カーポートとガレージって、どっちを選べば正解?
カーポートかガレージを置きたいんだけど、決め手に欠けるな~。そもそも、違うのって見た目だけ? 我が家にはどっちが合うのか知りたい!
カーポートとガレージには、それぞれメリットもデメリットもありますし、向いている方も違うんです。
この記事では、
- プロがおすすめする、人気のカーポートとガレージ(商品名/メーカー/相場価格)
- 商品選びで失敗しないために押さえておくべきポイント
- 欲しいカーポート・ガレージを最安値で手に入れる方法
といった点を解説します!
もうカーポートを持っている方向けのテクニックも紹介しますので、参考にしてください。
外構のプロが「カーポートorガレージ」問題を解決!
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そもそも、カーポート・ガレージとは?違いを比較
まずカーポートとは、駐車場にある車用の屋根のことです。
側面や背面には何もなく、非常に開放的な空間です。
一方ガレージとは、車を保管するシャッター付きの建物です。
車を囲うように屋根と側面の壁があるタイプが一般的ですが、
道路との高低差を生かして作る「掘り込み式」と呼ばれるものもあります。
カーポートとガレージ、人によって最適解は異なる
「カーポートとガレージのどちらを選ぶべきか?」
これには、はっきりした正解はありません。
皆さんの希望やお家に合わせて、より合う方を選べば大丈夫です。
カーポートが向くのは、機能性・デザイン性重視の方
とはいえ、どちらにするか迷うと思うので、簡単にそれぞれに向いている方解説します。
まずカーポートが良いのは、このあたりの方ですね。
- 楽に車の出し入れをしたい
- デザインにこだわりたい
- ガレージを置くほどのスペースがない
このようにカーポートは、車をスムーズに出し入れしたい方に向いています。
カーポートもガレージも、雨よけ・風よけにはなります。
ただどちらかと言えば、車を出し入れしやすいのはカーポートです。
さらにデザインにこだわりたい方にもおすすめです。
カーポートは、ガレージに比べるとおしゃれな商品が非常に多いです。
これはほんの一部ですが、カーポートにはこんなスタイリッシュなタイプもたくさん!
あとは、スペースの問題ですね。
ガレージを置こうとすると、どうしてもある程度のスペースが必要です。
ガレージは比較的圧迫感があるため、開放的な雰囲気にしたい場合も向きません。
でもカーポートは柱を設置するスペースがあれば、設置できることがほとんど。
屋根と柱だけなので、全体的にすっきりして見えます。
ガレージが向くのは、車を絶対に傷つけたくない方!
逆にガレージのほうが良いのは、このあたりに当てはまる方です。
- 車を傷つけたくない・キレイに保ちたい
- 盗難対策も兼ねたい
- 車のギャラリーのような空間を作りたい
ガレージは前後左右、屋根も地面も全部囲われている建物です。
ここに車を入れておけば、基本的に傷はつきません。
屋根も壁もあるので、何か飛んできたり、ホコリをかぶったりしません。
雨で濡れることもなく、外気に触れないので紫外線対策にもなります。
そして一番大きいのは、やっぱり車の盗難・イタズラ対策になる点です。
特に外車・高級車や、マニアに人気のある車種に乗っている方には、安心感があります。
あとは、愛車を眺められるギャラリー空間にもなりますよ。
この「カーポートorガレージ」は、車好きの間で面白い議論になるんです。
「車が好きだから」車がよく見えるようにカーポートを選ぶ方もいます。
「車が好きだから」車が傷つかないようにガレージにする方もいます。
1台用カーポートは「片流れ屋根タイプ」がおすすめ
ここからは、カーポートのおすすめ商品を解説していきます!
1台用カーポートの場合、「片流れ屋根タイプ」がおすすめです。
片流れ屋根タイプのカーポートは、工事費が安く済みます。
柱が少ない分、開放感もありますね。
最近では、こういったスタイリッシュなデザインのものも増えてきています。
場所が無いなら、テラス屋根や後方支持タイプを使う
ただ、どうしても柱が邪魔になる場合もあると思います。
その場合は大型のテラス屋根をカーポートに転用するのがおすすめです。
もしくは、柱が後方にある「後方支持タイプ」のカーポートを採用する方法もあります。
1台用のカーポートを安く買うにはコツがいる
1台用カーポートの選択肢はいろいろとありますが、どれもある程度の費用はかかります。
1台用のカーポートを最安値で買いたい場合は、あるコツが必要です!
こちらの記事で詳しく紹介しています。
≫カーポート1台用のおすすめ【ベスト10】価格や選ぶポイントを解説
2台用カーポートは「アール屋根」が人気&おすすめ
続いて、2台用カーポートについてご紹介します。
2台用のカーポートには、「横並びタイプ」と「縦並びタイプ」があります。
横並びタイプは、こんな感じのシンプルなタイプ。
縦並びタイプは、車を縦に並べて駐車するお家用ですね。
どちらを選んでも、値段はほとんど同じです。
単純にカーポートの面積によって、値段が決まります。
1円でも安くするなら「アール屋根」一択!
それでも、なるべく安く買いたい!という方には、「アール屋根」がおすすめです。
アール屋根とは、アルファベットのRのように、緩やかなカーブを描くカーポートです。
安さの秘密は、この緩やかなカーブにあります。
あえてこの形にすることで、力学的に強度が増しているんです。
そのためフラットなタイプと比べると材料が少なく、その分、お値段も安くできています。
ただしアール屋根タイプは、デザインの選択肢が多くはありません。
見た目にこだわるなら「フラット屋根」が良い
見た目・スタイリッシュさ重視で選ぶなら、「フラット屋根」がおすすめ。
しかしフラット屋根は、お値段がちょっと高めです。
理由はいろいろですが、アール屋根より新しいタイプで生産数が少ないことも一因です。
タイプ次第で10万円の差!最安値で買うコツは?
ご紹介したアール屋根・フラット屋根の工事費・消費税込みでの費用を比べると、
- アール屋根:30万円~
- フラット屋根:40万円~
といったように、10万円ほど差があります。
2台用カーポートのどちらのタイプにも、最安値で買うコツがあります。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
≫カーポート2台用のおすすめ【ベスト10】最安値を狙うためのポイントを解説
おすすめしたい人気のガレージ (1台用・2台用)
と、言いたいところなのですが…
実は、ガレージってそれほど種類がありません。
横方向への連結はできますが、奥行方向への連結もあまり得意ではありません。
2台縦に並べるタイプもありますが、屋根が低めなので使い勝手はイマイチ…。
おまけにカーポートよりお値段が高めで、ガレージだけで100万円以上なんてこともザラ!
そのため、「たくさんの中から選ぶ」より「定番商品から選ぶ」イメージです。
ガレージは「間違いない商品」から選ぶべし!
そうは言っても、ガレージは数十万円~数百万円と、かなり金額の幅が大きい商品です。
そこで、私のほうで「コレは間違いない!」というガレージを10個厳選しました。
こちらの記事で紹介していますので、ガレージを検討している人はぜひご覧ください。
≫新築外構でやってしまった…の前に!失敗しないためのガレージ車庫10商品【プロが超厳選】
ガレージは高い?ならば「ガレージ風のカーポート」を
実は、こういった「ガレージ風のカーポート」があります。
一般的なカーポートは、屋根材にポリカーボネート素材などの透明なものを使っています。
しかしこちらのガレージ風のカーポートは、屋根材がガルバリウム鋼板やアルミです。
金属の屋根なので、耐久性も高くて強いです。
かっこいいし、ガレージに比べると開放感もあります。
ガレージ風のカーポートの魅力&おすすめ商品
このガレージっぽいカーポートの良いところは、お値段だけじゃありません。
お家も車も、よりゴージャスに見せてくれます!
試しに、この写真のカーポートを指で隠してみてください。
カーポートがあることで引き締まり、お家も車も見栄えが良くなるのが分かると思います。
どんな商品があるかは、こちらの記事で紹介しています!
≫超忙しい人専用!かっこいいカーポート17商品の一覧表+相場価格アリ【2022年新価格対応】
結局、我が家はどれを選ぶべき?ざっくり早見表
今まで紹介してきたものが誰に向くか、もう一度簡単に整理してみますね。
まず、「カーポートかガレージか?」については、
- 駐車場が狭い→カーポート
- 駐車場にある程度スペースがある/家の前の道路と高低差がある→ガレージ
- とにかく安さ&駐車しやすさ重視/車を縦に2台並べて駐車したい→カーポート
- お金をかけてでも、愛車をキレイ&安全に保てる空間が欲しい→ガレージ
といったことが基準になります。
続いて、「カーポートの種類」については、
- 1台用→片流れ屋根タイプ
- 2台用→アール屋根タイプ
と覚えていただければ、選びやすくなると思います。
また「ガレージの種類」は、
- プロがおすすめするものから選ぶ
- 予算が足りないなら「ガレージ風のカーポート」も検討する
とすればOKです!
カーポート・ガレージは、設置実績のある業者に依頼を
カーポートとガレージに共通なのは、経験豊富な業者さんに任せるべき商品であること。
カーポートもガレージも、エクステリアの中では大型で高額なものです。
商品代はもちろん、工事費も比較的高額。失敗してやり直しになると、大惨事です…。
まずは、気になっているカーポートやガレージを見つけてください。
そして、その商品を実際に取り付けたことがある業者さんに依頼します。
カーポートやガレージって、仕様や細部の設計が商品によって全然違うんです。
実際に設置したことがないと提案できない部分も多いです。
絶対に、経験豊富な業者さんを探して依頼してくださいね。
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カーポートをガレージ化するより、買い替えが安い
ここからは、すでにカーポートを持っている方にも参考になる内容です。
すでにカーポートを持っている場合、今からガレージ化することも不可能ではありません。
でも結論としては、今のカーポートを撤去して新設したほうが安いです。
そもそもカーポートをガレージ化する手順としては、
- カーポートの両側に雨除けのパネルを付ける
- 正面にシャッターを付ける
といったことが必要です。
1台用カーポートをガレージ化する費用は90万円~
これを踏まえると、片流れ屋根タイプのカーポートはガレージ化できません。
では、こういった両側に柱がある1台用カーポートの場合はどうなるかと言うと…
この状態からサイドパネルとシャッターを付けますが、
- 両側の雨除けサイドパネル:30万円
- 正面のシャッター:60万円
と、最低でも90万円はかかります。
しかも背面にはパネルを付けられないので、後方から入る雨風や汚れは防ぎきれません。
2台用カーポートをガレージ化する費用は130万円~
2台用カーポートをガレージ化する場合の費用は、
- 側面パネル:30万円(1枚15万円)
- 2台用シャッター:100万円~
で、最低でも130万円は必要です。
こちらも1台用と同じく、背面にはパネルを後付けできないことが多いです。
なおシャッターの100万円は少なく見積もった金額です。
普通に設置したら、150万円ほどはかかると思っておいてください。
ガレージ2台の工事費込み相場を知りたい人はこちらの記事も参考にしてください!
実例付きでお得に買う裏ワザも紹介しています。
»工事費込みガレージ2台の相場を実例付きで紹介!お得に買う裏ワザアリ!
カーポートの撤去費用は約5万円。買い替えた方が安い
ちなみに、今あるカーポートは1台用なら5万円ほどで撤去できます。
そして同じく1台用のガレージなら、50~60万円ほどで設置できるんです。
カーポートをリフォームするのは、なかなか手間がかかります。
ガレージ化する可能性が少しでもあるなら、初めからガレージを買い直すべきです!
カーポートとガレージは、固定資産税の有無も違う
カーポートとガレージはどちらも地面に固定するものです。
そのため、「固定資産税がかかるのでは?」と疑問に思う方も多いです。
しかし、ガレージは固定資産税がかかり、カーポートにはかかりません!
カーポートは、固定資産税の対象外!根拠もあります
柱で固定する、屋根だけのカーポートには固定資産税がかかりません。
「不動産登記規則」という法律では、屋根・壁がないものは建物ではないとしています。
そのため、柱と屋根だけのカーポートは、課税対象外なんです。
ただし、商品によっては固定資産税の対象になるものもあります。
課税対象外になる理由と固定資産税がかかるカーポートは、以下の記事で紹介しています!
ガレージは固定資産税がかかる!目安は費用の1%~
一方ガレージは、固定資産税がかかってきます。
先ほどの「不動産登記規則」にならうと、ガレージには壁がある=建物、とみなされます。
ガレージの税額の目安としては、このくらいですね。
- 100万円のガレージ:1万円前後
- 200万円のガレージ:2万円弱
ただし税率や控除額は、自治体やガレージのサイズによって変わります。
まとめ:カーポート・ガレージは高額。プロに任せて!
この記事では、以下の3点を解説しました。
- プロがおすすめする、人気のカーポートとガレージ(商品名/メーカー/相場価格)
- 商品選びで失敗しないために押さえておくべきポイント
- 欲しいカーポート・ガレージを最安値で手に入れる方法
繰り返しになりますが、カーポートもガレージも、高い買い物です。
ですから、経験豊富な業者さんに依頼することが本当に重要です。
業者さんに頼むとカーポートもガレージも最安値で買えますし、仕上がりもキレイです!
まずは、複数の業者さんに見積もりを依頼するところから始めてください。
すでにカーポートを買っちゃったけどガレージが欲しい方も、まずはプロに相談を。
お家の状況に合わせた、最適な提案をしてもらえますよ!
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