真っ暗で暗いお家の外構はどうすればいい?
黒い家を建てました!しかし足場が外れて全景を見ると、想像より真っ暗で黒いお家でした…! せめて外構で少し明るくしたいけど、何をどうしたらいいですか?黒い家に似合うフェンスの色を教えてほしい。
黒いお家、カッコイイですよね。
ただ意外と多いのが「いざ完成したら思ったより暗すぎた!明るくしたい!」と言う方。
でも、今は一旦落ち着いてください。
これ、実は黒い家あるあるなんです。
駐車場や門柱などのコンクリートが、黒い家を明るくしてくれるので大丈夫!
時間が経って自宅と向こう三軒両隣に目が慣れれば、それほど気にならなくなります。
それでも明るくしたい!と感じるなら、明るめの木目調フェンスを置いてみてください。
この記事では、
を紹介します!
元・エクステリア営業マン。黒い家の外構も得意です!
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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黒い家の外構におすすめのフェンス&事例
まずは黒い家の外構に合うフェンスを、事例とともに紹介します。
1.黒い家とシルバーのアルミ目隠しフェンス
まずは、定番のシルバーの目隠しフェンスを組み合わせた事例です。
窓サッシや勝手口のフレームに合わせて選んでいます。
これは一番オーソドックスな組み合わせなので、まず失敗しません!
使っているフェンスはこちらです。
高さ:100cm
色:シャイングレー
費用:17,500円/m(工事費・消費税込)
2.黒いお家と縦板格子のアルミフェンス
続いては、黒い家に縦板格子を採用した、木目調の目隠しフェンスを置いた例です。
- 建物の屋根フレーム(雨樋)とフェンスのフレーム
- フェンスのメイン部分(パネル)と建物の天井裏
がそろっていて、とても統一感がありますね!
フェンスとお家の色をそろえるだけで圧迫感も減るので、自然とおしゃれな雰囲気にできます。
使っているフェンスはこちら。
高さ:100cm
色:トラッドオーク&ブラック
費用:19,800円/m(工事費・消費税込)
3.黒い家と縦シャーフェンスの組み合わせ
続いては、縦格子(縦シャー)のスクリーンフェンスを設置した例です。
こちらは人目が気にならないように、フェンスの高さをかなり高くしています。
その高さ、なんと約2m!
でも、そんなに圧迫感はありませんよね。
これはやっぱり、縦格子ならではの抜け感が効いています。
使っているフェンスはこちらです。
高さ:200cm
色:トラッドオーク
費用:85,000円/m(工事費・消費税込)
このフェンス…まあ高いですw
でもデザインが綺麗なので、さらに圧迫感を減らせています。
予算に余裕があれば、ぜひ検討していただきたいフェンスです。
エルファードフェンスについて庭ファンが熱く語った記事もあるので、興味があればぜひ!
≫知らなきゃ絶対損!「エルファードフェンス」は、プロも愛するハイセンス&高性能な逸品
4.黒い家と樹脂フェンスの組み合わせ
最後は、「樹脂フェンス」を置いた例です。
先に紹介した2つの事例は、いわゆる「アルミフェンス」を設置した事例でした。
でももっと木の質感を出したい、温かみある雰囲気にしたい方には樹脂フェンスを推奨します。
この事例で使用しているフェンスは、以下の通りです。
高さ:約120cm(8段)
色:ライトブラウン
費用:38,000円/m(工事費・消費税込)
ディーズガーデンさんのアルファウッドは、樹脂フェンスの中では一番グレードが高いもの。
お値段もけっこうしますが、強度も高級感もありますし、色味も綺麗なのでおすすめです。
アルファウッドについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
≫こだわりのお庭には、ディーズガーデン!ひと目でわかるおしゃれ外構
ところで、「こんなに明るい色のフェンスで浮かないの?」と感じる方もいると思います。
でも心配は無用です!
お家とフェンスとの間が5mほど空いていれば、お家の色とそろっていなくても違和感はありません。
だいたいお家とフェンスとの間には、
- カーポートの屋根
- タイルテラス
- 人工芝や植栽
などいろいろな色味のものがあるので、お家とフェンスとの色味のズレは目立たないんですよ。
実は、今ご紹介した事例もそうなっていました。
こちらの写真をもう一度見てみてください。
お家、タイルデッキ、カーポート、そしてフェンスと、なんとなくグラデーションになっているのが分かりますか?
こうやってお家からフェンスまでのスペースにも工夫を凝らす手があることも、ぜひ知っておいてください。
結論!黒い家の外構には意外とどんなフェンスも合う
ここまで4つの事例を紹介しました。
「黒い家って、けっこうどんな色柄のフェンスでも合うな」と思いませんでしたか?
そうなんです。黒い家ってシルバーのアルミフェンスでも、木目調の目隠しフェンスでも、樹脂フェンスでもなんでも合っちゃいます。
ちゃんと意図をもって選べば、まず失敗することはありません。
こんなカラフルな感じも意外とアリですよ。
とはいえ、フェンスの色味1つで家の印象は大きく変わることもポイント。
どの色を選んでも間違いではありませんが「なぜその色にするのか?」はきちんと考えておいてください。
フェンスは、色が変わっても値段は同じなんです。
アルミフェンスであれば、白でもシルバーでも金額は変わりません。
木目調フェンスも同じで、明るめのオーク系の木目色でも暗めウォルナット系の色でも同額です。
だから「値段が変わらないなら…」と、何となくおしゃれっぽく見える色にしてしまうこともあります。
でもそういう選び方をしてしまうと、「失敗した!」という事態に陥りやすいんです。
なのでまずは、色選びのルールを学んでください。
そのうえで、グラデーションを取り入れたりサッシと合わせたりすると、良い感じにまとまるはず!
どうしても迷う場合は木目調フェンスや、天然木のフェンスを選べばOK!
色選びのルールについては、この後に解説します。
黒い家の外構に合うフェンス選びのコツ
ではさっそく、黒い家に設置するフェンスの色選びのルールをお伝えします。
と言っても、難しいことはありません。
黒い家に合うフェンスには、基本(ベース)があるので、そこから外れなければ失敗しません!
家の外壁やエクステリアと色を合わせる
まず、フェンスの色を家やエクステリアと近い色にしてください。
具体的には、
- 家の外壁
- 玄関ドア
- 窓サッシ
- カーポート
など、家の一部と合わせれば失敗しません。
たとえばこちらのお家のように、玄関ドアが木目調ならフェンスも木目調にする、といったことですね。
こちらのお家は、カーポートとフェンスの色を合わせていますね。
外壁の黒・駐車場の白・フェンスの茶色のバランスがとれていて、引き締まったカッコいい外構ですよね。
パッと見た時に目に入る色が黒なので、木目調フェンスがすごく良いアクセントになっています。
「目立てばOK!」ではない点に注意
ただし、だからといって「フェンスはとりあえず目立つ色!」という決め方はNG。
必ず外に出て、「道路から町並みとして見た時にどうか?」を考えて決めてください。
マイホームを建てていると、図面やカタログとにらめっこになって、つい視野が狭くなってしまうもの。
でも現場に出てみると、背景に山があったり、お隣の家があったりします。
カタログでは良さそうな色に見えたフェンスを、家に置くとなんだか浮く…なんてことも。
先程のお家を例にして考えてみますね。
このお家なら、今ある木目調フェンスがグレー系のフェンスでも良いと思います。
このお家単体で見ると、グレー系のフェンスはかなりモノトーンな印象になりそうです。
でも、お隣のお家を見てみてください。
かなり植栽、つまり緑が多めですよね。
だから、グレー系のフェンスにしてもそんなに質素な感じには見えないです。
色のバランスに迷うときは、プランナーさんに任せても大丈夫。
「パース図」という3Dの図面を持っていけば、きっと良い感じにしてもらえますよ!
周辺環境とのバランスも考える
色選びの部分でも少し触れましたが、できればお隣さんと合わせて違和感のない色を選んでいただきたいです。
いくら自宅に合っていても、あまりにも周囲の家と違う色のフェンスにしてしまうとそれはそれで浮いた印象に…。
自分の家なので、本当は好きにしてもいいんですよ。
ただ、黒い家っていうだけで存在感や圧迫感があるので…。
お隣さんから「暗くなった!」と言われるなど、思わぬトラブルになることもあります。
黒い家には何色でも合いやすいんですが、周囲の家と近い色にしておいた方が無難です。
フェンスの素材や形状・デザインにこだわる
色だけではなくて、フェンスの素材や見た目にも気を配っていただきたいです!
こちらのお家を例に、考えてみますね。
正直、フェンスはそれほど存在感はありません。
写真右側にちょこっと見える、メッシュフェンス。このお家では、これが正解だと思います。
なぜなら、カーポートがめちゃくちゃ目立っているから!
では、こんなカーポートがあるのに、フェンスも写真のような目隠しフェンスだったら?
ちょっと圧迫感が出て、重たい感じになっちゃいそうだと思いませんか?
色と同じで、黒い家は、結構どんな素材のフェンスでも合います。
ただしこちらも、家の雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。
黒い家に黒いフェンスを置くのはアリ?
黒い家には1つ、永遠の疑問があります。
それは「黒い家に黒いフェンスはアリなのか?」ということ。
これ人によって考えが違うかもしれませんが、庭ファン的には「ナシ」です。
絶対ナシ!ではないんですが、結構上級者向けなんです。
黒い外壁に濃いグレーでも、ちょっとNGですね。。
ブラック&ブラックはおすすめしない
なぜ黒い家に黒いフェンスがナシなのか?というと、
- お家が全体的に暗くなるから
- 日当たり次第で印象がガラッと変わるから
- 汚れや傷が目立ちやすいから
といったことがあるからです。
実際の例をお見せします。こちらを見てみて、どうでしょうか?
カッコいいんですが、ちょっと重たい感じですよね。
それに、お家の日当たりによっても見え方が大きく変わってくるのもNGなポイントです。
黒い外壁とフェンスの組み合わせでも、日中にきちんと日光が当たればあまり重たく見えないこともあります。
ただ、図面やカタログには日当たりの情報までは載ってないんですよね。
だから、たとえばお家が北向きでずっと日陰だと、かなり黒々した感じになることも…。
方角や現場によってだいぶ変わるため、なおさらおすすめしづらいんです。
あとは他の色のフェンスに比べて傷や汚れも目立つので、メンテナンスも手間になります。
どうしても黒いフェンスを選びたいなら、色を添える
とはいえ、「どうしても黒いフェンスを置きたい!」という方もいますよね。
黒い家に黒いフェンスを置くと、ちょっと色が少な過ぎて質素な印象になってしまいます。
なので、黒いフェンスを置く場合は近くに何か別の色を合わせましょう。
例としては、
- 玄関ドアを赤色・茶系にする
- 家の前に芝生のスペースや植栽を作る
- フェンスと外壁の間にウッドデッキやシェードを設置する
といったことができます。
特におすすめは、植栽を作ることですね。
他の方法に比べてコスパが良いですし、素早く色のバランスを整えられますよ!
あ、今「植栽ってめんどくさそう…」と思いましたか?
そんな方向けに、手入れのいらない植栽にする方法をまとめた記事もあります!
こちらも参考にしてみてくださいね。
≫ズボラに最適な外構の植裁、こっそり教えます!シンボルツリーTOP3!
黒い家に置くフェンス選びは慎重に!
黒い外壁の家に合うフェンスについて紹介しました。
黒い家にはどういう色・素材でも合うので、お好みで選んでいただいて大丈夫です。
庭ファンのおすすめは、三協アルミさんのフェンスです。
特によく使われているのは、
の3つですね。
ただしフェンスは一度置いたら、長期間そのまま。
よっぽどのことがない限り、途中で変えることはありません。
なので、「周囲から浮かないか」「圧迫感が出すぎないか」も気にしながら、自宅にぴったりなものを選ぶことが大切!
合うものを選ぶ自信がない、間違いを避けたい場合は、プロに相談すると良いですよ!
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