プラドデッキってどうなの?他社商品との比較やメリデメは?
「プラドデッキ」っていう樹脂製デッキがよいみたいだけど、使った感想を知りたい。でも設置事例が少ないし、口コミも見当たらないみたい。だから無難に、定番のウッドデッキにしたほうがいい…? DIYができて、業者さんに任せるより安く施工できるのがいいんだけど!
外構のプロである私が、プラドデッキに関する以下のお悩みをすべて解決します!
- プラドデッキの特徴・耐用年数
- プラドデッキと他社商品との価格やコスパ、構造の比較
- 実際、プラドデッキを使ってのメリット・デメリット
- DIYに必要なスキル・環境、プロに依頼するコスト
プラドデッキを検討している方は、買うか買わないか判断できるようになります。
外構の専門家がプラドデッキを解説
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汚れにくいって本当?プラドデッキとは?
プラドデッキは、株式会社グローベンさんが2023年に発売したウッドデッキです。
グローベンさんといえば、樹脂製フェンス「プラドフェンス」が大人気!
プラドデッキは、そのウッドデッキ版として開発された商品なんです。
プラドフェンスは、コスパ・質感に優れていて、庭ファンも4年前から推しのフェンスとして紹介しています。
ただしプラドデッキは、ウッドデッキとしては最後発で、ちょびっと高級路線ですね。
先にプラドフェンスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでください。
≫私が「プラドフェンス」を選ぶ理由5選!やっぱり失敗しないフェンスが良い【コスパ×質感×耐久性】
プラドデッキの特徴はこちらです。
- 雨染み・汚れがつきづらい含水しない素材でできている
- 風合い・耐久性に優れた複層合成木材である
- プラドフェンスと同じ素材なのでセットで設置すれば統一感がある
- ビスが表に出ないので裸足でも安全に歩ける
雨や汚れに強く、プラドフェンスとセットで設置すれば統一感が出ておしゃれです。
人工木だから耐久性があって汚れにくい!
プラドデッキは樹脂と木粉を合わせた「人工木」という素材でできています。
人工木の特徴を以下に紹介します。
- 樹脂製なので耐用年数が長く、シロアリの心配がない
- メンテナンスフリーなので放ったらかしでよい
- ささくれが出にくいので裸足で歩ける
- 変色や変形が少ない(天然木なら反りやまがりが出る)
まとめると、プラドデッキは優れた防汚機能と耐久性があり、風合いもよく、お手入れ簡単で裸足で歩けるのが魅力ですね。
プラドデッキの耐用年数は20年以上と予想!
私は、プラドデッキの耐用年数を20年以上だと期待しています。
実はどのメーカーさんも、ウッドデッキの耐用年数を具体的には公表していません。しかもプラドデッキは発売されてから1年しか経っていないので、全然データがないんです。
施工したときに、他社製品と比べ層の厚みがあると感じました。だから、耐摩耗性は高いとにらんでいます。
分厚く丈夫にできているので、20年以上はもつだろうと見込んでいます。
20年前に販売された旧トステムさんのウッドデッキ「リコステージ」を今も使い続けている家が、実家のお隣さんです。
20年以上前のウッドデッキが長く使えているのであれば、技術が進歩した今ならもっと長く使用できるはず。だから私のヨミは当たっていると思います。
プラドデッキを他社製品と比較した優位性
プラドデッキと他社製品について、価格やコスパ、特徴を比べましたので、参考にしてください。
プラドデッキは1平米あたり4.2万円
プラドデッキは、標準工事費や消費税まで含めると1平米あたり4.2万円で設置できます。
洗濯干し場として使うとき、屋内から裸足で出入りするなら、プラドデッキのコストパフォーマンスは優秀です!
他社製品との値段の比較表を作成しました!
LIXILさん・YKKAPさん・三協アルミさんの多機能モデルとほぼ同じ価格ですね。
コスパモデルと比べると、売れ筋サイズの2.0間×6尺(3.6m×1.8m≒4畳)のサイズで2~3万円上乗せになります。
価格だけで選ぶと「ちょっと高いかも…」と感じるかもしれません。
しかし、屋内から出入りするときの使い勝手のよさに注目!
このプラドデッキの防汚機能は超魅力的ですよ。洗濯物かかえたまま、足の裏をタオルで拭くの面倒じゃないですか…。私は面倒ですw
ちなみに、四国化成さんのファンデッキも含水しにくいので汚れに強いですね。
プラドデッキは、分厚い!なのに加工しやすい!
プラドデッキと他社製品の構造上の比較を以下にまとめました。
- 厚みと重みがある
- プラドデッキは加工可能だから自由度が高い
- フェンスも取りつけできる
プラドデッキは他社メーカーさんのウッドデッキよりも厚みがあり、持ったときも数倍くらい重く感じます。
木材に近い質感と厚みで、カットもしやすいプラドデッキはいろんな加工が可能です。
カタログにはオプションとしての横広いステップ(段床)や、斜め加工専用の部材はありませんが、無垢材に近い床板を加工すればカスタマイズできるので他のメーカーさんより自由度が高いのです。
写真のようにフェンスの取り付けもできちゃいますが、私はフェンスより屋根の設置がおすすめ!
屋根のほうが、雨やほこりによる汚れを防ぎ、直射日光対策にもなりますよ。
しかも取り付け費用は、フェンスよりも屋根のほうが安いです。
プラドデッキを使ってみてわかったメリット
ここからは実際にプラドデッキを使って感じたメリット・デメリットを正直に書きます!
メリット1:思った以上に汚れがつかない
プラドデッキは防汚機能があるので、靴下で歩いても汚れがつきません。
実家では、リウッドデッキを屋根下に設置していますが、靴下の裏がちょっと黒くなるんですよ。
でも、プラドデッキなら靴下もキレイなまま。汚れにくさがはっきり再認識できます。
メリット2:雨染みがつかない
プラドデッキは、高密度ポリエチレン樹脂によってコーティングされているので、水が染み込みません。
湿気があると傷みの原因になりますし、歩いたときに靴下やスリッパが濡れたら気持ちよくないですよね。
雨による汚れもつきにくいのは、うれしいですよ。
メリット3:プラドフェンスとの相性がいい
プラドフェンスとセットで設置する場合は、同じ質感なので統一感がでます。
プラドデッキとプラドフェンスの設置場所が近いほど、おしゃれ度がアップします。
プラドフェンスの施工については、こちらの記事もあわせてお読みください。
≫ウッドフェンスの費用削減は、コレ!相場価格から設置施工のコツまで徹底解説ガイド
プラドデッキを使ってわかった「デメリット」
正直なぶっちゃけ感想として、プラドデッキのデメリットは、ほかのメーカーさんのウッドデッキにも共通するポイントです。
デメリット1:表面に雨水が溜まったまま
プラドデッキは水を吸収しないので、ずっと水が溜まったままです。
拭き掃除をしないと、水たまりはなくなってくれませんが、水を通さないウッドデッキなら他のメーカーさんも同じです。
ここは仕方ないかと思いますが、雨汚れがつくわけではありません。
デメリット2:少し光沢感・テカリがある
樹脂製という特性上、表面の光沢が若干あるため、プラスチック感が出てしまうのは否めないところ。
風合いやぬくもりは天然木にはかなわないけれど、その分メンテナンスフリー・長寿命なウッドデッキを手に入れたと思えば解決できます!
本物の木だったら、そりゃ傷みやすいですからね。
デメリット3:硬い!転ぶと痛いぞ
プラドデッキはかなり硬いです。
だから、頑丈で傷がつかないのはよい部分。でも、転ぶとかなり痛いです。
プラドデッキはDIYの設置も十分可能
ウッドデッキは、DIYで設置しやすい商品のひとつです。
腰から下の作業で落下する危険もないですし、危険な工具を使う作業も少ないです。
高所作業や防水処理、電源工事など特殊スキルも必要ないからです。
プラドデッキと他社製品のDIYの難易度は同じで、特別難しくもないですが、かといって簡単とはいえません。
DIYに必要なスキルや必要な手順、またプロに依頼したほうがコストダウンできる場合について解説します。
プラドデッキの取り付けには標準柱を使う
プラドデッキの取りつけで注意すべき点は「標準柱」を使うことです。
以下が、標準柱と調整束柱の価格表です。
プラドデッキには、高さの微調整ができない「標準柱(高さ~55cm)」と高さの微調整がアジャスターで簡単にできる「調整束柱(57cm~64cm)」というオプションがあります。
グローベンさんの調整束柱は、標準柱より30%くらい高くておすすめできません。
調整束柱か標準柱を選んでも、水勾配の調整のために一部をカットする必要があるので、標準柱を使ったほうがコストダウンにつながるのです。
DIY用に卓上丸のこなどの工具を買ったとしても、調整束柱を買うよりも費用は安くなります。
(コソッと)それに調整束柱を使ってDIYするよりも、標準柱をオーダーしてプロに依頼したほうが安いかも…。
これは…メーカーさんにも頑張ってもらいたい部分ですね。
DIYに必要なスキルや環境、工具
DIYに必要なスキルと環境は以下の通りです。
- 柱を切る技術
- 60mm角アルミをカットできる環境
柱を切る自信がなければ、事前に練習したあとで取りつけてください。
プラドデッキの取付説明書はWebでダウンロード可能です。
http://www.globen-jgstyle.com/pdf/download/manu_plad_deck.pdf
以下が必要な工具の一例です。
- インパクトドライバー(下穴用・固定用)
- 掘削用の各種工具(土に設置する場合)
- 柱固定用のモルタルやコンクリート
- 水平器、水糸、束石など基礎部材、コンベックスなど
工具がある程度揃っていて、必要なスキルや環境があればDIYできます。
とはいえ、工具代に数万円かかるのでわざわざ買い揃えるのはちょっと…。
ぶっちゃけ、工具を買い揃える費用よりもプロに依頼したほうが安いのでコスト削減になります。
まとめ:プラドデッキを買う・買わないの判断材料
この記事では、プラドデッキが要るか・要らないかを判断できるように以下について解説しました。
- 他社製品との価格・コスパ・特徴の比較
- プラドデッキの耐用年数やメリット・デメリット
- DIYに必要なスキルや工具、プロに依頼する場合のコスト比較
結論として、ウッドデッキをきれいに使いたい、汚れを気にしたくない人には、プラドデッキがおすすめです!
やっぱりコスパが最重要!という方は、価格破壊を起こしているウッドデッキも参考にしてもらえると良いですね。
洗濯物干しにウッドデッキを使う場合は、汚れにくいデッキと屋根の組み合わせがベスト。
ウッドデッキは毎日使うものだから、暮らしやすさに直結します。
DIYもスキルや工具、環境が揃っていれば取り組みやすいですが、そうでない場合はプロに依頼したほうが安くなるのでぜひ検討してみてください。
プラドデッキを施工するにあたって、業者さんに依頼するときには注意が必要です。
同じ現場でも業者さんによってプランが異なるため、1社だけのプランで検討するのはリスクがあるからです。
プラドデッキは、どのプランが最適かお家ごとで異なります。
そのため、複数の業者さんにプラン・見積もりを出してもらって、総合的に判断するほうがコスパよく施工できます。
とはいえ、業者さんとのやりとりが面倒という方には、一括見積もり依頼が便利です。
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ここまで、プラドデッキの質感のお話をしていましたが、より具体的に話を前にすすめるために無料でサンプルをお取り寄せいただくことをおすすめします。
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