「コンクリート 費用」と検索している人は
「コンクリート 費用」と検索している人は
「駐車場の土間コンクリートで出された見積もりが相場かどうか、ぼったくり価格なのかどうか知りたい。思ったよりだいぶ高かった。」
「もし相場よりも高ければどうしたらいいんだろう?値引き交渉したいだけど、どうやったらいいかわからない」
「それか、他の業者を探す・・・といっても業者さん知らないし。。。」
なーんて、不安に思ってませんか?
だから、あなたの代わりに外構に詳しい私が、「外構の土間コンクリートにかかる費用」を徹底調査しました。
このページでは、「費用・相場」、「値引きポイント」。そして、「その値引き交渉術」も大公開しています。
駐車場のほとんどは土間コンクリート舗装
駐車場のイメージするところのほとんどは土間コンクリートですよね。
コンクリートの市場規模はとても大きく、ほとんどの建物・建築にも利用されていて、外構業者さんでもほとんどの業者さんは対応可能です。
ですが、生コンクリートというだけあって「ナマモノ」なので相場があってないようなもの。オーダーメイドで作る・作業するので言い値になりやすい。(業者からすると言い値にしやすい)
そこを一刀両断!土間コンクリートの費用について
この記事では、
- 土間コンクリートの費用・相場がわかる
- 土間コンクリートの工事費の値引きポイントがわかる
- そして、その値引き交渉術も大公開
します。
申し遅れました、私はこのブログ「庭ファン」の管理人をしており普段はエクステリアの商社に勤める営業マンをしています。
大きなビルや駅などの建築の事はあまり詳しくありませんが、一般住宅・特に外構業界のことについては詳しいです。
過去の私の記事を見てもらえると、どれぐらい詳しいかは分かると思います。
土間コンクリートのメリット&デメリットを知りたい場合、土間コンクリートの工程を知りたい場合、それぞれの別の記事を参照ください。
コンクリートが得意な業者さん/不得意な業者さん
ここで言いたいのは、安かろう・悪かろうという意味ではありません。
「土間コンクリート工事に対応できる職人さん有無」や「会社で所有している機材や重機の種類」などによる得意/不得意の話です。
専門外の業者さんに頼むと高く付く場合があります。
例えがわかりにくくて申し訳ないのですが、、、
ラーメンを専門にしているラーメン屋さんにミートソースパスタを注文すると、「調理はできるけども。。。」という状態になると思います。
もちろんラーメン屋さんの冷蔵庫にはパスタ材料がないので、近くのスーパーで食材を買って調理して提供すると思います。
寸胴鍋でパスタを湯がいて、チャーハンようの中華鍋でミートソースを作って、ねぎの代わりにパセリを散らして、オリーブオイルもないので、そのパスタの注文があったので買ってきます。
そうなると、パスタは高くつきますよね?
生コンクリートもこれと同じです。
普段から生コンクリートを扱っている業者さんとたまにしか扱わない業者さんによって得意/不得意があります。
ヒント:「〇〇コンクリート」、「〇〇土木」と名前につく業者さんは土間コンが好き
土間コンクリートの費用を細かく項目ごとに見てみる
さて、前提とかはもういいので、土間コンクリート工事の費用を細かく見ていきたいと思います。
これぐらいが土間コンクリートの費用・相場だろうという金額が以下の通りです。
1台用駐車場スペースとプラスアルファの20平米を工事したときの費用感です。
(A)土間コンクリートが得意な専門業者さんの費用
と
(B)ハウスメーカー・工務店など得意じゃない業者さんの費用
の単価の比較の表です。
名称 | 得意業者の単価 | 不得意業者の単価 |
重機回送費 (一式) |
¥20,000 | ¥30,000 |
水盛やり方 (一式) |
¥15,000 | ¥20,000 |
掘削 (平米) |
¥1,000 | ¥1,200 |
転圧・砕石 (平米) |
¥1,000 | ¥1,500 |
残土運搬処分 (200mm・平米) |
¥1,000 | ¥2,000 |
型枠四方 (1m当たり) |
¥600 | ¥1,000 |
生コン (100mm・平米) |
¥5,000 | ¥7,500 |
(A)得意業者の単価:10,290円/平米
(B)不得意業者の単価:15,600円/平米
次に上記の単価を元に、20平米の土間コンクリートを施工したときの費用です。
名称 | 得意業者の小計 | 不得意業者の小計 |
重機回送費 (一式) |
¥20,000 | ¥30,000 |
水盛やり方 (一式) |
¥15,000 | ¥20,000 |
掘削 (平米) |
¥20,000 | ¥24,000 |
転圧・砕石 (平米) |
¥20,000 | ¥30,000 |
残土運搬処分 (200mm・平米) |
¥20,000 | ¥40,000 |
型枠四方 (1m当たり) |
¥10,800 | ¥18,000 |
生コン (100mm・平米) |
¥100,000 | ¥150,000 |
(A)得意業者の単価:205,800円
(B)不得意業者の単価:312,000円
次に上記の単価を元に、20平米の土間コンクリートを施工したときの費用です
比較的土間コンクリート工事を得意としている工事業者さんの単価です。
特に静岡エリアは生コンクリートがこれよりも安く、関西・東北は高くなる傾向になります。
また残土運搬・処分は都心のエリアは高くなる傾向(+100円~200円/平米)にあります。
もっと細かく言うと、転圧・砕石の「砕石」を「再生砕石」にすることでさらにコストダウンを図れる可能性があります。(業者さんにより取り扱いの可否があります)
一方、ハウスメーカー経由や工務店経由、土間を得意としていない業者さん(≒外注)になる場合の費用感です。
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※見積は何度でも無料です。
20平米で1.5倍の費用に差が、約10万円もの費用に差があります。
土間工事は外構工事の中でもウェイトを占める工事になるので、ここが得意かどうかについてはかなり重要なポイントです。
≫土間コンクリートってどのような手順・工程で設置されるの?【動画解説】
土間コンクリートの工事費の値引きポイントは3つ!
手元にある見積書の項目と見比べて高いなぁと思うポイントを聞いてみる
ちょっと単位がややこしいのでご注意下さい。
特に土間コンクリートと残土は立米単位で表記されていることもあります。
(今回の価格表はややこしいので平米単位にさせてもらいました)
【ヒント】
生コン(100mm) ¥5,000 ⇒ 1立米(100mm×10:1m3)¥50,000.-
残土運搬・処分(200mm)¥1,000⇒1立米(200mm×5:1m3)¥5,000.-
コンクリートの費用がわかる明細が無い場合
明細をもらいましょう。
「出せない」という場合、自社でやっていない(≒外注なので回答できない)というケースもあり得ます。
悪くいうと、一式で丸めることで高くしているこもあるので一式系は要注意です。
しかし、平米数が10平米以下の場合は明細を出すと細かすぎるので出していない業者さんもいらっしゃいますので、明細を要求する場合は、10平米以上のときにしましょう。
明細をもらえば、
「ネット調べるとでこれぐらいでできると載ってたのですが、どうしてこの金額なのですか?」
「残土の量は多く無いですか?A社さんでは同じ範囲で○○立米で単価●●円でしたよ。もうちょっと少なめに見積もることはできますか?」
「相見積もりを取っていてB社では水盛やり方は一式15,000円でした。頂いた見積もりでは20,000円になってます。一式15,000円に合わせることはできないでしょうか?」
と細く聞きましょう。ねばりましょう!
対面ではなかなか言いずらい部分もあるかと思います。その場合は、ぜひメールを使って相談してみると良いです。
↑の例文をコピペで使ってもらってもOKです。
そうすると業者さんもだんだん面倒になって、「じゃぁ総額で話をしましょう!」となります。
そうなれば、少なくとも相場近くの費用、頑張れば以下の価格費用帯では対応できるようになります。
ヒント:「総論賛成・各論反対」という大人いますよね。。。
土間コンクリートの費用は業者さんによってかなり開きがある
業者さんによってかなり得意/不得意があるので納得できる費用・相場価格がでない場合は、別の業者さんに相談するほうが良いかもしれません。
「ショベルカーなどの重機を持っている・持ってない」
「土間コンクリートに対応できる職人さんがいるか・居ないか」
などによっても大きく費用が変わります。
土間コンクリートの費用が言い値にならないように他社でも見積もりを取っておくことも重要です。
ちなみに土間コンクリート工事では残土がかなり出ますので、不要な土などが敷地にある場合、一緒に持って帰ってもらうこともできます。
費用を押さえた分、手抜き工事をされない舐められない3か条
最後に、手抜き工事をされない・舐められないためにしておきたいことがあります。
いろいろ値引き交渉をした結果、材料をけちって手抜き工事や実は必要な金網(メッシュ筋)を要れてなかったり、掘削(鋤取り)が不十分な場合もあります。
【1】施工途中の写真を送ってもらうことを条件にする
工事中はずっと張り付いているわけにもいかず、仕事に出ることもあると思います。
正式な注文をするときに条件として写真を撮影してもらう約束を取っておくことをお勧めします。
施工途中の明細ごとに写真をとって提出もらうようにしましょう。
「途中の写真は必ず取ってください、そうでないとお金支払いません」
ぐらい言っても大丈夫です。
業者にとって面倒ですが、それが抑止力になり、手抜き工事が防げます。
公共工事などを手がけている業者さんであれば、工程写真を撮ることは慣れてますので。
【2】生コンクリート出荷伝票をもらう
生コンクリートは工場から出荷されたタイミングで必ず出荷伝票が発行されます。それを入手してください。
見積もりのコンクリート量と出荷のコンクリート量に差があり、費用をちょこまかす事出来ず、誤魔化しがききません。
ちなみに、よく生コンクリートは「90分以内に現場にもってこないいけない」とか言われます。(JISの規格で決まってます)
が、駐車場の土間コンクリートにはそんな必要はありません。そこまでシビアな品質が必要なトンネルとか陸橋とか高層ビルの話です。車が乗るぐらいのレベルではそこまでは不要です。
・「納入容積:〇○m3」が購入量になります。
※コンクリート自体が車の荷重に対してオーバースペックです。
【3】色ムラに対して警戒をしておく
「色むらにならないように注意してくださいね」と釘を指しておくことです。。。
業者側からは決して言いたくない・言われたくない色ムラ問題。土間コンクリートをはどうしてもナマモノなので起こります。防げません。
コンクリートは性質上、湿度や温度などでどうしても固まる工程で色むらがでてしまうことがあります。
色むらをクレームとして業者さんに言ってもコンクリートの性質上、どうしようもないです。業者さんは結構、恐怖してます。
ですが、ちょっと天候が怪しい時などは「この施主はうるさいからやめとこう」「安全のため、天候の安定したとき工程を組もう」と思うハズです。
安定した品質を手に入れる手法として、良い手段とは言えませんが、警戒できることであれば言っておくことも一つの手段として覚えておくとGOOD!
※色むらが発生したことをネタにして値引きにタカるのはお勧めしませんよ。
外構の土間コンクリートにかかる費用まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 土間コンクリートの費用・相場がわかる
- 土間コンクリートの工事費の値引きポイントがわかる
- そして、その値引き交渉術も大公開
について、解説しました。
土間コンクリートは対応できる業者さんが多く、また業者さんによって価格が大きく変わります。
オーダーメイドかつ専門性が高く、ナマモノなので高額で言い値で売りやすい商品なので、できれば複数業者に見積もりを取っていただくことをお勧めします。
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