フェンスの独立基礎に関する疑問を解決します!
フェンスの独立基礎を作りたいけど、わからないことが多すぎる!独立基礎はどこで買うべき?お値段はいくらぐらい?そもそも、フェンスの高さに制限はある?誰か教えてください…!
独立基礎とは、フェンスの柱の下に設置する独立した基礎石ことです。
一方、建物の荷重を地盤に均等に分散させるために設計されたフーチング基礎(布基礎)というのもあります。
基礎の底面が広く、荷重を効果的に土台となる地盤に伝える役割を果たします。
どちらも用語としては知ってるけど、あまり馴染みがなく、最適な大きさがわからないという方も多いのでは?
独立基礎には、メーカーが設定している基準があります。
とはいえ、メーカーさんの基準通りに基礎を選ぶと、かなり大型の石になるんです。
「メーカー基準のサイズで施工したら敷地の中で邪魔になった」「通路が潰れた」という声をよくいただきます。
この記事では、私が実際に工事で使用している基礎石の実例をあげながら、次の3つのポイントについてお話します。
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【ブロックor独立基礎】フェンス設置方法は2種類
フェンスの設置方法は大きく分けて2つあります。
- ブロック
- 独立基礎
ブロックの上にフェンスを設置する方法が一般的。
一方で、地面に直接柱を埋め込んで設置する「独立基礎」という方法もあります。
地面に直接フェンスを埋め込むことができるので、
- ブロックがない場所にフェンスを設置したい
- 既存のフェンスに目隠しフェンスを後付けしたい
といった場合に便利ですよ。
独立基礎はホームセンターで買える
基礎はコンクリートを練って作ることもできますが、全てコンクリートから作ると大変です。
そのため、あらかじめコンクリートを固めて作った基礎石を使用するのが一般的です。
この基礎石はコンクリートの二次製品で、束石(つかいし)と呼ばれます。
公共工事でも写真のような基礎石が利用されています。
街の外構屋さんは月に何十件も外構工事を行う業者ではないため、基礎ブロックをホームセンターで購入しているケースが多いです。
実際に私がいつも利用しているロイヤルホームでも、プロ向けの資材が販売されています。
大きさは13センチ角の小ぶりなものから、18cm角のものまで。
長さは35~45cm、もしくは50センチが多いです。
自分で購入する場合でも、プロ向けのホームセンターさんを選ぶと良いですよ。
また、プロ向けのホームセンターさんは在庫が多く揃えられているのもメリットです。
いざ施工する段階で「基礎石が11個必要なのに…店頭に9個しかない!」と困るのは避けたいですよね。
やむを得ず種類の違う基礎石を使用することにならないように、品揃え豊富な店舗を選んでください。
必要なサイズ、数があらかじめわかっている場合は、施工日よりも前にお店で購入しておくことをおすすめします。
独立基礎のよくある疑問
独立基礎について、わからないことが多すぎますよね。
どこで買うべき?お値段はいくら?そもそも、フェンスの高さ制限はある?
ここでは、よくある疑問について、解説していきます。
独立基礎のサイズ使い分け基準
フェンスの基礎石はどのサイズを使えばいいのか、私見を述べさせてもらいたいと思います。
「どんな基準で考えたらいいのかわからない」というご質問は日々たくさんいただきます。
正直、
- 現場の状況
- 地面の堅さ
- フェンスの長さ
- 建物の位置
- 風の当たり具合など
いろんな観点から総合的な判断が必要にはなりますが、「こんな考え方がありますよ」という庭ファン基準でお話しさせてください。
基礎石(束石)にはフェンスを差し込む穴があり、長方形の形をしています。
長さは約45cm。
下にぐり石を敷き、穴に柱を差し込んでモルタルで固定します。
割れや欠けがある場合でも、基礎石自体は地面に埋め込みますし、モルタルで表面を固めるので気にする必要はありません。
通風性のあるフェンスの場合
通風性のあるフェンスを設置する場合は、18~20cm角の基礎石でOK!
メッシュフェンスなど、通風性、透過性のあるフェンスは風の影響を受けにくいためです。
基礎のサイズがそこまで大きくなくても、十分に強度を保てます。
目隠し性のあるフェンスの場合
目隠し性のあるフェンスは風の影響を受けやすくなるので、23~25cm角の基礎石がおすすめです。
これだけの大きさがあれば、基礎石の重量約34kg+モルタル+周辺に埋め込まれたコンクリートで、しっかりとフェンスを支えられます。
柔らか地面/2.2m超えの場合
柔らかい地面に設置する場合や、高さ2.2mを超えるフェンスを設置する場合は、30cm角以上の基礎石をおすすめします。
地面が柔らかいというのは、
- スコップが簡単に入る
- もともと畑
- もともと植栽が生えていた
こういった環境の場所をいいます。
メーカーさんのサイズ基準をもとに、
- 現場の状況
- 風当り
- 目隠し具合
などを考慮をして適切なサイズを選んでください。
フェンス独立基礎石の価格は?
フェンスを設置するメーター数や、柱の本数が多くなるほど必要な基礎石の数量は増えます。
基礎石は意外とたくさん使うので、お値段も気になるところですよね。
当然ですがサイズが大きくなるほど価格も高くなります。
18~20cm角/長さ45cmの相場価格は878円(税込)です。
続いて、23~25cm角/長さ45cmの相場価格は1,419円(税込)です。
この大きさを普段からよく使用します。
30cm角/長さ45cmの相場価格は1,969円(税込)です。
30cm角の基礎石は普段はあまり使用しません。畑に設置するなど特殊な条件のときだけですね。
もしお手元にフェンスの見積書がある場合、見積もりの半値以下だと感じるかもしません。
実際には今回ご紹介した相場価格に
- 基礎石の購入
- 運搬
- 掘り込み
などの費用が加算されていることをご理解ください。
外構業者さんに依頼する場合、単独(1つ)の基礎に付き3,000~4,000円ほどかかるのが相場です。
大きくなるほど残土処分なども含まれますので、価格は高くなります。
独立基礎でのフェンス強度は?
ブロックに設置する場合と、独立基礎に設置する場合のフェンスの強度の違いは?という質問をいただきます。
結論、どちらも強度に変わりはありません。
強度は、フェンスの柱に依存します。
ブロックに設置するフェンスの柱と、独立基礎に設置するフェンスの柱は別物です。
独立基礎に設置するフェンスの柱は太く、耐えられる強度に設計されています。
目隠しフェンスの場合は風の影響を受けやすいので、下だけ通風性のあるフェンスにするなど工夫をすることもできます。
DIYでフェンスを作るなら独立基礎
DIYでする場合は、ブロックよりも独立基礎の方が良いです。
というのも、ブロックを詰むのは大変ですし資材も必要になります。
まっすぐブロックを詰むって難しいんです。
独立フェンスであれば、残土や残材も少なく済むので手軽にDIYできますよ。
基礎石の運搬などは重くて苦労しますが、ブロックよりも設置はラク。
独立基礎で設置できる最大の高さは2.2m
独立基礎で設置できるフェンスの高さは、庭ファンの基準では2.2mが最大です。
実際、商品としては3mまでありますが、私が提案する際は2.2m以下に抑えるようにしています。
2.2mというのは、ブロック塀の高さを参考にしています。
ブロック塀は建築基準法で2.2mの高さ制限が設けられているため、フェンスも同じ高さまでというのが個人的な見解です。
フェンスが2.2m以下でも問題は解決できる!
2.2m以上のフェンスを設置することで問題が解決できるのか、考えてみてください。
フェンスの高さが高くなれば、倒壊などのリスクが大きくなりますし、もちろん金額も上がります。
どうしてもフェンスにこだわる理由がないのであれば、他の選択肢を選ぶことをおすすめします。
たとえば、お隣さんの2階からの目線を隠したいのであれば、テラス+不透明パネルを設置することで対応できます。
フェンスではなく窓につける面格子で解決する場合も。
騒音を防ぎたいのであればフェンスではなく内窓を設置するのがいいですし、シャッターで解決できます。
なにで目隠しをするのかで費用は大きく変わりますので、視野を広げて検討してくださいね。
こちらの記事でフェンスの高さの決め方について詳しく解説しています。
独立基礎の大きさは現場やフェンス次第
実際に私が使用している基礎石の使い分けを”庭ファン基準”で解説させていただきました。
現場の状況やフェンスの種類によって、必要な基礎石の大きさは変わってきます。
当然ですが、基礎石はサイズが大きくなるほど価格も高くなります。
メーカー基準のサイズだと大きすぎる場合があるので、今回ご紹介した基準を参考に、ご自身でも最適なサイズを検討することをおすすめします。
独立基礎のフェンスはDIYもできますし、強度面もブロックと変わらないので安心ですよ!
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