土間コンクリートの費用に関する質問は多いです
お隣さんの駐車場は土間コンクリートだけど、どれぐらい費用をかけたんだろう?外構の打ち合わせをして見積もりを取ってみたら、知人から聞いていた費用と全然違うことに気がつきました。
駐車場で一般的に使用される舗装方法といえば、「土間コンクリート」です。
手入れが不要で強度が高いので、迷ったら土間コンを選べば間違いありません。
しかし、砂利敷きと比較すると費用が高いので、「もっと安くならないかな…」と考える方も多いはず。
そもそも単価がわかならければ、見積書の価格が適正なのか判断できませんよね。
そこで今回は予算別に、どれぐらいの面積の土間コンクリートを工事できるか比較してみました。
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さて、今日はコンクリートです!
土間コンクリートの費用相場はどれくらい?
土間コンクリート工事の費用相場は1平米当たり1.1~1.3万円です。
土間コン打ちは、施工面積が広くなるほど平米単価は下がり、小規模工事では割高になります。
なので、駐車場2台分である約25平米だと1平米当たり単価が1.1~1.3万円なんです。
土間コンクリート打ちは駐車場の舗装方法のド定番です。
メリットとして
- 車が乗っても変形しないタフさ
- 年月が経っても変質しない耐久性
が挙げられます。
その強度と耐久性の高さのため、一般的に普及している素材です。
一方、多くの方が見積もりに対して「高いなぁ」「こんなものなのかな?」と疑問を持ちながら費用を支払っていると思います。
そこで、今回は「費用をここまでかければ、これぐらいの面積が工事できる」という目安をご紹介します。
土間コンクリートの施工面積から費用を算出できるシミュレーターも作っているので、おおよその相場感を掴むために合わせてご覧ください。
≫パッと自動計算¥土間コン価格シミュレーターできた!【土間コンの平米単価計算が一瞬】
費用別に解説!土間コンクリートの工事ができる面積
土間コンクリートの施工費用の相場は「1平米あたり1.1~1.3万円」です。
これを踏まえて、どのくらいの面積を土間コンクリートにできるのか、費用別に解説します。
最近の物価上昇に伴い土間コンの費用も上がっているため、2025年の相場に見直しています。
土間コンクリート工事ができる面積【費用10万円】
10万円で工事できる土間コンクリートの量は、6平米前後が主流です。
6平米前後とは、車1台用の半分にも満たない広さです。
施工面積が狭いと平米単価が1.5〜1.6万円と少し割高になるので、スペースを広げた方が費用面では有利になります。
費用10万円の場合、2人で作業すると人件費が高くなるので、1人で対応することが多いです。
施工面積が狭ければ、地面の掘削やコンクリートを枠の中に流し込む作業は手作業で行うことができます。
ただ手作業でデザインを入れるのは難しいので、本当に土間を打つだけ。
したがって、10万円の費用で工事できるのは、ちょっとした駐車場の隙間や駐輪場・物置の下、ウッドデッキの床下などに限ります。
土間コンクリート工事ができる面積【費用20万円】
20万円で工事できる土間コンクリートの広さは、15〜17平米です。
駐車場1台分の広さを、土間コンクリートにする費用の目安が20万円ということです。
この広さになると人の手での作業が難しくなるので、重機を持ち込んで掘削作業などをします。
そのため、駐車場用の土間コンクリート工事だけでは若干割高です。
カーポートやウッドデッキ・テラス屋根など、他の工事と組み合わせることで、費用を抑えられますよ。
土間コンクリート工事ができる面積【費用30万円】
30万円で工事できる土間コンクリートの面積は、23〜27平米が目安です。
2台分の駐車場は5m×5mの25平米を設計基準にすることが多いので、30万円あれば約2台分の広さのコンクリートが打てます。
工事する平米数によって、ショベルカー・ユンボなどの重機を運搬する費用は変わりません。
施工面積が広くなるほど1平米当たりの費用が下がるため、できれば2台分のスペースの確保をおすすめします。
一般的に「土間コン工事は1平米あたり1.2万円」と言われるのは、これぐらいのサイズ感をいうことが多いです。
土間コンクリート工事ができる面積【費用50万円】
50万円で工事できる土間コンクリートの量は、37〜52平米が目安です。
37平米になっているのは、あまり土間コン工事が得意じゃない業者さんだったり、もしくはハウスメーカーさんや工務店さん経由で依頼する工事の場合です。
土間コンクリートができる面積【費用60万円】
60万円で工事できる面積は、57~63平米ほど。
60平米だと駐車場4台分になりますね。
この辺りになると、土間工事の単価は1万円を切ることもあります。
駐車場4台分の費用を詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。
≫駐車場コンクリート4台の費用はいくら?相場と節約術を大公開!
土間コン費用と施工面積の一覧表
土間コン費用と施工面積の一覧
- 費用10万円:6平米
駐車場1台分の半分以下 - 費用20万円:15~17平米
駐車場1台分 - 費用30万円:23~27平米
駐車場2台分 - 費用50万円:37~52平米
駐車場3台分 - 費用60万円:57~63平米
駐車場4台分
お住まいのエリアや業者さんによって価格は変動しますが、大体このぐらいが相場です。
工事面積が狭いほど割高に、広いほど割安になります。
コンクリートの費用を占める工事費について
駐車場を土間コンクリートにする場合、コンクリート費用の他に工事費用がかかります。
工事費用とは職人さんの人件費のこと。最近の物価上昇に伴って人件費も上がっています。
国土交通省発布の公共工事設計労働単価 令和7年度 によると、土間コンクリート工事を行う左官工の標準日当の価格は、関東地方でおおよそ2.8万円でした。
たとえば土間コンクリート工事を4人で1日かけて作業した場合、工事費用は2.8万円×4人=11.2万円と計算できます。
あくまで原価なのでそれ以外の保険代や法定福利費、その他諸経費は別途加算の必要があります。
土間コンクリート工事の作業内容
工事費用の内訳を知るために、作業内容を簡単に解説します。
まずは水盛・やり方と呼ばれる測量をしたあと、地面を掘って残土を運搬します。
掘り起こした土を踏み固める転圧作業をしてから、砕石(小石)を敷き詰めて、枠型を設置します。
このとき、コンクリートのひび割れ防止のために「ワイヤーメッシュ」という鉄筋を入れるのが一般的です。
最後に生コンクリートを流し込んだら完成です!
土間コンクリートの工事方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
≫土間コンクリートってどのような手順・工程で設置されるの?【動画解説】
土間コンクリートはエリアによって費用相場が変わる
工事費用がかかるとはいえ、多くの割合を占めるのが生コンクリートの費用です。
生コンクリートは、生コンプラントと呼ばれるところで作られ、ミキサー車で自宅まで運ばれてきます。
運ぶ距離によって運送費用も変わりますし、生コンの注文量が多ければ送料が無料になるプラントさんもあります。
土間コンクリートの費用を抑える方法
土間コンクリートの具体的な単価や、費用の内訳について解説しました。
「相場はわかったけど、もっと安くならないのかな…」という方に向けて、費用を抑える方法を伝授します!
費用を抑えたいなら、スタンダードな駐車場にする
費用を抑えたいなら、シンプルでスタンダードな土間コンクリートにすることをおすすめします。
今回紹介した費用相場では、デザインを極力省いた長方形や正方形のような単純な形状を想定しています。
色をつけたり表面に化粧仕上げをする場合は、プラスで費用がかかるので注意してください。
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めちゃくちゃ安いコンクリート「オワコン」にする
オワコンとは、造粒ポーラスコンクリートでできた次世代の舗装材です。
1平米当たり7,000円ほどと恐ろしく安いのが魅力。なので、オワコンなら通常の土間コンの半額近い値段で施工できちゃいます。
正直、見た目はあんまりですが、車が乗ってもビクともしない耐久性があります。
また、水を通す性質のため、広い面積でも勾配を付けなくてもOK。
施工も簡単でDIYも可能です。
オワコンについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
≫新素材コンクリート「オワコン」が安くて優秀!進化コンクリートを知らずに発注しないで
土間コンクリートより、アスファルトのほうが安い
安さを重視するなら、土間コンよりアルファルトのほうが安く済みます。
土間コン費用の半額ほどで施工できる可能性も。
とくに50平米を超える広い面積の駐車場を工事するときは、アスファルトのほうが有利です。
とはいえデメリットもあるので、土間コンクリートとの違いを知りたい人はコチラの記事をどうぞ!
≫アスファルトの値段は安いのに!なぜ自宅の駐車場はコンクリートばかり?
≫コンクリートとアスファルトの違いがわかる!安く適しているのはどっち?
土間コンクリートの費用でよくあるQ&A
土間コン費用に関するよくある質問に回答します。
Q1:土間コン1平米当たりの費用はいくらですか?
地域や施工条件によりますが、土間コンクリート工事の費用相場は1平米当たり1.1~1.3万円です。
施工面積が広くなるほど平米単価は下がり、小規模工事では割高になります。
なので、1平米当たり1.1~1.3万円になるのは、車2台分の広さ25平米くらいの規模の場合です。
Q2:土間コン工事の費用を安くする方法はありますか?
長方形や正方形などシンプルでスタンダードなデザインの土間コンにすれば、コストを抑えられます。
駐車場の両脇25cmや後方1mをカットして、天然芝など別の安い素材と組み合わせるのも庭ファンはよく提案します。
一方、土間コンのDIYは非推奨。残土処分が大変だったり日数がかかる大掛かりな作業のため、業者さんに依頼したほうが早くて楽ちんです。
どうしてもDIYしたいなら「オワコン」という手もあります。
Q3:庭をコンクリートにするにはいくらかかりますか?
子どもの遊び場や作業スペースとして庭の一部、10平米前後を土間コンにする場合、15~16万円ほどかかります。
車1台分ほどの広さ、15平米なら20万円前後です。
庭を土間コンにすれば、夏に簡易プールで遊んだり縄跳びなどの運動ができたりとなにかと便利です。
土間コンの得意な業者さんに相談して費用を抑える
土間コンクリートの工事面積と費用について解説しました。
- 費用10万円:6平米
駐車場1台分の半分以下 - 費用20万円:15~17平米
駐車場1台分 - 費用30万円:23~27平米
駐車場2台分 - 費用50万円:37~52平米
駐車場3台分 - 費用60万円:57~63平米
駐車場4台分
工事面積が狭いほど割高に、広ければ割安になります。
初期費用はかかりますが、一度土間コンにしてしまえば丈夫で長持ちするのでメンテナンスも楽チンです。
私が土間コンクリートを安く工事するための最大のポイントは、「土間コンクリート工事が得意な業者さんに相談すること」だと思っています。
今回お伝えした単価を踏まえて、ぜひお近くの頼りになる業者さんに相談してください。
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