境界フェンスの費用を下げる裏ワザ教えます!
新築を建ててから気付いたこと。「お隣さんとの境界にフェンスがない!しまった!」引っ越しや家電にお金を使ってしまい、ほとんど予算が残っていません…。フェンスを設置したいのですが費用の相場が知りたいです。
防犯や目隠し目的で、多くの場合は隣の家との境界線にフェンスを設置します。
ぶっちゃけ、「境界フェンスよりも、お庭や内装にこだわりたい…」という方も多いはず。
限られた予算の中で、境界フェンスを安く設置したい!
そもそも、お隣の家とどちらがフェンスを設置するか話し合うべき?
そんなお悩みを解消するために、
- 境界フェンス設置にかかる費用の相場
- 費用をゼロ、極限まで下げる裏ワザ
- 費用を削減したくてもやってはいけないこと
について解説します。
外構のプロにお任せ!境界フェンスの費用は下げられます
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境界フェンス設置にかかる費用の相場を解説
境界フェンスの種類は大きく3つに分かれます。
- メッシュフェンス
- 目隠しフェンス
- 木目調フェンス
種類によって特徴や相場価格が異なるので、目的に合ったタイプを選ぶと良いですよ。
フェンスを設置するには、基礎となるブロック塀が必要です。
ブロック塀設置のための追加費用も考えなくてはいけません。
境界専用「メッシュフェンス」で費用削減
境界に設置するフェンスの王道といえば、メッシュフェンスです。
メッシュフェンスの相場は1mあたり6,000~8,000円。
ほかのフェンスと比べて安いので、コストを抑えたい方にピッタリですよ!
私がよく紹介しているのは以下の商品です。
安いからといって、品質が悪いわけではありません。
メッシュフェンスは鉄線で作られているので、大型犬が体当たりしても耐えられるくらいの強度があります。
鉄線には塗料がコーティングされており、錆びにくく耐久性に優れているというメリットもあります。
境界専用フェンスと言っても過言ではないくらい、四拍子揃ったフェンスです。
- 通風性
- 防犯性
- 耐久性
- 低価格
フェンスの選び方やおすすめ商品については、こちらの記事で網羅的に解説しています。
≫おすすめフェンス超まとめ!外構歴16年のプロが教える商品選び・設置・コストカットの秘訣
また、フェンスの費用や工事の注意点については、こちらの記事で種類ごとに解説しています。
≫外構フェンスの費用が丸見え!種類や工事の注意点を11事例で徹底解析!
費用をちょっとプラスして、安くておしゃれな境界フェンス
普通のメッシュフェンスでは味気ないと感じる方もいますよね。
写真のようなおしゃれなメッシュフェンスなら、1mあたり10,000~12,000円が相場です。
メッシュフェンスに少し費用をプラスするだけで、見栄えがグンと良くなりますよ。
そのほか、私がよく紹介しているコスパの良いフェンスはこちらです。
≫安くておしゃれ!最強の外構フェンス厳選TOP6はコレ【費用と理由をプロが徹底解説】
境界の外からの視線を遮るなら「目隠しフェンス」
メッシュフェンスの注意点として、目隠し効果がありません。
外からの視線を遮ってプライバシーを確保したい方は、目隠しフェンスを選んでください。
一般的な目隠しフェンスの相場は、12,000〜17,000円です。
デザインにこだわりたい方には、木目調の高級フェンスがおすすめです。
木目調の相場価格は14,000〜18,000円とお高めですが、めちゃくちゃおしゃれ!
おすすめの目隠しフェンスについては、こちらの記事で解説しています。
≫かっこいい&オシャレすぎる、秀逸目隠しフェンス10選【これで、お家は完璧!】
フェンスだけじゃなくてブロックも必要
境界にフェンスを設置する場合、基本的にはブロック塀の上にフェンスを取り付けます。
隣の家との境界線にブロックが設置されておらず、
- コンクリートで簡易的に仕切られている
- 土のまま
といった状態であれば、ブロック塀を設置しなければなりません。
ブロック塀の設置費用は、1mあたり10,000~13,500円が相場です。
ブロックを積む段数や、選ぶ商品によって費用は変動します。
別の記事でブロック塀の費用について解説しているので、参考にしてください。
≫ブロック塀の価格・費用はどれぐらい?【相場がわかるシミュレーター付き】
おすすめのブロック塀についてはこちらです。
≫2023年おしゃれ化粧ブロックのベスト24!相場価格や種類を徹底解説!
境界フェンス費用をゼロまたは極限まで下げる裏ワザ
ここまでの相場を見て、「意外と高い!予算オーバーだよ…」と思った方もいらっしゃいますよね。
そこで、境界フェンスの費用をゼロor極限まで下げるための裏ワザを伝授します!
裏側や側面の境界フェンスは安いものにする
外構の費用を下げたいと相談にいただいたときに真っ先に手を付ける場所、チェックする場所は境界のフェンスです。
フェンスは、人からよく見られる「道路側」と自分と隣家しか見ない「裏側・側面」でフェンスの種類を変えることで、費用を削減できます。
- 道路面:見栄えの良い、少し高価なフェンス
- 裏側や側面:安いフェンス
たとえば人から見られる道路側には目隠しフェンスを設置して、自分やお隣さんしか見ない裏側は安価なメッシュフェンスにするなど。
敷地すべて同じフェンスを使わなければいけない、ということはありません。
フェンスが低いと簡単に乗り越えられたり、転落したりする恐れがあります。
安全性を確保するために、仕上がりの高さは110cm以上にしてください。
110cmは、建築基準法でバルコニーの転落防止ラインとして定められている高さです。
境界フェンスとブロック塀を上手く組み合わせる
多くの場合は、ブロック塀とフェンスを組み合わせて設置します。
フェンスを高くするとそれだけコストも上がるため、ブロック塀+フェンスの高さは120cmが最適です。
見た目のバランスが良いのは「ブロック3段(40cm)+フェンス80cm」です。
ただし、境界フェンスの費用を最も安くできる組み合わせとしては、「ブロック1段(20cm)+メッシュフェンス100cm」をおすすめしています。
境界フェンス費用を実質ゼロに!相手に設置をお任せする
境界フェンスの設置を、お隣さんに任せる方法もあります。
法律的なことをいうと、隣の住宅敷地と高低差がある場合は、敷地の高い側に境界ブロックを設置する義務があります。
止水義務といって、低い土地に雨水が流れて地盤が緩んだりしないように、水や土砂が流れるのを敷地が高い方の人が防ぐ必要があるんです。
敷地が平地の場合は、あとから引っ越してきた人が設置するのが通例です。
とはいえ、引っ越し時期が同じくらいだと、どちらが設置するかお見合いすることがあります。
相手が設置するのを待つか、どちらが設置するか相談するのも一つの手段です。
作業スペースに問題がなければ、あとから境界フェンスの工事をしても費用はそこまで変わりません。
敷地を購入する際に「相手側にフェンスがある土地を狙う!」というツワモノもいます。
境界フェンスを設置せず、ブロック塀だけにする
フェンスを設置せず、ブロック塀だけにしておくのもアリです。
「今すぐは必要ないけど、将来的にはフェンスをつけるかも…」という方に、おすすめの方法です。
ブロックにフェンス柱を設置するための穴を空けておくと、将来フェンスを取り付けるときに便利ですよ。
柱穴を空ける工事の費用は、1ヶ所3,000円くらいです。
少しお値段は張りますが、事前に柱穴を開けておけば追加費用なく境界フェンスを付けられます。
柱穴を空けることを「コア抜き工事」といいます。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
≫コア抜き工事ってなんだ?しかも、なんでこんなに費用が高いんだ?
フェンスをDIYで設置すれば、さらに費用を抑えることができちゃいます!
≫フェンスだけ買って安くDIYするか、プロの外構業者に依頼するかどっち?
ブロックも、フェンスも設置しないという究極の裏ワザがあります!
それは「民地石(みんちいし)」という縁石だけで済ませる方法です。
よく道路と歩道の境界に設置してある、細い棒状のコンクリートです。
地面に埋め込んでいるだけなので、ブロック塀のように基礎をつくる必要がなく、工事費用を抑えられます。
民地石の価格自体も、1つ1,000円程度と非常に安いですよ。
お隣さんとの距離が近い場合、民地石だけでは落ち着かないかもしれません。
隣家が身内、あるいは畑や駐車場などの空き地の場合は、民地石を検討してみてください。
すぐに撤去できるので、フェンスを検討している間、一時的に設置する境界としても便利ですよ。
境界フェンスの費用を削減したくても、これだけはNG
私の15年の経験則として、境界フェンスを設置するときに絶対やってはいけないことが3つあります。
なぜなら、隣人トラブルに発展する可能性が高いから。
今は良くても、将来かなーーり痛い目をみるケースがあるので注意してください。
注意1:境界フェンスの代わりに生け垣で目隠しをつくる
境界付近に生け垣を設置するのはおすすめしません。
目隠しになるような植栽は、密度が濃い傾向にあり成長が早いです。
そのため年に2回くらい剪定が必要になります。
自分の敷地側は剪定できますが、相手側のメンテナンスは相手任せになってしまいますよね?
相手に負担を掛けることは避けたいです…。
剪定させてもらうとしても、毎回お声掛けが必要なのでお互いにストレスです。
注意2:お隣さんの事前承諾なく、いきなり着工する
法律的には、自分の敷地内にブロック塀やフェンスを設置するのは自由です。
お隣さんに承諾を得る義務はありませんが、事前に相談しておくことを強くおすすめします!
説明もなく着工してしまうと、工事の騒音で迷惑を掛けてしまいます。
年に数回は、隣人からクレームがきて工事がストップになる事例の相談をいただきます…。
さらに、フェンス設置後に「日当たりが悪くなった」「圧迫感を感じる…」といったクレームを受ける可能性があります。
原因は、コミュニケーション不足からくるものがほとんどです。
口頭で構いませんので、次のような項目を伝えておくと良いです。
- 施工の日程
- 設置場所
- フェンスの高さ
注意3:境界中央にブロック塀を積み、費用を折半する
一番やってはいけないのが、境界の中央にブロック塀を設置して、費用をお隣さんと折半することです。
「設置費用が半額になってラッキー!」と思う人が多いのですが、将来的に、非常に重たいトラブルに発展する可能性があります。
お隣さんの状況が今後10年で変わらない保証はありません。
- 引っ越し
- 離婚
- 相続
- 認知症
などなど。想像しただけで嫌だ…。
このような状況で、ブロック塀・フェンスを撤去することになった場合が問題です。
解体費用をどちらが負担するのか、隣人と揉めるケースが後を絶ちません。
業界経験15年以上、胃に穴が空きそうになったり、ハゲそうになったりする案件はだいたい隣地境界問題です。
今はお互い納得していても、多くの場合は子どもや孫の代にトラブルが発生します。
自分の大切な人に、負の財産を背負わせるのは避けたいですよね…。
費用折半はマジでやめておいたほうが良いです。(2回目)
まとめ:境界フェンスの費用は、業者によって変わる
境界フェンスの費用相場は、商品の種類によって異なります。
安く済ませたいなら、メッシュフェンスがおすすめです。
究極、設置費用をゼロにしたい方は、お隣さんに設置を任せるという方法もありますよ。
ただし、境界フェンスの設置は隣人トラブルに発展しやすいので要注意!
少しでも不安なことがあれば、庭ファンまでお気軽にお問合せください。
フェンスの設置にかかる費用は、選ぶ商品や業者さんによって変わります。
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