- 【後悔】【失敗】しやすい事例を知ってください
- 1. 敷地境界の生垣(列植)で、後悔した…
- 2. 駐輪場がない!で、失敗した…
- 3. 玄関と駐車場の距離が離れて失敗した。
- 4. デフォルトの立水栓はダサくて後悔
- 5. 広い庭づくりにこだわりすぎて、間違ってた
- 6. 土間の目地を指定しないのは、痛恨のエラー
- 7. フェンスの共同購入、取り返しがつかなくなった…
- 8. 土工事をDIYでやるんじゃなかった…
- 9. 使わないカーゲート・門扉は、お金のムダだった
- 10. 中途半端なサイズのウッドデッキ・テラス
- 11. スロープ前提で考えたけど、いつ使う?
- 12. 樹脂の洗い出しは、本当に必要だったの?
- 13. 駐車場の土間への装飾は、やめとけばよかった
- 14. 天然木の枕木は、滑るし危険だった
- 15. 雨樋を垂れ流しに、汚れて最悪だった
- 16. 植栽の種類を指定しなかったのは、大後悔
- 17. ハウスメーカーさんに外構を丸投げしたらダメ
- 18. 砕石敷き・防草シートの他にもあったはず
- 19. 真っ白なタイル、真っ黒なタイル
- 20. エアコン室外機の設置場所まで考えない
- 21. 高低差を甘く見ると、超痛い出費が待っていた
- 22. ポール型の機能門柱は、ダサすぎて恥ずかしい
- 23. 一体型ソーラーカーポートは、要らない。
- 「失敗しない」「後悔しない」外構づくりを!
- 本当に…良い外構を手に入れる方法
【後悔】【失敗】しやすい事例を知ってください
買ってはいけない外構工事を、なんと23個!一挙に大公開です。
特定の手法を否定するわけではありません。ただ、過去の後悔・失敗の事例を見ていただくことで、みなさんが「正解を選べるように」なっていただきたいんです。
- 庭ファンだったら採用しないもの
- 庭ファンが採用しない理由
- どうしても必要な場合の対策または代替案
上記3点をしっかりフォローします。
現場状況によっては採用することもあります。私の主張が、全て正しいというわけではありません。
外構工事は、現場状況に応じて総合的に判断する必要があります。あなたのおうちに当てはまるか、ぜひ確認しながら読んでください。
外構の設計・プランニングもおまかせください。
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
総SNSフォロワーは約24万人※1からフォローいただける内容を配信していると自負しています。
※1
YouTube:チャンネル登録者数は12.5万人、総再生数は4,190万回 Instagram:フォロワー数も8.4万人、その他:2024年10月現在
このサイトでは、お得にお庭づくりをするための外構・エクステリア商品情報やコストカットの秘訣などを、すべて無料で配信しています。
外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
本気で外構について考えたい人は、≫無料メルマガがおすすめです。
また、私の詳しい経歴を知りたい方は、≫わたしのプロフィールをご参照ください。
1. 敷地境界の生垣(列植)で、後悔した…
生垣は他の塀よりもコストをぐっと下げることが可能ですが、おすすめしていません。
理由は、隣家へご迷惑をおかけする形になるからです。
植物ですから、お隣さんへ落ち葉が落ちることもあります。隣家へ落ちた葉は自分で掃除ができず、結果としてお隣さんへ丸投げしてしまう形になります。
さらに、隣家の敷地へ伸びてしまった枝葉は「勝手に入り込んで」剪定なんてできません。
最悪、お隣に整枝のお手間までかけることになりかねないです。生垣は定期的な刈り込みや手間がかかるものです。だからこそ植えない方がベストと言えます。
家いじりの楽しみはリタイア後に取っておくという手もあります。
お庭の手入れに手間をかけるより、子どもと一緒に遊ぶ時間を大切にするのもありです。
植物が欲しいなら、生垣よりシンボルツリーを植えて自分で管理できるようにするのがおすすめ。
隣との境界は、生垣より板壁などのフェンスにしておけば管理の手間も少なくすみますよ。
2. 駐輪場がない!で、失敗した…
外構プランをつくるとき、よく忘れがちなのが駐輪場です。
理由は、将来自転車を何台使うのか、予測がつかないからです。
つくらなかった場合、自転車なら数段の段差があってもなんとか持ち上げて駐輪はできます。
でも、原付やバイクを持ち上げて運ぶのはどう考えても困難です。
駐輪場は必ずプランの中に入れておくこと。自転車を使うなら「サイクルスペースは絶対必要!」です。
狭くて駐輪スペースが取りにくい場合は、サイクルスタンドを利用する方法もあります。
これならスペースを節約しつつ、整理整頓もしやすくなりますよ。
3. 玄関と駐車場の距離が離れて失敗した。
駐車場と玄関が近くなるほど、傘いらずのホテルライクな暮らしができます!
アプローチが短くすめば、その分の外構工事の費用も軽減できます。
雪の降るエリアなら、毎日の雪かきの手間も少しですみ、普段の生活もしやすくなります。
「玄関前に駐車場があるのがかっこ悪い」という方もいますが、ちょっと想像してみてください。
- 車を駐車場に停める
- 買い物の荷物やベビーカーを車からおろして玄関まで運ぶ
- (場合によっては)むずがる子どもを車からおろす
これをほぼ毎日繰り返すわけです。
最短距離ですむほうが、生活しやすいと思いませんか?
「おしゃれなアプローチがどうしても欲しい」という方もいますが、私は見栄えは二の次だと思います。
肝心なのは、建物の設計段階でアプローチの長さを決めてないといけないことです。生活動線を考慮できないプランナーさんの提案を受けてしまうと、取り返しはつかなくなります。
4. デフォルトの立水栓はダサくて後悔
デフォルトの立水栓は、めちゃくちゃかっこ悪いです…。
新築の打合せ時期なら、かっこいいものへサクッと安く変更できます!
使い勝手がよい2口蛇口のついたおしゃれな立水栓へ、プラス1〜2万円かけるだけで替えられます。
しかし後から変更しようとすると、手間と費用が余分にかかります。
- 新品の主水栓を撤去し処分する
- おしゃれで便利な立水栓を取り付ける
- 交換のための工事費が新たに必要になる
打合せの早い段階なら、ダサい立水栓をやめておしゃれなものに取り換えることも可能です。
ハウスメーカーさんの標準仕様は立水栓ですが、散水栓の場合もあります。
図面に書いてある水栓が「立水栓なのか?散水栓か?」を確認してください。
家の裏手側なら、見た目は気にならないし、問題はないかもしれません。しかし目立つ場所なら、立水栓のデザインで、家の見栄えは大きく変わります。
5. 広い庭づくりにこだわりすぎて、間違ってた
広い庭にあこがれる気持ちはわかります!
でも、家族全員が使う頻度の高いアプローチや駐車場を優先して確保したほうが、使いやすさは格段に上がります。
考えてみてください。週末しか使わないお庭の広さを優先した結果、いつも使うの駐車場が狭くなったらどうでしょうか?
これでは本末転倒です。
駐車場に取れるスペースは、敷地内の建物の位置で決まります。たとえば建物をあと50cmずらすことで余裕ができ、車を止めやすい駐車場がつくれます。
でも駐車場スペースを考えずに建物の位置を決められると、傘も差せないせまい場所にもなりかねません。
週末しか使わないお庭は、そこそこの大きさでいい。
そして毎日使う駐車場こそ、広く使っていただく方が良いです。
6. 土間の目地を指定しないのは、痛恨のエラー
切込みは、土間コンクリートの割れや欠けを防ぐために必要です。切込みは約3mおきに入れるのが一般的で、空いた隙間に砂利や植栽、人工芝を入れることが多くあります。
しかし次のようなデメリットがあります。
- 砂利……飛散するリスク
- 植栽……枯れることがある
- 人工芝……隙間から雑草が生えてくる
伸縮目地とは「エキスパン目地」というスポンジのものなどです。私の実家でも採用しています。
経年劣化はしますが、土間の床も同様に汚れてくるため想像するほど気にはなりません。
一般的な目地より、伸縮目地の方が手入れから見ても圧倒的に楽だと思っています。
私がお客様へ提案させていただく場合、ちょっと割高ですが、圧倒的に伸縮目地をおすすめしています。
7. フェンスの共同購入、取り返しがつかなくなった…
外構のトラブルでもとくに泥沼化しやすいのが、お隣さんとの境界に建てるフェンス。
敷地境界の真ん中に、フェンスを共同で建ててしまうケースがトラブルのもとになりやすいですね。
トラブルになる理由はどんな約束でフェンスを建てたのか、忘れてしまうからなんです。
数十年住み続けていれば、家族構成や状況がが変わることはお互いにありますよね。
- 引っ越しする
- 相続で受け継ぐ
- 離婚し、家を手放す
私の経験上、大体30年後に上記のような出来事がよく起きているように思います。
30年後となると、ご本人たちでなく子供の世代。それだけに取り決めや書類が見つからないことも必然的に多くなります。
ただし既に分譲されている状態で敷地境界の中央にブロックが積まれているケースもあります。この場合は中央のブロックには触らず、独立基礎でフェンスを設置するのがオススメです。
とにかく、次の世代に残さないのが一番大切です。
敷地境界の中央にブロックが積まれている物件に出会ったら、必ず確認をオススメします。ちゃんとした営業担当者であれば、ブロック塀の所有についてきちんと教えてもらえます。
8. 土工事をDIYでやるんじゃなかった…
土工事をDIYで挑戦するのは、一見簡単なように見えても実際はかなり大変です。
理由は、用意する工具類に予想以上にコストがかかることです。土工事に必要な工具は考える以上に沢山あります。
- スコップ
- 一輪車
- 電動工具
- 重機のレンタル
土工事の効率を上げようとすると、用意する費用だけでかなりの額がかかります。
工事内容も、土間やブロックを水平に仕上げたり、排水計画を立てたりと専門知識が必要です。土工事はプロに任せていただきたいです。
とはいえ、DIYが大好きで土いじりや土工事が好きであれば、やってみたいと思う方もいるかもしれません。
先にプロの見積もりを取って「どれぐらい作業量や費用が発生するのか」を確認してからのほうがいいです。
例えば「熟練の職人さんで2日かかる工事」と言われたら「DIYはその2倍かかる」と思ってください。
上記の状況では、DIYで土工事するのに4日かかり、週末1日作業したら最低でも1ヶ月は工期が必要。つまり1ヶ月間、駐車場が使えない生活をしなければなりません。
やはり土工事はプロにおまかせいただくことをおすすめします。
9. 使わないカーゲート・門扉は、お金のムダだった
使わないゲートや門扉は買わないことです。ずばり「お金がもったいないから」です。ご近所で開けっ放しになっているゲートや門扉のお宅はないでしょうか?
せっかく設置しても開けっ放しなら、何のために買ったのか分からないのと同じです。
まず使用頻度から考えることです。
少なくとも週1回以上使うなら設置し、そこまで使わないのであれば不要です。
使わないゲートや門扉は設置しない、最低週1回以上使う場合にのみ購入を検討してください。
10. 中途半端なサイズのウッドデッキ・テラス
ウッドデッキとテラスは「大きく作る」または「小さく作る」のどちらかにすることをおすすめします。
「ウッドデッキを付けたおかげで、かえって庭が使いにくくなった」という声はお客様からよく聞きます。
あこがれだけで付けるのは失敗のもと。ウッドデッキをせっかくつくったのに、使い勝手が悪くて利用しないということがおこります。
- お庭が狭くなってしまった
- ウッドデッキをいちいちまたがないと裏口にも回れない
- お金をかけてつくったのは、ウッドデッキではなくて断層だった
ちなみに、これは私の実家で起きた実話です。
失敗しないためには、きちんと実寸をしてサイズを確認することです。
ビニールテープを使ってお庭に出て採寸し、実際の大きさや高さを調べてみてください。
例えばエクステリアメーカーのウッドデッキでは、「2.0間6尺(横幅3.6m×奥行1.8m)」というサイズが一般的です。
しかし実際はこの大きさでは、正直何もできません。
ウッドデッキは、十分な大きさでつくるか、または腰掛けベンチみたいな小さなサイズにするのが、もっとも使い勝手がいいと覚えておいてください。
11. スロープ前提で考えたけど、いつ使う?
段差を解消するならスロープよりも断然、階段の方がいいです。傾斜地ほど使えないものはありません。
- 駐輪場
- 駐車場
- DIYの作業場
どれにも使えません。
スロープにするとは、敷地内に使えない場所をつくることになります。
こういう話をすると「老後に階段を上がれなくなったら、スロープの方が便利じゃない?」と考える人もいます。しかし「老後のことは老後に考えるべき」です。
あなたの年齢から、何十年あるか考えてみてください。今使えないスペースを何十年も置いておく方がもったいなくありませんか?
足腰が弱ってしまったら、介護保険などを利用して階段をスロープに変え、手すりを付ける工事をその時にすればいいだけです。
今使えるスペースは他に最大限活用したほうがいいと思います。
12. 樹脂の洗い出しは、本当に必要だったの?
樹脂の洗い出しは、表面がガラスコーティングのように光り、めちゃめちゃ綺麗です。
品質は安定していて、耐久性についても5〜6年間はまったく問題ありません。
しかし弱点は太陽光のため、そのうちに劣化した樹脂が飛散するようになります。
飛散を防ぐには、トップコートと呼ばれるメンテナンス薬を定期的に塗る必要があります。
DIYが好きで、メンテナンス作業を苦にしない方なら、樹脂の洗い出しはおすすめです。
適した場所は、カーポートなどの屋根がついていて、直射日光が当たりにくい場所です。
それ以外の場所は、普通のセメントでつくる洗い出し施工を採用してください。
13. 駐車場の土間への装飾は、やめとけばよかった
駐車場は、目地以外は作らない方がいいです。
その理由は、タイヤの切り回しでだんだんとはげていき、汚れるからです。
デザインを入れてコンクリートを切るとその性質上、鋭角部分がもろくなります。
重量のある車が乗りいれるため、コンクリートにかかる荷重も大きく「割れ・欠け・ハゲ」が発生しやすくなります。
アクセントを付けるなら、床でなく、屋根や壁の方がおすすめです。
床にあえてデザインを付けるなら、タイヤが乗らない場所に。
14. 天然木の枕木は、滑るし危険だった
天然木の枕木は、寝かせても立て掛けても使ってはいけません。
- 質感は良いけれど傷みやすい
- シロアリが食い荒らしてボロボロにする
- 冬場は凍って滑りやすくなる
枕木は地面からの湿気で傷みやすく、虫がどうしても湧いてしまいます。
冬場は凍ってツルツル滑り大変危険です。枕木を土留めとして使うのもNGです。
代わりに枕木に似せてつくった腐食に強い商品があります。
目隠しのために立てて使うならFRP素材などの構成樹脂でできた商品がオススメです。
枕木そっくりに作られたでディーズガーデンの「アルモ」という商品が有名です。
アプローチなどに、寝かせて使うなら石材がオススメです。
石材に塗料を塗って枕木を再現したユニソンのパールスリーバーという商品などが有名なので、枕木の代わりに使っていただくことをおすすめします。
15. 雨樋を垂れ流しに、汚れて最悪だった
カーポートやテラスなどで、雨樋からそのまま雨水を垂れ流しにしていませんか?
垂れ流しにすると、流れ出た雨水でコンクリートが汚れます。
カーポートやテラスの屋根で集められた雨水は、雨樋を通じて排水されます。基本的に柱元で垂れ流しですが、そのままでは床がすごく汚れてしまいます。
「雨水は柱元で垂れ流し」が商品としては標準仕様です。
それ以外の提案はほとんどされませんし、お客様も、雨樋の問題には気がつかないんです。
おすすめは、雨樋を延長して、側溝や雨水枡に流せるようにすることです。雨樋を1本延長したとしても追加で1,000円ぐらい。そんなに高くありません。
お見積書やプランを見て最低この3つはチェックしておいてください。
- どこに雨樋がつくのか
- 雨水はどこに流すのか
- コンクリートに垂れ流しになっていないのか
16. 植栽の種類を指定しなかったのは、大後悔
植栽の種類を記載しないでおこなう植栽工事は「アウト」です。
「こんなはずではなかった」「言われるままに植えて後悔した」というお客様のお声をよくいただくからです。
植栽の種類を指定したほうが良い理由は、以下のような事情があるからです。
- 成長が早いシンボルツリーは、剪定の手間がかかる
- 落葉樹は、落ち葉の掃除が大変
- 実がなる木は、実が落ちて床を汚しやすい
- 実がなると鳥がやってきて、フンで床が汚れることがある
後悔しないためにも、「樹種・高さ・本数」は、見積書へ必ず明記してもらうことです。
中でも敷地内に植え込む本数は必要最小限にしておくのがおすすめです。
植栽に使う植物には、さまざまな特性があります。
- 落葉樹(秋になると葉を落とす)または常緑樹(年中葉をつけたまま)
- 剪定の頻度(年間に必要な回数)や時期
- 水やり頻度や水やりの量
植え付ける予定の植栽については、業者さんに必ず聞いてください。私も植栽に詳しくはないため、見積書に書いてある樹種は、樹木辞典を開いて必ず調べます。最近はGoogleでもよく調べます。
https://springbd.net/carefree_tree_top7
≫手入れのいらない庭木TOP7はコレだ!絶対に失敗しないシンボルツリー選びを徹底解説
17. ハウスメーカーさんに外構を丸投げしたらダメ
ハウスメーカーさんは外構屋さんではありません。建物屋さんで家をつくるのが専門です。専門外のため、外構工事は基本的に外注になり、費用が割高になるからです。
ハウスメーカーさんに、外構をお願いする場合のメリットとデメリットについて以下にまとめました。
<メリット>
- デザインが優れている
- 一括で工事してもらえる
<デメリット>
- 工事を外注するため割高になる(仲介手数料で20~30%も上乗せ)
品質やデザインを求めるならば、ハウスメーカーさんで選ぶのもありかもしれません。
ただしそのままお願いするのではなく、外部の業者さんに早めに見積もりを依頼して品質と価格を比較するのがいいです。
私が、フォローアップしますので、困ったときはぜひお問い合わせください。コメント欄で質問にも回答させていただいています。
18. 砕石敷き・防草シートの他にもあったはず
砕石敷きはコストについては最強なんですが、撤去する費用の方がかかります。
採石では雑草は防ぎきれません。
砂利の性質上どうしても飛び散りやすいデメリットの方がが大きいかと思います。あまり砕石敷きについてはおすすめしません。
あえて砕石敷きを選ぶのであれば駐車場以外で利用できる「オワコン」という商品があります。
オワコンは、造粒ポーラスコンクリートと呼ばれる粒状の特殊なコンクリートです。これを砕石の代わりに敷き詰めることで、雑草が生えてこなくなります。
そして駐車場は、予算をかけて土間コンクリートにしてください。たまに車のタイヤが乗る部分だけ、コンクリートにするケースもあります。
しかしそれ以外に砂利を敷いてしまうと飛散や砂埃、結局雑草も生えます。
駐車場スペースはしっかりと予算を取って、土間コンクリートにすることを強くおすすめします。
19. 真っ白なタイル、真っ黒なタイル
真っ白なタイル・真っ黒なタイルはおしゃれですが、汚れがめっちゃ目立ちます。
最近はグレーの色が流行し、そのため黒白のタイルがよく採用されますが、問題点もあります。
- 黒タイル:夜の暗闇の中で目立たない→階段の段差が分からなくなり危険
- 白タイル:強い日差しの照り返しが眩しい→ 階段の段差が見えにくくなり危険
できれば白黒のタイルは使わないようにするといいです。
代わりにクリーム系やベージュ系の明るめの色を使うと、泥汚れや塵埃などが目立ちにくくなります。
あえて白黒のタイルを使う場合、段差部分に色の違うタイルを置くと安全です。
見た目だけじゃなくて、使い勝手も考えていただきたいと思います。
20. エアコン室外機の設置場所まで考えない
家づくりのとき、間取りや窓の位置、エコキュートなどの給湯器の場所は、あらかじめ決めるますよね!
でも、エアコンの室外機の場所まで考えている人は少ないです。
外機の問題は、結構後から出てきます。
室外機が邪魔になり、自転車が停められない事件も聞きます。
プランナーさんの図面に、室外機の位置まで入っていないので要チェックです。
エアコン室外機の置き場所は、先に考えておいてください。
設置するポイントは外から見えにくい場所がベストです。見えてしまう所ならおしゃれなエアコンカバーでカモフラージュするのもいいですね。
21. 高低差を甘く見ると、超痛い出費が待っていた
高低差のある土地を購入する場合、土をどけて階段をつくる工事などが必要になります。「ひざ下くらいの高さでも数百万円の費用が発生します。ここでいう高低差とは、道路から玄関までの高さが50センチ以上あるものです。
土をどける作業の費用がどのくらいかかるのか、知らない方も多いと思います。
住宅建築ができるような土地にするまでに、造成にかかる必要な手順は以下のようなものです。
- 大きな重機で土を掘削する
- 掘削した土をダンプに載せて運搬する
- 処分場で土を処理す
- 土の流出を防ぐ為、土留め工事をおこなう
- 階段をつくる(膝上位の高さが50㎝程度)
土地代に加えてこのような造成費用も見積もらなくてはなりません。
階段をつくる分、活用できる土地は狭くなります。
高低差のある場所は、通常の土地よりも割高になります。50cm以上高低差があるところでは、土地代+数百万円の造成費用が掛かかります。
22. ポール型の機能門柱は、ダサすぎて恥ずかしい
ポール型の機能性門柱をおすすめしない理由は、ズバリ手抜きに見えてしまいやすいからです。見た目のチープ感がぬぐえません。
取りつけられたポストも使いにくく、見た目や機能性からもオススメできませんね。
どうしてもスペースがない、費用が用意できないという場合は表札とインターホンは建物に設置し、ポストだけ独立して建ててください。
ポストは使用頻度が高く、破損するケースが多いです。扉が開かない、鍵をなくすこともよくおこります。
取り替える機会が多いポストは、単独で設置するのが最もいいと思います。
23. 一体型ソーラーカーポートは、要らない。
カーポートはカーポート、ソーラーはソーラーと別々に用意することです。ソーラーカーポートは、それぞれのメリットを打ち消していると私は思っています。
低コストで屋根を確保できるのがカーポートの魅力であり、電気代を安くできるのがソーラーの魅力です。
しかし、カーポートにソーラーを載せるには強度が必要で、強度をもたせるためにカーポートの費用が高くなってしまいます。
またカーポートの屋根の高さは大体2〜3mぐらいの高さです。その位置にソーラーパネルがあると影ができやすく、発電量が減ってしまいます。
高い費用をかけて設置しても、ソーラーの威力が半減してしまうんですね。
環境のことを考えるなら、ソーラーをカーポートに載せるより、車を手放す方がマシです。カーポートの上のソーラーは「まぜるな危険」です。
「失敗しない」「後悔しない」外構づくりを!
今回は23個の「私なら買わない」ものを紹介しました。どの主張も絶対正解というわけではありません。
私自身も、現場状況によっては「買わない」と紹介した方法を採用することもあります。
特に建物に関係するものは、後から外構工事で何とかできるものではありません。
スペースがなければ、駐輪場はつくれません。建物と駐車場が離れている場合も、建築の話になるんですね。外構ではどうにもできないことになります。
この辺りの問題を解決するためには、ハウスメーカーさんの営業担当者の知識や技量に関わってきます。
土地探しやハウスメーカーさんを探している方は、私に連絡いただければ、優秀な営業担当や設計担当の方をご紹介できると思います。
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
庭ファンが業者さんを紹介するのページの最後に、お得なフォローアップキャンペーンについて紹介しています。
カンタンな条件を満たしていただければ、私が、「価格のチェック」&「プランの精査」をいたします。
外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
本来は5万円で提供している有料サービスですが、ご利用いただいた方に無料でご提供しています。
最後までご覧いただいた、あなたへお礼のプレゼントです。
詳細は、コチラの庭ファンの優良業者さん紹介サービスの下部を参照してみてください。
最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!