外構の予算が残っていない人に朗報です!
ただ今マイホーム建築中! 建物には、かなりこだわりました。結果、外構にかける予算にもう余裕がありません。極力安く仕上げたいけど、みすぼらしい外観になるのはちょっと…安くてもおしゃれな外構にする、良い方法はありませんか?
せっかく素敵な建物を作ったなら、外構もおしゃれに仕上げたいですよね。
とはいえ、建物づくりに全力を注いだため、外構まで予算が回らないとお困りの方は多いのでは?
本当は気に入らない商品を我慢して採用したり、施工面積を減らしてコストカットしたり。
そんなことをしなくても、ちょっとしたコツを抑えれば、外構工事の費用を安くできるんです!安い工事は、悪い工事ではありません。
今回は、外構工事を安く抑えるテクニックを8つ厳選してご紹介します。
かかるお金は、どれも0円。やり方やマインドを変えるだけでできる、効果バツグンの方法です。
こちらの記事では、街中で実際に見た外構で「これはおしゃれだな」と思った、25個の施工事例を紹介しています。併せて読んでみてください。
元・エクステリア商社マン。外構のマル秘テク教えます
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
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また、私の詳しい経歴を知りたい方は、≫わたしのプロフィールをご参照ください。
1. ハウスメーカーに頼まず、自分で外構業者を探す
建物を作るハウスメーカーさんに、そのまま外構をお願いするケースも多いです。
しかし、外構工事の金額を下げたいなら、外構業者を自分で探すことはマストです。
ハウスメーカーの見積もりには仲介手数料が含まれている
ハウスメーカーさんに外構を頼むと、仲介手数料が入る分、費用が高くなります。
ハウスメーカーはあくまでも建物を作るのが仕事であり、お庭は専門外。下請けの外構業者さんに外注するのが一般的です。
このとき「紹介料」という形で、お客さんの見積もりに一定数のパーセントを上乗せしているんです!
手数料は15~20%が一般的。最高40%という事例も知っています。
見積もりに書いていなくても、「仲介手数料はもらっていない」と断言されても、内包する形で必ず入っています。
ハウスメーカーさんも、営利企業ですからね。
外構工事費用を安くするには、業界の構造について知っておくことが大切です。
なお、外構工事費込みで注文住宅を契約した方でも、住宅ローンではなく外構ローン(リフォームローン)を使えばお得に外構工事ができます。
以下の記事が参考になりますので、併せて読んでみてください。
≫外構ローンの手順やメリットを解説!住宅ローン組んだ後も大丈夫?
依頼先の変更によるコストカット成功例を紹介
参考として、依頼先を変更してコストカットに成功した一例をご紹介します。
以下は、私が実際にいただいた相談内容です。
約35%のコストカットに成功しました。
しかし、外構業者を自分で探すのは大変ですよね。
信頼できる業者を見極めるのが難しいからと、ハウスメーカーに任せて手間を省きたい気持ちもあると思います。
そんな方にオススメなのが、無料の一括見積もりサイトで、相見積もりをして比較すること!
優良業者だけを厳選して紹介しているから、安心して探せます。
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センスの良い外構業者を指名できる
ハウスメーカーさんで外構をお願いすると、業者の指定ができません。
自分で選ぶ場合、以下のような外構業者さんにお願いできます。
- デザインコンテストの受賞歴がある
- 施工実績が豊富
- 尖ったデザインの外構工事ができる
金額が安くなるだけでなく、デザイン性への期待も高まりますね。
2. クローズド外構よりセミクローズ外構を選ぶ
外構スタイルは、大きく分けると3種類あります。
- クローズド外構
- オープン外構
- セミクローズ外構
家の周りに囲いがあるのがクローズド外構、囲いを取り払ったものがオープン外構です。セミクローズ外構は、その中間に位置する外構スタイル。
セミクローズ外構にすれば、工事費を抑えつつ満足度が高い仕上がりを期待できます。
クローズド外構は工事費が高い
クローズド外構は、敷地のすべてを塀やフェンスで囲み、外部の視線を遮れます。
プライバシーが確保され、子供やペットを安心してお庭で遊ばせられるので、需要が高い外構です。
しかし、工事費用が高くなるのがデメリット。外構工事の費用は、作業量と取り付けたエクステリアの多さに比例します。
クローズド外構は、ブロックやフェンス、植栽など、使用するエクステリアが非常に多いです。
オープン外構は安い、しかし後悔する人が多い
クローズド外構の反対が、オープン外構です。敷地の周りに囲いを設けないため、使用するエクステリアが最小限で済みます。
開放的な雰囲気になり、狭い敷地でも広く見せられるのがメリットです。
価格は、クローズド外構より3~5割も安くなります。
予算の問題でオープン外構を選ぶ方も多いですが、実はコレ満足度低め。
建物が丸見えでプライベート感がなく、お家にいてもくつろげないんです。
他人の視線が気になって、後から目隠しを取り付けたり、クローズド外構にリフォームしたりする方も少なくありません。
良いとこどりのセミクローズ外構がオススメ!
そこでオススメするのが、両者の中間の外構スタイルである、セミクローズ外構です。
ちゃんとした定義はなく「オープンでもクローズでもない外構」という認識で構いません。
プライバシーは確保しつつ、費用も控えめ。まさに、両方の良いとこどりの外構です。
- 防犯性
- 通風性
- 陽当たり
- 開放感
- 見た目の良さ
バランスがよくて住み心地が良いため、今、最も多い外構工事の考え方ですね!
3. 初期費用が高くても、駐車場はコンクリートで作る
駐車場は、外構の大きなコスト要因のひとつです。
コンクリートを導入せずに工事費用を抑えようとする方が多いですが、私は推奨しません。
本来なら必要なかったコストが、後々かかるかもしれませんよ。
コンクリートは駐車場に最適な素材
コンクリートで舗装された駐車場は頑丈で、特別なメンテナンスをせずとも半永久的に使用できます。
わだち(車輪の跡)ができず、掃除も簡単なので、ストレスがありません。
初期費用は高めですが、耐久性・メンテナンス性において、他の素材より優秀です。
砂利敷きはデメリットだらけ
駐車場のコンクリートをあきらめ、砂利敷きだけにすれば、確かに初期費用を抑えられます。
ただし、以下のようなデメリットあり。
- タイヤの汚れが道路に移り、近所迷惑になる
- 砂利が飛び散るので掃除が大変
- 定期的に砂利を追加する必要がある
- タイヤがパンクするリスクがある
ご近所付き合いに影響が出たり、手間がかかったりするだけでなく、大切な車が傷つく可能性もあります。
そうなれば、結局お金がかかりますよね。駐車場のコンクリート工事は、ケチらない方が良いです!
恐ろしく安い「オワコン」での対応もアリ
新素材コンクリート「オワコン」なら、駐車場を安く作れます。
オワコンとは、造粒ポーラスコンクリートの商品名。
1平米あたり5,000円くらいで施工できる、とんでもなく安いコンクリートなんです。
駐車場以外に雑草対策として用いるなら、1平米あたり3,000円程度。
土間コンの半分くらいの価格で施工できますよ。
見た目はちょっとイマイチですが、低価格・高耐久・高透水性と3拍子そろっている、最強素材です。
4. 外構フェンスは安く、おしゃれなものを選べる
駐車場に続き、フェンスも外構でコストが大きくかかる工事です。フェンス工事をどのように進めるかで、最終的な費用に大きな差が出てきますよ。
最適な商品と、最適なサイズを選択
工事費(人件費)はどうしても削れないので、フェンスの商品代金を安く抑えて対応するのが得策です。
しかし、単に妥協してグレードを下げるのは後悔のもと。安くても、機能性が高くておしゃれな商品はたくさんあるので、時間をかけて吟味してくださいね。
»2022年保存版:最適なフェンスの選び方×設置方法、この9商品以外選ぶの禁止
また、フェンスのサイズも値段に大きく影響します。
サイズが大きいと、それだけ商品代金が高くなります。小さすぎても、目隠しの役割を果たさず生活の満足度が下がります。
お家にぴったりのサイズを選べれば、無駄のない施工と快適な暮らしが実現できます。
業者さんが得意としている商品を選ぶ
業者さんによって、安く仕入れられるメーカーは異なります。つまり、同じ商品でもどの業者さんに依頼するかで値段が異なるわけです。
依頼先の業者さんが得意なメーカーを教えてもらい、その商品の中から選べば確実にコストを抑えられます。
逆にメーカーを指定したい場合は、そのメーカーを得意としている業者さんを探しましょう。
業者さんが安く仕入れられるフェンスをもとに、見積もりをもらってください。
施主支給という方法もある
施主支給とは、顧客自身で商品を用意する制度のことです。
業者さんがフェンスを用意してくれる場合、商品代金にはもちろん業者さんの利益が上乗せされています。
自分で仕入れれば、商品代金を抑えられます。
ネット通販の発達で、誰でも簡単にエクステリア商品を購入できる時代になりました。
楽天やAmazon、エクスショップなどで商品を購入し、取り付けは業者さんにお任せする。見積もり書の商品代の割合が高ければ高いほど、施主支給は効力を発揮します。
ただし、施主支給にもリスクはあります。事前にメリット・デメリットをよく考えて取り入れることをオススメします。
≫施主支給はこうすればうまくいく!エクステリアのコストカット術
5. 早めに動くが鉄則!時間をかけて検討しよう
外構の検討は、早めの方が良いです。時間をかけてゆっくり検討すれば、値引きポイントを全て網羅できます。
急いては事を仕損じる
「急いては事を仕損じる」は、本質です。何事も焦ると失敗しやすく、やり損ないが出るもの。
時間をかけて考えることで、外構を安くできるポイントを見つけられます。
外構を作りたいと決心したら、
- ショールームへ行く
- 相見積もりを取る
- 打合わせする
など「すぐ動く」ことを意識してください。
庭ファンへのご相談も受け付けていますが、おかげさまでご希望が多くなってきたので、お待ちいただくこともあります。
各業者さんも、見積もりをくれるまではそれなりに時間がかかります。
可能なら、工事の時期を遅らせてでも検討期間を増やしてほしいです。それくらいベストな工事のためには、検討と準備が必要なんです。
外構を検討し始めるタイミングや流れについて、こちらで詳しく解説しています!
≫外構工事はいつまでに始めるのが最適?業界のコワ~イ裏事情も紹介【保存版・外構の教科書】
信頼できる業者に出会えれば、将来的に安上がり
早めに動いてじっくり検討すれば、信頼できる業者さんを見つけやすくなります。
良い業者さんに出会えると、トータルで外構費用を抑えられるんです。
- 工事の質が良く満足できる
- コミュニケーションが取りやすい
- アフターケアがしっかりしている
質の良い施工をしてもらえれば、将来のメンテナンスや修理代が浮きます。
外構に関して困りごとが出た時は、すぐに相談できますよね。
早めに動いて、一生付き合える外構業者さんを見つけることが、将来的なコスト削減につながります。
6. 安易にDIYで安く済ませようとしない
「DIYすればとにかく安上がり!」と思っている方、多いですよね。お気持ちはわかりますが、実は逆にコスパが悪くなっているケースもあるんです。
コストダウンだけが目的のDIYには、思わぬ落とし穴がある
DIYで庭づくりの過程を楽しむなら良いのですが、コストダウンだけが目的のDIYに安易に飛びつくのはやめましょう。
- 電気工事・高所工事は難しくケガをする可能性がある
- 倒壊してご近所さんに迷惑をかける恐れがある
- 失敗して見栄えが悪くなるリスクがある
こういったことが起これば「やっぱりプロに頼んでおけば良かった…」と後悔してしまいますよね。
DIYが向いている作業・向かない作業を知ろう
何でもかんでもDIYで作るのはオススメしませんが、ケガや失敗のリスクが低いDIYなら挑戦する価値アリです!
DIYで費用を抑えたいというニーズにぴったりなのは、以下の5つ。
- ウッドデッキ
- 物置
- フェンス(ブロック積みを含まない)
- 花壇
- 芝生
比較的難易度が低く、DIY初心者でも時間をかければ何とかなります。工事費用がない分、大幅に節約できますね。
上記5つ以外、例えばカーポートやテラス屋根の取り付けなどは、難易度が高く危険がともないます。
7. 床→壁→屋根の予算配分順が一番幸せになれます
限られた予算の中で満足いく外構を作るなら、優先順位をもって進めることが大切。
使ったり触れたりする機会が多い、生活に密着したものから着手するのがセオリーです。「不便だな」と感じる要素が少ないほど、生活上のストレスが減ります。
具体的には、床→壁→屋根の順に作ることを意識しましょう。
床の工事は後からやると値段が上がりがちなので、最初に済ませた方がお得です。
「どうせやるなら、床から」が、鉄則です。
目隠しや屋根は、後付けでも費用は変わりません。
外構工事の優先順位については、こちらで詳しく解説しています。
≫諦めよう!外構工事の費用50万では無理、最低限からの計画的リフォームを
8. 値引き交渉は絶対する!相見積もり書が武器になる
最後に、値引き交渉は必ず行ってください。
やりたがらない方が多いですが、値引きしないと値段は下がりません。
私もそうですが、業者側から自動的に値引きしてあげることなんてしません。
ただ、理由もなく、材料もなく、値引き要望するのは難しいものです。
よほど、トーク力に自信があれば良いのですが、なかなか難しいですよね!
その際、相見積もり書が武器になります!
相見積もり書があることを各業者に伝えれば、勝負価格を打ち出してもらいやすくなるんです。
まとめ:妥協ではなく、事前対策で安くする!
安く外構工事をするためには、製品のグレードを落としたり、施工面積を減らしたりするより大事なことがあります。
外構業界の仕組みについて知り、事前に対策をしておくことで、お金をかけずとも安くできるんです。
最終的に、もっとも効果が高いのは相見積もりです!
最安値で工事してもらえる業者に出会えますし、値引き交渉する時の強力な武器にもなります。
見積もりの内容に不安がある場合は、庭ファンが無料でフォローアップします。
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
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業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
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カンタンな条件を満たしていただければ、私が、「価格のチェック」&「プランの精査」をいたします。
外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
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最後までご覧いただきまして有難うございました!
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