玄関前に階段が必要なら知ってほしい成功のコツ
敷地の形状の問題で、玄関前にどうしても階段を設置しなければなりません。安全面も大事ですがデザイン性も損ないたくないです。できるだけ費用を抑えつつ、安全かつおしゃれな階段を作る方法はありますか?
敷地の都合で道路と玄関ドアに高低差があると、その差を解消するために階段を作る必要が出てきます。
アプローチと同じく家の「顔」になる場所なので、できるだけおしゃれに使いやすくしたいですよね。
玄関前の階段を作るとき、安全面に関して絶対に抑えていただきたい5つのポイントがあります。
「こんなはずじゃなかった」という後悔を避けるため、必ずチェックしてください。
デザイン性を高めるコツもあわせてご紹介するので、玄関前に階段が必要な方は必見です!
元・エクステリア商社マン。階段の成功法則教えます!
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玄関前に階段があるのってどうなの?
玄関前に階段が必要かどうかは、敷地の形状によって決まります。
階段を作るときに安全面やデザイン面で不安を感じる方がいるかもしれませんが、何の問題ありませんので安心してください。
同じ区画、同じエリアは、似たようなプランになっているので、ご近所さんのお庭を見てみると、玄関前に階段があるお家が多いはず。
玄関前に階段を作るときに外せないポイント5つ
玄関前は目立つ場所なので、デザイン性ばかり気にしがちですが、最優先で考えていただきたいのは安全性と耐久性です。
家族が毎日歩く場所なので、安心して使えるようプランを練ってください。
失敗・後悔を避けるための5つのポイントをご紹介します。
1. 高さの2倍+階段の幅=60cmで段差を決める
玄関前の階段の段数は、面積と高さから算出します。
「何段で作りたい」と段数から決めるものではないんです。
高さ(蹴上)の2倍+階段の幅(踏み面)が60cmになるように計算してください。
プロはだいたいこの計算で階段を作っていますし、公共施設や商業施設の階段もこの計算式で成り立っています。
段の高さは、途中で変えないようにしてください。
下3段は20cm、上3段は15cmなど蹴上を変えてしまうと、踏み外しのリスクが高くなってしまいます。
2. 雨でも雪でも滑りにくい素材を使う
屋外に階段を設置する場合、雨や雪への配慮が必要です。
濡れても滑りにくい素材を使用し、安全な階段を作りましょう。
屋外でも使える素材かどうかは、商品カタログを見ればわかります。
カタログに「屋外床:〇」と記載されているなら屋外使用が可能。
それ以外のものは使ってはいけません。
おしゃれな枕木や光沢のあるタイルを使いたい方もいると思いますが、ダメです!
濡れるとツルツル滑っちゃうので危険です。
3. ゆったり使いたいなら幅は120cm以上を推奨
玄関前の階段の横幅は、敷地に余裕があれば120cmを推奨します。
このくらいの広さがあれば2人並んで歩けますし、大きな荷物を持っていても歩きやすいです。自転車を持ち運ぶこともできます。
敷地が狭くても、最低幅80cmはほしいですね。
80cm以下だとかなり窮屈に感じますし、安全面でもちょっと心配です。
4. 排水桝(ます)、点検口は設計のタイミングで移動させる
雨水マスや点検口がある部分には、マスが邪魔してしまい階段を設置できません。
踊り場としては活用できますが、階段を作りたいなら階段自体を別の場所に移動させる必要があります。
敷地が広ければなんとかなるものの、狭い敷地だと代替案がない場合も。
この問題はみなさんけっこう見落としがちなので、事前にしっかり確認しておいてくださいね。
5. スロープより、階段の方が省スペース&コスパ良し
玄関前の高低差を解消するには、階段以外にスロープを作る方法もあります。
しかし、私はスロープより階段を推奨します。
階段だと1~2mで済むところが、スロープにすると2~3m長くなってしまうんです。
余計なスペースをとるうえ、階段より値段も高いです。
老後や介護の問題を考えて「スロープを作っておいた方がいいんじゃないか」と思う方もいるかもしれません。
しかし、現在必要でない設備を無理やり作るのはオススメしません。
重要視していただきたいのは、今の家族の生活です。
スロープが必要になったら、そのときにリフォームすればいいのです。
≫外構階段の禁止事項!失敗しないために知っておくべき基礎知識5選!
玄関前の階段をおしゃれに魅せるポイント3つ
玄関前の階段の安全性と使いやすさを高めるポイントをご紹介してきました。
ここからは、おしゃれに魅せる3つのポイントを解説します!
1. おしゃれなレンガ、タイルを使う
玄関前に階段があると、奥行き感が出ておしゃれに見えます。
高低差があるほうが、花壇を作ったりブロック塀のデザインを見せたりしやすいです。
デザイン性が高いレンガやタイルを使って、さらにおしゃれなお庭を演出しましょう!
レンガを贅沢に使う「小端立て」という工法がオススメです。
面積の小さい端面が縦になるように設置する施工法で、ちょっとしたアクセントになりますよ。
タイルを使って高級感を出すのもいいですね。
歩く部分は洗い出し仕上げにして、滑りにくくするのが定番です。
2. 浮き階段(フローティングステップ)を採用する
土台となる部分を少しへこませることで、階段が浮いているように見せる「フローティングステップ」も人気です。
難しそうな施工に思えますが、工事費がべらぼうに上がることもありません。
間口が広い場所や、遠くから階段を見せたい場合に最適な手法です。
階段の横幅が小さいときはあまり映えないので、ほかの方法でおしゃれに魅せたほうがいいですね。
3. 照明、手すりなどの装飾を入れる
おしゃれだけでなく、安全のためにも階段近くに照明を仕込んでおくのが良いです。
辺りが暗いときや、天候が悪いときに活躍します。
同じ理由で、手すりも付けるとなお良し。
あれば意外とよく使うものです。
玄関前の階段を、低コストで使い勝手良く仕上げる方法
玄関前に階段を作る場合の費用相場は、1段あたり2万円程度です。
作る面積に応じて値段が高くなるので、最小の面積で抑えられるよう設計するのが重要です。
また、毎日使う場所なので、予算をしっかりかけるのが正解です。
「やっぱり違った」と後からリフォームをすると、かなり痛い出費になってしまいます。
最初からきちんと作り込んでおくのが、コストを抑える一番のコツです。
玄関前に階段を作ると、目隠しの設置場所に困る…
玄関前に目隠しをしたいと考える方は多いと思います。
しかし階段があると、スペース的な問題で目隠しを設置しづらいというお悩みが発生します。
また玄関の位置が高いため、必然的に目隠し自体の高さも高くなり、圧迫感が気になる場合も…。
玄関前の目隠し問題については、こちらの記事で詳しく解説しています。
≫外構でおしゃれな目隠しが欲しいあなたへ。絶対に見るべき商品21選【フェンス以外もあり】
玄関前?道路側?場所で階段の値段は変わらない
道路側に階段を作っても、玄関前に階段を作っても、かかる費用はほぼ同じです。
ただし階段をどこに作るかで、駐車場のスペースや門柱の位置などが変わってきます。
この写真を例に挙げると、奥のほうに階段を作るなら手前の土を撤去する必要があります。
土の撤去にはお金がかかるものの、駐車場として活用することができますね。
このように敷地形状を考慮したうえで生活動線を整えるには、プロの提案が必要です。
同じ敷地でも、プランナーさんによって提案内容や費用は違います。
一社だけでなく、複数の業者の提案をもらうのが、納得の外構を作る秘訣です。
一括見積もりサイトを利用すれば、手間なく簡単にプランを比較できますよ。
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玄関前の階段が出来上がるまでの手順
まずは、コンクリートブロックとモルタルで、ベースを作っていきます。
基礎が完成したら、タイルやレンガを貼ったり、洗い出しをしたりして仕上げます。ここが一番難しい!
表面が仕上がったら、目地を埋めて完成です。
階段は、1段1段精密に作らないと行けないですし、水がたまらないようにしないといけないので、実は繊細なんです。
玄関前の階段DIYは、オススメしない
玄関前の階段のDIYは、難易度がかなり高く時間もかかるので、オススメしません。
階段の段数や角度などはしっかり計算する必要があり、1cmでもズレると気持ち悪い階段が出来上がってしまいます。
傾きがあると見た目が悪いだけでなく、危険も伴います。
それに、DIYしたとしてもコスト面でのメリットは少ないです。
失敗したら取り返しがつかないうえに安くもならないので、クオリティ高く短時間で仕上げてくれるプロに依頼することを推奨します。
【玄関前の階段】外構を美しく見せるテクまとめ
玄関前の階段作りには、たくさんの落とし穴があります。
- 高さの2倍+階段の幅=60cmで段差を決める
- 雨でも雪でも滑りにくい素材を必ず使う
- 最低でも80cmの幅を確保する
- 排水桝、点検口は設計のタイミングで移動させる
- 必要ないのにスロープを作らない
以上5つのポイントをしっかり押さえて、後悔しない階段を作ってください。
玄関前の階段を失敗なくおしゃれに作るなら、プロへの相談は必須です。
同じ現場でも、業者さんによってプランの提案はさまざま。
フェンスやウッドデッキのような「商品」ではなく「デザイン」を決めるわけなので、しっくりくる業者さんにお願いしましょう。
1社だけでなく複数社から見積もりを取ることで、安く施工してくれる業者さんに出会えます!
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