駐車場に敷くコンクリートの知っておきたい値段
コンクリートの値段は高い!!
けれども、
- 耐久性
- 施工性
これらに優れている。
外構でコンクリートを使うというと、土間コンがあげられるでしょう。
外構でよく使われる土間コンですが、見積書をもらった時にこんな驚きがあることも…!
そんなあなたの為に、一発でわかる土間コンシミュレーターを作成しました。
土間コンクリートの価格相場というものはあるようでないもので、正直価格はブラックボックス…。
この記事で土間コンシミュレーターについて説明し、実際に価格ができあがるまでの条件を解説します。
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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駐車場コンクリートの価格シミュレーター
土間コンの価格がわかる土間コンシミュレーター。
実際に、お客様に説明をする際にも使用しています。
価格は税抜き価格です。
使い方はかんたん!
- 自宅の駐車場の敷地サイズ(平米数)を測る
- 平米数を入力する
- だいたいの土間コン費用が自動計算される
5~100平米ほどの価格がシミュレーションできます。
計算式はこちら。
- 土間コンクリート
- 転圧・砕石敷き込み
- 残土運搬処分
- 型枠
上記の項目は、それぞれ1平米ごとに増えます。
- 水盛・やり方
- 重機回送費
これらは1回の工事で一律にかかる費用なので、固定価格ですよ。
駐車場コンクリートの相場価格と条件
シミュレーションで出た価格を実現するためには条件が3つあります。
- 自社施工
- 直接契約
- 施工条件ヨシ
それぞれ見てみましょう。
コンクリートは、「自社施工」でやっている。
条件の1つ目は自社施工であること。
コンクリートを工事する場合は、協力業者さんに外注依頼をすることがあります。
外注依頼の場合、仲介手数料と現場管理費が必要になり、プラス費用がかかるのです。
自社施工をする業者さんは、比較的土間コン工事が得意で、
- クオリティ
- 価格
共に有利なことが多いので、なるべく自社施工の業者を選びましょう。
外構業者さんに「直接契約」している
土間コンの価格が高いという相談で、ほとんどの原因は仲介契約であること。
ハウスメーカーさんや工務店さんに依頼すると、下請けである外構業者さんに外注依頼を出します。
その先に、孫請けがいる場合もありますし、見積書に記載されている金額は約30%ほどの仲介料が加算されているのです。
これは外構業界でよくある構図ですので、土間コン工事を安くしたいのであれば土間コン業者さんと直接契約すると良いでしょう。
https://springbd.net/housemaker_or_outside_contractor
平坦で、作業しやすい「施工条件ヨシ」現場
最後の条件は作業場所。
これは努力で変えられないのですが…立地条件などで費用は左右されます。
土間コンクリートの施工は1人ではできません。
- 2~3人の作業員
- ミキサー車など重機
重機で道路を占領することもあります。
作業がしやすいというのは重要です。
- マスの調整
- 勾配がある
- 狭小地
- 車両がベタ付けできない
マスや勾配の調整に費用がかかることはもちろんですし、重機が入れないほど狭い場所での作業は人手が必要になり人件費もかかります。
2台分の駐車場をコンクリートにする費用について実例を紹介しているページがあります。
まさに、2台用の土間コン費用を調べているという人はこちらも参考にどうぞ。
≫駐車場のコンクリート費用の相場は?【2台分工事の実例とナマの感想】
土間コンができるまでの作業工数
土間コンができるまでの作業工数を、時系列を追って説明します。
まず最初に行う作業は、水盛・やり方。
一言でいうと測量です。
土間コンクリートというのは水を通さないので、一度水たまりができると染み込んではいきません。
そのため、雨水が道路まで流れるよう勾配をつけなければならないのです。
今、世の中にある土間コンクリートのほとんどが緩やかな坂道を作っています。
その坂道がどのように作られているのかというのが、この水盛・やり方の作業です。
作業は現場監督者が実施します。
次にするのが、掘削。
土間コンクリートは、
- 下に砕石を10cmほど
- その上にだいたい厚み10cmほどの土間コン
合計20cm分の土を取らなければならず、取った土は残土処理場に運搬して処分をします。
この残土運搬処分に必要なのがダンプカーやショベルカー。
20~30cmの掘削をするだけで何トンもの残土が出ます。
土ガラは燃えないゴミとして処分が出来ず、専門施設に運ぶ必要があります。
産業廃棄物運搬の免許がいるなど、一般の車両では運べません。
続いて、転圧・砕石(クラッシャー)敷き込みをします。
土間コンクリートを敷く前に、地面が沈み込まないよう地面を踏み固めます。
踏み固めることで、重量のある土間コンクリートや車が乗っても沈み込まない地盤が出来上がります。
地盤が出来上がってから、砕石を敷き込み、また踏み固めます。
そうすることで強い地面が出来上がり、ようやく型枠を組むのです。
土間コンクリートは液状なので、流し込むとどんどん広がってしまいます。
その広がりをせき止めるために型枠が堤防のような役割をするのです。
衣装性をあげるために、切れ目やカーブを入れたり、デザインをするほどメーター数は加算されます。
コンクリートの特性上、鋭角をつくると割れや欠けのリスクがでます。
比較的シンプルなデザインが望ましいです。
コンクリートは膨張伸縮の抑制のために、少なくとも3mに一か所、目地(スリット)をい入れることをオススメします。
ここまできて、ようやくコンクリートの登場。
生コン工場から特別なミキサー車を使って運搬します。
例えば、
- 裏庭
- 道路から離れた場所
こういった場所への施工は、一輪車を使って運搬するなど施工が大変でコストがプラスでかかります。
最後に1日ダンプカーをチャーターする際にかかる重機回送費が必要です。
- 車両代
- 車割増
- 機会損料
こういった呼ばれ方もします。
費用は約2~3万円ほど。
この重機回送費に結構費用かかりますが、重機の中古車サイトを見るとわかりました。
ミキサー車ってめちゃくちゃ高いんです…。
中古で570万円ですからね。
加えて、
- 燃料費
- 保険料
- メンテナンス
- 車両代など
1回2~3万円の重機回送費は、やはりかかってきます。
土間コンクリートの費用を安くする方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
≫駐車場のコンクリート費用を安くする方法を解説!3台分の相場はいくら?
駐車場に敷くコンクリートの知っておきたい値段の話し!こんなに高いの?【まとめ】
土間コンクリートの工事価格と、相場がわかるシミュレーターの話しをさせていただきました。
土間コン工事をするまでの手順を見ると、価格が高い理由はご理解いただけたでしょうか。
見積もりを見てびっくりするかもしれませんが、適正価格の判断になれば幸いです。
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