家づくりは初めてのことだらけ。
外構図を見るのも初めてという方がほとんどでしょう。
実際、外構図を見ると専門記号や専門知識が満載…。
- 何を現しているのかわからない
- 何を見たらいいのかわからない
- 何が重要なのかわからない
見るべきポイントがわからないという不安を解決します!

更に、外構の図面がどのようにできあがっているのか、図面が出来上がるまでの裏側も紹介!
このページのもくじ
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です

はじめまして、庭ファン(@niwafan1128)と申します。
元・外構エクステリア商社の営業マン。日本全国のありとあらゆる外構・エクステリア商品を集め、プロの業者向けに販売している年商100億を超える会社の商社マンでした。
その後、2020年2月よりYouTubeでも情報配信しており、141万回以上再生されている動画もあり、トータルの再生数は850万回を超え、チャンネル登録者数は4.4万人超になりました。
このページでは、お得にお庭づくりをするための外構・エクステリア商品情報やコストカットの秘訣などを、無料で配信しています。
また、外構プランや商品選定のノウハウを惜しみなく詰め込んだ、書籍も出版しました。
外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
より私の詳しい経歴・自己紹介については≫わたしのプロフィールをご参照ください。
外構の図面とパース図の違い

パース図は出来上がりを、CG合成によってイメージ画像として作り上げたもの。
外構図面は、寸法などが記載された俯瞰的なもの。
特に図面は、細かな寸法や高さなどの指示書にもなっています。
職人さんが施工をする際、図面をもとに施工。
かなり細かく寸法を図面に落とし込んで作られていきますよ。
CGで作られたパース図がこちら。

図面や画像を作るCADを使用して作成します。
最新のCADはかなり進歩しており、建物やライティングをリアルに再現。
昼間になるとこういった雰囲気。

- 植栽
- 陰の方向
- 光りび当たり具合
季節や時間によって変わる陰も、すべて計算しつくされています。
昔は出来上がるまで職人もお客さんも外構の図面から読み取って頭の中で想像するしかなかったのですが、最新のCADでは施工する前に仕上がりを体験することができるんです。
外構の提案では、見積もり・図面・パースがセット

外構の打ち合わせを終わっていよいよお楽しみのプランが提示されるタイミング!
プレゼンテーションで次の3つがもらえます
- 見積書
- 外構図
- パース図
どれも重要な書類なのですが、重要順に紹介します
金額・条件などが記載されている「見積書」

見積書には、工事内容や金額、契約条件などが記載されています。
その中で必ず見て頂きたいのがこれら。
- 免責事項
- 支払い
- 契約条件
一般的には工事車両の駐車スペース提供や、水や電気の提供に関しても記載されています。
また見積書の中に、使う資材の量も記載されていますので、桁間違いなどないかチェックしましょう!
工事の範囲や内容を図示した「外構図」

外構図には、作業内容や仕上がりが記載されています。
- 施工内容
- 施工範囲
- 工事範囲
図面を見て、希望している範囲になっているのか必ずチェックしましょう!
特に土間コンクリートやアプローチなどのサイズは後から修正がききにくいので、ここでの確認が必要です。
相見積もりをしているのであれば、工事範囲に相違がないか見比べて確認しましょ!
人間のやることなので、「外構図面にあって、見積書に無い」とか、「ごっそりココがない、漏れている」ということも稀にあります。
わかりやすくイメージ化された「パース図」

パース図には、仕上がりのイメージ画像が記載されています。
平面図ではわかりにくいものを立面化したものです。
まさに最近の真骨頂であるCADなのですが、あくまでもパース図はサービスで、参考資料です。
ですので、最優先されるのは現場の状況。
また、見積もりに反映されていないのに、外構図面に反映されているということもあり得るので、最終チェックはお互いに目を配りましょう。
外構の構図決めには「ゾーニング」考え方が便利

見積書をもらって、理想通りの場合もあれば、そうでない場合もあります。
これから精度をあげる修正打ち合わせをするうえで、構図を決める有効な考え方として「ゾーニング」が有効です。
予算配分、敷地配分を決める「ゾーニング」という手法は昔から使われています。
ゾーニングは、
- カースペース
- ヤード
- バックスペースなど
用途によって、予算配分、敷地区分をしていきます。
外構と言うのは、「建物の建築費用の何割」と決められるものではありません。
外構で使う商品や工事の量を積み上げることで算出されます。
また、ライフスタイルや家族構成によって、外構の様式や規模が大きく変わります。
こちらの記事も参考にしてくださいね!

≫外構プランの定番テクニック!効率的&機能的なプロの手法を紹介!
業者さんと打ち合わせして「外構図」ができるまで

外構図が出来上がるまでの工程はこちら。
- まずは、営業さんと打ち合わせ
- 現地で採寸・写真撮影・カタログ閲覧
- 社内に戻ってプランナーへ引き継ぎ
- 議事録・現場情報・図面を共有
- プランは、設計士(プランナー)さんが作成
- プレゼンはまた営業担当に戻る
営業さんと打合せをし、大まかなプランを決めたあと、すぐに細かいプランが出来上がるわけではありません。
施主さんと決めた内容をプランナーに引き継ぎ、現場情報や家族構成を考慮したうえで細かいプランを作成。

さらに作られたプランは、一度営業さんと共有して確認。
プランナーさんではなく、営業担当さんがお客様のもとにプランを持っていきます。

再度、要望を確認し、修正があればプランナーさんと共有。
こうして何度か打合せを繰り返し、要望通りに近づける修正をおこなって、ようやく契約に至るのです。
このやり取りを週末だけ行っている場合は、1ヶ月から2ヶ月ほどかかる場合があります。
やり取りは営業さんとしますが、裏側には設計士やプランナーさんがいます。
さらに、施工については職人さんが対応。

営業の方がここに出てくることはありません。
現場を管理するのも別の人になることが多いです。
家づくり、ハウスメーカーにおいても、営業、設計、施工が別のことはよくあります。

\まずは、無料で優良外構業社を検索する/
≫資料請求・プロに相談する(無料)
※見積は何度でも無料です。
難解な外構図面に記載されている「記号・読み方」

外構図が出来上がって見てみても、記号や読み方が全く分からないということもあるでしょう。
BM(ベンチマーク):基準のポイント・GL:基準高さ

まず、道路側にBMと書かれていたら、ベンチマークと呼ばれるものです。
全ての基準となる高さを指します。
よく、三脚のようなレーザーを置いて計測されていますが、高さの基準を測っているのです。
その後、設計高さと呼ばれるGLを算出します。
この図面の場合、家のフローリングの高さがBM+200。
ベンチマークより20cm高いという意味です。
図面の中に、-350など記載がありますが、マイナスはベンチマークよりも低いことを指します。
この現場では、右が基準となっており、左方向に向かって傾斜があることを示しています。
縮尺・スケール:現物からの縮尺度

縮尺の記載は必ずあります。
現物からの縮尺度合いを表したものです。
縮尺1/100というのは、100分の1のスケールで記載されているということ。
記載される数字の単位は、基本的に1mmです。
1200と記載があれば、1.2mのことをいいます。
柱:支柱、天端(てんば):一番高い天辺の部分

柱の位置や大きさは□で記載されます。
生活の導線上に柱があると邪魔になるので、エクステリア商品を設置する際は、柱を必ず確認しましょう。
また、アプローチやブロックに天端と書かれているのは、一番高い場所のことを指します。
どれぐらいの高さに仕上がるかという記載です。
ブロック塀やフェンスを設置する場合も、天端の高さを必ず確認しましょう。
思ったより低いという場合は、後に修正が利きにくいことがあります。
よく見て!外構図に反映されない要注意人物

- 隣家
- 電柱
- 側溝など
敷地外の環境は、外構図に反映されません。
ですので、外部環境は図面を過信せず、実際に足を運んで現地確認しましょう!
また、不随設備も外構図に反映されていないもの。
- 分電盤
- 引き込みの配線
- ガスメーター
これらは建物が建ったあとに付けられるので、外構の打合せが始まったタイミングでは付けられていないことも。
これらがどこに付けられるのかわかっている場合は、家の図面を外構業者さんに渡すなどして反映してもらうこともできます。
エアコンの室外機が導線の邪魔をするという場合もよくあります。
あらかじめ広くスペースを取ったり、置く場所を変えたりなど、工夫が必要になるのです。
外構図に反映されていない不随設備は多くあります。
外構図に書くとごちゃごちゃするからです。
ですが、実際には室外機や電柱などを避けられません。
業者さんも正直・・・めんどくさい・手間なので書いていないケースもあります。
外構のプランをされている方に2つのアドバイス

外構専門家の庭ファンから、外構プランをされている方に2つアドバイスがあります。
- 自動車・自転車は図面に入れてもらう
- 空白は恐れず、埋めないのも正解
自動車・自転車は外構の図面に入れてもらう

自動車の車種や、自転車の台数が決まっている場合は図面に入れてもらいましょう。
例えば、図面上、車と車の間が12mm開いているとすると、実際は1200mm(120cm)隙間があることになります。
駐車場スペースに120cmの隙間があれば比較的余裕があることがわかります。
ですが、よく見るとカーポートの柱が4か所。
柱のスペースも考慮して、実際に乗り降りするスペースを確認しなければなりません。
図面の空白部分は恐れず、埋めないのも外構では正解

この図面を見ると、庭になにもない状態です。
こうなると、外構業者さんから「安いので砕石だけでもしておきましょう!」「人工芝を敷いてみませんか?」という提案があります。
ですが、空白を埋めないというのも正解です。
「空白の原則」といって、空白を埋めたくなる性質が人間にはあります。
ですが、庭に何もなくても生活には困りません。
生活が落ち着いて、改めて外構を考えるというのも問題ありません。
外構図面の読み方を徹底解説!【まとめ】

外構図面は、職人さんの指示図にもなります。
見方がわからないからと放っておくのは失敗の元。
- 自動車・自転車は図面に入れてもらう
- 空白は恐れず、埋めないのも正解
受け取った外構図面を見て、失敗しない快適なお庭を作りましょう!
\まずは、無料で優良外構業社を検索する/
≫資料請求・プロに相談する(無料)
※見積は何度でも無料です。
タダで効率的に、見積もり金額を下げるテクニック

外構・エクステリア商品は人生でも購入することも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
そんなあなたに最強のテクニックをご紹介します。(乱用厳禁です。)
実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
「「○○(カーポートなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」」
「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、業者さんに問い合わせてください。
この質問が≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても品質は同じです。
ですが、不思議と業者さんによって、同じ商品でも50%OFFの業者さんと55%OFFの業者さんが存在します。
そして、工事内容については、外構と一口に言っても、土間工事が得意・ブロック積みが得意・タイルが得意などなど、外構業者さんの中でも得意・不得意が分かれています。
ワリと、複雑な業界構造・商慣習があり、このような状態になっています。
意外と複雑なんです。外構って。。。
そんないくつも業者さんを探して、つどつど問い合わせるのも面倒だという方は、無料で優良業者さんを簡単に検索できるサービスがありますので、ぜひご利用ください。

一生のうちに外構やエクステリアをリフォームをすることは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ後悔しないように、価格を安くするだけではなく、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
複数業者さんに相談すると、何度も打ち合わせするのは確かに面倒です。
ですが、そのたびに見聞きすること、プロと会話をすることで知らず知らずに経験値が手に入り、多角的に検討ができるようになり、実は、リフォームの失敗する可能性がドンドン低くなります。
先ほど紹介したタウンライフリフォームさんは業者さんの登録審査が厳しく、悪徳業者は完全に排除されます。
その反面、登録業者数が少ない地域がありますが…精鋭部隊なので安心してください。
リストを見ていただけるとわかると思いますが、大手ハウスメーカーから地元の工務店まで網羅し、ガーデンリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
それに、どこの業者さんに依頼するかは自分で決めることができます。
入力は必要最小限の項目だけでたった3分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、リフォームで失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
要望・内容のところに、「電話ではなく、メールで相談希望」と入力すれば、最初のアクションはメールで連絡があります。(↑の文言はコピペしてもらってOKです)
事前に要望を出すことで、その不安は解消できますね。
そして、何と言っても相見積もりを取ることの最大のメリットは前述の通り「価格が安くなることが多い」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの相見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、価格や割引率の事前確認は、できるだけ多くの業者さんに相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
割と、ちょっと行動するだけでウン万円が安くなることがあります。
実際、Twitterや掲示板で相談いただく方のほとんどは、見積もり精査をすることでお得に工事できてるんですよね。
少しの手間、打ち合わせの時間を取るだけで、数万円安くなります。
残業代で稼ぐよりかは圧倒的に効率が良い訳で…。ぜひこの機会にお試しあれ〜。
※参考に4メートル幅の目隠しフェンスを設置するお見積りで、私も間に入って交渉をして、16.2万円の見積もりを11.0万円まで、5万円強も下げることもできた事例もあります。
業者さんによってオススメする内容・プランが異なるかもしれませんが、外構工事やリフォーム工事には正解はありません。
私は、見積もりを値下げするためにも、損しないためにも「業者さん探し」に力をいれてみるのをオススメしています。
という風なカスタマイズができるので非常に良心的な会社だと思います。
これからも長い生活を送る住まい・環境をより快適なものにするために、優良業者さんと出会うことは不可欠です。
しかも、いまならタウンライフリフォームさんで工事を依頼すると1000円分のクオカードがもれなくもらえるキャンペーン中です。
無料で使えるサービスを利用して、お得に工事して、さらにクオカードがもらえるのはお得すぎますね!
≪無料≫失敗しないため「庭ファン」がフォローします
最後に、期間限定&庭ファン限定のお得情報の告知をさせていただきます!
※このサイト経由で、タウンライフリフォームさんに申し込んでいただいた方限定です。
私は、メーカー・工事業者の原価を知っている立場にいます。
そんな私が、あなたの外構・エクステリアリフォームのお手伝いをします!
Twitterやメールでお問合せいただいた方のプランを一緒に考えたり、商品選定のアドバイスや相場価格チェック、価格交渉のポイントなど、過去たくさんの値引き交渉をお手伝いしています。
そこで、このサイト経由で、タウンライフリフォームさんに2社以上見積もり依頼を申し込んでいただいた方に限り、≪無料で外構プランや価格交渉・相場チェック≫のフォローアップをします!
特にお金を頂いたりもしません。匿名でも、まったく問題ありません。
ぜひ、浮いた予算で家の中の家電製品をグレードを上げたり、また予算を変えずにプランや商品のグレードをアップさせることもできますよ!
ただ、あまりにもたくさん依頼があると私も手が回らなくなるので・・・毎月先着30名様限定にさせていただいています。
※毎日たくさん申し込みがあるので、検討中の方は急いでいただきたいです。
また依頼数が大変多く、翌月以降も実施できるか確約ができませんので(スミマセン…。)、検討をされている方はお早めに!
※無料のフォローアップはこのサイト経由で、タウンライフリフォームさんに申し込んでいただいた方限定です。
最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!



お引越し後や家を建てていている途中に検討することの多い外構工事・エクステリアについて一番の悩みは、
- 納得の行くプランと最適な設置方法の提案
- 高い工事品質と施工後の安全性
- 予算内に費用を抑える、工夫と商品選び
ではないでしょうか?
外構やエクステリアの予算配分で悩んでいる方へ「相見積もり」を活用することで大きく見積金額ダウンも期待できます。プラン比較も相見積もりは非常に有利ですよ。

さらに、タウンライフリフォームに相談すれば1社だけでなく、なんと相見積もり先の優良企業さんまで紹介してもらえます。(しかも外構業者さんには内緒で)
もう一つ特筆したいポイントとして、タウンライフリフォームは事前に紹介してもらう業者さんを指定できます。
今から業者探しをしている方は、一石二鳥の無料サービスですので利用しない手はないですね。