見積もりの「正しい取り方」教えます!
「外構の見積もりをもらいたいのですが、経験がありません。業者との打ち合わせもどうしたらいいか分からないし、上手く言いくるめられないか心配。なんとか素人でも、安く見積もりを取る方法はないでしょうか…。」
この記事では、外構業者に見積もりを「正しく」取る手順を紹介します。
また値引きのポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
元・エクステリア商社マン、外構業界のプロです
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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外構見積もりステップ1:打ち合わせ
まず業者さんとの打ち合わせを行い、見積もりを出してもらいましょう。
しかし、行き当たりばったりで、打ち合わせするのはおすすめできません。
なぜなら、時間を無駄にしてしまう可能性があるからです。
また時間に余裕ができれば、打ち合わせで業者さんに疑問点も聞けます。
打ち合わせ前には、以下の3つをリサーチしてください。
1.必要事項を書き出す
まずは理想の外構を作るうえで、実際の生活をイメージする必要があります。
以下の5つに沿って、必要事項を書き出してください。
- クルマの台数
- 自転車・バイクの台数
- お庭の使い方
- メンテナンス
- おしゃれさ
車や自転車などの駐車スペースはお庭で大きな面積を占めるため、しっかり検討しなくてはいけません。
また、人によっては「メンテナンスに労力をかけたくない」といった考えもあります。
おしゃれさも人によって、好みのテイストが違うので、ご夫婦でしっかりと話し合ってイメージを固めてください。
2.新興住宅街を夫婦、家族で歩く
「外構のイメージがなかなか掴めない」といった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなときは、新興住宅街を夫婦や家族で歩いてください。
このときのポイントが車ではなく、徒歩で散策してください。
車では見落とす部分も、歩いてであれば気づくからです。
歩きながら夫婦でお互いに意見をすり合わせば、庭づくりで大きな失敗を避けられますよ。
3.写真・事例をあつめておく
外構の写真や事例を集めるのも、有効な手段の一つです。
具体的な言語化が難しい場合でも、写真や事例があれば業者さんに伝わりやすくなります。
たとえば、インスタグラムで「外構」と検索すれば、「#外構デザイン」や「#外構フェンス」などのハッシュタグがヒットします。
SNSの投稿でもセンスのよい、分かりやすい写真が多いですよ。
自分好みの外構が見つかりやすく、イメージも掴みやすくなります。
また外構の検討の始め方について、詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
≫はじめての外構。何から検討して、どうしたらいいの?手順を紹介します
外構見積もりステップ2:値引きポイントはコレ!
外構費用は、なるべく安く抑えたいところですよね。
まずエクステリア商品の価格は、以下3つの要素で構成されています。
- 商品代金
- 工事費用
- その他経費
これらに消費税が上乗せされます。
狙うべきポイントは「商品代金」と「その他経費」です。
商品代金の値引き
まずは「商品そのものの値引き」についてです。
定価はメーカーによって決まりますが、商品代金は販売店やショップごとに割引率が異なります。
以下の価格を参考にしてください。
- メーカーカタログ価格20万円×55%OFF=9万円
- メーカーカタログ価格20万円×50%OFF=10万円
このように同じ商品でも、取り扱う販売店によって割引率が異なります。
また、下記のような場合でも値段が大きく変わります。
- メーカーによる価格の違い
- エリアによる価格の違い
ある販売店が、同じグレードの商品を売っていたとします。
- LIXILの商品55%OFF
- YKKの商品50%OFF
このような値段の違いが起こるのは、業者さんとメーカーの取引量に応じて割引率が変わるからです。
またメーカーの製造地域によっても価格が変動します。
たとえば、熊本に製造工場があれば、九州で設置するのは安い。
しかし、東北地域では運搬コストがかかるので、値段も上がってしまいます。
同じグレードでも、メーカーやエリアによって値段が異なるのはこのためです。
そのため、商品の候補を1つに絞ると、損する可能性があるので注意してください。
実際の割引率の例
それでは、実際の割引率の例を見てみましょう。
YKKAPさんの「リウッドデッキ200」という人工木のウッドデッキで比較してみました。
以下4つのサイトをご確認ください。
このように割引率の高い商品を選ぶだけで、お得に購入できます。
その他の経費の値引き
その他の経費で、値引きが期待できるのは以下の4つです。
- 見積もり費用→打合せ成約率が高い業者が有利
- 現場までの交通費→家に近い業者の方が有利
- 仮設や機材の所有→豊富に機材を所有している業者が有利
- 梱包・残材の処分費→地方の自治体による
打ち合わせ成約率の高い業者さんが有利なのは、経費が安くすむからです。
たとえば、10人中3人で人件費を負担するよりも、10人中10人で負担するほうが安くなりますよね?
ですから、成約率の高い業者さんを選んで、見積もり費用を抑えてください。
遠方の業者さんに依頼すると、交通費がかかってしまうので近い業者さんが有利です。
また豊富に機材を所有していれば、地域に根ざした業者さんだといえます。
もしも機材を所有していない業者さんであれば、レンタル料金が高くなる場合があるので注意が必要です。
値引き交渉について、さらに深掘りして知りたい方はこちらもどうぞ!
工事費用は値下げするな
値引きで絶対にやってはいけないのが工事費用です。
なぜなら、工事費用を下げると現場で働く、職人さんや業者さんのモチベーションが下がるからです。
工事費用はできるだけ正規の値段を支払うようにしてください。
どうしても、値段を下げたいなら、最終手段として検討するのが無難です。
外構見積もりステップ3:相見積もりは最強の交渉術
複数の業者さんから見積もりをとって、料金の比較をするのが相見積もりです。
値引き交渉するためには、相見積もりを取るのが絶対に有利です。
なぜなら、業者さんによって得意・不得意があるため、取り扱う商品が異なります。
また相見積もりを取れば、同じ商品でも「A社の方が安くて、B者の方が高い」というのが分かります。
デメリットは手間や時間がかかる、けど安くなる
相見積もりのデメリットは、打ち合わせやスケジュール調整に時間を取られる点です。
業者さんに現場を見てもらったり、見積もり作成までの話をしたりすると、想像以上に手間がかかります。
そのため、相見積もりを取るなら、あらかじめ時間がかかるのを覚悟してください。
3社を比較するのがオススメ!
相見積もりは3社で比較するのがオススメです。
しかし、3社の見積もりがあれば平均が分かるため、相場感が掴めます。
そのため、適切な業者選びができるようになり、比較検討がしやすくなります。
相見積もり自体は無料でできるため、必ずとっておきましょう。
この機会に素人では分からない、具体的な疑問をぶつけるのもよいでしょう。
ただし、相見積もりは必ず同じ条件で依頼しなくてはいけません。
各業者によって、別条件を掲示した場合、適正な比較ができないからです。
外構の見積もりは必ず複数の業者に依頼しよう
外構の見積もりを取るために、打ち合わせまでの正しい手順を紹介しました。
ポイントは以下3つです。
- 打ち合わせ
- 値引き交渉する
- 相見積もりをとる
外構業者さんも注文をもらうために必死です。
多少、値引きをしてでも成約率を上げなくてはいけません。
ですから、相見積もりを取れば2~3万円くらい、簡単に浮いてしまいます。
相見積もりは最適な手法なので、見積もりを取る際は絶対に行いましょう!
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本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
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一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
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最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!