いろんなフェンスの耐用年数を調べてる人
「フェンスを新しく検討してるけども、長持ちするフェンスをつけたいと思っている。そもそもフェンスには、どんな素材・種類があるかかわからないし、どんなフェンスが丈夫で耐用年数が長いか、教えて欲しい。設置工事なんてもちろん自分でできるわけないから、専門業者さんも探さないといけないし、、、どうしたらいいの?」
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元・エクステリア外構商社の商社マン、専門家です
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そこで、今日は「フェンスの耐用年数」についてお話ししたいと思います。
私が入社してのころに納入したフェンスも10年が経ちます。
過去に、アルミや人工木素材、スチールを使用したフェンスを納入しましたが、天災以外で破損したという話はほとんど聞きません。
フェンスの耐用年数について、業界経験と様々な素材の商品を卸してきた私からご紹介したいと思います。
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木製フェンスの耐用年数(メーター当たり1万円~1万5千円)
いちばん最初に皆さんが検討するのは、ブロックの上に金具をつけて設置するラティスフェンスのような木製フェンスです。
木製のフェンスは金額が安く、とても手軽でDIYでもつけれるのが特徴です。
ですが、アルミ・スチール金属製のような頑丈さや耐久性はなく、耐用年数にも心配が残ります。
おおよそ1メーターあたりも安いもので8,000円から15,000円ほどでつけることができ、お手軽なフェンスです。
ですが、台風等の強風の耐久力は低く、隣地境界や道路に面した箇所に設置するには転倒危険もありますのでオススメできないです。
木製フェンスの耐用年数は、長く見積もっても1年から2年だと思います。
定期的な塗り直し・防腐剤の使用により、耐用年数を伸ばすことができますが、強風への耐久力には限界があります。
私は、いわゆる専門業者・プロ向けに販売しているので木製のフェンスはほとんど販売していません。
販売しているの一部ハードウッド系の商品だけです。
プロとして工事、商品保証をするためにはある程度強度や品質が問われるので残念ながら、「プロ向けの商品ではない」と会社でも入社研修を話を受けました。
アルミフェンスの耐用年数(メーター当たり2万円~3万円)
アルミフェンスは耐久性が高く強風などで破損しない限りはほぼ一生使えるものです。
フェンスで1番気にしないといけないのは、何度も言っているのですが台風などの「強風」です。
風の当たらない所では良いのですが、風の通り道になる場所では、アルミフェンスの中でも、耐久性の高いフェンスをお勧めします。
最近、2〜3年では目隠しフェンスが人気です。ですが、フェンスの目が詰まっているので、風を通しにくくモロに影響を受けるデザインなので少しでもスキマがあるタイプを私は推奨しています。
目隠し性能と強度の両立するのはなかなか難しい、永遠の課題です。
私が商品を卸す際に、業者さんにおススメしていたのは、目隠しでも「完全目隠しのフェンス」よりも「ルーバーのような風を通す目隠し」の方をお勧めしています。
両者とも見た目が同じで、まったく同じ目隠し機能を持ちますが、ルーバーになっているため風を少し通す分、強風に対しては有利です。
正直言って、「完全目隠しフェンスタイプ」「ルーバー目隠しタイプ」もフェンスのカタログ値段も変わらないです。
どうせ選ぶならば風に耐性のあるルーバータイプのフェンスがお勧めです。
なんでもルーバー目隠しフェンスがいいわけではなく
- 「エコキュートの排気をシャットアウトしたい」
- 「隣家・道路の音を防音機能を持たせたい」
という場合は、逆効果ですので設置場所や用途に応じて検討してみると吉です。(同じシリーズならば目の詰まった目隠しとルーバーフェンスで連続連結できますヨ)
アルミの目隠しフェンスの場合は1メーターあたり2万円から3万円位が相場です。
メッシュフェンスの耐用年数(メーター当たり1万円~2万円)
メッシュフェンスは針金の網のようなフェンスです。
主に素材はスチールにできており、針金に樹脂素材を塗膜し、耐久性も高いのも特徴です。
メッシュフェンスも耐久性が高く強風などで破損しない限りはほぼ一生使えるものです。
費用も安くメーター長い距離をする場合はこちらのフェンスがお勧めです。
相場も、1メーターあたり1万円〜2万円で設置ができます。
メッシュフェンスは商品のデザイン上、風が当たる部分が少ないため(というかほぼ無い)ので耐風圧強度も必然的に上がります。
台風の影響も、目隠しタイプに比べて受けにくいので、単純に耐用年数に重点を置く場合はおすすめです。
しかーし、私は、「メッシュフェンスは出来るだけ売るな」と社内研修を受けましたね。
卸し販売している人間からしても利幅少なく、安いんですよね。めちゃくちゃ。
なので、価格の高いアルミフェンスを推奨はしていますが、なかなかそうも外構工事もコストダウンをみなさん考えているのでそうはならないですよね。
「メッシュフェンスはコスパも良いし、対風圧性能も高い」と覚えておいてください。(安いだけじゃないよってことです。
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ちなみに、税法上の耐用年数は10年想定です。
ちなみにですが、税法上のフェンスの耐用年数は減価償却期間として、10年が一般的です。
使用できる年数とイコールではありませんが、十年ほど利用する前提のようです。
耐用年数もそうですが、設置方法で最安値に近づけることができるのでぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください。
無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
外構・エクステリア商品は人生でも、購入することもほとんどありません。
しかも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
そんなあなたに最強のテクニックをご紹介します。(乱用厳禁です。)
実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
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「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、複数の業者さんに問い合わせてください。
この質問を投げかけて比較見積もりをすることが≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても、品質は同じです。
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一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
先ほど紹介した外構相談比較ランキングのサイトは、業者さんの登録審査が厳しく、悪徳業者は完全に排除されます。
定期的に見直しが図られているので、登録業者数が少ない地域がありますが…精鋭部隊なので安心してください。
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業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
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実際の訪問までの相見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、価格や割引率の事前確認は、できるだけ多くの業者さんに相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
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最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!