土間コンクリート工事が高いのには理由がある!品質を左右するのは現場!?
この記事では、土間コンクリートのこれらを解説しています!
- 相場価格
- 高い理由
- 品質を左右するポイント
庭づくりに置いて、土間コンクリートの施工を検討している方も多いでしょう。
- 駐車場
- 駐輪場
- 勝手口付近
- アプローチ
- ウッドデッキ下など
「できるだけ安く済ませたい!」という気持ちもわかりますが、どうしてもかかる費用があるのです。
土間コンクリートを施工するうえでどうしても必要な費用を理解することで、価格を抑えるコツもわかってきます。
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
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土間コンクリート工事の相場はどれぐらい?
「土間コンクリートの相場はどれぐらい?」という問い合わせはよくあります。
上記写真のように、1台用のカーポート+土間を施工する場合、1平米当たり1万円という価格は相場価格でしょう。
もっと広い面積になると価格が安くなることも。
例えば、3台用+土間の施工をする場合、1平米当たり8千円という施工事例もあります。
土間コンクリートは生ものです。
現場や場所、面積によって価格が変わることは仕方ありません。
≫土間コンクリートってどのような手順・工程で設置されるの?【動画解説】
土間コンクリート工事の費用を調べる方法
土間コンの価格については、シミュレーターでかんたんに計測!
平米数を入力すると、それぞれにかかる費用が自動的に計算されます。
シミュレーションをすると、面積によって変わる費用と、変わらない費用がわかります。
変わる費用 | 平米単価、転圧・砕石敷き込み、鋤取・残土処分、型枠 |
変わらない費用 | 水盛・やり方、重機回送費 |
面積によって変わらない費用というのは、小さい面積でも大きい面積でも固定的にかかる費用です。
シミュレーターの価格は「好条件」で計算しています
とはいえ、このシミュレーターの価格は「好条件」で表示されています。
土間コンクリートの施工には、外注さんが入ることもあります。
しかし、シミュレーターでの表記は自社完結の場合のみ。
ハウスメーカーや工務店から土間コンクリートの施工を依頼する場合も、外注で施工します。
また、現場によっては車両侵入ができない場合があります。
自家用車をコインパーキングに停めなければならないなど、駐車費用がかかることも現実では起こりえるのです。
シミュレーションは好条件で施工できる場合の価格。
ですが、相場がわからないという方には価格の目安にしていただけます。
「費用をここまでかければ、これぐらいの面積が工事できる」という具体的な目安はこちらの記事で解説しています。
≫土間コンクリートの単価はどれくらい?費用20万円で打設できる面積とは
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土間コンクリートが高い理由は、面積と手間費
土間コンクリートの価格は一定ではありません。
生コンクリートという生ものを扱っているため、その時々で状態は変わります。
組み立てて完成する工業製品とは料金体系が違うのです。
土間コンクリートを施工するうえで、どうしても発生する作業があります。
かんたんに土間コンクリートの施工手順を言うと、土を20cmほど掘り込み、砂利を敷き、土間コンクリートを流し込む。
ただ土間コンクリートを流し込むのではなく、土を掘削し、残土を運搬しなければなりません。
作業には人も重機も必要なので、
- 残土運搬車
- ショベルカー
- ミキサー車
これらはどうしてもかかる費用なのです。
土間コンクリートの単価については、次の記事でも詳しく解説していますので、併せて読んでみてください。
≫土間コンクリートの単価はどれぐらい?【1平米8千円~1.5万円】
20㎡を切る面積場合の土間コンクリート工事費用
- 勝手口付近
- ウッドデッキや物置の下
例えば、面積20㎡を切る場所に土間コンクリートを施工する場合、平米当たり1万5千円ほどの価格になることもあります。
土間コンクリート工事の平米単価が、1万5千円
- ミキサー車、作業車が入れない道路
- 搬入路が狭い場所
- 目地にレンガブロックを1部入れる
これらの場合は、1平米あたり1万5千円のこともあるでしょう。
作業車が入れないほどの道の場合、1輪車で少しずつコンクリートを運びます。
通常4人で作業できる面積でも、6人の作業員が必要に。
10㎡を切る面積場合の土間コンクリート工事費用
- 駐輪場
- アプローチ
小さい面積の場合は、1平米当たり2万円と割高になることも。
土間コンクリート工事の平米単価が、平米単価2万円
- 手や一輪車でも運べない
- 寒冷地仕様
- 仲介手数料が含まれている
これらの場合は、1平米あたり2万円のこともあるでしょう。
1輪車も入れないほど狭い場所を施工する場合、ポンプ車でコンクリートを入れます。
ポンプ車の別途手配費用もかかりますね。
冬の間の最高気温が氷点下を下回るような寒冷地では、凍害(コンクリートが持ち上がる現象)を防がなければなりません。
そのため、通常10cmの土間コンクリートを15cm施工。
材料費が通常よりも多くなるのです。
そして、体感的に1番多いなと思うのが仲介手数料。
- ハウスメーカー
- 工務店
- 外壁塗装など
本業が外構工事ではないですから、外構業者に施工を依頼します。
その場合、30~40%ほどの仲介手数料がかかります。
仲介手数料をかからないようにするだけでも、価格は下がる!
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土間コンクリートの品質を左右するのは「現場」
土間コンクリートを施工するための生コンクリートは、工場で生産されています。
私たちが思っているよりも厳密に材料は調合され、出荷。
JIS規格で厳しく決められている生コンクリートは、どこで製造されても品質は安定的です。
集荷ごとに強度サンプルが採取され、強度の試験も必ず行われます。
このコンクリートは駐車場のみならず、ビルや建物の基礎になるもの。
品質にブレがあると建物の傾きなどに繋がりかねません。
土間コン施工での心配事は、天候です
生コンクリートの品質は現場で変わることがあります。
駐車場への施工時で心配なことは、悪天候の時。
生コンクリートは、施工後に雨が降っても固まる性質です。
ただし、表面の仕上げが悪くなることも。
悪天候の場合は、順延し、後日にまわす決断が必要です。
納期が迫っていると、悪天候でも施工しなければならず、仕上がりに影響することも。
そうならない為にも、余裕を持ったスケジューリングは強くオススメします。
さらに、普段からコンクリートを扱っている業者さんに依頼することが大事!
生コンクリートの仕上げは、やり直しがききません。
左官業・打設が得意な業者さんにお願いしましょう。
- コストが安い
- 品質が高い
このような仕上がりを期待できます。
土間コンクリート工事が高いのには理由がある!品質を左右するのは現場!?【まとめ】
土間コンクリートの施工に大事なのは、土間コンクリートが得意な業者を選ぶこと。
仲介手数料が減るだけで、コストは下がります。
面倒でも、得意な業者に得意な施工をしてもらうのが一番!
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無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
外構・エクステリア商品は人生でも、購入することもほとんどありません。
しかも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
そんなあなたに最強のテクニックをご紹介します。(乱用厳禁です。)
実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
「「○○(カーポートなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」」
「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、複数の業者さんに問い合わせてください。
この質問を投げかけて比較見積もりをすることが≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても、品質は同じです。
そんないくつも業者さんを探して、つどつど問い合わせるのも面倒だという方は、無料で優良業者さんを簡単に検索できるサービスがありますので、ぜひご利用ください。
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一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
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業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの相見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、価格や割引率の事前確認は、できるだけ多くの業者さんに相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
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