こんにちは、外構・大好き人間の庭ファンです。
外構のプランニング、外構設計をしている私が自分のサイフからお金を出して買わない工事・プランをご紹介します。
外構で後悔したくないですよね?
あなたはこんな悩みを抱えてませんか?
- 打ち合わせで決めることが多すぎる
- 外構まで考える余裕ない
外構ってラスボス。
よくわからない、体力削られる、期限が迫っている……。
家づくりって、結構難易度が高いんですよ。
- 日常のお仕事、家事育児に加えて打合せ
- 初めてのことでわからないことだらけ
- 情報をどこから得たらいいのか…
外構は建物のつぎに金額が高い買い物なのに、考えているひとが少ないのも事実。
確かに家に比べると使用頻度も金額も1/10ほど。
それにしても、外構に付いて考えている時間は1/10以下ではないですか?
いますでにマイホームを建築中という方も、リフォームをする機会があるでしょう。
無知のまま過ごしていると…ハウスメーカーの担当者にはめられているかも…。
ぶっちゃけ担当者は、自分の利益を優先に考えることも多くあります。
もちろん、ハウスメーカーも工務店も営利企業ですので悪くは言いません。
予算の全てを建物につかってほしいと思っているハウスメーカー・工務店さんもいるでしょう。
「借り入れ許容額MAXで、すべて建物に割り振ってもらって外構は最小限に。」と考えられていることも…。
こうして建物中心に予算を決めることで出てくる言葉は「とりあえず、外構予算100万円で」
- 何も決まってないのに予算だけ決まってる
- 駐車場の台数で予算は大きく変わるのに
- 家は坪単価で計算するのに、外構は一式?
冒頭でも言ったように、外構はラスボスです。
この記事で言っていることが全て正解というわけではありませんが、失敗を避けるための柵を12個紹介します。
自分のお庭に当てはまっていないか、想像しながら見ていってください。
- 普段は、新築などの外構プランを作っている立場
- 【1】予算がないだけで新築の外構に「オープン外構」
- 【2】濡れたら滑る素材は、床に使わない。絶対だぞ!
- 【3】新築だからこそ、直線デザインは避けて選ぶべし
- 【4】プランをするときから注意!階段は無い方が良い
- 【5】通路は、予算・手間、無駄なスペースになりがち
- 【6】新築外構で植える「シンボルツリー」を選ぶべし
- 【7】中途半端が一番の悪。どうせやるなら全面土間コン
- 【8】あなたは、狭い駐車場でずっと後悔しますか?
- 【9】新築でも、後付けでも天然木デッキは、避けるべき
- 【10】天然芝は、お世話好きな人しか選べない
- 【11】実は、「木目調」のものを照らすと偽物感が倍増する
- 【12】新築外構でありがちな「使途不明なスペース」
- 新築外構でプロがおすすめしない工事・プラン12選!
- 本当に…良い外構を手に入れる方法
普段は、新築などの外構プランを作っている立場
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
総SNSフォロワーは約24万人※1からフォローいただける内容を配信していると自負しています。
※1
YouTube:チャンネル登録者数は12.5万人、総再生数は4,190万回 Instagram:フォロワー数も8.4万人、その他:2024年10月現在
このサイトでは、お得にお庭づくりをするための外構・エクステリア商品情報やコストカットの秘訣などを、すべて無料で配信しています。
外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
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また、私の詳しい経歴を知りたい方は、≫わたしのプロフィールをご参照ください。
普段見積もりを作る人間が、自分なら買わないプラン。
その理由も合わせて紹介します。
このランキングには入ってないのですが、どこにポストを置けば失敗しないのか、詳しく解説している記事があります!
非常に当たり前ことですが、法則を知っておくと失敗が少なくなります。
≫新築ポストの失敗例6つ!成功法則も解説【やってはいけない注文住宅】
https://springbd.net/post
【1】予算がないだけで新築の外構に「オープン外構」
メリットも多いオープン外構。
- 予算少ない
- 開放的
- お家を見せたい
ですが、デメリットもあります。
- オープンがゆえに使えない窓がある
- ゴミを捨てられやすい
- 駐車場スペースを退避やUターンに使われる
- 野良猫の糞をする場所になりやすい
- 道路からの視線が気になる
- 布団が干せない
- 落ち着きがない
オープン外構では昼間と夜間で雰囲気(治安)が違うことがあります。
土地の決済の前には、必ず昼と夜に治安をチェックをしましょう。
【2】濡れたら滑る素材は、床に使わない。絶対だぞ!
一番問題になるのはアプローチ。
アプローチは家族全員が毎日使う場所です。
雰囲気が出るからと滑るタイルや枕木を採用すると大変です!
冬場は凍るので、コケて救急車で運ばれるなんてことになりかねません。
- 安い素材
- 滑りやすいタイル
- 枕木など
リスクがある素材は使わないでください。
【3】新築だからこそ、直線デザインは避けて選ぶべし
道路から直接玄関ドアが見えるデザインのお家は多くあります。
- シンプルモダンでスタイリッシュ
- コストが安く済む
しかしその反面、あまりにもシンプルにすると外構が台無しに。
少しでも曲線、屈折があると広さを感じられます。
アクセントを置くだけでも印象は変わるのです。
【4】プランをするときから注意!階段は無い方が良い
出来るだけ階段は設置しない方がいいと思っています。
段差があると立体的なデザインを取り入れられ、メリットは確かにあります。
- 広さが出る
- デザインのバリエーションが多い
しかし、高齢になると10cmの上り下りが苦痛に。
高齢者の来客者がない家はないです。
将来、必ず自分自身も高齢になります。
どうしても土地の関係で段差ができる場合は、手すりを検討しましょう。
予算も安く設置できますよ。
【5】通路は、予算・手間、無駄なスペースになりがち
まちなかを見回してみても、無駄な通路って結構あります。
メリットとして、
- リビングから車が遠くて開放感がある
- 外の景色を楽しめる
マンションではできない醍醐味ですよね。
ただ、デメリットの方が多いと感じています。
- 通路が長いほど手間とコストが増
- 荷物運搬の手間
- 積雪エリアでは雪かきの面積増
- 照明が必要
通路をなるべく作らないプランは可能です。
- アプローチは外壁の近くに
- 家の屋根とアプローチ屋根を兼務
- 土間の面積を減らしてコストカット
- 生活導線が短く使いやすい外構に
【6】新築外構で植える「シンボルツリー」を選ぶべし
シンボルツリーはよく考えていただきたいです。
緑があるだけで外構の印象は大きく変わります。
しかし、成長が早い植物だと、
- お隣さんにはみ出す
- 道路にはみ出す
加えて、デメリットも多くあります。
- 剪定しなければならない
- 管理コストがかかる
- 定期的な落ち葉の掃除
- 虫が出てくる
- 根が配管の中に
シンボルツリーを設置する場合、場所と大きさ、樹種をしっかり選びましょう。
それでも緑が全くないというのは寂しいので、プランターを使って植栽を植えましょう。
- シマトネリコ
- オリーブ
比較的成長が早い樹種でも、鉢植えにすることで成長を抑制できます。
【7】中途半端が一番の悪。どうせやるなら全面土間コン
よくある事例ですが、タイヤがかかる部分だけ土間にして他は砂利に。
費用は2/3~3/4まで減らせますが、本当にコスト削減になっているのでしょうか?
結局、
- 土部分に雑草が生える
- 土や砂利が飛散
- 泥や砂ぼこりで汚れる
- 石けりの対象に
ウッドデッキやカーポートはあとから付けても金額が前後しませんが、土間コンを後から施工すると値段が上がります。
どうせなら最初に全面土間にしましょう。
駐車場がダサいは目地のせい!?追加費用ゼロでオシャレ外構に!でより詳しく解説しています。
【8】あなたは、狭い駐車場でずっと後悔しますか?
外構の中でも最も面積が大きいのが駐車場。
駐車場が狭いと良いことは何もありません。
- 出庫、入庫が大変
- 自転車がぶつかる
- 福祉車両など大きな車が入れない
カーポートを付ける際には、横幅方向に必ず注意してください。
カーポートのおすすめ総まとめ編!12個のポイントで失敗しない駐車場を作ろう!も参考にどうぞ。
【9】新築でも、後付けでも天然木デッキは、避けるべき
なぜかマイホームにウッドデッキを欲しがる人が多いのですが、天然木はやめましょう!
テーブルやチェアを置いてリゾート感を…という方は多いのですが、正直ウッドデッキはほとんど使いません。
本当に必要なのか?をまず考えましょう。
それでも欲しいのであれば人工木一択!
必要なサイズや生活導線がわかってからの検討でも遅くはありませんよ。
【実話例】ウッドデッキのデメリットは?大成功×大失敗【事例17選】で体験談をお話ししています。
【10】天然芝は、お世話好きな人しか選べない
季節を感じられてコストも安い天然芝ですが、思っている以上に手間がかかります。
天然芝のデメリットをあげると、
- 芝刈り
- 水やり
- サッチング
- 雑草抜き
好きな人以外は採用しないでください。
土壌によっては、
- 日当たりが悪い
- 水はけが悪い
- コケが生える
- 綺麗に生え揃わない
人工芝と天然芝をどっちが良いの??よくある悩みを完全解決!で庭ファンの意見を解説しています。
【11】実は、「木目調」のものを照らすと偽物感が倍増する
フェンスや門扉でよく紹介する木目調の素材です。
その商品は素晴らしいのですが、経験上…ライトアップはやめておいたほうが良いです。
照明にはいろいろな役割があります。
- 安全性
- 防犯性
- 安心感
- おしゃれ
樹脂木を照らすと、偽物の質感をわざわざライトアップしていることになります。
【12】新築外構でありがちな「使途不明なスペース」
意外と使途不明なスペースってあります。
- 勝手口付近など
- 中途半端な大きさのスペース
メリットはなにもありません。
北側を狭くしてメインのお庭を広くすることで使い勝手は変わります。
駐車場を10cm広くすることも可能。
使えない場所、持て余すスペースがないかはぜひ図面から見ていただきたいです。
まだプランの段階なら間に合います!
お庭が広いほうが良いか、駐車場・アプローチが広いほうがよいか。
選べるなら、使う頻度が多い方・使い勝手の良い方を優先してくださいね。
新築外構でプロがおすすめしない工事・プラン12選!
以上、12個紹介しました。
体力も、精神力もない状態で、ラスボスである外構に12個の罠。
これだけ隠しワザを食らって立って居れる自信ありますか?w
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
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それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
庭ファンが業者さんを紹介するのページの最後に、お得なフォローアップキャンペーンについて紹介しています。
カンタンな条件を満たしていただければ、私が、「価格のチェック」&「プランの精査」をいたします。
外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
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最後までご覧いただきまして有難うございました!
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