フェンス ※記事内に広告が含まれる場合があります

建築基準法を知って、危ない塀を取り替えさせる【諸刃の剣式】

危ない塀を取り換えさせる

通学路のブロック塀が心配な人

「うちの子の学校まで通ってる通学路は安全なんだろうか??最近よくブロック塀がニュースになって、心配になってきた。もし危ないブロック塀があれば取り替えてもらうように言えないんだろうか?でも、直接言うと逆恨みも怖いし、見つけたらどうしたらいいのかな?」

←ブロック塀は建築基準法の適用をうけるものです。違法であれば、然るべき対策を打てます。

ブロック塀は建築基準法の規制を受けます。

危ない塀を取り換えさせる

昨今のブロック塀は、地震による倒壊の問題によりブロック塀の世間の目も厳しくなりました。

一般的に、コンクリートブロックで作られた塀は建築基準法の適用を受けます。

なので、建築基準法に則って施工されていないものに関しては、違法建築物という形になります。

もし、お隣さんのブロック塀が建築基準法に合致していないもの、通学路に限らず道路に面している場所にブロック塀がある場合は、行政を通じて是正依頼を出すこともできます。

その場合は、市区町村の建築指導課にお話をされるとよいでしょう。(俗にいう「通報」という形になります。)

ブロック塀の要約

ブロック塀は建築基準法の適用を受ける。

行政の力を使って、所有者に通知ができる。

 

建築基準法から見る「良い塀」/「悪い塀」

全てが悪いブロック塀ではないことをご理解ください。

ここでお伝えしておきたいのが、ブロック塀の全てが悪いというわけではありません。

コンクリートブロック塀は非常に安価な素材の組み合わせ作ることができる優れた目隠しの構造物です。

耐火性のもあり、防音性能もあり、こんなに優れた商品は工業製品ではなかなか実現できません。

だからこそ、昔から全国各地で非常に多くの現場で使用され施行された工作物です。

しかも、正しく施工すればブロック塀は非常に強度が高く、木造建築物よりも耐荷重性能があります。

 

この写真を見てもらえるとわかります。

ブロック塀が倒壊した木造建築物の流出を防ぐ

https://www.jcba-jp.com/useful/images/designer_pdf01_new.pdf

https://www.jcba-jp.com/
(出典:一般社団法人 全国建築コンクリートブロック工業会 より)

地震により、木造建築の住宅は倒壊してしまってします。

ですが、崩れた先のブロック塀は何ということでしょう、道路への崩落を防ぐバリケードになってるではないですか?!

倒壊した住宅を支えるほどの固着力/耐久性/耐荷重性が高く、台風などの強風などにも強い構造体になります。

悲しいことに、最近はニュースでも悪者扱いをされることが多いのですが、建築基準法、施工方法を正しく守ったブロック塀は非常に安価でいろんな方面で最強のなのです。

ブロック塀のチェックポイント

国土交通省より発表されたブロックのチェックポイントです。

ブロック塀等の点検・チェックポイント

外観からわかるブロック塀のチェックポイント

1.塀は高すぎないか。塀の高さは地盤から2.2m以下か。

2.塀の厚さは十分か。塀の厚さは10cm以上、塀の高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上が必要です

3.塀の高さが1.2m超の場合、控え壁はあるか。塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5以上突出した控え壁が必要です。

4.基礎があるか、コンクリートの基礎があるか。高さの継ぎ足しはNGです。

5.塀は健全かどうか。塀に傾き、ひび割れがあれば要注意です。

出典:建築物の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検等について(国土交通省)
平成30年6月21日(報道発表)
http://www.mlit.go.jp/common/001251611.pdf

 

ブロック塀の要約

正しく施工したブロック塀は、安価で強固で安全である。

ブロック塀は、遮音性・目隠し性・防火性を備えた構造物。

建築基準法を盾に、お隣の塀を替えさせる方法

危ない塀を取り替えさせる

結論を先に言うと、隣地のブロック塀の通報は諸刃の剣です。

前述のお隣に塀を取り替えさせる方法は、非常に危険な方法です。

隣地境界部分では、通報した人間が誰がすぐわかるので、近隣関係に亀裂を走らせてしまう原因にもなりかねない方法です。

道路に面した部分であれば善良な市民を装い、通報することは可能ですが、隣地境界の部分に関しては穏便に話を進め取り替える方法が健全であります。

再建や設置費用を折半するという方法もありますのでご検討ください。

また地方自治体によりブロック塀の取り替えに関して、補助金を出すケースもあります。

建築基準法に準拠してないブロック塀をご所有の方は、一度地方自治体にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

ブロック塀の要約

穏便に再建費用を折半するのがセオリーです。

法律を盾にするのは、最後の、最後の手段です。

このあたりの情報もチェックしてくださいね。

https://springbd.net/201904subsidy

ブロック塀等の点検・チェックポイント
隣の家の塀が壊れないかどうか心配な人へ【ブロック高さ制限】隣の家の塀の高さが気になる人「隣の家にコンクリートブロックで出来上がった塀がある。最近、ニュースで倒壊したのを見ると気になってしかたがない。よくよく見てくるとある程度の高さのあるし、少しヒビも入ってるみたい。大丈夫かどうか心配。隣の家の塀の高さが制限以下なのかどうか、どうやってチェックしたらいい?」→建築基準法でブロックの施工方法などが規定されています。...

もし通報を受けた時、どこにブロック塀の相談をすればいい?

もし、逆に通報を受けてしまった場合は・・・?

ブロック診断やリフォームをどこに相談すれば良いかわからない場合は、インターネットで優良業者の検索が可能です。

下記サイトでは、ブロック塀の撤去が可能な外構優良業者の紹介もおこなっています。

≫(無料)資料請求・プロに相談する

地方自治体の補助金の申請には見積書が必要な場合はありますので、一度専門業者さんに見積もりを依頼いただき金額感や内容をご確認下さい。

そのあと、地方自治体の行政にお寄せいただくのがスムーズです。補助金や助成の拡充が昨今進んでいます。

是非、一度上記サイトもご参照ください。

その他、見積もり相談・相場価格についてのご質問
庭ファンへの質問・お問い合わせいつもご覧いただき、ありがとうございます。 いつもご覧いただき、ありがとうございます。 いつも、ブログ、YouTube・Inst...

 

本ページのまとめ

  1. ブロック塀は建築基準法の規制を受けます。
  2. 建築基準法から見る「良い塀」/「悪い塀」
  3. 建築基準法を盾に、お隣の塀を替えさせる方法
  4. もし通報を受けた時、どこにブロック塀の相談をすればいい?

「参考になった」と好評の記事

「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!

外構工事を安くする7つのコツを教えます。事実、34.4%も安くなりました。
外構工事を安くする7つのコツを教えます。事実、34.4%も安くなりました。原価を知っているエクステリア業者から教える7つのポイント。価格を引き下げる、交渉するにはこれがすべて。勝手に安くなる魔法なんてありません。値引きのお手伝いさせていただいています!...

≫外構工事を安くする7つのコツ

ハウスメーカーの外構から満足度を変えず、10%以上の値下げする方法
ハウスメーカーの外構から満足度を変えず、10%以上の値下げする方法ありえない!最初は、外構は100万円ぐらいと言われてたんだけど、実際蓋を開けてみると200万超。しかも、完成イメージ図はちょっとイマイチ、ピンとこない感じ、、、当初、言われた金額・イメージと違って落胆している。けども、もう後戻りはできないので外構費用を抑えつつオシャレにしたい。どうにかならない??...

≫満足度を変えず、10%以上の値下げする方法

見積もり金額を下げる裏ワザ!商社マンが教える賢い&安いリフォーム術【相見積もり推奨する3つの理由】
見積もり金額を下げる裏ワザ!商社マンが教える賢い&安いリフォーム術【相見積もり推奨する3つの理由】「何社も話するのがめんどくさいから、近くの外構屋さんかチラシが入ってるところにやってもらおう」←ちょっと待って!それでいいの、工事費を見比べないと損するかもよ!【理由】得意な工事・得意なメーカーが違う/業者さんによって、持っている工具・機材が違う/拠点としている場所が違うから経費が違う...

≫見積もり金額を下げる裏ワザ!

その外構で、お家は好きになれますか?

「普通の外構では、ちょっと物足りない!満足できない!」

「建物と完全に調和させた、使いやすいお庭の提案がほしい!」

「家族には、ちょっと贅沢な空間をプレゼントしたい!」

最高の外構を目指すなら、308事例も載った外構事例集をゲットしてください。

今なら無料でもらえます。(通常3,780円で販売中)

比較ランキングから見積もり依頼をして、事例集で理想を固めて、庭ファンからのフォローアップがあれば最強です!

≫施工事例集の無料お取り寄せこちら!