ブロック塀の相場価格や基礎知識を解説!
お庭に必ずあるブロック塀。
- 境界フェンスの基礎
- 門柱
こういった場所によく使われています。
新築外構で敷地の周りにブロック塀を積んだ場合、外構費用の40~50%をブロックが占めます。
この記事では、ブロック塀の相場価格や基礎知識について紹介します。
商品代金以外にかかる具体的な工事費が知りたい方はこちらの記事も参考にどうぞ。
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≫ブロック塀の価格・費用はどれぐらい?【相場がわかるシミュレーター付き】
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ブロック塀には法的な基準がある
堅い話にはなりますが、建築基準法でブロック塀には規制があります。
高さや、鉄筋の本数など、細かく決められているのです。
建築基準法第4節2 第62条 8の図解を参照にするとわかりやすいですよ。
さらに、国交省から、ブロック塀のチェックポイントが紹介されています。
- 塀は高すぎないか
- 塀の厚さは十分か
- 控え壁はあるか(塀の高さが1.2m超の場合)
- 基礎があるか
- 塀は健全か
- 塀に鉄筋は入っているか
ブロック塀には高さ制限があり、地盤から高さ2.2m以下でなければなりません。
ブロック+フェンスの高さの上限
ブロック塀の上にフェンスを設置するのも一般的です。
ブロック塀+フェンスの高さは、安全を考慮して最大2.2mと定められています。
建築基準法で記載されているわけではありませんが、業界としてブロックの高さ以上に物を設置するのは安全性の保障が出来ないというのが理由です。
どうしても、2.2m以上の目隠しが欲しい場合は、フェンスだけで2.2m以上設置することが可能。
安くフェンスを設置したい!と思っている方は、こちらの記事が参考になります。
≫おすすめフェンス超まとめ!外構歴15年のプロが教える商品選び・設置・コストカットの秘訣
DIYで工事をするなら
こちらはブロックメーカーの中でも老舗のエスビックさんの基準図です。
DIYで工事をする方には、ブロックメーカーが発布している基準図を見ることをオススメします!
多くはメーカーカタログ巻末の「技術資料」という欄に記載されています。
ブロック塀の基準は必ず守ってくださいね!
≫エスビックさんは実は超老舗ブロックメーカー:業界では有名でも世間からの認知度は低い
ブロック塀10mあたりの相場価格
ブロック塀を10m工事した場合の相場価格を解説します。
今回は高さ1m(ブロック5段積み)で計算しています。
ブロック塀の工事をプロに任せた時の価格
高さ約1m(5段)×横幅10mの工事をプロにお任せした場合の価格は18.7万円~。
- 基礎を作るための掘削:4,000円~/1m
- 掘削した土の残土処理:1,200円~/1m
- ベースとなる基礎コンクリ:4,500円~/1m
- ブロック積み工事:9,000円~/1平米
リブブロックと呼ばれるオシャレな化粧ブロックを使うと、ブロック積み工事費は12,500円~/1平米に上がります。
掘削費用や残土処理費用は、どのブロックを使っても価格は変わりません。
プロにお任せすると、DIYよりも単価は上がりますが、安全かつ確実に設置してくれます。
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DIYでブロック塀の工事をした時の価格
DIYでブロック塀工事をした場合の価格は、5万円前後。
- 基礎を作るための掘削:0円~/1m
- 掘削した土の残土処理:0円~/1m
- ベースとなる基礎コンクリ:2,000円~/1m
- ブロック積み工事:3,000円~/1平米
プロに任せた時よりも費用が安い理由は、労力と材料費のみで施工できるからです。
ただ、人力でDIYするのはかなりきつい!
まず、基礎を作るのに40~50cmを10mにわたって掘り込まなければなりません。
残土を処理をする労力や、基礎にかかる材料費もかかります。
施工するためには、これらも必要。
- 建築基準法の勉強
- ブロック塀に関する知識
- 施工の責任
こう考えると、プロの業者にお任せするのが良いかもしれません。
万が一倒壊がおこり、お隣さんに迷惑をかけてしまうことにならないためにも、DIYをする際には十分ご検討ください!
ブロック塀補修には補助金が出る
ブロック補修には補助金が出ます。
そのきっかけになったのが2018年の大阪北部地震。
小学校のプールの目隠しになっていたブロックが倒壊し、事故がおきました。
これをきっかけに全国でブロックの総点検が行われ、危険なブロックの更新作業が進んでいます。
ブロックは、車が当たって割れや欠けが出ることがあります。
こういった端部の割れ、欠けは問題ありません。
ただし、ブロックのヒビは要注意!
髪の毛程度の細いヒビは表面上のヒビなので構造上問題ありません。
ですが、爪楊枝が入るぐらいの2mm以上のヒビは専門家に点検してもらうことをオススメします。
ヒビを、塗料などでごまかすことは危険です。
見た目上はヒビを塞ぐことができていても、構造上はアウト。
ヒビがある場合はブロック塀の更新、撤去をしなければなりません。
たとえば大阪府高槻市では、1平米当たり13,000円の補助金が出ます。
地方自治体によって金額や補償範囲は変わるので、市区町村の建設指導課でご確認ください。
ブロック塀のメリット、デメリット
ブロック塀は最強の塀です。
ブロック塀のメリットはこちら。
- 耐風性
- 防音性
- 耐火性
- 目隠し性能
- 経済性
ブロック塀のメリット1:耐風性
ブロック塀の耐風圧強度は46m/s以上を誇ります。
ブロック自体に重量があること、鉄筋による補強が入っていることから、非常に強度が高いのが特徴です。
詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
≫【ブロック塀の耐風圧強度は、Vo46m/s以上】というのが私の結論
ブロック塀のメリット2:防音性
コンクリートは防音性が高く、遮音材として認められています。
ブロックの性質上、吸音・遮音性を兼ね備えているんです。
戸建て住宅に防音フェンスを設置するのは、費用が高くて難しいケースも多いと思います。
一般的なアルミフェンスと比較すると、ブロック塀のほうが防音性に優れていて、コスパも良いですよ。
ブロック塀のメリット3:耐火性
ブロックの耐火性は、国交省から認められています。
ブロックはコンクリート製なので、熱を通しにくいという性質があります。
天然木やアルミフェンスに比べると、火災時にも有用性があります。
ブロック塀のメリット4:目隠し性能
ブロックの向こう側が見えるという方…いませんよね。
昔から隣家との境界には、目隠し目的でブロック塀が使われてきました。
基本的にコンクリートブロックには隙間がなく、周囲からの視線を完全に遮ることができます。
ブロック塀のメリット5:経済性
ブロックはこれだけ高性能にもかかわらず、とにかく価格が安いのが特徴です。
安い物であれば、ブロック1個の単価は100円〜。
手に入りやすく、手軽に工事をしやすいのもポイントです!
ブロック塀のデメリット
非常に優れているブロック塀ですが、デメリットもあります。
- 見た目
- 高さ制限
見た目から感じる重厚感や古めかしさを毛嫌いする方もいらっしゃいます。
また、高さ制限もネック。
ブロック塀の高さは最大2.2mと定められており、高さ1.2mを超える場合には控え壁を設置しなければなりません。
控え壁は邪魔になりやすく、工事費用が高くなる原因にもなります。
ブロック塀をおしゃれに魅せるポイント
日本では、おしゃれなブロックがたくさん販売されています。
おしゃれなブロックは、業者さんしかしらない独自の流通ルートで販売されています。
ホームセンター、ネット等で探しても見つかりません。
というのも、こういった理由があるからです。
- 段ボールに入れて配達できない
- 梱包材の費用も高い
- 重くて割れやすい
- 送料が高い
とはいえ、おしゃれなブロックは欲しい!
そんな方には、最寄りのメーカー倉庫や、営業所まで買いに行くことをおすすめします。
もしくは、ホームセンターで取り寄せ注文しましょう!
ブロックは地産地消が強く、なかなか遠方に運ぶこともできません。
エリアによって、注文できる商品が変わってくることもあります。
グランドアートウォール
- 高さのある目隠しが欲しい
- でもフェンスはいや!
という方は、グランドアートウォールはいかがでしょうか。
中に発泡素材を使用しているのが特徴で、ブロック塀と比較して軽量です。
最大の高さ3mまで設置可能で、控え壁の工事も必要ありません。
ブロック塀は価格が高くてもプロに依頼すべし
建築基準法により、ブロック塀には高さや鉄筋の本数など細かな規制があります。
基準は図解で見るとわかりやすいので、DIYをする際にはよく読んで施工してくださいね。
ただ、ブロック塀を人力でDIYするのは難しく、正しい知識も必要です。
万が一のことが起こらないためにも、ブロック塀の工事はプロにお任せすることをおすすめします。
ブロックの単価や工事費用は業者さんによって異なるため、複数業者を比較すると良いですよ。
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