固まる砂は激安だけど、耐久性に問題あり
雑草対策に固まる砂がおすすめって聞いたけど本当かな…? デメリットや、安く済ませる方法も知りたい。「固まる」っていうくらいだから失敗して取り返しのつかない事態は避けたいところ…。
「固まる砂、結局どうなの?」と悩む方は多いです。
雑草対策として「固まる砂」を検討する方も多いです。
秋〜冬は雑草が少なく、草抜きから始めなくてよいので春~夏に比べてラクに対策できるのでチャンスです!
本記事では固まる砂について
- メリットとデメリット
- 超激安に済ませる方法
- 使用を推奨する場所
を、解説します。
結論、私は雑草対策として固まる砂をおすすめしません。
代替案として、いつもおすすめしている雑草対策も紹介しています。
固まる砂を知り尽くしている、元・外構商社マンです
はじめまして、庭ファンと申します。
「庭のことなら、すぐ庭ファン!」をコンセンプトにお庭・外構・エクステリアのお悩みをすべて解決するために生きています。
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固まる砂のメリット
固まる砂のメリットは
- 激安で手に入って、施工もラク
- 照り返しがなく、掃除もしやすい
- 植栽のあるお庭と相性がいい
です。
それぞれ詳しく解説します。
1.固まる砂は激安で手に入って、施工もラク
固まる砂の主成分はセメントと砂と水で、コストが低いため雑草対策としても人気です。
ホームセンター用品として必ずあるので、送料や配送代金もかかりません。
DIYで簡単に施工できるので、コスト削減になります。
作業は、きれいに砂を敷きつめて水をかけるだけですからね。
≫【超低コスト】自作すれば1kg約15.3円!固まる砂を使って良い場所、悪い場所!
2. 照り返しがなく掃除もしやすい
固まる砂は日差しが照り返しが少ないので快適です。
着色料で地面が茶色っぽ、透水性や保水性があるため、熱くなりにくい性質もあります。
表面がガチガチに固まるので、土や砂利に比べて掃除しやすいです。
ホウキで落ち葉やごみをサッと掃けば一瞬で掃除が終わります。
3. 植栽のあるお庭と相性がいい
固まる砂は植栽のあるお庭におすすめです。
透水性があり地面に水が染み込むので、植物に優しいためです。
水たまりができにくく、水しぶきで家や外壁が汚れることもありません。
コンクリートに比べてお庭の雰囲気を壊しにくい見た目です。
固まる砂のデメリット
固まる砂の主なデメリットは、耐久性の低さです。
具体的には
- 数年でひび割れる
- コケが生えて滑りやすくなる
- 再施工が面倒くさい
が、挙げられます。
知っていれば防止できるデメリットもあるので、順番に解説します。
1. 数年でひび割れる、耐用年数は長くない…
固まる砂は耐久性が低いため、自動車やバイクの重量に耐えられません。
自転車スタンドのように1点に力が加わる場所が削れることもあります。
歩行は可能なので勝手口やポストの足元などに、ピンポイントで使用するのがおすすめです。
耐用年数の2〜3年が経過すると、ひび割れが発生する可能性が高まります。
ひび割れ部分に固まる砂を追加すれば補修できるので、大きな問題ではありません。
2. コケが生えて滑りやすくなる
固まる砂の透湿性はメリットな反面、デメリットにもなります。
ホコリが溜まりコケが生えたり、滑りやすくなったりします。
雨の日は滑りやすく、転倒に注意が必要です。
勝手口や室外機の下などは歩く機会が少ないので、大きな問題になりにくいです。
3. 再施工が面倒くさい
耐用年数が経過して再度施工するときには、一度すべて剥がす必要があります。
ひび割れは簡単に補修できますが、全面的な補修の場合には剥がして処分するのが非常に面倒です。
ただ、古い砂を撤去せずに上から重ねて敷くのは段差ができやすいため、おすすめしません。
2〜3年間は快適に利用できますが、再施工が必要なことは覚えて置いてください。><
固まる砂は自作するのが最安値
固まる砂は簡単に自作できるので、コンクリートなどを購入するよりコスパがいいです。
ここからは
- 固まる砂の作り方
- 自作する場合の費用と手間
- 既製品との比較
を解説していきます。
固まる砂は、DIYで調合しちゃえ!
固まる砂の配合比率は
- 砂:5kg
- セメント:3kg
- 水:1L
です。
砂とセメントを混ぜ、水道水をかければ完成します。
茶色や褐色にしたい場合は、着色料を加える方法もありますが、砂の代わりに土を再利用してもらっても大丈夫です。
着色料なしの場合はグレーになりますが、見た目を気にしない場所なら問題ありません。
固まる砂を購入するときと、自作するときの違い
固まる砂を自作する場合の費用は、800円/平米程度です。
4cmの厚みで敷く場合、1平米当たり48kg(砂30kg+セメント18kg)の固まる砂を作ります。
ホームセンター用品では
- 15kgの砂が約250円
- 25kgのセメントが約400円
で販売されているので、砂2袋とセメント1袋が必要です。
安価な上、少量で試せるので、セメントの割合を増やして強度を上げるのも手です。
ただし透水性が下がるため、植栽へのダメージや水たまりの増加に注意です。
既製品との比較
自作する場合、既製品の1/5程度の費用です。
市販の固まる砂は15kgが約1,000円で販売されています。
1平米あたり4~5袋、値段にすると4,000〜5,000円です。
手間を考えても、自作のほうが圧倒的に安いです。
砂は施工予定地の土を利用することもできます。
土を使うと味わいのある茶色に仕上がります。
ただし土をふるいにかけて小石を避ける作業が必要です。
また多少コケが生えやすくなりますが、掘った土を処分する手間に比べれば、大きな問題ではありません。
固まる砂はメリットを生かせる場所で使うべし
固まる砂を推奨するエリアは次のとおりです。
- 植栽の足元
- 駐車場のスリットの目地
- 室外機の下
雑草に強いメリットが生きる場所ですね。
逆に
- 玄関アプローチ
- 駐車場の全面
- 道路付近
などには固まる砂の使用は、おすすめしません。
耐久性が低く、コケが生えやすいので、駐車場やアプローチには不向きです。
また劣化後の見た目を考え、道路付近も避けてください。
秋〜冬に雑草対策すべき理由
雑草対策は秋〜冬こそ、重点的に行うのが大切です。
- 草刈りと処分の手間が減る
- 日差しが強すぎない
- 氷点下だと硬化不良が起こる
雑草対策しやすい季節でもあります。
草刈りと処分の手間が減る
秋〜冬は、施工前の草刈りと処分がラクです。
夏場や梅雨明けは、雑草が生い茂る時期なので草抜きから始めないといけません…
手間なくサクッとするためには、秋~冬です。
春に焦って雑草対策を検討する方も多いですが、手遅れになりがちです。
固まる砂は、日差しが強すぎるとひび割れちゃう
固まる砂を施工するときは、強い日差しを避けたいです。
急激な乾燥により、ひび割れや強度不良が起きるためです。
夏の炎天下に施工し、焦って水をたくさんまいても失敗することが多いので、日光で乾燥しにくい秋〜冬に取り組むのがおすすめです。
氷点下だと硬化不良が起こる
水をかけて固めるときに、水が凍ると硬化不良が起こります。
そのため雑草が少なく、氷点下になる前の秋〜冬がオススメです。
寒い時期でも、日当たりがいい場所で施工するなら問題ありません。
まいた水が凍らない時期や日中に施工をおすすめします!
雑草対策は「オワコン」か「防草シート」がおすすめ!
庭ファンがオススメする雑草対策は
- オワコン
- 防草シート
の2つです。
固まる砂よりお値段はするものの、耐久性が高いので長期間使えます。
外構業者さんも耐久面でクレームがつくかもしれない固まる砂は、あまりオススメしないと思います。
ここからは「オワコン」と「防草シート」が雑草対策にオススメな理由を解説します。
雑草対策のナンバーワンは「オワコン」
固まる砂よりも雑草対策で一番おすすめなのが「オワコン」です。
オワコンは耐久性が高く、値段が安いです。
コンクリートなので永年利用もできます。
お値段は約3,000円/平米で、コンクリートの中では格安です。
弱点は見た目が微妙なところですが、人目を気にしない場所なら問題ありません。
詳しくオワコンについて解説しています!
防草シートはバランスのいい雑草対策
防草シートは手軽さ・持続性・コストの3点でバランスがいい雑草対策です。
敷くだけで設置できるうえ、5〜10年の耐久性があります。
費用は約8,000円/平米と、オワコンよりやや高めですが手軽さや耐久性を考慮すれば、十分にコスパがいい雑草対策です。
防草シートの定番は「ザバーン240G」です。
気になる方は以下の記事をご覧ください。
≫最強の防草シート「ザバーン」等級・用途・選択方法を徹底解説!\プロも大絶賛/雑草対策
防草シートは、よく歩く場所に不向きです。
メインガーデン以外の場所に設置することをオススメします。
まとめ:固まる砂は激安だけど、寿命が短すぎる
雑草対策に固まる砂を検討している方へ、メリット・デメリットを解説しました。
メリットは
- 1平米あたり733円で格安
- 透水性があり植物に優しい
- 手軽にDIYできる
などです。
デメリットは耐久性や張り替えがメンドウなことです。
庭ファンは雑草対策なら「オワコン」か「防草シート」をオススメします。
2〜3年しかもたないことを考えると、少し高くても長持ちするほうを選びたいからです。
秋〜冬は雑草対策のチャンスです。
お庭に合う対策を選んで、雑草の悩みとお別れです。
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いかがでしたでしょうか?
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