おしゃれなメインガーデン(主庭)作りにルールなし
メインガーデン(主庭)づくりは戸建住宅の醍醐味!毎日見ても飽きない、最高におしゃれな庭を作りたいです。でも、具体的にどうすれば良いのかイマイチわかりません。
センスに自信がないので、庭づくりのセオリーを教えてください!
結論から言うと、おしゃれなメインガーデンを作るのにセオリーはありません。どうぞ、好きなようにやってください!
…と、いきなりオープンワールドに放り出されても、どうしていいかわからないですよねw
何をもっておしゃれとするかは人それぞれですが、ひとつ言えるのは「目的がない庭はおしゃれになるわけがない」。庭づくりは、目的をもって進めることがとても大切です。
今回は、メインガーデンによく採用される外構・エクステリアとして
- 天然芝・人工芝
- ウッドデッキ・タイルデッキ
- ガーデンルーム
- テラス屋根
- 雑草対策方法
を、紹介します。
それぞれ採用するときに考えてほしいポイントや、私の意見も紹介します。
どんなアイデア・使い方があるのか知り、メリットやデメリットも把握して、お家に必要な施工を考えてみるとおしゃれな庭づくりに近づきますよ。
元・エクステリア商社マン。イケてる庭を提案します!
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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最低限「将来何をしたいか」だけは考えておく
プランナーさんは超能力者じゃないので、みなさんがどんな風に庭を使いたいのかまではわかりません。
「将来何をしたいか」は、ある程度方向性を考えておく必要があります。
であれば、無理に何かを作る必要はありません。今の生活スタイルに必要ない外構は、作らなくてもいいんです。
門柱やアプローチは後から工事すると高額になる場合が多いですが、メインガーデンでよく採用されるテラスやウッドデッキ、屋根は追加料金がかかりにくいです。
メインガーデンで採用率が高い芝生
メインガーデンによく採用されるものとして、芝生があります。大きく分けると、人工芝と天然芝の2種類あります。
メンテがラクなのは人工芝
人工芝は、天然芝に比べてメンテナンスの手間がかかりません。
基本はほったらかしでOK。たまに落ち葉やゴミなどを掃き掃除する程度で問題ありません。
天然芝は、サッチングや芝刈り、水やりや雑草抜きなど、定期的な作業が必要です。成長シーズンの春には、2週間に1回の作業が必須です。
手入れそのものを楽しめるタイプでない方には、人工芝を推奨します。
設置費用が安いのは天然芝
設置費用は、天然芝よりも人工芝の方が倍ぐらい高くなります。
整地や敷きこみなど、作業費用の差ではなく、製品代金の差です。
天然芝は1平米あたり5,000円くらい、人工芝の場合は1平米あたり1万円くらい。
初期コストだけ見ると、天然芝の方が圧倒的に低いです。
ただ、後々のメンテナンス費用も考えれば、一長一短ありますね。
人工芝は張り替えが必要
人工芝の耐用年数は、最大でも約10年です。
人工物なので永続的に持つと思っていらっしゃる方がいますが、張り替える必要があります。
天然芝の耐用年数は永続的で、自己増殖もしてくれます。
一見魅力に思えますが、無限に繁殖して入ってほしくないエリアにまで根を生やす可能性アリ。
価格・メンテナンスなどを考えて、どちらが良いのか判断してください。
私が人工芝を推す理由、人工芝と天然芝の詳しい違いなどは、こちらでご紹介しています。
≫人工芝と天然芝とどっちが良いの??よくある悩みを完全解決!
ウッドデッキとタイルデッキ、どっちも正解!
よく質問をいただくのが「ウッドデッキとタイルデッキのどっちを選べば良い?」というもの。
どちらも使い勝手が良いものなので、そこまで気にすることはありませんよ。
ウッドデッキでのBBQは要注意
人工木のウッドデッキの上で、バーベキューをしてはいけません。
火の粉や熱でウッドデッキが溶けてしまうことがあります。
べつに砂利敷きの場所を作っておき、そこで火おこし作業をしていただくのが良いですね。
高さが同じならウッドデッキの方が安い
同じ高さに仕上げるなら、タイルデッキよりウッドデッキの方が安くつきます。
タイルデッキの基礎となる土を持ってくるときの費用が高いんです。
30cm程度の高さであれば同じくらいの費用ですが、50cm、60cmと高くなっていくと、人工木のウッドデッキの方が安くつきます。
耐久性はどちらも変わらない
ウッドデッキとタイルデッキ、どちらも非常に耐久性が高いです。
人工木であっても、汚れるだけです。私はこの業界に十何年もいますが、長年使った人工木が朽ちてしまったケースは見たことがありません。
タイルデッキは石材なので、ほぼ永久的に持ちます。
ガーデンルームは満足度高めです
ガーデンルームは、部屋に直接つながったガラス張りの空間です。靴を履き替えずリビングからそのまま外へ出られます。
床・目隠し・屋根、三拍子そろった商品
ガーデンルームは、
- 下にはタイルデッキのような床がある
- 正面にはシェードガラスなどの目隠しがある
- 上には屋根がある
と三拍子そろった商品です。まるで部屋を増築したような感覚で使えます。
気候が良い時期にはガーデンルームを開け放ち、庭と一体化した開放的なテラスにもなりますよ。
暑さ問題は気にする必要ナシ
ウッドデッキにしようがテラスにしようが、何しても暑くなるものは暑くなるんです。逆に冬は、温室のような暖かさを得られます。
光を存分に取り入れられるので、暖房器具のように暖かくなりますよ。特に南向きの場合は、けっこう暖かいです。
施工レベルも値段も高い
高級感あふれるガーデンルームは、エクステリアの最高峰。使う頻度が高く、満足度も高い商品です。「ウッドデッキよりガーデンルームの方が良かった」という方も多いですね。
それだけに、施工レベルも値段も高いです。
平米換算すれば、おそらく10~20万円はします。ウッドデッキの施工費用は1平米あたり4~5万円くらいなので、数倍はかかるということですね。
ガーデンルームについて詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください!
≫憧れのガーデンルームを手に入れるまで!メリット&デメリット紹介
テラス屋根は低コストで利便性が高い!
ガーデンルームに床やガラス窓がないバージョンが、テラス屋根です。ただ屋根を作るだけ、という商品です。
設置した窓の使いやすさが格段にアップ
掃き出し窓の前にテラス屋根を付けると、窓が非常に使いやすくなります。
雨の日でも窓を開けられますし、陽射しのコントロールもできます。
また、目隠しの役割もあります。お隣さんの2階やマンションの通路など、高い場所からの視線をシャットアウト。
10万円以下でも設置可能
テラス屋根は、低コストで取り付け可能です。
横幅3.6m、奥行1.8mの商品でも、10万円かからず設置できます。リフォームで非常に人気のある商品です。
おすすめテラス屋根が気になる方は、以下の記事をチェックしてください!
戸建住宅の永遠の悩み!雑草対策
メインガーデンの雑草対策は、戸建住宅にお住まいの方全員共通のお悩みですよね。色々な対策をご紹介します。
「オワコン」が私のおすすめする最強の対策
「オワコン」とは、造粒ポーラスコンクリートの商品名。
1平米あたり3,000円くらいで施工できる、恐ろしく安い新素材コンクリートです。
コンクリートなのに、表面が粒々になっていてザラザラしています。
強度と見た目はイマイチですが、草さえ生えなければ、それで良いじゃないですか。
現状、オワコンが最強の雑草対策になるかと思います。
»新素材コンクリート「オワコン」が安くて優秀!進化コンクリート
防草シートは「ザバーン」がオススメ
防草シートとは、地面に敷くことで日光を遮り、雑草の成長を抑えるアイテムです。
私のオススメは「ザバーン」という商品です。プロも積極採用している鉄板商品であり、DIYでも設置可能です。
≫最強の防草シート「ザバーン」等級・用途・選択方法を徹底解説!
見た目も良くしながら雑草対策をしたい場合は、防草シートの上から人工芝を敷いていただくのが良いです。雑草が生えず、ズレもなくなります。
除草剤は手軽だけど要注意
一番手軽なのは除草剤をまくことですが、デメリットもあります。
- 枯れた草を除去しないといけない
- 農薬をまくことに対する抵抗感がある
- 使えないエリアもある
除草剤は雑草をすぐに枯らすことができますが、注意点も覚えておいてください。
塩をまくのは絶対ダメ!
雑草対策として、絶対にやってはいけないのは塩をまくこと。
塩に弱い雑草類が枯れるのは事実ですが、地中に浸透して配管や建物基礎に入っているコンクリートの鉄筋を傷めてしまう恐れがあります。
地中に境界線はないので、隣のおうちの建物を傷めてしまったら大変です。
まとめ:おしゃれな庭とは目的のある庭!将来を考え、使いやすい商品を取り入れよう
おしゃれな庭を作るのに、セオリーはありません。
ただ、何の目的もなく庭づくりを進めてしまうと“ダサい庭”になってしまいます。
「将来庭で何をしたいのか」を考え、ある程度方向性をもつことが大切です。
それぞれの施工の特徴やコスト、メリット・デメリットを知った上で、満足いくおしゃれなお庭を作りましょう!
無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
外構・エクステリア商品は人生でも、購入することもほとんどありません。
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≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
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と、複数の業者さんに問い合わせてください。
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