お庭のタイルデッキ、置くだけで簡単にDIYできます
タイルデッキがほしいけど、結構お高いですよね…。DIYできないか調べていたら、「置くだけタイル」という商品を見つけました。初心者でも簡単に設置できますか?タイルの選び方や、DIYの方法を教えてほしいです。
タイルデッキのあるお庭、高級感があって憧れますよね。
しかし、ウッドデッキと比べると正直お値段が張ります。
「DIYでコスト削減できないかな…」と考えている人も多いはず。
そんな人におすすめしたいのが、各メーカーから販売されている「置くだけタイル」です!
初心者でも簡単に、本格的なタイルデッキを作ることができますよ。
この記事では、
- おすすめの「置くだけタイル」
- 「置くだけタイル」にすることのメリット・デメリット
- お庭にDIYでタイルデッキを作る方法
をDIY初心者さん向けに解説します。
お庭まわりのプロ!置くだけタイルのDIYもお任せ
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そもそもタイルは、コンクリートに貼り付けるもの
タイルを設置する際は、コンクリートに接着剤で貼り付けるのが一般的です。
タイルは陶磁器という、お茶碗などによく使われる素材でできています。
硬くて丈夫な素材ですが強度は高くありません。
そのため、土の上に直接置くのはNG!
タイルの下に小石が入るだけでも、てこの原理で簡単に割れてしまうので注意してください。
お庭のDIYに最適、便利な「置くだけタイル」とは
初心者が自分でコンクリートを打って、タイルを貼るのは至難の業。
そこでおすすめしたいのが「置くだけタイル」です。
「置くだけタイル」は、お庭に置くだけで、簡単にタイルデッキをつくれる商品です。
接着剤で貼り付ける必要がないので、初心者がDYIに挑戦するにはピッタリ!
置くだけタイルには、以下の2タイプがあります。
- 個別タイプ
- ジョイントタイプ
個別タイプはタイル単体の商品なので、お好みの場所に置くだけでOKです。
取り外しやすく、自由なレイアウトに対応できるのがポイント。
ジョイントタイプは、タイルの裏に土台となるフレームがついているものです。
フレームを連結させて、そこにタイルをはめ込んで設置します。
土台があるので個別タイプよりも強度が高く、広範囲でもきれいに仕上げられますよ。
DIYでも使いやすい!置くだけタイルのオススメ5選
置くだけタイルは、有名なメーカーさんから多数販売されています。
その中でも選りすぐりの商品をランキング形式で紹介します。
第1位:TOTO バーセア屋外用ジョイントタイル
陶器の最大手TOTOさんが販売する「バーセア 屋外用ジョイントタイル」を第1位に選びました!
粘土や長石など厳選された素材を、窯で焼き上げた本格的な質感が楽しめます。
陶磁器タイルなので傷や汚れがつきにくく、長く使っても色褪せません。
水はけがよいので汚れてもサッと水洗いできますよ。
大きさのバリエーションが3種類あり、サイズ調整しやすいのもポイントです。
- 10cm角
- 15cm角
- 30cm角
細かな隙間や、隅の調整をしたい場合は、サイズの違うタイルを組み合わせればOK!
価格は約1.0万円/平米です。
第2位:ハンディテクノ 置くだけデッキタイル
第2位は、業界では有名なウッドデッキメーカー、ハンディテクノさんの「置くだけデッキタイル」です。
ウッドデッキの素材をタイルに加工したもので、木のぬくもりを感じられる商品です。
人工芝を使用したパネルもあり、写真のように組み合わせるとおしゃれ!
さらに、同シリーズからプランターとして使えるコンテナも販売されています。
置くだけデッキタイルに連結すれば、ガーデニングも合わせて楽しめますよ。
価格は約1.3万円/平米です。
第3位:MINO スナップデッキ
MINOさんの「スナップデッキ」には、珍しい素材が使われています。
タイルでも、ウッドデッキでもなく、発泡ウレタンのパネルです。
発泡ウレタンは断熱材にも使われる素材で、熱くなりにくいのが特徴。
陶磁器のタイルは熱が伝わりやすく、直射日光に当たるとかなり熱くなるんです。
発泡ウレタンなら熱さを感じにくいので、夏場でも裸足でタイルの上を歩けます。
とくにリビングの前に設置した場合など、ちょっと外に出たいとき、スリッパに履き替える手間が省けて便利です。
屋上に敷けば断熱効果も期待できますよ。
価格は約2.7万円/平米です。
第4位:タカショー 置くだけタイル
おしゃれなガーデンアイテムで有名なタカショーさんの「置くだけタイル」です。
ほかのメーカーさんと比べて、タイルを配置するときの継ぎ目(目地)が細かいのが特徴。
すっきりとした印象なので、スタイリッシュなお宅にも相性バツグンです。
パネルの素材は
- 天然石
- ウッドデッキ
- 人工芝
など、タイル以外にもさまざまなラインナップが取り揃えられています。
複数の素材を組み合わせれば、タイルデッキだけでなく、たとえば玄関アプローチを作ることも可能です。
歩く部分だけタイルを敷いて、周りを人工芝パネルで埋めれば、本格的な仕上がりになりますよ。
価格は約7千円/平米です。
第5位:ヤマチ ビートブロック
ヤマチさんの「ビートブロック」は、はめ込み式のジョイントタイルです。
組み立てた枠材に、タイルを叩いてはめるだけで設置できるのが特徴です。
天然石材を使用したストーンタイルと、セラミック製タイルの2種類が販売されています。
カラーバリエーションが豊富なので、組み合わせ次第で個性的なお庭を演出できますよ。
価格は約2.5万円/平米です。
ホームセンターの置くだけタイルはおすすめしない
ホームセンターオリジナルの置くだけタイルはおすすめできません。
価格は安いのですが、次のようなデメリットがあります。
- 割れやすい
- 裏のフレームが劣化しやすい
基本的にタイルは耐久性が高く、劣化しにくい素材です。
しかし、表面のタイルの状態は良くても、裏の樹脂フレームだけ劣化する場合があります。
そうなるとタイルごと交換しなければならないので、非常にもったいない。
多少お値段が高くても、信頼できるメーカーさんの商品を選ぶようにしてください。
ただし、天然木のウッドパネルに関しては、ホームセンターの商品を選ぶのもアリです。
天然木はタイルと比べて劣化しやすい傾向にあるからです。
安い商品を定期的に買い替えたほうが、きれいな状態を保てるかもしれません。
置くだけタイルでお庭をDIYするメリット
置くだけタイルでDIYすることには、次のようなメリットがあります。
- やり直しができる
- 水がたまらない
- コストを抑えられる
それぞれ詳しく解説します。
簡単にやり直しができる
一般的なタイルは、土間コンクリートの上に接着剤で貼り付けて設置します。
失敗してもやり直しできない、一発勝負です!
一方で置くだけタイルは、固定しないので何度でもやり直し可能です。
初心者でも簡単に設置できますよ。
タイルの上に水がたまらない
タイルは水を通さないので、上に水がたまりやすいのが難点。
通常なら、土台のコンクリートで水勾配と呼ばれるゆるーい坂道を作る必要があります。
場合によっては土台をつくり直さなければならず、緻密な計算も必要です。
一方で、置くだけタイルはタイルとフレームの隙間から水が流れるので、水がたまる心配がありません。
水平な地面に設置できるので、今ある敷地をそのまま活用できますよ。
コストを抑えられる
置くだけタイルの設置には、特殊な工具は必要ありません。
施工費用がかからないので、通常のタイルに比べてコストを抑えられます。
また、簡単に取り外しができるので、使い回しも可能です。
たとえば「玄関ポーチに設置していたタイルを、物置の前に移して再利用する」なんてこともできます。
置くだけタイルでお庭をDIYするデメリット
置くだけタイルでDIYするデメリットは以下の通りです。
- 多少ズレる
- 重厚感がない
- 種類の選択肢が少ない
地面に置いているだけなので、使用するうちに多少ズレる可能性があります。
また、タイル特有の重厚感がないので、質感にこだわる人は物足りなく感じてしまうかもしれません。
通常のタイルに比べて、選択肢が少ないのも大きなデメリットです。
多くの場合、一つの商品でカラーバリエションは3種類程度。
目地も基本的に黒しか選べません。
DIYにこだわらなければ選択肢は広がります。
とくにTOTOさんやLIXILさんは、自社でタイルを製造しているのでバリエーションが豊富です。
素材や大きさ、色などで分類すると、数千〜数万種類のタイルが販売されていますよ。
通常のタイルも検討したいという人は、こちらの記事を参考にしてください。
≫外構のタイルの費用を安くできる!タイルのメリット・デメリット、おしゃれに魅せる秘訣も紹介
庭ファンならこういう手順でDIYする
それでは、実際のDIY方法を解説します。
自分にもできそうか判断してから、置くだけタイルの購入を検討してください。
DIYは難しそうと感じたら、迷わずプロにお任せしましょう!
1.プランニング
一番重要なのは、タイルのDIYを通して「なにを実現したいか」です。
実現したいことによって、仕上がりも変わってきます。
タイルを設置する場所の高さや、広さを具体的にプランニングしてください。
たとえばリビングから直接外に出たいなら、リビングと高さを合わせる。
タイルデッキでバーベキューがしたいなら、テーブルとイスを設置できるくらいの広さが必要です。
そもそも、本当にタイル張りにする必要があるのか考えてみてください。
ウッドデッキや芝生でもよい場合は、そのほうがコストを抑えられる可能性があります。
2.地面の整地と下準備
タイルデッキのサイズが決まったら、地面の整地と下準備をします。
すでにコンクリート敷きの場合は、そのままで問題ありません。
コンクリートになってない場合は、コンクリートの地面を作るところから始める必要があります。
土の上に直接タイルを置くと、でこぼこになってしまったり、時間が経過するにつれて沈んでしまったりするので要注意です。
コンクリートの厚みは5~8cmぐらいの薄さでOK。
雨水がたまらないように、1~2%のゆるーい傾斜をつける必要があります。
3.タイルの枚数を数えて、注文・設置
タイルを置く場所が決まったら、お好みのタイルを選んで、必要枚数を注文します。
たとえば設置場所が横幅3m、奥行き1.2mの場合。
一般的な30cmサイズのタイルなら、10列×4枚=40枚必要です。
タイルが届いたら、あとはカーペットのように敷いていくだけ。
雨樋や外壁があってピッタリ敷き詰められない場合は、タイルをカットしてみてください。
カットするのが難しければ、10cm・15cmサイズのタイルを組み合わせると、きれいに仕上がります。
敷くだけなので、初心者でも1時間程度で仕上げられますよ!
4.DIYした置くだけタイルを堪能する
ほかの素材と比べて劣化しにくいので、設置後のメンテナンスは不要です。
タイルの下に水や埃がたまることがあるので、たまに確認してください。
年に一度、大掃除の日にめくって掃除するぐらいで十分です。
あとはタイルデッキのある生活を、思いっきり楽しみましょう!
置くだけタイルのDIYが難しそうなら、専門家に相談!
設置したい場所がコンクリート敷きの場合、「置くだけタイル」はコスパ最強です!
しかし、コンクリートではない場合、正直DIYするのは難しいかもしれません。
地面の整地を含めて、専門業者さんにお任せしたほうが、安くきれいに仕上がりますよ。
一番重要なのはお庭でどう過ごしたいのか、プランニングすることです!
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