車1台持ちでも2台用カーポートは便利です
車は1台しかない場合でも、スペースに余裕があれば2台用カーポートの設置を強くおすすめします。
1台用のカーポートと比べて、圧倒的に広い範囲で愛車を守れるからです。
この記事では、
- 2台用をおすすめする理由
- 2台用のメリットとデメリット
- 予算と相場
- 失敗しないサイズ選び
無限にくる2台用カーポートに関するよくある質問もまとめて解答しています。
元・エクステリア商社マン、カーポートも得意
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2台用カーポートが将来必要かわからない…
- 車を2台持っている
- 自転車が多い
- フリースペースが欲しい
この3つの条件が当てはまる方は、2台用カーポートの設置を検討してください。
敷地があるにもかかわらず…
残念なことに、これ↑は少し危険な考え方です。
車1台しかなくても、2台用カーポートがいい
敷地と予算に余裕があれば2台用のカーポートを強く推奨します。
カーポートは、
- 雨の日でもまったく濡れず乗り降りできる
- 鳥のフン、雹(ひょう)などの飛来物から車を守る
- メチャクソ熱い真夏の直射日光から車を守る
- 冬場は霜や雪からも車を守る
など、メリットがたくさんあります。
はじめに紹介したいのは、こんな1台用のカーポートのダメな事例です。
屋根面積が小さく車を守れていないのがわかりますよね。
カーポートをただ設置するだけでは、メリットを最大限活かしきれません。
はっきり言って設置した意味がないんですよ。
衝撃の事実、1台用カーポートでは何も守れない
まずは、この写真の地面の影に注目してください。
床には全面的に日光が当たっていますよね。
紫外線から車をまったく守れていないことがわかります。
でもカーポートが2台用のサイズなら、守る範囲も広くメリットを感じられるわけです。
もちろん予算は必要ですが、大は小を兼ねる証拠写真です。
敷地と予算が許すなら2台用カーポートを推奨
1台用と比べると2台用の費用は2倍かかりますが、雨に濡れないスペースがあるのは絶対に嬉しいですね。
1台用のカーポートでは、横からの雨・日差しに対して守れないこともあります。
だから車が1台しかなくても、2台用カーポートで広々と超贅沢に使うのが理想的です。
横2台でなくても、縦2台も同じです。
スペースが余ってもプールを出して遊んだり、駐輪場として使用できたり!
もちろん将来、車が2台必要になっても、2台用カーポートがあれば安心です。
2台用カーポートのメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
≫2024年版【買ってはいけない】v.s.【ガチでおすすめ】カーポート5選をプロが解説
2台用カーポートのデメリットの解決方法
2台用カーポートにかかる費用は、1台用に比べて2倍です。
サイズが大きいため、
- 玄関ドア
- 窓
- 階段
など、住宅との干渉を配慮する必要があります。
窓を開けるとカーポートの屋根しか見えない!ということにならないようプロの業者さんに現場を見てもらうことで、干渉を防ぎ、予算を減らせますね。
1台用・3台用のカーポートより2台用のほうが屋根面積あたりの単価が安く、もっともコストパフォーマンが良いサイズなんです。
予算だけが問題なら、ぜひ庭ファンにお任せください。
もっとも合理的で予算を抑えた2台用カーポートをご紹介できます。
2台用カーポート予算と商品別相場価格
2台用カーポートには、大きく分けて「縦並び2台カーポート」と「横並び2台カーポート」の2種類があります。
専門的な呼び名では、縦連棟、合掌などといいます。
どちらがよいか? それは駐車場の形状に合わせて選んでください。
事前に目安を決めておき、プロに現場を見てもらってから最終決定という感じがおすすめ。
- 柱位置
- 雨樋の位置
- 窓の位置
- 屋根の大きさ
- 方角
- 必要強度
など考慮が必要なため、現地の打ち合わせは必須です。
カーポートの形状については、こちらでも解説しています。
≫カーポート2台用おすすめ【ベスト10】最安を狙うポイントを解説
コスパ重視ならシンプルな2台用カーポート!
シンプルなデザインは、どの住宅にも合います。
それでいて、費用もお手頃なのが魅力です。
そして選ぶなら、専門メーカーの製品だと品質も安心ですよ。
ホームセンターで購入できる割安のオリジナルカーポートもありますが、強度の違いなど、気を付けてほしいポイントがいくつかあります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
コスパ重視なら、屋根は曲線のアールタイプがおすすめ。
屋根が真っ直ぐのフラットタイプだと2割ぐらい費用が上がります。
アールタイプの相場は、
- 最小サイズ(幅3.6m×奥行5.0m) 22万円〜
- 最大サイズ(幅6.0m×奥行5.7m))49万円~
自然災害に備えて高強度の2台用カーポート
地域によっては積雪、台風に備えたカーポートを選んでください。
縦連棟より横長タイプのほうがコスパが良いですね。
強度が上がる分、シンプルカーポートに比べると20〜40%も費用が上がります。
見た目重視!デザインで勝負の2台用カーポート
おしゃれなカーポートは、お家の顔です。
ただデザインに凝って高級な分、予算も89〜135万円となかなかの価格です。
ただし、工事する業者さんによって工事金額はだいぶ変わってきます。
設置したいカーポートが決まったら、ぜひ業者さんへ相談してみてください。
値段別にカーポートを解説している記事はこちら。
≫値段で選ぶならこれ!10万円からのカーポートでコスパ最強の選択肢
2台用でも柱が気にならない後方支柱カーポート
カーポートの柱が気になる人におすすめなのが、後方支柱カーポートです。
横並びタイプ専用で縦列の駐車場には対応できませんが、見た目がスッキリしています。
ただ、値段はデザイン用カーポートより高くなるケースもあります。
≫後方支持カーポートで、柱問題解決します!【メリットも沢山】
カーポートの梁を延長して、アプローチをいい感じに仕上げているケースもあるので参考にしてください。
≫おしゃれな駐車場【実例13デザイン】再現方法も相場価格も教えます!
失敗しない!2台用カーポートのサイズ
この写真は、カーポートが小さすぎて車を守れていない残念な事例です。
こんな失敗をしないためにも、おすすめの設置基準をお伝えします。
この考え方で、私も自宅に設置してうまくいったので、ぜひ取り入れてみてください。
横幅は敷地が許す限り大きくとる!
カーポートの幅は、プラスで予算をかけてでも大きくしたいです。
30cm大きいだけで、雨の吹き込みや直射日光の入り方が全然違います。
かける予算以上に、横幅をワンサイズ大きくするメリットを実感できるはずですよ。
ただし奥行きを増やしても、費用ほどのメリットを得られなかったので注意してください。
2台用カーポートの高さは3種類
画像は1台用のカーポートですが、2台用のカーポートでも高さの種類は同じです。
- 標準柱:2m~2.2m
- ロング柱:2.3m~2.5m
- ハイロング柱:2.8m~3.0m
カーポートの高さは、柱の一番低いところを指します。
最近は、標準柱もだいぶ高くなりましたね。
昔は標準が1.8mでしたが、今は高さ2.2mもあることもあります。
天井が高くなれば雨の吹込みも、日光の入り込みも多いので基本は標準柱で十分です。
- 階段を避けたい
- 建物の窓と干渉しないように
- 玄関のドアとぶつからないように
- 跳ね上げゲートを付けたい
これ以外の理由で、わざわざ高さ2.5mを選ぶ必要はないですね。
室内の天井と違って、低くても屋根材が透明で明るいので圧迫感を感じにくいですね。
車検証に記載されている車高から+30cm〜50cmの高さがおすすめです。
暗くてもよいなら熱線吸収ブルーがおすすめ
屋根の設置で暗くなるのが嫌なら、すりガラス調を選んでください。
- LIXIL ポリカーボネート(クリアマット)全光線透過率83%
- YKKAP ポリカーボネート(トーメイマット)全光線透過率85%
- 三協アルミ ポリカーボネート(トーメイマット)全光線透過率88%
すりガラスでも明るい色を選べば、約90%の明るさを確保できます。
また、三協アルミさんのブラックポリカもおすすめ。
同額でグレードアップできるキャンペーンもあるので要チェックですね。
2台用カーポートでよくある質問3選
Q1.カーポートの強度と耐用年数は?
A.2台用カーポートの寿命は、ほぼ永年です。
庭ファンの実家に設置した三協アルミさんのカーポートは20年以上使えています。
柱の素材として、アルミ以外に鉄骨が使われている商品もありますが、かなり特殊ですね。
設置後のメンテナンスを放置していても、問題なく使えています。
Q2.長く使うために商品を選ぶ基準は?
A.必要な積雪量と風速を調べてください。
降雪地域なら、予想される積雪量を知り、台風が多く来る地域は、最大瞬間風速にも負けない強度も備えなくてはいけませんね。
強度の基準など、こちらの記事で解説しています。
≫2024年版【買ってはいけない】v.s.【ガチでおすすめ】カーポート5選をプロが解説
Q3.2台用カーポートの設置のポイントは?
A.適切な施工業者を探す。
施工業者によって、費用の割引率が違います。
カーポートを設置する際は、工事費込みで検討することがほとんどです。
概算の工事費込みの価格も参考にして施工業者を選んでください。
≫カーポート2台用おすすめ【ベスト10】最安を狙うポイントを解説
≫2024年版【買ってはいけない】v.s.【ガチでおすすめ】カーポート5選をプロが解説
まとめ:大は小を兼ねる2台用カーポート!
2台用カーポートの設置について解説しました。
広い敷地があるなら1台用より2台用を強く推奨します。
カーポートの費用もピンキリなので選択肢が多く迷いやすいです。
住んでいる地域によって強度を考慮して商品を選んでくださいね。
また最適なカーポートを設置するには業者選びが重要です。
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