「安い」と「おしゃれ」は裏ワザを使えば両立可能!
「マイホームの契約後に、外構の初期プランの見積もりをもらったのですが、200万円近い金額に驚きました。予算はほとんど建物にかけてしまったので、もう余裕がありません。とはいえ、せっかくのマイホームがみすぼらしいのは嫌だし……。安く抑えながらおしゃれに見せる方法はありませんか?」
外構工事は、予算をかけるべきところにかけて、削減すべきところは徹底的にケチるとうまくいきます。
でも、人生で一度あるかないかの外構工事ですから、どこを削るべきなのかわからないですよね。
そこで今回は、外構を安くおしゃれに仕上げるコツを紹介するので、ぜひ取り入れてくださいね。
こちらの記事では、街中で実際に見た外構で「これはおしゃれだな」と思った、25個の施工事例を紹介しています。併せて読んでみてください。
元・エクステリア商社マンなので外構費用削減もお任せ
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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おしゃれ&安い外構のコツ<工事の内容>
ここでは工事を減らす観点から、コストを削減する3つのコツを紹介します!
1. 過度な装飾を避ける
過度な装飾を避けてシンプルなデザインを選んでいくと、自然にコストカットにつながります。
デザインが複雑になるほど、材料費はかさむもの。
さらに工事にも時間がかかり、人件費や工事費まで高くなります。
そのため、外構費用を抑える場合は、なるべくシンプルなものを選ぶべし!
迷ったときは「なくても生活できるか」を基準にすると上手に削減できますよ!
2. セミクローズ外構またはオープン外構にする
クローズ外構にすると高いので、セミクローズ外構またはオープン外構にして費用を削減しましょう。
外構は、フェンスやブロック塀などでどのくらい住宅を囲うかによって、以下のように呼び方が異なります。
- クローズ外構:住宅のすべてを囲い、道路からは見えない
- セミクローズ外構:住宅の一部を囲い、見える部分と見えない部分がある
- オープン外構:住宅を一切囲わず、道路のどこからでも見える
こうすればクローズで、こうなればオープンという明確な区切りはありませんが、心理的な目隠し具合をわかりやすく3つのスタイルで表現することが多いです。
迷ったらフェンスが少なくて済む「オープン外構またはセミクローズ外構」が良いです。
外構で一番費用がかかるといわれるフェンスを安く済ませると、大幅なコストカットになります。
また、あとからオープン外構からクローズ外構への変更にリフォームもできます。
3. コスト高のフェンスは最小限にする
フェンスは外構工事の中でも一番お金がかかるポイントなので、用途を明確にしてなるべく最小限に抑えることが大切です。
用途は、ほとんどが以下の3つに集約されます。
- 近隣との境界を明示するため
- 外から目隠しするため
- お庭をおしゃれにするため
どの用途かを突き詰めて「ここにフェンスはいらないかも!」「この部分は安くていいよね!」などと削減していきましょう。
たとえば、近隣との境界を明示するだけが目的で、目隠しの必要がない場所には、価格が安いメッシュフェンスがおすすめです。
メッシュフェンスは機能性も抜群。
- 耐久性よし
- 通風性よし
- 防犯よし
- コスパよし
「でも、もっとおしゃれに仕上げたい……」という場合は、正面だけを高価なフェンスにする方法もあります。
またフェンスは高いものほど費用も上がるので、最低限の高さに抑えることもコスト削減には欠かせません。
フェンスの高さの決め方はこちらの記事を参考にしてください。
おしゃれ&安い外構のコツ<商品選び>
ここでは、安くておしゃれな商品の選び方のコツを5つ紹介します。
基本的には最安値を狙いつつ、こだわるべきところはおしゃれに仕上げるのがポイントです。
4. 駐車場のみコンクリート、ほかは「オワコン」を採用
地面は、駐車場のみ土間コンクリートにして、ほかは安くて優秀な「オワコン(造粒ポーラスコンクリート)」を敷くのがおすすめです。
「オワコン」は名前と見た目があまりよろしくないものの、機能性と価格は最強です。
1平方メートルあたりの価格は、雑草対策なら3,000円、駐車場なら5,000円ほどで施工できます。
見えるところは土間コンクリートできれいに仕上げて、見た目の問題をうまく回避しながら取り入れてみてください。
≫新素材コンクリート「オワコン」が安くて優秀!進化コンクリートを知らずに発注しないで
5. 駐輪スペースにカーポートを代用する
高価な電動アシスト自転車を持っているなどの理由で、サイクルポートを検討している方も多いのではないでしょうか。
実は、サイクルポートを選ぶよりも、カーポートを代用したほうが安くなる可能性があるのをご存じですか?
カーポートは価格競争が激しく、業者がギリギリの価格で販売していることが多いです。
そのため、競合が少ないサイクルポートのほうが、サイズは小さいのに価格が高くなる現象が起きているのです。
駐輪場には大きすぎると感じるかもしれませんが、安くなるなら検討する価値ありですよ!
≫同じ屋根でもカーポートとサイクルポートは価格逆転現象発生している【コスパ】
6. コスパ最強のフェンスを選ぶ
こちらのフェンスは、外構のプロである私がおすすめする9製品です。
「この中から選べば失敗しない!」というフェンスを厳選しました。
しかも、ただ安いだけではありません。
- 超大型台風
- 数年に一度の大雪
- 経年劣化
これらの自然災害やクレームなどと長年向き合って導き出した、コスパのよいフェンスなのです。
もちろん探す時間のある方は、自分で情報を集めてみると色々な発見があると思います。
でも、1,000種類以上あるフェンスから失敗しないものを選ぶのは至難の業です。
「時間がないけどコスパ最強のフェンスがいい!」という場合は、ぜひこの9つのフェンスから選んでみてくださいね。
≫2022年保存版:最適なフェンスの選び方×設置方法、この9商品以外選ぶの禁止です
7. 商品を自分で用意する(施主支給)
顧客が自分で商品を用意することを、施主支給(せしゅしきゅう)といいます。
施工業者さんに工事のみを依頼することで、商品に上乗せされるはずの利益分をカットできる方法です。
業者さんは工事代にも商品代にも利益を上乗せしているので、商品を独自に調達すればその分の費用を抑えられます。
ただし商品を選ぶ責任はすべて顧客にあるので、サイズ感や品質、設置可能かなどを自分で見極める必要があるので、初めての購入時は不安ですよね。
そこで商品購入の前に、取り付けしてもらう業者さんにチェックしてもらうと安心です。
ただし「施主支給なんだから商品の責任は持てない! 儲からないのにチェックなんてしたくない!」と業者さんに思われたら感情的にも損です。
「予算の削減のために施主支給も検討しているのですが、ご協力を願えませんか?」
という感じで、やんわりと値引きの方向へ相談をしてみるのが良いです。
私も、施主支給はあまりやりたくはありません。
利益は減るし、チェックの手間は増えるし、責任は持てと言われるし。
業者側も良い顔をする人は少ないと思います。
無理やり施主支給をねじこむのではなく交渉の手段として使うといいですね。
≫施主支給はこうすればうまくいく!エクステリアのコストカット術
8. 門柱だけは予算をかけるべし!
私のモットーは「できるだけ予算を抑えた庭づくり」です。
でも門柱だけは予算をかけてこだわってほしいという思いがあります。
なぜならお客さんが最も目にするのが、ポスト・表札・門柱だからです。
- 予算10万円:おしゃれはガマン!機能面を重視
- 予算20万円:おしゃれと機能面を両立できる
- 予算30万円:おしゃれと機能面に高級感もアップ
今まで予算を抑えてきた分、門柱だけは豪華にしてみてはいかがでしょうか。
≫選ぶの激ムズ…!門柱を選べないあなたに送る【オススメ9選】予算内でおしゃれに
おしゃれ&安い外構のコツ<DIYでコストダウン>
専門性や安全性が重視されない工事では、DIYすると効果的にコストカットできます。
ただし、なんでもかんでもDIYすればいいわけではありません。
難易度が高い工事をDIYすると、仕上がりがみすぼらしくなります。
また施工が上手でないと強風で壊れてしまうなどのリスクがあります。
ここでは、コスト削減におすすめのDIYを3つ紹介します。
9. 「植木を買う」ではなく「苗木から育てる」
立派に育った植木は、すぐにお庭の見栄えがよくなる反面、価格が高くなりやすいです。
さらに、背が高ければ高いほど、運搬が大変になり乗用車では運べなくなるので、トラックなどの運ぶたに別途車両が必要になります。
そうすると、植栽の代金プラス運搬車両とドライバーさんの人件費と…さらに高価になります。
そのため、DIY庭には小さくて運搬しやすい「苗木」を選ぶのがおすすめです。
「苗木」は成長が早いですし、育てることで愛着も生まれますよ。
「ズボラだから育てられるか心配……」という方には、育てやすさNo. 1のフェイジョアがおすすめです!
花や実がなるので香りを楽しめ、風に強い特徴もあります。
≫ズボラに最適な外構の植裁、こっそり教えます!シンボルツリーTOP3!
10. 花壇のふちには「レンガ」のDIYがおしゃれで安い
レンガは定番のDIYのひとつで、安いのにおしゃれに仕上がります。
たとえば、こんな場所におすすめです。
- アプローチ(通路)のふち
- 花壇のふち
これらのふちを囲うだけで、お庭にグッと立体感が出ます。
カラーバリエーションも豊富なので、お庭の印象を自分好みにデザインしてみてください。
わからない場合は、プロに過去の施工事例を見せてもらうとよりイメージがしやすくなります!
11. DIY庭は「天然芝」が最安値でおしゃれ
庭の地面を覆う方法は「天然芝」をDIYするのが最安値です。
人工芝はお手入れの手間がかからない分、コストが高くなってしまいます。
1平方メートルの費用の相場は
- 天然芝は、500〜1,000円
- 人工芝は、3,000〜5,000円
ただし、天然芝は安くて見た目が良い反面、日頃のお手入れが必要です。
お手入れを楽しめる方には向いていますが、ただ雑草対策したいだけなら「オワコン」などほかの方法も検討しましょう。
おしゃれ&安い外構のコツ「業者選びで差がつく」
外構工事は、家の建築をお願いしたハウスメーカーさんや、近所のホームセンターさんなどの依頼する方も多いかと思います。
しかし、よく知らずに業者選びをしてしまうと、中間マージンが発生して費用が高くなる恐れがあります。
ここでは、外構のプロである私が最適な業者の選び方を紹介します。
12.ホームセンターさんには依頼しない
ホームセンターさんに工事を依頼した場合、中間マージンが発生して工事費に上乗せされる可能性が高いです。
ホームセンターさんの得意分野は日用品の販売なので、外構工事はエクステリアの専門業者さんに仕事を振ることになるからです。
「ホームセンターさんに依頼すると安いのかと思っていた」という方も多いのではないでしょうか。
気軽に相談できて、いちから外構業者を探す手間がいらないのはメリットですが、高くなりやすいので選ぶのはおすすめしません。
13. ハウスメーカー・工務店さんには依頼しない
家の建築をしてもらったハウスメーカーさんや工務店さんへ外構工事を依頼する場合も、中間マージンが発生します。
ハウスメーカーさんと工務店さんは建物の建築が専門なので、外構工事は下請けのエクステリア専門業者に仕事を振るためです。
紹介料として、見積もり金額に対して10%〜20%上乗せされるのが一般的です。
見積もりに書いていないので分かりにくいと思いますが、紹介料は発生しているので注意してくださいね。
14. エクステリア専門業者さんに依頼するのがベスト
結論として、外構工事はエクステリアの専門業者さんに依頼するのがベストだと私は思っています。
中間マージンが発生する心配がなく、最も安く外構工事を依頼できるからです。
外構の専門業者なので、紹介料が発生しないというわけです。
また、信販会社さんと提携している業者さんだと、ローンを低金利で組める場合もあります。
ただし、紹介を受けないということは、数ある外構業者さんから自分で優良業者を探さなければなりません…!
そんなときに便利なのが、複数業者への相見積もりです。
≫(無料)外構相談比較ランキングを見て優良業者さんを紹介してもらう
まとめ:複数業者への相見積もりですべて解決
外構工事の業者さんを探すときは、複数の見積もりをとるのが最適解です。
比較すれば良し悪しの判断がしやすくなり、おしゃれかつ価格も満足できるプランも見つかるでしょう。
プロと話せるので、DIYできるかどうかも相談できておすすめです。
自分の地域に外構の専門業者さんがいるかどうか無料で調べられるので、ぜひ活用してくださいね。
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
庭ファンが業者さんを紹介するのページの最後に、お得なフォローアップキャンペーンについて紹介しています。
カンタンな条件を満たしていただければ、私が、「価格のチェック」&「プランの精査」をいたします。
外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
本来は5万円で提供している有料サービスですが、ご利用いただいた方に無料でご提供しています。
最後までご覧いただいた、あなたへお礼のプレゼントです。
詳細は、コチラの庭ファンの優良業者さん紹介サービスの下部を参照してみてください。
最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!