物置を設置するときにやっておくべき方法6選!失敗は未然に防げる!
私は外構業界に10年以上いますが…物置選びに失敗する方は多いんです!
住居と違って物を置くための物置ですが、お金を払って設置しますよね。
たかが物置、されど物置。
事前に知っておくことで未然に失敗を防ぎましょう!
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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物置の設置方法1:収納力なら背の高い物置を買う
標準的な物置は高さが2mほど。
実は、背の高い2.3~2.5mの物置もあります。
店頭に展示されていなくても、商品としては存在するのです。
商品が大きくなることで商品代も上がりますが、価格はプラス10%ほどです。
工事代も少しあがります。
通常の高さの物置は4枚棚。
高さの高い、ハイルーフ物置になると6枚棚に増えますよ。
通常サイズの物置より収納力をアップさせようとすると、
- 背を高くする
- ワンサイズ大きくする
どちらかの選択になるでしょう。
この時、背を高くすると床面積はそのままなので敷地を有効かるようできます。
ワンサイズ大きくすると、床面積は増えますが、圧迫感は出にくいです。
両者とも価格は10%ほどのプラス!
物置の設置方法2:土台寸法とブロック高さ
「物置を買いましたが、お庭に入らないです…。どうしたらいいですか?」
絶望的なミス…サイズを間違えるという方もいらっしゃいます。
特にネット通販で購入する方に多いミスです。
では、間違ったサイズの物置を購入してしまった場合の対処法はというと…。
結論、
ミスで購入してしまった商品は、ゴミとして捨てるしかないのです。
物置は、カタログの寸法よりも、実際の寸法の方が大きいことからサイズミスが起きます。
カタログに記載されている寸法は、土台部分のサイズ。
設置場所や屋根の傾きにより、高さも微妙に変わります。
特に注意していただきたいのは屋根のサイズ。
カタログに記載されている寸法よりも、5cmほど大きいです。
また、物置を取り付ける際のスペースも必要に。
少なくとも、物置周辺に20cmほどのスペースはいります。
物置の下には、ブロックを敷きます。
- 水が溜まらないよう
- 通気が出来るよう
- サビないよう
ブロックで嵩上げをして、対処します。
このブロックの寸法も、カタログには記載されていません。
- カーポートの下
- 窓の下など
高さに制限がある場所に設置しようとしても、ブロックのサイズを忘れていて設置できなかったということも。
ブロックがなくても物置は使用できますが、ブロックがないと物置の寿命が縮まってしまいます。
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物置の設置方法3:基礎は、土間コン?土のまま?
「物置の基礎はどうしたらいい?」という質問はよくいただきます。
土間コンを打つのがベストですが、予算は上がることから、土のまま設置することも多いです。
とはいえ、この10年ほど外構業界で仕事をしている中で、クレームもいただいています。
土間コンにした方が良い場所
- 日の当たらない北側
- コケが生えている
- ずっと、湿っている
- 元芝生・畑だった場所
これらの場所では、土間コンクリートを施工したうえにブロックを置いて、物置を設置しましょう。
地面が普段からぬかるんでいない日の当たる場所であれば、ブロック基礎で構いません。
また、横幅2m以下の小さい物置であれば重量があまりないのでブロックで問題ありませんよ。
物置の設置方法4:おすすめの物置はどれですか?
これもよくある相談です。
最適解は、収納するものと使用頻度によって変わります。
業界大手3社の、
- イナバ物置
- ヨド物置
- タクボ物置
それぞれ大きさによって商品は異なります。
横幅2mまでの小型物置であれば、
- シンプリー
- エスモ
- グランプレステージジャンプ
この3つが定番品です。
横幅2mを超える大型物置であれば、
- ネクスタ
- エルモ
- ストックマンダンディ
これらがスタンダードになります。
おすすめの物置は、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
補足
物置をDIYで設置したい方は、後からでも調整ができるアジャスタータイプをおすすめします。
アジャスタータイプがあるのは小型物置のみですが、
- 傾き
- 沈み込み
これらが起きた時でも、物置を解体することなく水平を保てるのです。
横幅2mを超える大型物置にアジャスタータイプはありませんので、地面のブロックで調整をする必要があります。
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物置の設置方法5:壁に沿って設置するときの注意点
物置の天井は、ゆるい勾配がついています。
雨水が溜まらないようにするためです。
注意点として、家の外壁近くに物置を設置する場合は、雨水が外壁に当たらないようにしましょう。
湿気対策の為、設置や商品の選び方も変わります。
- 外壁から離して設置
- 前に向かって勾配がついている屋根
物置自体が日陰を作ってしまって湿気の温床になることもあり、外壁近くでの設置は推奨されていません。
先ほども紹介した商品リストで見ると、
- 小型物置エスモ
- 大型物置ストックマンダンディ
これらは前に向かって勾配がついています。
ストックマンダンディは、雨どいが標準で装備されています。
外壁や家の基礎を湿気させませんよ。
前に流れると言っても、前から横に流れるので、扉の前で水浸しになるイメージではありません。
物置の設置方法6:物置のメンテナンスはどうしたら?
物置のメンテナンスは、カー用品と同じでOK!
物置の外壁や扉は、車のボディと同じ工法で作られています。
基本的に、物置は強く塗装されていますので、ワックスをかけないからといってサビるわけでもありません。
ただ、一度サビると塗装が浮いてくることもありますので、傷ができたら早めにタッチアップペンで補修をしましょう。
キズやサビはそのままにせず、目をかけてあげてくださいね!
物置を設置するときにやっておくべき方法6選!失敗は未然に防げる!【まとめ】
絶対に間違えたくないなら、物置選びでやるべきことを6つ紹介しました。
物置は1度購入すると数十年使用するでしょう。
だからこそ、購入前に調べておくことは大事です!
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