LIXIL（リクシル）から販売されているカーポートSC。
ぶっちゃけどうなの！？というところをプロ目線で解説！
新世代デザインのカーポートSCはスタイリッシュな見た目が特徴。
そんなカーポートSCのこれらを徹底解説！
- 特徴
- デメリット
- 施工例
- 価格
- オプション
圧倒的デザイン「カーポートSC」のココがすごい！
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
日本全国のありとあらゆる外構資材・エクステリア商品を集め、プロの業者様向けにも卸売販売の経験があります。その年商100億を超える会社で、資材調達の責任者をやっていました。
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プロの目線で徹底解説します。
私が感じている「カーポートSC」の特徴
カーポートSCは、デザインが非常にきれいなカーポート。
今までにないデザインが、他社を圧倒しています。
カーポートSCのデザインの特徴は、
- 屋根はスタイリッシュなアルミ製
- サイドパネルもアルミ製
- 屋根材の厚みが40ｍｍと薄い
- 厚みが薄いのに華奢な印象はない
- ビスが見えない設計
- 雨樋も内蔵設計
ノイズレス設計が採用されていて、見た目を徹底的に美しく作っています。
ですが、良いところばかりではありません。
屋根材にアルミを使っているカーポートSCは、一切光りを通しません。
完全遮光なので、
- 窓がある場所の前
- 南側の駐車場
これらの場所には適していないのです。
もし、リビングの前にカーポートSCを設置すると、暗いリビングになってしまいます。
また、スタイリッシュなカーポートを採用する場合、住宅の様式も問われてきます。
- 和風
- 洋風
これらの建築デザインの住宅には向いていないのです。
カーポートSCのグレードは、２つ
グレードは、2種類あります。
- カーポートSC
- カーポートSC1500
一般的に高強度のカーポートは耐風圧強度42m/sの商品と言われています。
通常のカーポートは耐風圧強度38m/sまで。
カーポートSC1500になると、耐風圧強度も耐積雪強度も増します。
その分、柱の本数が両足になっているのが違いです。
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カーポートSCの実売価格・相場価格
結論からいうと、通常のカーポートに比べて価格は2倍！
同じ耐風圧強度も耐積雪強度を誇る「フーゴF」の倍の値段なんです。
実際、私が販売するときはコレぐらいの値段になりますよ！という想定の費用なので、そう大きく外れたり、高い・安いはないと思います。
施工例#１ 1台用大きめなカーポートSCの価格
こちらは1台用のカーポートSCの施工例。
奥行5m、横幅3m。
比較的、大きめな1台用カーポートです。
想定実売価は41.5万円（工事費・税込み）
この中に、土間コンクリートの価格は含まれていません。
施工例#２ 新発売！木目調屋根のカーポートSCの価格
2021年、カーポートSCに木目調タイプが出ました！
シックでかっこいいデザイン！
色は3色。
- オーク
- チェリーウッド
- クリエモカ
全国から要望が多かった木目調タイプですが、商品の価格はグンと上がります。
想定実売価は54.5万円（工事費・税込み）
先ほどのアルミの屋根に比べると、プラス13万円。
- 色を変えるだけで13万円！？
- この見た目なら13万円の価値はある！
感じることはそれぞれでしょう。
その分のお金で
- 物置
- 宅配ボックス
- リビングにテレビ
こういったものを設置したいなと思っちゃいます。
施工例#３ ２台用ワイドサイズのカーポートSCの価格
2台用のカーポートSCは、奥行き5ｍ、横幅5.4ｍ。
想定実売価は81.1万円（工事費・税込み）
施工例#4 サイドスクリーン付きの場合は？
施工例３のカーポートSCにサイドスクリーンを付けたタイプがこちら。
想定実売価は112.4万円（工事費・税込み）
サイドスクリーンを付けることで、約31万円プラスになります。
施工例#５ 新色の木目調色になると通常＋約24万円
2台用で屋根が木目調の施工例がこちら。
木目調になると、想定実売価は104.9万円（工事費・税込み）
プラス約24万円！
ちなみに、カーポートSCの木目調タイプにおいて、フレーム、梁、柱はブラックしかカタログに載っていません。
フレーム、梁はシルバーがいいという場合は、裏技を使えます。
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施工例#6 駐輪場に最適なミニサイズのカーポートSC
カーポートSCミニは横幅2.9ｍ、奥行き2.1ｍの駐輪場タイプ。
想定実売価は24.6万円（工事費・税込み）
こちらのタイプは駐輪場以外としても使えます。
- 勝手口の屋根
- アプローチの屋根
施工例#７ カーポートSCミニ木目調 ＋6.3万円ほど
カーポートSCミニも木目調にできます。
想定実売価格は30.9万円（工事費・税込み）
木目調にするだけでプラス約6.3万円かかります。
施工例#8 カーポートSC積雪50cmまで対応
こちらはグレードが上がり、積雪50cmタイプ。
横幅3m、奥行き5mです。
柱を4本立てないといけないこともあり、施工費も上がります。
想定実売価は51.8万円（工事費・税込み）
施工例#9 カーポートSC、木目調の積雪50cm対応モデル
屋根を木目調にするとプラス24.6万円！
想定実売価は64.4万円（工事費・税込み）
施工例#10 ワイド2台サイズカーポートSCの価格
2台用の積雪50cmタイプもあります。
柱は6本！
商品代金も工事費もグッと上がります。
想定実売価は104.1万円（工事費・税込み）
施工例#11 木目調＋積雪50cm対応の2台用カーポートSC
2台用で積雪50cm、屋根は木目調に変更。
想定実売価は129.5万円（工事費・税込み）
土間工事も含めるとおそらく150～200万円になるでしょう。
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カーポートSCで人気のオプションTOP3
カーポートSCで選ばれるオプション、TOP３を紹介します！
1位 ダウンライト
なんといっても1番人気はダウンライト！
か―ポートSC用に開発された照明で、さりげなくカーポートの下を照らしてくれます。
2列6灯で設置すると、施工費込みでプラス20万円ほど。
電源をどこから引っ張ってくるのかなど、配線も考えなければなりません。
2位 サポート柱
積雪性能、耐風性能は比較的高いカーポートSCですが、やはり備えは必要。
サポート柱は必要な時に取り付けて、不必要になれば取り外しができます。
サポート柱が不必要な時には、カーポート柱の後ろに隠すことも可能。
屋根に開いている受け金具も非常に小さいのでスタイリッシュなデザインの邪魔になりません。
3位 サイドパネル
このサイドパネル、高価なオプションなんです。
価格はパネルの高さによって変わりますが、プラス20～30万円。
【2021年4月】カーポートSCに待望の木目調が登場！詳細を外構のプロ目線で解説！【まとめ】
カーポートSCはデザイン性が高く人気なカーポート！
ノイズレス設計が採用されていることで、余計な金具も見えず、すっきりとした印象です。
モダン住宅に良く似合います。
木目調の屋根も新しく発売されました。
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