フェンス施工はDIYか業者、どっちがいいの?
お隣さんとの境界に目隠し用にフェンスを取り付けたいです。でも、業者にお願いするとお金もかかるしDIYできるなら挑戦したい…ただ、自分でできるか分からないので教えてもらえませんか?
お家にフェンスを設置するとき、どのくらいの費用がかかるか気になりますよね?
ただし、ブロック積みはかなり難しいので、フェンス工事とブロック積みは切り分けて考えてください。
私なりに設置方法と商品の観点からDIYすべきか判断基準をご紹介します。
正直、予算削減だけを目的にすると後悔する可能性があるため、しっかりと見極めてくださいね。
ホームセンターさんに後付フェンスを依頼するより、直接外構業者さんに相談したほうが安く、提案ももらえます。
外構業者に頼む場合、フェンスの工事費用や注意点については、こちらの記事で種類ごとに解説しています。
≫外構フェンスの費用が丸見え!種類や工事の注意点を11事例で徹底解説!
元・エクステリア商社マン。外構フェンスのプロ!

はじめまして、庭ファンと申します。
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絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
また、私の詳しい経歴を知りたい方は、≫わたしのプロフィールをご参照ください。
フェンス工事をDIYするか外構業者に依頼するか?
フェンスはホームセンターなどでも購入しやすく、非常にDIYしやすい商品です。
そもそも、ブロック積み自体が分からない人は、フェンスのプロにお任せしてください。
設置方法と商品の観点から「DIYすべきか」をご紹介しますね。
フェンス設置をDIYするメリット
フェンスをDIYで設置するメリットは2つあります。
- 1m当たり3,000円~6,000円のコストカットが見込める
- 見た目がぐっと変わるから楽しい!
各メーカーさんの取扱商品は、デザインも機能もさまざま。
他にもより安い商品として、ホームセンター製のフェンスもあります。
フェンス設置を業者に依頼するメリット
業者さんに依頼するメリットは、以下の3つです。
- 設置に伴う、細かい計算が要らない
- 保証付きで工事をしてもらえる
- DIYに自信がなければ、業者に依頼すべし
業者さんに依頼すれば
- 柱の本数
- 部品の個数
- 強度の配慮
など、正直細かい計算を自分でしなくてよいので、まるっとお任せできます。
キレイに仕上がるのはもちろんですが、多くの業者さんは保証付きで工事してもらえます。
DIYをする場合、不具合があったときにすべて自分で責任を負います。
その分、コストカットができるので、メリット・デメリットを考えて選択してください。
「そもそも、DIYに自信が無い」という方は、最初から業者さんに依頼するのが無難です。
プロがDIYを推奨する場所、しない場所
やってみたいけど…DIYの難易度がわからないという方向けに過去にもフェンスを多数工事してきた私が難易度別に紹介します。
プロから見て、DIYの設置を推奨する場所・方法
- トータルで120cm以下の背の低いフェンス
- ブロックに柱穴が開いている
- 独立基礎で設置を予定している
- 過去にDIY経験あり、道具があって追加購入が必要ない
1つ目は、高さ制限についてです。
ブロック塀を含めて、トータルで120cm以下の背の低いフェンスがおすすめ。
フェンスの最適な高さがわからないという方は、下記の記事をご覧ください。
2つ目は、フェンスが設置できるように、ブロックにあらかじめ柱穴が開いている状態です。
ブロックの上がモルタルで埋まっている状態だと穴あけをしなくてはいけません。
3つ目は、独立基礎で設置を予定している場合、比較的失敗が少なく、手直しもしやすい特徴があります。
4つ目は、過去にDIY経験があり、道具があって追加購入が必要ないというのもおすすめです。
プロがDIYで推奨しない場所と方法
逆にプロの目から見て、DIYを推奨しない場所と方法があります。
- 隣家との境界ブロックに手を加える場合
- トータル180cm以上の背の高いフェンスを設置したい場合
- メーター数が10mを超えるとき
- フェンスの長さをカットしないといけないとき
1つ目は、隣家との境界ブロックに手を加える場合です。
万が一、ブロックを倒してしまった場合、お隣さんにご迷惑をおかけする可能性があるのでおすすめしません。
2つ目は、トータルの高さが180cm以上の高いフェンスを設置したい場合。
高くなるほど、風の影響を受けるため、強度をしっかり配慮しなくてはいけません。
3つ目は、長さが10mを超えるとき、単純に大変です。
また人間の目は、非常に繊細で優れたセンサーを持っています。
なので、いきなり全部設置するのではなく、一番短い部分から順番に練習しましょう。
4つ目は、フェンスの長さをカットするときはかなり大変です。
目隠しの後付けは独立基礎を推奨
目隠しフェンスの後付けは、独立基礎を推奨します。
束石(つかいし)と呼ばれるフェンスの基礎石を、ホームセンターで購入して地面に埋めます。
通常の柱よりも長いのですが、フェンスの本体(パネル)は同じものを使っています。
詳しいやり方は、こちらの記事でも紹介しています。
≫フェンスの”独立基礎石”ってどれくらいの大きさが必要?高さや価格も合わせて解説!
フェンスの取り付けは柱がすべて
フェンスの取り付けは、本当に柱がすべてです。
まずフェンスの柱を取り付けるためには、まっすぐにラインを出すための水糸を貼ります。
その後、ブロック穴にモルタルを詰めて固定します。
このとき、フェンスには水抜きのための穴が開いているのですが、この水抜き穴を塞がないようにしてください。
フェンスの柱が固まった後、フェンスをパチンと取り付けます。
かっこいい目隠しフェンスはDIYしてもかっこいい!
そもそも見た目の問題として、DIYしてもプロにつけてもらっても見た目は同じです。
そのため、見た目をよくするためにかっこいいフェンスを選ぶ必要があります。
- 風に強い目隠しフェンスは、四国化成のフェンス
- 中から見えて外から見えないフェンス
- デザインかっこいい目隠しフェンス
かっこいい目隠しフェンスについては、こちらの記事で紹介しています。
≫外構でおしゃれな目隠しが欲しいあなたへ。絶対に見るべき商品21選【フェンス以外もあり】
≫かっこいい&オシャレすぎる、秀逸目隠しフェンス10選【これで、お家は完璧!】
DIYに向いているのは加工が不要な外構フェンスキット
DIYに向いているフェンスと向いていないフェンスがあります。
DIYに向いているのは、いわゆるアルミエクステリアメーカーさんが販売している通常のアルミフェンスです。
フェンスキットのようになっていて、柱とパネルをパチン固定するだけで完了です。
一方、DIYに向いていないのは樹脂フェンスです。
樹脂フェンスは、柱と板と固定用のビスがバラバラに届くので現地で組み立てが必要です。
ちょっとの歪みも許されないので、DIYするならアルミフェンスがオススメ。
取り付けが不安な方は、事前にショップさんへ「取付説明書をほしい」といえば、見積書と一緒に送ってもらえます。
ぶっちゃけ、柱の固定さえすれば、プラスドライバー1本で取り付けできますよ。
DIYにおすすめのフェンス
フェンスをDIYするなら、私がいつもおすすめしている商品があります。
- 強くて、とにかく安い!メッシュフェンス
- しっかりとシャットアウト!目隠しフェンス
- おしゃれで買い求めやすい!木目調フェンス
それでは順番にご紹介しましょう。
強くて、とにかく安い!メッシュフェンス
LIXILさんの「ハイグリットフェンスUF8型」は10円単位でも安くしたい方におすすめです。
YKKAPさんの「イーネットフェンスF3型」は、1メーターあたりの単価が数十円安いのが特徴。
三協アルミさんのユメッシュシリーズで選ぶなら「E型」がおすすめ!
見た目は厳密に言うと若干違いますが、強度はほとんど変わりません。
しっかりとシャットアウト!目隠しフェンス
LIXILさんの「フェンスAB YL 3型」は、1型~3型まであります。
目隠し効果がありつつ、通気性も確保したルーバーフェンスです。
YKKAPさんの「シンプレオフェンス 13F型」は、ルーバー調の目隠しフェンスです。
通風性能で壊れにくいという特徴があります。
三協アルミさんの「レジリアフェンス YL 1型」は、基本的にはルーバータイプがおすすめです!
ただし、室外機の風を塞いだり、道路の防音をしたりする場合は、目隠しタイプが良いでしょう。
その他の目隠しフェンスについて、下記の記事でも紹介しています。
≫外構の目隠しフェンス費用は商品で大きく変わる【メーカー比較】
≫モダンでかっこいい目隠しフェンス11選!商品名・価格・カラー、安く設置するコツも紹介!
おしゃれで買い求めやすい!木目調フェンス
LIXILさんの「フェンスAB YS3型」は、表も裏も木目調になっているのが大きな特徴です。
他社にも同じコスパモデルがありますが、唯一、両面が木目になっています。
YKKAPさんの「ルシアスフェンス F04型」もコスパが良いんです。
こちらは裏面がアルミになっています。
三協アルミさんの「シャトレナフェンスII 1型」は、おしゃれな木目調フェンスがほしくて、コストをかけたくない人に最適です!
DIYにおすすめのフェンスについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
≫2022年保存版:最適なフェンスの選び方×設置方法、この9商品以外選ぶの禁止です
ヤバイ!圧倒的に安い「目隠しアルミフェンス」とは?
さらにDIYをされる方に朗報です。
私のブログでは何度も紹介していますが、エクスショップさんの「ミエーネフェンス」です。
私も大好きなルーバーフェンスで、施工してもらうのもDIYするにも最高の価格。
非推奨:置くだけDIYフェンスは危険です
置くだけフェンスや地面に指すだけのフェンスは正直、プロの目から見ると固定が甘い!
バーベキューをするときやワンちゃんを外に出して遊ばせるときに一時的に置き、後でしまう場合は問題ありません。
また100cmぐらいの高さであれば良いのですが、恒久的に置くのは危険です。
ホームセンターさんで売られている置くだけフェンスも「強風時は収納してください」と必ず記載があります。
置くだけ目隠しフェンスのリスクや注意点をこちらの記事でも紹介しています。
≫マジで、置くだけの目隠しフェンスはやめておけ!リスクや注意点も解説します
ちなみに、お庭の目隠しだけならフェンス以外でも対策できます。こちらもご参考に!
≫庭の目隠しに有効なアイデア9選!【まだフェンスだけと思っているの?】
朗報!フェンスキットはカットせずにDIYできる
一般的なフェンスは横幅2mもしくは1mで商品化されています。
設置箇所にぴったり収まれば良いのですが、よくある5.6mパターンでは40cm分をカットしないといけません。
このフェンスカットの仕方が分からなくて、諦めている方が多いのですがじつは裏技があります。
注文時に2mのフェンスを1.6mにあらかじめ言っておけば、カットしてもらえます。
「イージーオーダー」は、YKKAPさん以外は対応しています。
LIXILさん、三協アルミさん、四国化成さん、タカショーさんは最後の1枚だけ希望サイズに工場でカットしてもらって注文が可能です。
別途カット料金は必要ですが、失敗しない&工具は要らないのでDIYのメリットは非常に大きい。
DIYだとプロに相談できず、基礎束石を決められない!
フェンスに使う基礎石のサイズは、フェンスの高さ・風の受け具合によって変わります。
通風性のあるメッシュフェンスの場合は、18cm~20cm角のフェンス基礎で十分です。
目隠し性のあるフェンスの場合は、23cm~25cm角のフェンス基礎を使ってください。
地面が柔らかい場合、もしくは2.2m超えのフェンスの場合は、30cm角~のフェンス基礎を使うと良いでしょう。
独立基礎のサイズの決め方についてわからない方は、こちらの記事を参考にしてください。
≫フェンスの”独立基礎石”ってどれくらいの大きさが必要?高さや価格も合わせて解説!
風に強い目隠しフェンスを付けたとしても、基礎がちゃんとしているのが前提です。
倒れないウッドフェンスが欲しい場合は、フェンスと基礎の両軸で対策をしてくださいね。
最後に、フェンスを設置するときの落とし穴があるので注文前にチェックしてポイントを体験談を交えて紹介しているので、念押しにどうぞ!
費用だけではダメ!後悔なくDIYフェンスを作ろう
フェンスはDIYしやすい商品なので、丸のこのような特殊な工具は必要ありません。
今回は設置方法と商品の両面からみて「DIYすべきフェンス」を紹介しました。
予算削減だけを目的にすると後悔する可能性があるので、しっかり見極めをしてください。
業者さんによって、フェンス工事の単価や割引率が違います。
相見積もりを取って、その後でDIYするのかプロに任せるか判断してください。
あなたが納得いく方法を選んで、すてきなフェンスライフを送ってくださいね。
外構を安くするためのお得な情報があります!
いかがでしたでしょうか?
庭ファンの過去の経験や考えていることを全部出し切って紹介しました。
外構を検討している、すべてのひとに応援したくコンテンツを配信しています!
外構工事は、そのお家によって、訪問する業者さんによって値段が大きく変わるので、庭ファンは3社以上から見積もりをもらうことを推奨しています。
その相見積もりは、ただの金額が比較できるだけじゃなくて…実は、その後の値下げの材料の武器になります!
見積書は、1社では何もわからない…
でも、2社の見積もりがあれば、どっちが良いか。
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まったく同じ商品でも業者によって何万円も差があることもよくあるし、
相見積もりを取らないと、価格が安くなることにすら気がつけず、知らないと損するかもしれません。
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