防ぐ方法として有効です!
屋根のカラーはクリアマット一択です!
透明だと目隠しにはならないので、不透明なすりガラス状になっているクリアマットを選択してください。
クリアマットであればカーポートの下は明るいし、汚れも目立ちにくい。
色付きの屋根材は暗くなるので、あまりおすすめしません。
お客様の7割ぐらいがクリアマットを選ばれます。
カーポートに目隠しを設置するときの注意点
カーポートの目隠しにはお金も手間もかかります。せっかく施工しても失敗したら元も子もありません。
ここでは安全面やコスパを重視して注意点を解説しますので、リフォームを検討されている方はぜひご覧ください。
1.見通しが悪くならないように注意
まずは見通しが悪くならないように、道路側の端は視認性を高くしてください!
車の出入りもしやすくなるし、道路を行来する人や車も安心・安全!
フェンスを設置するなら、道路側の1枚だけ見通しのよい格子状のものを施工するのがおすすめです。
でも、歩行者や通行車両のためにも、フェンスを取り付けないで視認性の確保を判断したほうがよいお家も少なくありません。
サイドパネルも道路側の1〜2枚のみ透明なパネルに変更可能です。
パネル部材の発注の方法を、ちょびっと工夫すれば対応できるという裏ワザがあります。
(マニアック過ぎてスミマセンwメーカーさんによっては追加金額がかかりませんよー)
追加になっても…数千円の上乗せで収まるので検討の価値アリです。
2.風の影響を受けやすいので補助柱・サポート柱を検討
カーポートに目隠しを施工すれば風が遮られるため、カーポート自体が風の影響を受けやすくなります。
片流れのカーポートでは、サイドパネルを付けたら補助柱・サポート柱の設置が必要になります。
普段は補助柱を外して使用できますが、台風など風の強い日は補助柱の設置を推奨します。
ただ補助柱を設置すると、せっかく片流れカーポートにして駐車スペースにゆとりがあったのに…ぐっと狭くなってしまいますね。
それでも、安全第一。カーポートの耐久性を高めるために補助柱の使用をおすすめします。
3.パネルの大きさは大きすぎない、小さすぎないサイズを
サイドパネルは、ほどよい大きさを選んでください。
とくに目隠し&雨よけが目的の場合、腰より下の位置へ取り付けるのはあまり意味がなく、コスパが悪くなります。
下の位置まで完全に塞ぐよりは、取り付ける奥行きを長くしたり、目線や雨を防ぐために高く取り付けたりするほうが効果的。
すでにカーポートがある場合は、事前に高さや長さを計測して、サイドパネルの設置は必要最小限にとどめるのが賢明です。
カーポートにサイドパネルやフェンスを付けるメリット
目隠し以外にも、カーポートにサイドパネルやフェンスを付けるとメリットがあります。
目隠し以外のメリットは以下の通りです。
- 雨&風よけになる
- 紫外線や西日避けになる
- 落ち葉などのゴミが入りにくい
サイドパネルやフェンスを設置すれば物理的なゴミや汚れ、紫外線による劣化を軽減できるので、車も庭も汚れにくくなります。
3種類もある!カーポートの目隠しサイドパネル
ここでは、カーポートの純正サイドパネル3種類について解説します。
カーポート目隠しの通常タイプ
まず定番のサイドパネルとして、プラスチックの仲間のポリカーボネート素材のものがあります。
ちなみにメーカー純正なのでお値段が高めです。(上で説明したものと同じ費用)
- 1台分の長さ、高さ1mで約5.1万円
- 1台分の長さ、高さ2mで約7.2万円
写真だと両側に高さ2mで設置しているので、費用は14万円です。
カーポート目隠しのアルミタイプ
カーポートの目隠しにはアルミタイプもあります。
LIXILさんの商品「カーポートSC」など一部のカーポートにリフォーム可能です。
アルミタイプは独特の光沢があって高級感がありますね。
- 1台分の長さ、高さ80cmで約20万円
- 1台分の長さ、高さ2mで約34万円
機能はほかの種類と同じですが、お値段が高いです。
カーポート目隠しのおしゃれタイプ
最後に、デザイン性の高い純正サイドパネルを紹介します。
縦のラインがすっきりした、バーチカルブラインドのようなサイドパネルです。
値段はお高めで1台分の長さ、約34.1万円の計算になりました。
高級感があってかっこいいですね。
残念ながら、デザイン的に屋根部分から地面までの2.5m以上の高さしか選べません。
まとめ:カーポートの目隠しには純正サイドパネルがおすすめ
デザイン性に優れ、強度が高く、使い勝手がよいですし。
ただ、純正のサイドパネルの場合、どうしてもお値段が高くなります。
コスパ重視かつ、インパクトドライバーや水準器など工具が揃っている人なら、サイドパネルをDIYしていただくとよいかと。
「純正パネルが圧倒的におしゃれ!むしろDIYはヤダ」
「以前取り付けてくれた業者さん、連絡先わからないやん……」
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