フェンス施工はDIYか業者、どっちがいいの?
お隣さんとの境界線だけフェンスがないので取り付けたいです。でも、業者にお願いするとお金もかかるしDIYできるなら挑戦したい…ただ、自分でできるか分からないので教えてもらえませんか?
お家にフェンスを設置するとき、どのくらいの費用がかかるか気になりますよね?
ただし、ブロック積みはかなり難しいので、フェンス工事とブロック積みは切り分けて考えてください。
私なりに設置方法と商品の観点からDIYすべきか判断基準をご紹介します。
正直、予算削減だけを目的にすると後悔する可能性があるため、しっかりと見極めてくださいね。
元・エクステリア商社マン。外構フェンスのプロ!
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
日本全国のありとあらゆる外構資材・エクステリア商品を集め、プロの業者様向けにも卸売販売の経験があります。その年商100億を超える会社で、資材調達の責任者をやっていました。
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フェンス工事をDIYするか外構業者に依頼するか?
フェンスは非常にDIYしやすい商品です。
そもそも、ブロック積み自体が分からない人は、フェンスのプロにお任せしてください。
設置方法と商品の観点から「DIYすべきか」をご紹介しますね。
フェンス設置をDIYするメリット
フェンスをDIYで設置するメリットは2つあります。
- 1m当たり3,000円~6,000円のコストカットが見込める
- 見た目がぐっと変わるから楽しい!
フェンス設置を業者に依頼するメリット
業者さんに依頼するメリットは、以下の3つです。
- 設置に伴う、細かい計算が要らない
- 保証付きで工事をしてもらえる
- DIYに自信がなければ、業者に依頼すべし
業者さんに依頼すれば
- 柱の本数
- 部品の個数
- 強度の配慮
など、正直細かい計算を自分でしなくてよいので、まるっとお任せできます。
キレイに仕上がるのはもちろんですが、多くの業者さんは保証付きで工事してもらえます。
DIYをする場合、不具合があったときにすべて自分で責任を負います。
その分、コストカットができるので、メリット・デメリットを考えて選択してください。
「そもそも、DIYに自信が無い」という方は、最初から業者さんに依頼するのが無難です。
DIYに向いているのは加工が不要な外構フェンスキット
DIYに向いているフェンスと向いていないフェンスがあります。
DIYに向いているのは、いわゆるアルミエクステリアメーカーさんが販売している通常のアルミフェンスです。
フェンスキットのようになっていて、柱とパネルをパチン固定するだけで完了です。
一方、DIYに向いていないのは樹脂フェンスです。
樹脂フェンスは、柱と板と固定用のビスがバラバラに届くので現地で組み立てが必要です。
ちょっとの歪みも許されないので、DIYするならアルミフェンスがオススメ。
取り付けが不安な方は、事前にショップさんへ「取付説明書をほしい」といえば、見積書と一緒に送ってもらえます。
ぶっちゃけ、柱の固定さえすれば、プラスドライバー1本で取り付けできますよ。
DIYにおすすめのフェンス
フェンスをDIYするなら、私がいつもおすすめしている商品があります。
- 強くて、とにかく安い!メッシュフェンス
- しっかりとシャットアウト!目隠しフェンス
- おしゃれで買い求めやすい!木目調フェンス
それでは順番にご紹介しましょう。
強くて、とにかく安い!メッシュフェンス
LIXILさんの「ハイグリットフェンスUF8型」は10円単位でも安くしたい方におすすめです。
YKKAPさんの「イーネットフェンスF3型」は、1メーターあたりの単価が数十円安いのが特徴。
三協アルミさんのユメッシュシリーズで選ぶなら「E型」がおすすめ!
見た目は厳密に言うと若干違いますが、強度はほとんど変わりません。
しっかりとシャットアウト!目隠しフェンス
LIXILさんの「フェンスAB YL 3型」は、1型~3型まであります。
YKKAPさんの「シンプレオフェンス 13F型」は、通風性能で壊れにくいという特徴があります。
三協アルミさんの「レジリアフェンス YL 1型」は、基本的にはルーバータイプがおすすめです!
ただし、室外機の風を塞いだり、道路の防音をしたりする場合は、目隠しタイプが良いでしょう。
おしゃれで買い求めやすい!木目調フェンス
LIXILさんの「フェンスAB YS3型」は、表も裏も木目調になっているのが大きな特徴です。
他社にも同じコスパモデルがありますが、唯一、両面が木目になっています。
YKKAPさんの「ルシアスフェンス F04型」もコスパが良いんです。
こちらは裏面がアルミになっています。
三協アルミさんの「シャトレナフェンスII 1型」は、おしゃれな木目調フェンスがほしくて、コストをかけたくない人に最適です!
DIYにおすすめのフェンスについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
≫2022年保存版:最適なフェンスの選び方×設置方法、この9商品以外選ぶの禁止です
プロがDIYを推奨する場所と方法
プロから見て、DIYの設置を推奨する場所・方法が4つあります。
- トータルで120cm以下の背の低いフェンス
- ブロックに柱穴が開いている
- 独立基礎で設置を予定している
- 過去にDIY経験あり、道具があって追加購入が必要ない
1つ目は、高さ制限についてです。
ブロック塀を含めて、トータルで120cm以下の背の低いフェンスがおすすめ。
2つ目は、フェンスが設置できるように、ブロックにあらかじめ柱穴が開いている状態です。
ブロックの上がモルタルで埋まっている状態だと穴あけをしなくてはいけません。
3つ目は、独立基礎で設置を予定している場合、比較的失敗が少なく、手直しもしやすい特徴があります。
4つ目は、過去にDIY経験があり、道具があって追加購入が必要ないというのもおすすめです。
プロがDIYで推奨しない場所と方法
逆にプロの目から見て、DIYを推奨しない場所と方法があります。
- 隣家との境界ブロックに手を加える場合
- トータル180cm以上の背の高いフェンスを設置したい場合
- メーター数が10mを超えるとき
- フェンスの長さをカットしないといけないとき
1つ目は、隣家との境界ブロックに手を加える場合です。
万が一、ブロックを倒してしまった場合、お隣さんにご迷惑をおかけする可能性があるのでおすすめしません。
2つ目は、トータルの高さが180cm以上の高いフェンスを設置したい場合。
高くなるほど、風の影響を受けるため、強度をしっかり配慮しなくてはいけません。
3つ目は、長さが10mを超えるとき、単純に大変です。
また人間の目は、非常に繊細で優れたセンサーを持っています。
なので、いきなり全部設置するのではなく、一番短い部分から順番に練習しましょう。
4つ目は、フェンスの長さをカットするときはかなり大変です。
朗報!フェンスキットはカットせずにDIYできる
一般的なフェンスは横幅2mもしくは1mで商品化されています。
設置箇所にぴったり収まれば良いのですが、よくある5.6mパターンでは40cm分をカットしないといけません。
このフェンスカットの仕方が分からなくて、諦めている方が多いのですがじつは裏技があります。
注文時に2mのフェンスを1.6mにあらかじめ言っておけば、カットしてもらえます。
「イージーオーダー」は、YKKAPさん以外は対応しています。
LIXILさん、三協アルミさん、四国化成さん、タカショーさんは最後の1枚だけ希望サイズに工場でカットしてもらって注文が可能です。
別途カット料金は必要ですが、失敗しない&工具は要らないのでDIYのメリットは非常に大きい。
ヤバイ!圧倒的に安い「目隠しアルミフェンス」とは?
さらにDIYをされる方に朗報です。
私のブログでは何度も紹介していますが、エクスショップさんの「ミエーネフェンス」です。
私も大好きなルーバーフェンスで、施工してもらうのもDIYするにも最高の価格。
目隠しの後付けは独立基礎を推奨
目隠しフェンスのあと付けは、独立基礎を推奨します。
束石(つかいし)と呼ばれるフェンスの基礎石を、ホームセンターで購入して地面に埋めます。
通常の柱よりも長いのですが、フェンスの本体(パネル)は同じものを使っています。
詳しいやり方は、こちらの記事でも紹介しています。
≫フェンスの”独立基礎石”ってどれくらいの大きさが必要?高さや価格も合わせて解説!
フェンスの取り付けは柱がすべて
フェンスの取り付けは、本当に柱がすべてです。
まずフェンスの柱を取り付けるためには、まっすぐにラインを出すための水糸を貼ります。
つぎにブロック穴にモルタルを詰めて固定します。
このとき、フェンスには水抜きのための穴が開いているのですが、この水抜き穴を塞がないようにしてください。
フェンスの柱が固まってから、フェンスをパチンと取り付けます。
かっこいい目隠しフェンスはDIYしてもかっこいい!
そもそも見た目の問題として、DIYしてもプロにつけてもらっても見た目は同じです。
そのため、見た目をよくするためにかっこいいフェンスを選ぶ必要があります。
- 風に強い目隠しフェンスは、四国化成のフェンス
- 中から見えて外から見えないフェンス
- デザインかっこいい目隠しフェンス
かっこいい目隠しフェンスについては、こちらの記事で紹介しています。
≫外構でおしゃれな目隠しが欲しいあなたへ。絶対に見るべき商品21選【フェンス以外もあり】
非推奨:置くだけDIYフェンスは危険です
置くだけフェンスや地面に指すだけのフェンスは正直、プロの目から見ると固定が甘い!
バーベキューをするときやワンちゃんを外に出して遊ばせるとき、一時的に置く場合は問題ありません。
また100cmぐらいの高さであれば良いのですが、恒久的に置くのは危険です。
ホームセンターさんで売られている置くだけフェンスも「強風時は収納してください」と必ず記載があります。
DIYだとプロに相談できず、基礎束石を決められない!
フェンスに使う基礎石のサイズは、フェンスの高さ・風の受け具合によって変わります。
通風性のあるメッシュフェンスの場合は、18cm~20cm角のフェンス基礎で十分です。
目隠し性のあるフェンスの場合は、23cm~25cm角のフェンス基礎を使ってください。
地面が柔らかい場合、もしくは2.2m超えのフェンスの場合は、30cm角~のフェンス基礎を使うと良いでしょう。
独立基礎のサイズの決め方についてわからない方は、こちらの記事を参考にしてください。
≫フェンスの”独立基礎石”ってどれくらいの大きさが必要?高さや価格も合わせて解説!
風に強い目隠しフェンスを付けたとしても、基礎がちゃんとしているのが前提です。
倒れないウッドフェンスが欲しい場合は、フェンスと基礎の両軸で対策をしてくださいね。
最後に、フェンスを設置するときの落とし穴があるので注文前にチェックしてポイントを体験談を交えて紹介しているので、念押しにどうぞ!
費用だけではダメ!後悔なくDIYフェンスを作ろう
フェンスはDIYしやすい商品なので、丸のこのような特殊な工具は必要ありません。
今回は設置方法と商品の両面からみて「DIYすべきフェンス」を紹介しました。
予算削減だけを目的にすると後悔する可能性があるので、しっかり見極めをしてください。
業者さんによって、フェンス工事の単価や割引率が違います。
相見積もりを取って、その上でDIYするのかプロに任せるか判断してください。
あなたが納得いく方法を選んで、すてきなフェンスライフを送ってくださいね。
無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
外構・エクステリア商品は人生でも、購入することもほとんどありません。
しかも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
そんなあなたに最強のテクニックをご紹介します。(乱用厳禁です。)
実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
「「○○(カーポートなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」」
「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、複数の業者さんに問い合わせてください。
この質問を投げかけて比較見積もりをすることが≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても、品質は同じです。
そんないくつも業者さんを探して、つどつど問い合わせるのも面倒だという方は、無料で優良業者さんを簡単に検索できるサービスがありますので、ぜひご利用ください。
≫(無料)外構相談比較ランキングを見て優良業者さんを紹介してもらう
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
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業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
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