外構に固定資産税は基本的にかからない!例外も紹介
「外構工事を実施すると固定資産税が増える」と聞きました。物置やカーポートをつけたいけど、税金はなるべく抑えたい。外構の種類によって税金が変わるなんてこと、あるんですか?
家の工事が進み、お庭や門など外構を考えてウキウキしている一方、「固定資産税が増える」と聞かされて、心配している方は多いのではないでしょうか。
どうぞご安心ください。
外構工事をしても基本、固定資産税はかかりません。
ただし、一部に例外はあります。
今回は、
といった点を解説します。
ざっくり言うと、固定資産税がかかるかどうかのポイントは、「土地に固定されていて部屋っぽいかどうか」です。
分かりやすく解説しますので、最後まで読んで工事前のモヤモヤをなくしてください!
固定資産税と外構の関係を外構のプロがひも解きます
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外構に固定資産税は原則としてかからない
固定資産税は、土地や建物を持っている人が払う税金です。
日本で不動産を所有している以上、基本的には避けられません。
でも、心配しすぎなくても大丈夫!
外構は、ほとんどの場合は「建物」の対象にはなりません。
たとえば、
- 土間コンクリート
- タイルデッキ
- ウッドデッキ
- カーポート
- フェンス
- スロープ
- ポスト
- 門柱
- 植栽
などなど、多くの外構で固定資産税を納める必要はないんです。
豪華な工事だから固定資産税がかかるというものでもありません。
不安に思っている方は、まずはホッとしてほしいです。
固定資産税の対象になっても税額は購入価格の1.4%
もう1点、安心材料があります。
それは、もし固定資産税がかかるとしても、びっくりする金額にはならない点です。
固定資産税は「評価額 × 税率1.4%」で計算されます。
仮に10万円の物置に固定資産税がかかっても、年間1,400円ほどの税金ですね。
正直、あまり税金を気にしすぎるより、「その外構があると生活がどれだけ便利になるか」を大事にしたほうがいいですよ。
たとえば、上の画像にある門柱を解体して、下のように駐車スペースを広げても、固定資産税は変わりません。
外構工事は快適さを基準に、「やる・やらない」を考えるのがおすすめです。
外構に固定資産税がかかる特別な条件
「じゃあどういう場合に固定資産税がかかるの?」との疑問にお答えします。
次の3つの条件すべてを満たすと、外構でも登記が必要になり、課税対象になるんです。
条件1. 屋根があり、壁で囲まれている(外気分断性)
まずは、屋根と壁があって部屋として使えることです。
これを外気分断性といいます。
物置やガーデンルーム、シャッター付きのガレージは当てはまります。
ちょっと微妙なのは「部屋として使えるか」どうかの判断です。
判断するのは、自分ではなく役所やその調査担当次第です。
なので外構業者も「これなら大丈夫ですよ!」とは言いたくても、断言はできないんです。
条件2. 土地に固定されている(土地定着性)
次は「土地に固定されているかどうか」です。
実は多くの外構が、この土地定着性の条件を満たします。
カーポートやウッドデッキ、物置は、しっかり固定しないと、強風や雪の重みで倒れたり、つぶれたりする危険があります。
物置は転倒防止の工事をしておかないと、地震や台風のとき…怖いですよね。
「固定資産税がかかるのはイヤだから、あえて固定しない」という考えは、ヤバいです。
こうなります。
転倒防止工事を行っていてもこうなることがあるので、固定は必須です。
なので、「土地定着性」を外構で避けるのは、まず無理だと考えてください。
条件3. 目的とする用途に使える状態にある(用途性)
最後は用途性、つまり「ちゃんと使える状態になっているかどうか」です。
結論から言うと、用途性も避けるのはかなり難しいです。
たとえば、
- 車を雨や日差しから守りたいからカーポートをつける
- 洗濯物を干すスペースがほしいからテラス屋根を設置する
など、外構ってだいたい目的がはっきりしていますよね。
外構は設置する時点で、用途性の条件に自然と当てはまってしまうんです。
外構の固定資産税の判断は「部屋っぽく見えるかどうか」
以上、確認してきた3条件と外構との関係をまとめると次のとおりです。
- 条件1. 外気分断性 = 役所の判断で変わる場合がある
- 条件2. 土地定着性 = だいたい当てはまる(固定は必須だから)
- 条件3. 用途性 = だいたい当てはまる (目的のない外構はない)
外構で固定資産税がかかるかどうかは結局のところ、「条件1」の外気分断性があるかどうか次第と考えられます。
部屋のようになっているかの判断が微妙なケースもあるので、迷ったら役所に確認することをおすすめします。
外構工事で固定資産税が増える例
ここからは、実際に固定資産税が増えそうな外構工事を紹介します。
外構工事で物置を土地に固定したら、固定資産税が増えた
屋根があり、四方が壁や扉で囲まれているふつうの物置は、コンクリート基礎などで土地に固定すると固定資産税の対象になります。
一方で、プラスチック製のコンテナやツールボックスのように、ただ地面に置いただけなら対象外です。
中には固定されていない物置も見かけますが、私はそれを全力で止めたいっ!
固定しないと強風や地震のときに倒れてしまうこともあり、とても危険です。
物置が倒れて人や物にぶつかると、被害は固定資産税の額どころじゃ済みません。
物置の設置をめぐるトラブル対策をまとめた記事も参考に読んでください。
≫物置の設置場所でのトラブル7選!知っていれば防げた事例ばかり
車庫(ガレージ)をつけたら固定資産税が増えた
シャッター付きの車庫、いわゆるガレージは、固定資産税がかかる可能性があります。
基礎で土地に固定され、壁やシャッターで囲まれているので建物と見なされやすいです。
逆に、屋根と柱だけで壁がないふつうのカーポートなら、固定資産税がかかることはまずありません。
ガレージとカーポートで迷った場合に参考にしていただきたい記事もあります。
≫2024年保存版【ガレージとカーポート】どっちがおすすめ?固定資産税・改造や最安値の入手方法を比較
お庭にサンルームをつけたら固定資産税が増えた
お庭にサンルームをつけると、固定資産税の対象になることがあります。
サンルームって屋根と柱があって、3方向以上がガラスなどで囲まれていますよね。
「外気としっかり分かれていて、部屋のように使える」と判断されやすいです。
というか…言い逃れがムズカシイですよね。
サンルーム選びで後悔しない方法をまとめた記事もありますので、関心のある方はぜひ参考にしてください。
≫サンルームで後悔しない方法は?事例から学ぶ対策や相場価格、おすすめ商品
外構の固定資産税に関するよくある質問
外構の固定資産税について、よく聞かれる質問を紹介します。
Q. クローズ外構にすると固定資産税がかかる?
敷地をぐるっと塀やフェンスで囲む「クローズ外構」の工事をしても、固定資産税はかかりません。
見た目が豪華で高そうに見えると、固定資産税がかかりそうなイメージもありますが、豪華さは直接関係ありません。
Q. シャッター付きの車庫は必ず固定資産税がかかる?
シャッター付きの車庫だからといっても、必ず固定資産税がかかるわけではありません。
たとえば、側面の壁が一部開放されているとか、シャッターが網のようなデザインで風が通り抜けるタイプは、判断が分かれることがあります。
こうしたケースでは、自治体によって見方が変わることがあるんです。
同じようなガレージでも地域によっては課税されたりされなかったりする可能性もあるので、気になる方は事前に市区町村の税務課に相談してみると安心です。
Q. ウッドデッキなら固定資産税はかからない?
ウッドデッキだけなら、いわゆる「外気分断性」はないので固定資産税が課税されることはありません。
ただし、ウッドデッキを屋根と壁で囲うなら課税対象になる可能性があります。
「部屋っぽく見えるかどうか」で判断が変わってきますので、この基準は知っておいて損はないですね。
Q. 家が完成した後から外構工事をするとお得になる?
「家が完成して固定資産税の額が決まってから物置を設置すれば、対象から外れるのでは?」
こう考える方がいるかもしれません。
でも課税対象となる固定資産をつけたら、必要な税金を納めるのがルールです。
自治体には年に1回、固定資産の現況を調査する決まりもあります。
「時期をずらしても特にお得にはならない」というのが、庭ファンの答えです。
外構に固定資産税がかかるか、判断はわかれるかも
外構に固定資産税がかかるかどうかは、
- 外気と分断されているか
- 土地に固定されているか
- 目的がハッキリしているか
の3条件を満たしているかで決まります。
ほとんどの外構は固定されているし、用途もあるので、2と3の条件はクリアしてしまうのがふつうです。
しかし、1の「外気と分断されているか」の判断は、自治体や担当者によって異なる可能性もあります。
税金がかかるかどうかで設置を迷っているなら、市区町村の税務担当に相談するのをおすすめします。
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