フェンス設置費用はいくら必要?
お隣さんとの境界線や、防犯対策用にフェンス設置を検討したい方は多いと思いますが、妥当な費用感、なかなかわからないですよね。
じつはフェンス設置費用の半分以上は基礎工事にかかることもあります。取り付け方法によっても費用が変わります。
今回解説するのは次のポイントです。
- 設置パターン別の費用
- 設置する際の注意点
- 業者選びのポイント
元・エクステリア商社マンがフェンス設置費用を解説
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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フェンス設置にかかる費用は組み立て費と基礎工事費
フェンス設置にかかる費用は「フェンス組み立て」と「基礎工事」の2つで構成されます。
「フェンス組み立て」費用には、フェンスの商品代とフェンスを取り付ける工事費、さらに運搬費や養生の費用など含まれることが一般的です。
そのほかに地面の基礎工事の費用が必要というわけですね。
実際にどんなフェンスを取り付けたらいいかをまとめた記事はこちらから。
≫おすすめフェンス超まとめ!外構歴15年のプロが教える商品選び・設置・コストカットの秘訣
フェンスの基礎工事費用は4パターン!
フェンスを取り付ける方法は以下の4パターンです。
- 既存ブロックの穴に取り付ける…(+0円)
- 既存ブロックに柱穴を空けて設置…(+3,000円~/1m)
- 新規にブロックを積んで設置…(+15,000円~/1m)
- 直接フェンス柱を地面に固定する…(+5,000円~/1m)
ほかに特殊な方法もありますが、基本はこの4つのどれかに該当します。
最適な取り付け方法がわからない場合は、プロの方に現場を確認してもらえばOKです。
それぞれのフェンス設置費用や内容を解説します。
1.一番安い!既存ブロックの穴に取り付ける
一般的な取り付け方法です。
ブロックの既存の穴を利用するため、工事期間も1日~2日で終わります。
費用がかからないうえに、手間も少なく工事がスムーズ。
ただし、既存ブロック塀に傾きや亀裂がある場合は強度の問題で対応できません。
ブロック上に設置できるフェンスの高さに上限があるため、対応できるトータルの高さは180cmまで。
なお既存ブロック塀が厚み10cmブロックの場合は、フェンスは取り付け不可なため注意してください。
さらに安くする場合は、メッシュフェンスを選べば商品代金も削減できます。
2.穴がないブロックには柱穴を空けて設置
既存ブロックに穴がない場合に、柱穴を空けてフェンスを設置する方法です。
ブロックの積み増しは強度の問題で適用できません。
その代わりに、ドリルで既存のブロックに穴を空けてフェンスを設置します。
ブロックを新たに積むより費用が抑えられる設置方法です。
既存ブロックの穴に取りつける場合と同様、
- トータルの高さ180cm以上には対応しづらい
- 既存ブロック塀が厚み10cmの場合は、フェンスは取り付け不可
です。
ブロックに穴を空けるコア抜き工事には1本1か所で3,000円ほど必要です。
コア抜き工事については、こちらの記事で詳しく解説しています。
≫コア抜き工事ってなんだ?しかも、なんでこんなに費用が高いんだ?【フェンス・ブロック塀】
3.圧倒的な強度!新規にブロックを積んで設置
地面が土や砂利などの場合に、ブロック塀を新たに作って設置する方法です。
ブロック塀はフェンスの基礎になるのはもちろん、
- 境界線
- 土留
- 止水
などの役割があります。
1から設置するため、強度が非常に高いのですが、ブロックなのでこれまでと同じくトータルの高さ180cm以上には対応しづらいです。
さらに工事期間も1週間ほどと長く、場所によってはお隣さんに余計な負担をかけてしまうかもしれませんね。
4.強度は同じ!直接フェンス柱を地面に固定する
地面に柱を固定するための基礎石を埋め込んで設置する方法です。
土留や止水などの対応が必要ない場所や、後付けで設置する場合によく採用されます。
強度面はブロック塀に取り付けるのと同じです。
ブロック塀を作るより安価にできる点や、高さ3mまで対応でき柔軟性が高いです。
ただし、高さがある分長い柱を使うためフェンス柱の商品代金が高くなる事があります。
設置する場所によっては、柱が邪魔になってしまうケースも。
独立基礎やフェンスの後付けについて、こちらの記事を参考にしてください。
≫フェンスの”独立基礎石”ってどれくらいの大きさが必要?高さや価格も合わせて解説!
≫最安です。今あるフェンスに目隠しフェンスを後付けする最適な方法教えます!【保証アリ&強度◎】
フェンス設置費用を安くするポイントと注意点
必要以上に高い、または長いフェンスを設置すると、費用が増えるだけではなく思わぬ失敗の原因にもなるかもしれません。
よくあるトラブルと、その対策について紹介します。
幅と高さは必要最小限で実測すると費用削減になる
フェンスを設置する目的を決め、かならず実測して商品を選んでください。
なんとなくでフェンスを選んでしまい、お隣さんから丸見えなんてことも…。
フェンスが高すぎたり大きすぎたりすると、費用もかさみます。
高さがあるフェンスは、風の影響を受けやすくなるため強度面でも不利です。
実測して必要最小限のフェンスを設置することで、費用を削減できます。
いえ、安いフェンスを選べば安心というわけではないんですね。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
≫2023年版!安くても絶対買っちゃダメ&安いけどガチでオススメな目隠しフェンス
フェンスのデザインで、ご近所トラブルになることも…
フェンスを設置する場合は、事前にお隣さんにお知らせしてください。
特に目隠しフェンスは、お隣にとっても
- 圧迫感
- 採光
- 風通し
が悪くなりトラブルの原因になりがちです。
そんな対策として、圧迫感を減らすために
- フェンスのデザインを木目調にする
- 高さを必要最小限にする
などの手があります。
明るさと通風性の確保には、
- フェンス部分をポリカーボネートパネルに変更し明るく
- ルーバータイプの目隠しや縦格子フェンスにして風通しをよく
などの工夫でトラブルを回避できます。
また同じシリーズのフェンスなら連結可能なので、必要があれば「リビング前だけ採光タイプにして、ほかはアルミ素材の目隠しフェンス」なんてアレンジも可能。
組み合わせを工夫することで費用も抑えられ、トラブル回避にもなりますよ。
フェンス設置はプロに実測しもらうと安心!
フェンスを設置する際は、プロに実測してもらい最小限の設置費用を検討してください。
ただし、同じ現場を見ても業者ごとに提案するプランは異なることがあります。
1社だけの提案に絞って検討することは、実はリスクがあるんです!
複数の業者からのプランを取り寄せ、多角的に比較・検討すると安心できます。
信頼できる優良業者を見つけるために、一括見積もり依頼サービスを活用することをオススメします。
評判が良く実績ある会社だけを載せているので、トラブルなくフェンスを設置できますよ。
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本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
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それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
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