タイルを敷いておしゃれな庭を実現したい!
「庭におしゃれなタイルを敷けば、お家全体がもっとすてきになるはず! タイルのいろんなデザインや施工例を見てイメージをふくらませたいな。コスパよくしたいから費用相場や選び方、裏技だって知りたい。DIYできたら安く済む?
お庭にタイルを敷けば、お家の世界観がグレードアップします。
でもやはり気になるのはコストと、使い勝手ですよね?
今回の記事では、以下について解説します。
- おしゃれなお庭の施工実例とおすすめのタイル
- 庭にタイルを敷く費用相場とDIYを推奨しない理由
- 庭にタイルを敷くメリット・デメリット
- 庭にタイル貼りするときの賢い裏技
- お庭のタイル敷きによくある質問回答
タイルを敷くのはDIYではハードルが高すぎるので、プロ依頼がおすすめです。
お家にぴったりのすてきなタイルが見つかるので、ぜひご覧ください。
外構一筋16年のプロ!庭のタイルもお任せ
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庭のタイル、おしゃれな施工事例
思わずときめく庭のタイルのおしゃれな施工事例を紹介します。
いろいろなデザインがあるので、お家やお庭に合うタイルが探しやすいですよ。
事例1:定番、コスパ・デザインに優れたタイル
圧倒的ド定番のタイルといえば、LIXILさんの「グレイスランド」です。
- タイル代:5,500円~/平米
そこそこに安いながらも質感がよく、安定性・耐久性はバツグンでコスパのよい商品として、大量に生産・流通しています。
ほとんどの業者さんが取り扱っているため手配しやすく、割れ・欠けが出たときの補修がしやすいのがメリットです。
カラーバリエーションも豊富で、アイボリー・ブラウン・グレー系の12色展開のため、お庭に合ったタイルが見つかります。
事例2:シンプルで洗練されたデザイン
写真はエクステリア・インテリアともに有名な平田タイルさんの「エクストリーム」です。
- タイル代:13,000円~/平米
モルタル調の飾らない美しさで高級感があり、調和しやすいデザインです。
15・30・45・60cmとサイズが豊富なので、角もサイズを揃えやすいです。大きめの45cmか60cm幅を選べばモダンな印象になります。
色は、モノトーン系かライトグレー・アイボリー系の8色展開です。
商品価格はグレイスランドの2倍以上ですが、圧倒的におしゃれです。
事例3:タイルデッキでお庭と調和
LIXILさんの「タイルデッキ」は、リビングとお庭のすばらしい一体感を実現できます。
- タイル、土台、フレームがセット:42,000円~/平米
イタリアから輸入した厚さ2cm、60cm角の大きなタイルを使ったスタイリッシュデッキで、土台とフレームがセットになります。
ほかのタイルと違うのは、土台部分も製品に含まれていて、工期もなんと1日で済みます。
作りたい高さが50cm以上の場合、通常のタイル貼ってデッキを作るより土台を作る作業が要らない分、安く仕上がるケースもあります。
タイルはグレー・アイボリー・ブラウンの3色、土台はグレー・白・黒系の5色展開です。
言ってしまえば、ウッドデッキの床がタイルになった商品です。
タイルと土台の色の組み合わせが自由に選べるので、お家の雰囲気に合わせてコーディネートを楽しめますよ。
お値段は高いですが、BBQやコーヒーブレイクが楽しめます。
事例4:置くだけタイルでDIY
MINOさんの置くだけタイル「スナップデッキ」の施工事例です。
- タイル代:6,400~円/平米
置くだけタイルは、DIYで施工できる唯一の商品です。
スナップデッキは変わり種の商品で、石材ではなくウレタンの断熱材でできています。
ベランダなど直射日光が当たる場所に敷いても、熱伝導率が低く熱さを感じません。
裸足で歩いてもやけどの心配がありません。
カラーはブラウン系をメインに白・グレーの6色展開です。
置くだけタイルについては、記事の後半『DIYできる!置くだけ「床タイル」』で詳しく紹介します。
事例5:タイルをアクセントに、魅せる駐車場
ワンポイントでタイルを使用しつつ、魅せる駐車場の事例です。
- タイル代:14,000円~/平米
グレーカラーのタイルがお家とマッチして、さらにタイヤ痕も目立ちにくい!
道路際の1m幅だけタイルを貼ればアクセントになり、コストを抑えられるのもポイント。
駐車場のタイルは、カタログ記載の車が乗っても割れない「車重対応可」の商品を使ってください。
駐車場タイルのおすすめはユニソン「アムルストーン」
駐車場用のタイルなら、ユニソンさんの「アムルストーン」がおすすめです。
- タイル代:22,770円~/平米
ベージュ・グレー・ブラウンの4色展開で、異なるサイズの石材がセットになっているので、並べるだけでスタイリッシュな石畳が完成します。
車が乗っても割れないように、分厚く作ってあるので値段も高いです。
事例6:タイル門柱で圧倒的な高級感!
ユニソンさんの「パイルストーン」を門柱に使用した、圧倒的な高級感の施工例です。
- タイル代:26,000円~/平米
門柱や塀などにタイルを使う場合は、画像のようにピンポイントで使うのがよいです。
ブロック塀のような広い面積にタイルを使うと、費用がめちゃくちゃ高くなるので、「ちょっとだけ使って」見せる技法がおすすめです。
ポストと門柱のアルミフレームの組み合わせが非常にマッチしてキレイですし、意匠性も高いですね。
さらに、外壁やステップの白と黒の配色と合わせることによって、お家全体で引き締まった印象になります。
天然石を使用したグレー・ブラウン系の9色展開で、格調高いつづれ織りが特徴です。
ちょっと高級なタイルで26,000円~/平米ですが、そのぶん格が上がります。
庭にタイルを敷く費用、壁にタイルを貼る相場価格
庭にタイルを敷く場合にはそれなりのコストがかかります。
1平米あたりのタイル・施工費を合わせた相場価格はこちら!
- 床タイル施工費:下地コンクリート・タイル施工費等4万円+タイル代
- 壁タイル施工費:下地ブロック・タイル施工費等4.6万円+タイル代
表の「タイル商品代」をご希望のタイルの値段に置き換えて計算すると、おおよその費用が出ます。
たとえば、施工事例1で紹介した一番人気の「グレイスランド」ならタイル代5,500円/平米なので、床に貼るなら工事費込みで45,500円/平米が相場価格です。
庭にタイルを敷く際には、土間コンクリートの基礎工事費とタイルの商品代・施工費、現場周辺の養生費用や、運搬費など諸経費もかかります。
タイル外構の施工単価・相場について、もっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
≫外構のタイルの費用を安くできる!タイルのメリット・デメリットを紹介
庭に敷くタイルの選び方
世の中にはいろいろなタイルがあふれているので、お庭にぴったりの商品を探し出すこと自体が大変です。
そこで素材、メーカー、用途の3点から選び方を解説します。ぜひ参考にしてください。
タイルの素材で選ぶ
タイルはおもに以下の3種類があります。
- 磁器質タイル
- セラミックタイル
- 素焼きタイル
お庭では、磁器質タイルが最もよく使われます。
供給の安定性やサイズ、強度、価格、デザインのバランスがよく、いわゆる「タイル」と呼ばれるものは磁器質タイルを指します。
磁器質タイルは、石英や長石などの鉱物を1,250度前後の高温で焼き上げて作ります。
セラミックタイルは光沢があり、キッチンの天板や高級ホテルの床などに使われますが、非常に高価なので庭のタイルとしてはもったいないです><
素焼きは「テラコッタタイル」とも呼ばれ、自然の土を高温で焼き固めて作られています。
素朴な土の色合いで、素焼きの植木鉢のような質感です。
そのため割れやすい性質があるので床に使うのは控えたほうがいいタイルの種類です。
タイルメーカーから選ぶ
庭ファンおすすめのタイルメーカーを紹介します。いずれも鉄板なメーカーさんです。
タイル業界No.1「LIXIL」
LIXILさんは外構業界で最大手のメーカーです。
見積もりにタイルが入る際には、LIXILさんの製品がよく使われます。
おすすめは、施工事例でも紹介した「グレイスランド」。
タイルのサイズは30cm角が一般的で、とくにこだわりがなければこちらを選べばOKです。
「セラバサルト」という60cm✕30cmサイズの長方形タイプの商品もよく使っています。
値段も高くなく、大判でヨゴレが目立ちにくいので庭ファンお気に入りです。
アート性の高い「名古屋モザイク」
名古屋モザイクさんは、1938年創業の老舗タイルメーカーです。
普段使いしやすい商品やアート性の高いタイルなど幅広いラインナップを開発・生産・輸入しています。
六角のタイルを敷き詰めると、めっちゃモダンな印象ですよね!
値段とデザインのバランスがよい「アドヴァン」
アドヴァンさんは、タイル、フローリングなどの建築資材や住宅設備を取り扱うメーカーです。
アドヴァンさんのタイルは、安くてデザインのバランスがよいですが…
(コソッとお伝えすると)
お客様が購入する価格と業者が仕入れる価格がほぼ同じで、利幅が少ない…ので扱っている業者さんは少なめです…。
でも個人的にはオススメ。他の家とかぶりにくいのも魅力ですよね。
シャープ&エッジの効いたデザイン「平田タイル」
平田タイルさんは、エクステリア・インテリアのどちらにも強いメーカーです。
デザイン性・耐久性の高いタイルを世界中から集めたセレクトブランドを展開しています。
定番は施工事例でも紹介した「エクストリーム」で、シンプルさと格調高さを兼ねそなえています。
空間ごとにジャストなサイズ・用途で選ぶ
BBQ用やアプローチ・玄関ポーチなど空間ごとのサイズで選ぶのも重要です。
メジャーで測ってもイメージが湧きにくい場合は、部屋の大きさやカーペットの大きさを目安にするとよいです。
以下にタイルの広さの一例を挙げます。
- アプローチ・玄関ポーチは2畳~
- BBQ用は5畳~
室内で2畳用のカーペットを敷いているなら、この2畳がアプローチになった場合に「どのくらいの広さ」になるか想像しやすいですよね。
タイルは正方形・長方形・六角形などいろいろな形がありますが、一般的に30cmを目安に作られています。
30cmのタイルは、狭い場所でも施工しやすいです。
一方の大判タイルは上質感がただよいますが、小回りが効かないのでカーブや狭い部分には向きません。
お庭でBBQならタイルデッキ
お庭でBBQするならリビングから出入りしやすく、熱や汚れに強いタイルデッキがおすすめです。
集まる人数によってジャストサイズが異なるので、以下に目安を書きます。
- 4人でBBQするなら約5畳:3m×3m
- 6人でBBQするなら約8畳:4m×3m
タイルデッキは設置する高さによって費用が大きく変わるものです。
地面から50cm以上高さがある場合には、かさ上げをしなくてはならず工事費が高くなるので、施工事例3で紹介したLIXILさんの「タイルデッキ」の検討を推奨します。
ちなみに、BBQは火を使うので、ウッドデッキではやっちゃダメ!
デッキが焦げたり、溶けたり、タレの汚れがついたり、ろくなことがありません。
駐車場には厚みのあるタイルを使うべし
駐車場にタイルを敷くこともできます。
その際はカタログに、「車重:◯」と記載があるタイルを選んでください。
車が乗っても割れないタイルは、厚さ2cm以上のものです。
土間コンクリートに比べてタイヤ痕が目立ちにくいのもおすすめポイント。
とはいえ、土間コンよりも施工コストがかかるので、アクセントとして道路際など一部に取り入れればコスパよくおしゃれに決まります。
DIYでタイル敷きはやめておけ
コストカットを目的に、DIYでタイルを貼るのはおすすめしません。
理由は、「タイルの下地」と呼ばれる、土台を水平に作る作業が全工程の8割、表面のタイル貼りが作業の2割を占めてるからです。
しかも、タイルを縦横まっすぐ・直角にデコボコなく平らに貼るのは至難の業で、「まっすぐ目地を通して、割り付けする」という専門用語もあるほどです。
さらに、タイル貼りは接着剤が固まるまでの一発勝負!
専用の道具がないとキレイに施工できず、道具の費用だけでも高くつきます。
この道具を揃える費用の代わりに、プロの職人さんに任せたほうが安くつく場合があります。
タイルは商品による料金の幅も大きいです。質感やデザインも商品によってかなり異なるので、実際の施工例や現物を見ていただてから決めたほうがよいですよ。
それでもタイルをDIYでやりたい!という人は
それでもタイル貼りをDIYしたい場合は、こちらの記事で手順を解説しています。
≫外構のタイルの費用を安くできる!タイルのメリット・デメリットも紹介
この記事だけで「なるほど理解できた!」というレベル以外の方は手を出さないほうがいいです。
「途中までDIYしたけどムリだったからやっぱりプロに依頼しよう」などと考えると、今まで作業したものを全部壊して作り直さないといけないので、解体の手間とコストも結局高くつきます。
庭にタイルを敷くメリット
改めてここで庭にタイルを敷くメリットを説明するのは、必ずすべてのお庭に必要ではないからです。
今はタイルを欲しいと思っていても、以下のメリットにピンとこないなら、タイルにこだわらなくてもいいかもしれません。
おしゃれ&高級感ある見た目
タイル自体に存在感があるので、おしゃれで高級感のあるお庭が演出できます。
タイルの素材は、自然石に近いものやモルタル調・素焼き調のものなどさまざまで、色も豊富に展開されています。
タイルのデザインを家やフェンスと合わせれば、全体でコーディネートできて一層美しくなります。
メンテナンスが簡単
タイルは基本的にメンテナンスの必要がありません。
タイルは石材やガラスと似た素材なので、耐水性・耐久性が高く劣化しにくいためです。
汚れやコケがつきにくいので、こまめに手入れしなくてもよいのはうれしいポイント。
もし汚れてしまったら、デッキブラシと水でガシガシ洗い流せます。
お庭にタイルデッキがあるとBBQが気軽にできる
庭にタイルを敷けば、BBQが安心してできます。
タイルは汚れ・熱に強いのでBBQのタレや油、火がついた炭が落ちてしまっても品質に影響しません。
一方ウッドデッキだと、人工木なら焼けた炭が落ちれば溶け、天然木でも焦げ、タレや油が落ちればシミの原因になるのでBBQには不向きです。
とはいえ、BBQの煙や匂いはすごいので、ご近所トラブルにつながるおそれがあります。
敷地に余裕があったり、お隣さんから了承をもらうなど対策してくださいね。
お庭にタイル敷くと、雑草対策になる
コンクリートを下地に流してからタイルを貼るため、土の露出が減ることで雑草対策になります。
お庭が土のままよりよほどマシですね。
ただ、雑草対策のためだけにタイルを貼るのは正直コスパが悪いので、「おしゃれなお庭にしたい」など、ほかの目的がある場合に付随した価値といえます。
庭にタイルを敷くデメリット
庭にタイルを敷くことにはデメリットもあるので、検討材料としてチェックしてください。
値段が高い…ぬぅ、これは我慢!
タイルの一番の課題は値段が高いこと。
タイル自体が高いうえに、タイルの施工には手間と時間、高い技術力が必要なためコストがかかるからです。
とはいえ、タイルを敷けば圧倒的な高級感が手に入ります。
雨で滑りやすくなるので、生活動線には注意
タイルは、雨や雪など濡れていると滑りやすくなります。
屋外用のタイルで滑り止め加工がされていても、どうしても滑りやすいです><
転倒の危険があるので、基本的に生活導線につながる場所やスロープには設置しないでください。
たとえば、リビングから庭に敷いたタイルのうえを通って洗濯物を干しに行くのは危険です。
滑りにくいタイルを選んだり、手すりを取り付けたり転倒対策も忘れずに。
照り返しで熱い、暑い…。
タイルは人工芝や土に比べて、照り返しが強くなります。
リビングなどに隣接してタイルを施工すると、窓からの照り返しが室内に入るため暑く、まぶしくなりますよ。タイル自体が熱を持つので、暑い時間は…長く続きます!
タイルが明るい色、または光沢のある素材だと、照り返しはさらに強くなります。
対策としてシェードや屋根を設置したり、打ち水をするのが有効です。
照り返しが強いのは、タイルが理由ではなくコンクリートでも熱いです。。。
それでも欲しい人が庭のタイルを安くする裏技
「うそっ!?タイル高すぎ……でも諦めない!欲しい!!」という方には、安く済ませるとっておきの裏技があります。
裏技1:DIYできる!置くだけ「床タイル」
タイルのDIYはやめたほうがよいと伝えましたが、置くだけ「床タイル」なら素人さんでも簡単にDIYできます。
土台のプラスチックフレームを連結して、その上にタイルをはめ込めば完成です。
自由にタイルを組み合わせられるのでお好みのデザインにでき、飽きたらタイルを置き換えてイメチェンできます。
タイルの下は空洞なので水が溜まる心配がなく、清潔感ある印象。目地がないのでコケや雑草が生えません。
お手入れも簡単で、タイルを外してザブザブ洗えます。
ただ、タイルが多少ずれたり重厚感が足りないので、新築の外構向けというよりリフォームにおすすめな商品です。
ヤマチさんの「ビートブロック」はラインナップが豊富
置くだけ「床タイル」はホームセンターでも手に入りますが、おすすめはヤマチコーポレーションさんの「ビートブロック」です。
- タイル代:2.5万円~/平米
天然石材や木目調などラインナップが豊富なので、デザインの幅が広がり好みのタイル舗装ができます。
置くだけタイルについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もお読みください。
≫1時間でお庭がリゾートに変身!おすすめ置くだけタイル5選【DIY初心者向け完全解説】
裏技2:タイルを塗る、ローラーストーン工法
ローラーストーンという技法で、床をタイル風にペイントする裏技もあります。
ローラーストーンは、職人さんがものすごく丁寧に、天然石や本物のタイルのように土間コンクリートなどの固い床を特殊塗料で塗上げる施工方法です。
作るタイルは見本や決まった形がないので、職人さんのオール手作り。
上の写真は乱石貼りのように施工していますが、実は床だけでなく壁にもペイントできます。
ただ、新築などで舗装したばかりの土間コンクリートは伸縮が起きやすいのでおすすめできません。
1シーズン経過してコンクリートが落ち着いてから施工していただくのがよいです。
これは本物?ローラーストーンの施工例と費用
画像はローラーストーンの実際の施工例です。
仕上がりのクオリティは、本物のタイル貼りかローラーストーンか見分けがつかないほど。
- ローラーストーンの施工費用:1万円~/平米
もちろん、すごーく特殊な技術&高いデザイン性が要求されるのでプロ依頼が必須です。
ローラーストーンなら本物のタイル貼りよりも安く仕上がるケースもあるので、ぜひ検討してください。
もっと「ローラーストーンが知りたい!」方は、以下の記事もお読みください。
≫安い!おしゃれ!早い!「ローラーストーン」は駐車場をタイル床&乱石貼りにする夢の商品
裏技3:壁面はタイルの代わりに美しいブロック
タイルのような美しいブロックを、壁面タイルの代わりとして使う方法もあります。
普通のブロックより高価ですが積むだけでタイル調になるため、タイル貼りより安くなる場合があります。
写真のブロックはエスビックさんの「ブリエ」です。
- ブロック代:35,112円/平米
- ブロックの施工費用:2.6~3.2万円/平米
ホワイトとブラックで落ち着いた色調ですが、赤・黄・青など明るい色があるので、レゴブロックのように北欧風のデザインもできます。
塀の一部分などにピンポイントで使うのが、デザイン的にもおサイフ的にもおすすめです。
「おしゃれなブロック」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
≫【2024年版】24種類のおしゃれ化粧ブロック!価格と特徴を徹底解説!
庭のタイルのメンテナンス方法
タイルは基本的にノーメンテナンスでOKです。
黒ずみができてもデッキブラシ、メラミンスポンジでこすって落としてください。
高圧洗浄機で洗っても問題ありませんし、それでも落ちないようなシミ汚れ、サビ垂れなどにはタイル専用洗剤を使います。
ただしタイル専用洗剤はタイルによっては使えなかったり、多用するとタイル劣化のおそれがあるので、あくまでも最終手段として使ってください。
庭のタイルについてよくある質問
庭にタイルを敷くのはレアな経験なので、基本的にわからないことが多いはずです。
素朴な疑問・よくある質問について回答します。
Q1:庭にタイルを敷けば雑草対策になる?
タイルの土台としてコンクリートを打つので雑草は生えません。
ただし、雑草対策のためだけにタイル施工をおこなうのは、コスパが悪いです。
おしゃれだけどね…。
安くおしゃれに長持ちする雑草対策を知りたい方はこちらの記事もお読みください。
≫脱・雑草だらけ!【安さ×おしゃれ×持続性】草抜き奴隷からの脱出法12選
Q2:DIYでもタイルを敷くことはできますか?
一見すると簡単そうですが、タイル貼りは非常に難しいです。
「タイル職人」と呼ばれる専門の職人さんがいるように、下地処理やタイル貼りにはミリ単位の高度な技術が必要なので、プロへの依頼を推奨します。
DIYでトライしても、まぁ…途中でやめてしまうか、デコボコで後悔するのがオチ。
結局、初めからプロに任せたほうがきれい・早い・楽チンです。
ただし、下のQ3でも触れている「置くだけ床タイル」であれば簡単にDIYできますよ。
Q3:タイルはどこで買えますか?
タイルは、カインズなどのホームセンターやタイル専門店、オンラインショップで買えます。
しかし、庭ファンのおすすめは有名メーカーさんの「置くだけタイル」です。
本物のように上質なタイルや熱くなりにくいタイル、天然石材・木目調のタイルなどあなたのお庭に合うタイルがきっと見つかります。
「置くだけタイル」について、もっと知りたい方はこちらの記事もお読みください!
≫1時間でお庭がリゾートに変身!おすすめ置くだけタイル5選【DIY初心者向け完全解説】
Q4:庭にタイルを敷く以外の選択肢は?
タイルデッキに近いものには、ウッドデッキがあります。
ほかに庭に敷くものは、コスト面で一番安い(けどメンテナンスが必要な)天然芝で、続いて砂利、土間コンクリートなどです。
値段が一番高いのはタイルデッキです。
庭に何を敷こうかと悩まれている方は、こちらの記事もあわせてお読みください。
≫お庭を芝生以外で手間なく、後悔しない仕上げにする11選!プロが選ぶ芝生の代わりはコレ!
タイルを敷いておしゃれな庭を手に入れる!
あこがれのタイルのお庭を手に入れるために、おしゃれな施工事例やおすすめ商品、費用相場や賢い裏技、DIYを推奨しない理由などを解説しました。
紹介したタイルのなかから、イメージに近いものは見つかりましたか?
タイルでDIYできるのは「置くだけタイル」だけです。
それ以外のタイル施工には下地作り・タイル貼りなど高い技術が必要なため、プロ依頼を推奨します。
タイル施工を検討するなら、一度複数の業者さんに見積もりを取ってください。
タイルを敷く方法は、お家によってどのプランがベストか異なります。
同じ現場を見ても、業者さんごとに提案する内容が違うため、1社だけのプランで検討するのはリスクがあります。
複数社のプランを見て総合的に判断すればコスパよくお庭が作れます。
とはいえ、業者さんとのやりとりが面倒だったり負担に感じる方には、一括見積もり依頼が便利です。
無料でお近くの優良業者さんを探せますし、相見積もりでコストダウンできます。
それでも「業者さんが信用できない」「もしかしてボラれてる…?」と心配な方は安心してください。
フォローアップの一例はこちら
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同じ内容の工事でも、「14万円から10万円以下に削減できた方」や「満足度のより高いお庭づくりが成功した方」が大勢いらっしゃいます。
行動すれば、おしゃれなタイル・すてきなお庭が手に入ります。
しかし、動かなければ「あこがれはあこがれのまま」…何も変わりません。
ぜひ頑張って行動して、すてきなお庭を作ってください。
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※見積は何度でも無料です。
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
庭ファンが業者さんを紹介するのページの最後に、お得なフォローアップキャンペーンについて紹介しています。
カンタンな条件を満たしていただければ、私が、「価格のチェック」&「プランの精査」をいたします。
外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
本来は5万円で提供している有料サービスですが、ご利用いただいた方に無料でご提供しています。
最後までご覧いただいた、あなたへお礼のプレゼントです。
詳細は、コチラの庭ファンの優良業者さん紹介サービスの下部を参照してみてください。
最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!