ブロック塀を取り壊しを考えている人
「去年の大阪地震から家のブロック塀が倒れてしまわないか心配。ニュースでも重さの軽いアルミのフェンスや生垣にリフォームしてる人が多いって聞いたけど、実際どれくらいなんかな?アルミでも軽量と言えるの?」
←メーカーさんが公表している重量から重さを算出してみました。
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元・フェンスを卸売していた専門商社マンです
私は外構工事に使われる資材やお庭周りの目隠しフェンスなどをエクステリア専門店に商品を卸す商社で11年働いていました。
昨今、リフォームの補助金などもあり大阪北部地震からブロック塀を軽量化のためアルミフェンスに取り替える方が多いです。
軽量と呼ばれるアルミフェンスですが、実際ブロック塀と比べてどれぐらい軽量になるのか。
今日は「ブロック塀の重量とアルミフェンスの重量」について比較しながら紹介したいと思います。
古いブロック塀からの改修には軽量で目隠し機能を有したアルミフェンスが最適です。
安全性はブロック塀よりアルミフェンスのほうが高い。
安全性が謳われる理由として、圧倒的な重量の差があります。ご存知の通りブロックは重くて丈夫です。
ですが、必要以上に重いため扱いにはちょっと困りますよね
メーカーさんの公表資料からそれぞれの重量を調べてみました。
ブロック塀の場合
コンクリートブロック塀高さ:2000㎜の場合 幅2mあたり
- 重量:約700kg~900Kg
コンクリートブロック塀高さ:1800㎜の場合 幅2mあたり
- 重量:約630kg~800Kg
あると言われています。
上記の重量は建築基準法に則り、控え壁1ヵ所設置の場合で算出しています。
材料ブロックのみの重量のため、結合に使用されているモルタルや内部に配筋している鉄筋は含みません。
同じ高さをブロック2段+フェンスで実現した場合
ブロック400mm+フェンス高さ:1600㎜ 幅2mあたりのアルミフェンスの場合
- 重量: 約25.0Kg
ブロック400mm+フェンス高さ:1400㎜ 幅2mあたりのアルミフェンスの場合
- 重量: 約20.2Kg
上記の重量はアルミフェンス1枚+柱2本と固定に必要な部品も含んで算出しています。
転倒の恐れが少ない基礎部分のコンクリートブロック部分(2段積み)は含みませんが、重量が1/20ぐらいまで軽量化されており、数字てみてもどれだけフェンスのほうが安全かがわかります。
正しく工事されているブロック塀であれば問題ありませんよ
ブロック塀のチェックポイントはこちら
心配な場合は、見積もりと同時にブロック診断士の健診を
もし、自宅のブロック塀が心配な場合は地元のブロック診断士にみてもらうと良いです。
国交省が発行のチェックシートもありますが、やはりプロの目でみてもらう必要もあります。
上記のサイトからお住まいの市区町村を入力するだけで、目隠しフェンスやウッドデッキをはじめとする外構やお庭の相談も可能です。
外構費用の比較やデザインが比較も行えるので、ひとつの業者さんで見積もりを依頼するよりも適切なアドバイスやアイディアが複数業者さんからもらえるので失敗するリスクも軽減が可能です。
業者さんによっておすすめする内容が異なるかもしれませんが、提案内容に正解はありません。
私は、損をしないエクステリア見積もりを取るためにも、複数の専門業者さんにアドバイスを受けることをお勧めします。
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